2026年10月31日時点
2026年10月23日、読売ジャイアンツは球団OBの松井秀喜氏が新監督に就任すると発表した。
背番号は90番、契約期間は3年間。巨人の現役選手としてプレーした2002年以来、24年ぶりにユニホームを着てチームを率いることになった。
就任要請から正式発表まで就任の経緯について、山口寿一オーナーは10月23日の会見で説明している。
球団側はレギュラーシーズン終了後に松井氏へ監督就任を要請し、およそ1週間後に受諾の返答を得たという。
山口オーナーが強調したのは、チームの立て直しだった。
2026年シーズンを球団にとって危機の年と位置づけ、強い巨人を取り戻すために松井氏へ指揮を託したと説明した。
松井新監督自身も会見で、就任を引き受ける際には悩んだと明かしている。そのうえで、今後のジャイアンツの力になりたいという決意を示した。
背番号90に込められた意味背番号90は、松井氏にとって特別な意味を持つ番号だ。
恩師である長嶋茂雄氏が初めて巨人の監督に就任した際に着けていた背番号でもある。
松井氏は現役時代、長嶋監督の指導を受けて成長した。今回の監督就任は、単なるOBの現場復帰ではなく、巨人の歴史や伝統を引き継ぐ意味合いも持つ。
就任会見では、チームの原点に立ち返り、選手、コーチ、球団が知恵を出し合って成長できる環境をつくる考えを語った。
松井体制で求められる改革注目したいのは、松井監督がどのような野球を実現するかという点だ。
巨人は2026年にリーグ2位でシーズンを終えたものの、クライマックスシリーズではファーストステージ敗退となった。
単純に選手の実績や知名度を集めるだけでは、来季の優勝は保証されない。
必要なのは、攻撃力、守備力、選手育成の各部門を連動させることだ。今回のコーチ人事には、そうした組織面の再構築という狙いが見える。
【高橋由伸ヘッドコーチ・清水打撃チーフ】2002年の日本一経験者が再集結

10月30日、巨人は2027年シーズンのコーチングスタッフを発表した。
大きな注目を集めたのは、高橋由伸氏と清水隆行氏の復帰だ。
松井監督とともに2002年の日本一を経験した2人が、今度は指導者としてチームを支える。
高橋由伸氏がヘッドコーチに就任高橋由伸氏は、現役時代に巨人の中心選手として活躍し、2016年から2018年まで監督を務めた人物だ。
今回の就任では、単なる監督経験者の復帰以上に、組織全体を統括する役割が注目される。
球団の説明によると、来季は一軍に再びヘッドコーチを配置し、高橋氏が各部門の責任者をまとめる。
主な目的は次の2つだ。
- 得点力の向上
- 失点の抑制
打撃、投手、守備、バッテリーなど、それぞれの専門部門を連携させる役割を担う。
清水隆行氏は打撃チーフコーチ清水隆行氏は、現役時代に巨人の外野手として活躍したOBだ。
2002年の日本一にも貢献し、当時は打線の重要な存在だった。
今回の役職は打撃チーフコーチ。松井監督と高橋ヘッドコーチの方針を、実際の攻撃面の指導に落とし込むことが期待される。
打撃指導で注目したいのは、単純な長打力だけではない。
- 得点圏での対応力
- 出塁率の改善
- チームとしての得点パターン
- 相手投手に応じた打席での判断
- 若手打者の育成
こうした要素をどう改善するかが、2027年シーズンの評価ポイントになる。
新体制の注目スタッフ| 役職 | 氏名 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 一軍監督 | 松井秀喜 | チーム全体の指揮 |
| ヘッドコーチ | 高橋由伸 | 各部門の統括 |
| 打撃チーフ | 清水隆行 | 打撃部門の指導 |
| ディフェンスチーフ | 川相昌弘 | 守備部門の統括 |
| 投手チーフ | 杉内俊哉 | 投手部門の指導 |
| 投手コーチ | 内海哲也 | 投手の育成・指導 |
| バッテリーチーフ | 村田善則 | 捕手・バッテリー部門 |
このほか、二軍監督には会田有志氏、三軍監督には高木康成氏が就任する。石井琢朗氏は巡回打撃コーチに配置転換された。
一軍打撃コーチなど一部の役職は10月30日の発表時点で未定だった。
2002年の再現だけでは優勝できない今回の人事を評価するうえで重要なのは、懐かしさと実務能力を区別することだ。
2002年の日本一を知るメンバーが集まったことは、巨人ファンにとって大きなニュースである。しかし、現在のプロ野球は選手の育成方法、データ分析、投手運用などが変化している。
過去の成功体験をそのまま再現するのではなく、現代の選手に合った指導方法へ進化させられるか。
松井監督、高橋ヘッド、清水打撃チーフの3人に問われるのは、まさにこの部分だ。
【巨人の秋季キャンプ2026】松井新監督のチームづくりが始動
松井新監督体制の本格的な始動を象徴するのが、2026年秋季キャンプだ。
球団の発表によると、キャンプは10月30日から11月13日まで実施される。
会場は川崎市の読売ジャイアンツ球場と東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアム。新体制のもとで選手の強化とチームづくりを進める。
秋季キャンプの日程と会場| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 10月30日~11月13日 |
| 読売ジャイアンツ球場 | 川崎市多摩区 |
| ジャイアンツタウンスタジアム | 東京都稲城市 |
| 初日 | 10月30日・全軍練習 |
| 通常練習開始 | 10月31日以降は午前9時30分予定 |
| 休養日 | 11月2日・6日・10日 |
| キャンプ最終日 | 11月13日 |
ジャイアンツタウンスタジアムでのキャンプ実施期間は10月31日から11月12日までとなっている。練習時間や日程は変更される場合がある。
秋季キャンプで注目したい3つのポイント1. 松井監督の指導方針
監督として最初にどのような練習を重視するかは、来季のチームカラーを占う材料になる。
特に、選手が自ら考えて成長する環境をつくるという会見での考えが、実際の練習にどう反映されるかが注目される。
2. 若手選手の競争
秋季キャンプは、若手が首脳陣へ実力をアピールする機会でもある。
一軍のレギュラーだけでなく、代走、守備固め、複数ポジションを守れる選手など、チームの選択肢を増やす選手の成長が重要になる。
3. 新コーチ陣の連携
高橋ヘッドコーチが各部門をまとめ、清水打撃チーフコーチらが専門的な指導を行う体制が始まった。
キャンプ中にどのような役割分担が定着するかは、2027年の戦力構想を考えるうえで見逃せない。
現地観戦を考えているファンへ秋季キャンプでは、球場の混雑状況によって入場制限や時間を区切った入れ替えが行われる可能性がある。
球場の開放時間は、読売ジャイアンツ球場が午前9時から午後4時、ジャイアンツタウンスタジアムが午前8時から午後5時と案内されている。
休養日や練習時間の変更もあり得るため、来場前には球団や施設の最新案内を確認したい。
【育成4位・松田陸斗に注目】岸スカウトが評価した俊足の魅力
2026年10月31日の巨人関連ニュースで見逃せないのが、育成ドラフト4位で指名された松田陸斗選手だ。
松田選手は社会人野球のマツゲン箕島硬式野球部に所属していた24歳の内野手。10月30日には和歌山県有田市内で、巨人の榑松スカウトディレクターと岸スカウトから指名あいさつを受けた。
岸スカウトが評価した50メートル5秒8の脚力松田選手の最大の武器は、50メートル5秒8という俊足だ。
スポーツ報知の報道によると、担当の岸スカウトは、その脚力について「プロ野球に入ってもトップクラス」と評価している。
同報道では、岸スカウトが注目したきっかけは2026年6月のワンプレーだったとも伝えられた。
巨人が期待するのは、足の速さだけではない。
- 広い守備範囲
- 内野と外野をこなせる柔軟性
- 走塁で試合の流れを変える能力
- 守備面での即戦力性
複数のポジションを守れる選手は、長いシーズンを戦うチームにとって貴重な存在になる。
スーパー勤務と野球を両立してきた経歴松田選手の経歴で印象的なのは、野球と仕事を両立してきたことだ。
普段は和歌山県内のスーパー「マツゲン海南日方店」で勤務。午前7時から正午まで総菜部門を担当し、コロッケや唐揚げなどの調理に携わっていた。
仕事を終えた後は練習に向かい、午後から夕方まで野球に取り組む生活を続けてきたという。
高校は米子松蔭、大学は阪南大。マツゲン箕島では入団1年目から正遊撃手を務め、チーム事情により外野手も経験している。
松田選手が掲げる目標は支配下登録指名あいさつの際、松田選手は次の目標を語った。
「キャンプから足と守備でアピールしたい」
さらに、支配下登録を勝ち取り、一軍でチャンスを得て、将来的にはレギュラーを目指す意欲も示している。
育成選手にとって、支配下登録は大きな目標だ。
松田選手の場合、俊足と守備力は明確な強みになる。一方、本人も打撃を課題に挙げている。
今後の評価では、単純な50メートル走のタイムだけでなく、実戦での盗塁判断、スタートの技術、守備位置の判断、打席での対応力がポイントになる。
松田選手は、足と守備という明確な武器を持つ育成選手。秋季キャンプ以降の成長が楽しみな存在だ。
【プロ野球速報巨人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の今日の試合速報はどこで確認できますか?
A1:読売ジャイアンツ公式サイト、公式アプリ、スポーツナビで確認できます。公式アプリではリアルタイムの一球速報も利用できます。2026年10月31日時点では一軍レギュラーシーズンの全日程が終了しているため、当日の巨人の試合速報はありません。
Q2:巨人の2026年シーズン最終順位と成績は?
A2:セ・リーグ2位です。143試合で76勝64敗3分、勝率.543でした。クライマックスシリーズではDeNAに2連敗し、ファーストステージで敗退しています。
Q3:松井秀喜新監督を支えるコーチは誰ですか?
A3:2027年シーズンの一軍ヘッドコーチには高橋由伸氏、打撃チーフコーチには清水隆行氏が就任しました。各部門のコーチと連携し、得点力と守備力の改善を目指す体制です。
Q4:巨人の2026年秋季キャンプはいつまでですか?
A4:10月30日から11月13日までです。読売ジャイアンツ球場とジャイアンツタウンスタジアムで実施され、11月2日、6日、10日は休養日として予定されています。
Q5:育成4位の松田陸斗選手の特徴は何ですか?
A5:50メートル5秒8の俊足と、内野・外野を守れる対応力が特徴です。岸スカウトから脚力を高く評価されており、本人は足と守備をアピールして支配下登録を目指しています。
2026年10月31日時点の読売ジャイアンツは、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズを終え、松井秀喜新監督のもとで2027年シーズンへの準備を進めている。
今回の重要な動きを整理すると、次の4点になる。
1. 試合結果: 2026年は76勝64敗3分、セ・リーグ2位。CSはDeNAに敗退。
2. 監督人事: 松井秀喜氏が背番号90、3年契約で新監督に就任。
3. コーチ陣: 高橋由伸ヘッドコーチと清水隆行打撃チーフコーチが復帰。
4. 若手育成: 秋季キャンプと育成4位・松田陸斗選手の成長に注目。
巨人の最新情報を追うなら、試合スコアだけでなく、選手の登録情報、コーチ人事、キャンプでの競争にも目を向けたい。
速報を素早く確認するならスポーツナビ、球団の正式発表や選手情報を確認するなら公式サイトという使い分けが便利だ。
2027年の巨人が再び優勝争いの中心に戻れるか。 松井新監督と新コーチ陣が、秋季キャンプからどのようなチームをつくり上げていくのかが、今後の最大の焦点となる。