千葉真一さんには、長男・新田真剣佑さん、次男・眞栄田郷敦さん、長女・真瀬樹里さんの3人の子供がいます。
息子が2人、娘が1人という構成で、3人とも俳優として活動していることが大きな特徴です。
家族関係を整理すると、次のようになります。
千葉真一
1939年1月22日〜2021年8月19日
真瀬樹里
長女・女優
母:野際陽子
新田真剣佑
長男・俳優
母:後妻
眞栄田郷敦
次男・俳優
母:後妻
千葉真一さんと3人の子供の関係。真瀬樹里さんと息子2人は異母きょうだい。
千葉さんの最初の妻は女優の野際陽子さんです。1973年に結婚し、1994年に離婚しました。2人の間に生まれたのが長女の真瀬樹里さんです。
その後、千葉さんは1996年に一般女性と再婚し、長男の新田真剣佑さんと次男の眞栄田郷敦さんをもうけました。この結婚は2015年に離婚という形で終わっています。
つまり、真剣佑さんと郷敦さんは実の兄弟であり、真瀬樹里さんは2人にとって異母姉にあたります。
この家族構成を理解すると、千葉さんとそれぞれの子供の関係や、2010年・2019年の家族共演の意味も見えてきます。
【長男・新田真剣佑】千葉真一の跡を継ぐ国際派俳優の歩み

俳優・海外作品にも出演
父のアクションスターとしての存在感を受け継ぎ、国内外の映画・ドラマで活動。
新田真剣佑さんは、千葉真一さんの長男です。
父と同じ俳優の道に進み、日本だけでなく海外の映像作品にも出演する国際派俳優としてキャリアを築いてきました。
新田真剣佑の代表的な出演作品新田さんの公式プロフィールでは、2014年から日本を拠点に活動を開始したことが紹介されています。
代表的な出演作品には、次のような作品があります。
- 映画『ちはやふる-結び-』
- 映画『ブレイブ-群青戦記-』
- 映画『るろうに剣心 最終章 The Final』
- 映画『鋼の錬金術師』シリーズ
- 映画『聖闘士星矢 The Beginning』
- Netflixシリーズ『ONE PIECE』
- Disney+『ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-』
特に『るろうに剣心 最終章 The Final』では、アクション面でも注目を集めました。
また、Netflixの実写版『ONE PIECE』など海外配信作品にも出演し、活動の幅を広げています。
父・千葉真一が期待していた時代劇への挑戦新田さんと父の関係を考えるうえで重要なのが、2021年8月21日付の日刊スポーツの報道です。
千葉さんは亡くなる直前まで新作映画の構想を持っており、長男の真剣佑さんについても期待を寄せていました。
報道によれば、映画『るろうに剣心 最終章 The Final』を評価し、真剣佑さんに本格的な日本の時代劇で主演を務めてほしいと望んでいたそうです。
これは、単に息子が有名俳優になったことを喜ぶだけではなく、父自身が長年取り組んできた時代劇やアクション映画の世界を次世代につなぎたいという思いを感じさせるエピソードです。
【次男・眞栄田郷敦】父譲りの存在感を持つ実力派俳優
俳優・2000年1月9日生まれ
映画・テレビドラマを中心に、幅広い役柄に挑戦している俳優。
眞栄田郷敦さんは、千葉真一さんの次男で、新田真剣佑さんの実弟です。
2000年1月9日生まれで、アメリカ・ロサンゼルス出身。2018年のファッションショーへの出演をきっかけにモデル活動を開始し、2019年公開の映画『小さな恋のうた』で俳優デビューしました。
眞栄田郷敦の代表作と俳優としての評価郷敦さんは、映画・ドラマの双方で着実に出演作を増やしてきました。
代表的な作品には、以下があります。
- ドラマ『ノーサイド・ゲーム』
- 映画『小さな恋のうた』
- 映画『午前0時、キスしに来てよ』
- 映画『東京リベンジャーズ』シリーズ
- ドラマ『プロミス・シンデレラ』
- ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』
- ドラマ『どうする家康』
- ドラマ『366日』
- NHK連続テレビ小説『あんぱん』
- 映画『ゴールデンカムイ』
2026年時点で公開されている公式プロフィールにも、映画やドラマ、CMなど幅広い活動実績が掲載されています。
兄・新田真剣佑との関係は?郷敦さんと真剣佑さんは実の兄弟です。
2人とも父親の知名度に頼るだけではなく、それぞれの作品を通して俳優としての評価を積み上げてきました。
真剣佑さんは海外作品にも活動の場を広げ、郷敦さんは国内の映画・ドラマで幅広い役柄に挑戦しています。
同じ父親を持ちながら、異なる方向性でキャリアを築いている点は、千葉家の俳優兄弟を語るうえで興味深い部分です。
また、千葉さんが亡くなった2021年8月には、郷敦さんが父に向けて「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」とコメントしています。
短い言葉ながら、父との間にあった約束と、自身のこれからに対する決意が伝わるコメントでした。
【長女・真瀬樹里】野際陽子との間に生まれた娘も俳優
母は女優・野際陽子
父と同じ俳優の道を歩み、殺陣などの身体表現にも取り組んできた。
千葉真一さんの子供として忘れてはならないのが、長女の真瀬樹里さんです。
真瀬さんは千葉さんと野際陽子さんの間に生まれ、父と同じく俳優として活動しています。
千葉さんはアクション俳優として殺陣や身体表現に力を注いできましたが、真瀬さんもその影響を感じさせる活動を続けています。
父と娘の関係を示すエピソード2010年10月22日の芸能生活50周年記念式典では、真瀬さんも出席し、父への祝福の言葉を述べました。
また、2019年11月7日の芸能生活60周年記念祝賀会では、弟2人とともに父への手紙を朗読しています。
真瀬さんは千葉さんを「パパ」と呼び、父への感謝を伝えました。
千葉さんが亡くなった際には、真瀬さんは所属事務所を通じてコメントを発表しています。
その中で、仕事後に病院へ駆けつけたものの最期には立ち会えなかったこと、父の顔を見て別れの言葉を伝えられたことを明かしました。
さらに、少し前に電話で元気な声を聞いていたため、突然の別れに現実感がなかったとも振り返っています。
コメントの最後には、父が遺した作品をこれからも愛してほしいという願いが記されていました。
この言葉からは、父親としての千葉さんだけでなく、俳優としての千葉さんを尊敬していた娘の気持ちも伝わってきます。
【2010年・2019年】千葉真一と息子たちの親子共演を振り返る
千葉真一さんと子供たちの関係を知るうえで、特に注目したいのが2010年と2019年の2つの記念式典です。
この2つの出来事を比較すると、まだ芸能界に入っていなかった息子たちが俳優となり、父と同じ舞台に立つまでの変化が分かります。
2010年10月22日:芸能生活50周年記念式典千葉さんは2010年10月22日、グランドプリンスホテル赤坂で結婚披露宴を兼ねた芸能生活50周年記念式典を開催しました。
当時の報道によれば、会場には各界から約600人が出席。
この式典には、妻の玉美さんだけでなく、長女の真瀬樹里さん、長男の真剣佑さん、次男の郷敦さんも登場しました。
披露宴では家族でキャンドル点灯を行い、真瀬さんが父への祝福の言葉を述べました。まだ芸能界に入っていなかった真剣佑さんと郷敦さんも、手紙を読み上げて両親を祝福しています。
当時の新聞報道でも、2人の息子が公の場で紹介されたことが伝えられました。
2019年11月7日:芸能生活60周年記念祝賀会2019年には、千葉さんの芸能生活60周年記念祝賀会が東京都内で開催されました。
このときは、真瀬樹里さん、新田真剣佑さん、眞栄田郷敦さんの3人がそろって出席。
3人全員が俳優となった後、初めて公の場で親子4人がそろったことでも注目されました。
祝賀会では、子供たちがそれぞれ父に向けて手紙を朗読しました。
特に印象的だったのが、千葉さんが子供たちに伝えた次の言葉です。
「ニセモノになるな」
千葉さんは、芸能界に入った以上、中途半端な仕事は許さないという姿勢を示していました。
一方、子供たちも父への尊敬を率直に表現しています。
- 真剣佑さん:「僕らもデビューして、やっと千葉さんの凄さが分かった」
- 郷敦さん:「もっともっと勉強して、オヤジの正面に立ちたい」
- 真瀬さん:父が娘だと胸を張れる俳優になれるよう努力したいと伝えた。
千葉さんは3人に、世阿弥の芸術論として知られる『風姿花伝』から選んだ言葉を自筆で記した巻物を贈りました。
これは単なる記念品ではありません。俳優として長年生きてきた父が、次の世代に伝えたかった芸の心得を象徴する贈り物でした。
千葉真一と子供たちの主な出来事一覧この年表から分かるのは、千葉さんと子供たちの関係が、幼少期の家族行事から、俳優として互いを認め合う関係へと変化していったことです。
【2021年の事業承継】エム&リーヴスに新田真剣佑が関わった理由とは?
千葉真一さんの息子への思いを考えるうえで、もう一つ重要なのが2021年の事業承継をめぐる動きです。
この話題は、単純に「父親の会社を息子が継いだ」というだけでは整理できません。
会社設立の背景と、著作権や事業の引き継ぎをめぐる関係者の主張を分けて理解する必要があります。
エム&リーヴスは何のために設立されたのか2021年6月、千葉さんに関係する新会社としてエム&リーヴスが設立されました。
法人情報では、同社の法人番号指定日は2021年6月23日となっています。
2023年8月のアサヒ芸能の報道では、同年6月22日に開かれた会議の議事録として、千葉さんが事業整理や北海道での映画企画に集中する意向を語った内容が紹介されました。
報道された議事録によれば、千葉さんは複数の事業をまとめ、今後の仕事を整理する構想を持っていたとされています。
また、同社の「エム」は新田真剣佑さんの名前の頭文字、「リーヴス」は千葉さんの名前に由来するものとして紹介されています。
真剣佑さんが取締役に名を連ねたことも報道されました。
こうした動きから、父親の映画企画や事業を次の世代につなぐことが、設立の目的の一つだったと説明されています。
事業承継の理由は3つの観点から整理できる1. 映画企画やアイデアを次世代につなぐため
千葉さんは俳優業だけでなく、映画の企画や制作、アクション演出にも携わっていました。
自ら温めてきた企画を子供たちや後進に引き継ぐことは、長年映画界で活動してきた千葉さんにとって大きなテーマだったと考えられます。
2. 複数の事業を整理するため
千葉さんには、マネジメントや映画企画、著作権管理などに関係する複数の会社がありました。
それぞれの会社が担っていた業務や権利を整理し、将来の運営を見据える必要があったことが背景にあります。
3. 自身の映画製作構想に集中するため
日刊スポーツは2021年8月21日、千葉さんが亡くなる直前まで本格時代劇の復活や、新しい『戦国自衛隊』の構想を持っていたと報じています。
特に長男の真剣佑さんには、本格時代劇で主演を務めてほしいという期待を寄せていました。
事業を整理しながら、自身は映画製作に力を注ぎ、次世代には俳優としての活躍を期待していたという構図が浮かび上がります。
ただし、著作権の承継には関係者間で見解の相違があるここは検索読者が特に注意したい部分です。
エム&リーヴスをめぐっては、会社設立と権利承継の有効性について、関係者の主張が一致していません。
2023年8月のアサヒ芸能は、千葉さんの元マネージャー同士が東京地方裁判所で民事訴訟を争っていたことを報道しました。
一方、千葉真一さんの公式WEBサイトに2024年11月5日付で掲載された株式会社アストライアの説明では、次のような反論が示されています。
- ルイアンドリーブスとエム&リーヴスは別会社である。
- エム&リーヴスの設立は、真剣佑さんらが取締役となって新たに行われたものだと説明している。
- 千葉さんの映像著作権管理については、アストライアとPREとの契約が存在していたと主張している。
- 全権利の移行について、千葉さん本人の意思や署名の有無に異議を唱えている。
つまり、エム&リーヴスが設立されたことと、千葉さんの全事業・全著作権の承継が法的に確定したことは別問題です。
会社設立の事実だけで、著作権の帰属まで判断することはできません。
この問題は、千葉さんの遺した作品や企画を誰が管理するのかという、芸能人の事業承継における難しさを示しています。
【父が子供たちに託した思い】千葉真一が最後まで追い求めたもの
千葉真一さんは、子供たちが俳優になったことを喜ぶ一方で、厳しい姿勢も持っていました。
2019年の60周年祝賀会での「ニセモノになるな」という言葉は、その考えを象徴しています。
芸能界には二世俳優という立場があり、親の知名度や実績が注目されやすい環境があります。
しかし千葉さんが求めていたのは、親の名前だけで評価される俳優ではなく、自分自身の実力で認められる俳優だったのでしょう。
俳優としての技術だけでなく、仕事への姿勢を伝えた千葉さんが子供たちに贈った『風姿花伝』の言葉は、非常に象徴的です。
『風姿花伝』は、能の大成者である世阿弥が記した芸道論として知られています。
演技や芸術に向き合う姿勢、成長を続けるための心得などが説かれており、俳優という職業にも通じる考え方が含まれています。
千葉さん自身、60年以上にわたり映画やテレビ、舞台などで活動し、出演作品は1,500本以上に及びました。
さらに、ジャパンアクションクラブ(JAC)を創設し、真田広之さんや志穂美悦子さんなど、数多くの俳優やアクション関係者を育てています。
つまり、千葉さんにとって後継者とは、単に自分の名前や会社を受け継ぐ人ではありませんでした。
自らの技術や経験を理解し、次の作品や次の世代につなげられる人材も含まれていたと考えられます。
千葉真一が亡くなる直前まで持っていた息子への期待2021年8月21日の日刊スポーツの記事では、千葉さんが長男の真剣佑さんに本格時代劇の主演を務めてほしいと期待していたことが紹介されました。
千葉さん自身、映画『柳生一族の陰謀』や『戦国自衛隊』など、時代劇・アクション映画の世界で大きな足跡を残しています。
その父親が、息子にも本格時代劇の世界で活躍してほしいと願っていたことは、親子のキャリアを考えるうえで重要な事実です。
一方、次男の郷敦さんも、父の死後に「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」とコメントしました。
長男と次男、それぞれの言葉からは、父親との関係や受け止め方に違いがありながらも、千葉さんの存在が大きな意味を持っていたことがうかがえます。
【千葉真一息子】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:千葉真一の息子は何人いますか?
A1:息子は2人です。長男が新田真剣佑さん、次男が眞栄田郷敦さんです。長女の真瀬樹里さんを含めると、子供は合計3人です。
Q2:新田真剣佑と眞栄田郷敦は実の兄弟ですか?
A2:はい、実の兄弟です。新田真剣佑さんが兄で、眞栄田郷敦さんが弟です。2人には異母姉にあたる真瀬樹里さんがいます。
Q3:千葉真一は息子たちと共演したことがありますか?
A3:2010年の芸能生活50周年記念式典では、息子2人が登壇して両親に手紙を読みました。2019年の芸能生活60周年祝賀会では、俳優となった長男・次男と長女の3人がそろって出席し、父への手紙を朗読しました。
Q4:千葉真一は息子に会社や著作権を引き継がせたのですか?
A4:2021年6月にエム&リーヴスが設立され、新田真剣佑さんが取締役に名を連ねたことが報じられています。ただし、会社の設立と千葉さんの全事業・著作権の承継は別問題であり、関係者間で権利の帰属について異なる主張が公表されています。
千葉真一さんの子供は、長男・新田真剣佑さん、次男・眞栄田郷敦さん、長女・真瀬樹里さんの3人です。
3人はいずれも俳優として活動し、それぞれ異なる道を歩んでいます。
今回取り上げた重要なポイントを整理します。
- 新田真剣佑さん: 長男。国内外の映画・ドラマで活躍する国際派俳優。
- 眞栄田郷敦さん: 次男。映画・テレビドラマで存在感を発揮する俳優。
- 真瀬樹里さん: 長女。野際陽子さんとの間に生まれた俳優。
- 2010年: 芸能生活50周年記念式典で家族が登壇。
- 2019年: 60周年祝賀会で3人の子供がそろい、父への感謝を伝えた。
- 2021年: エム&リーヴス設立をめぐり、事業や著作権の承継問題が浮上。
千葉真一さんが子供たちに伝えた「ニセモノになるな」という言葉には、二世という立場に甘えず、自分自身の力で道を切り開いてほしいという厳しくも温かい思いが感じられます。
また、長男に時代劇の主演を期待していたことや、次男が父との約束を守ると語ったことからも、千葉さんの存在が子供たちの人生に深く刻まれていることが分かります。
千葉真一さんが残した最大の財産は、作品や事業だけではありません。 映画への情熱、アクションへのこだわり、後進を育てる姿勢、そして仕事に妥協しない精神もまた、子供たちや次の世代へと受け継がれていくものです。
2026年現在も、新田真剣佑さんと眞栄田郷敦さんはそれぞれの俳優人生を歩んでいます。父と同じ道を歩みながらも、自分自身の名前で評価されることこそ、千葉真一さんが子供たちに願っていた姿なのかもしれません。