ヒカキンの変顔は何種類あるのか。HikakinTVを見ていると、動画のサムネイルやリアクションでおなじみの大胆な表情が何度も登場する。しかし、実は本人が明かした基本の変顔は、意外にも3パターン。さらに、その中で最も気に入っているのは、意外性のある「きょとん顔」だという。
2019年のピルクルとのコラボ企画で明らかになったこのエピソードを軸に、iPhone XのFace IDに変顔で挑戦した動画、兄のセイキンとのチェキ変顔対決、2021年のVTuberデビューまでを振り返る。2026年現在も印象に残るヒカキン変顔の歴代企画と、画像やサムネイルが視聴者を引きつける理由を整理した。
【結論】ヒカキン変顔は何種類?本人が明かした基本3パターンとお気に入りの顔

ヒカキン変顔の種類を知るうえで、最も重要な資料が2019年5月24日に掲載されたWEBザテレビジョンのインタビュー記事だ。
日清ヨークの乳酸菌飲料「ピルクル」とHIKAKINのコラボ企画第2弾を紹介する記事で、本人が普段の動画で使う変顔について説明している。
そこで明かされたのが、HikakinTVで使用している変顔は実は3パターンという事実だ。数多くの動画でさまざまな表情を披露している印象があるだけに、基本形が3種類という告白は興味深い。
さらに注目したいのが、本人のお気に入りについての発言だ。本人が最も気に入っているのは「きょとんとした変顔」。驚きや怒りを大げさに表現する顔とは違い、何かを不思議そうに見つめるような、力の抜けた表情が特徴となっている。
このきょとん顔は、単なる動画内のリアクションではない。本人によれば、2018年に展開されたピルクル第1弾のパッケージにも使用されていたという。
なお、本人が3パターンと明かしたことは確認できるものの、インタビュー記事では3種類それぞれの正式名称や詳細な分類までは示されていない。ネット上で見つかるさまざまな変顔画像を、すべて公式の3分類に当てはめるのは適切ではない。
ヒカキンの変顔は、単に顔を大きく崩して笑わせるだけではない。動画のサムネイル、スマートフォンの機能紹介、兄弟対決、商品パッケージ、バーチャルアバターなど、異なるメディアや企画に合わせて活用されてきた。
主な出来事を時系列で整理すると、次のようになる。
| 時期 | 動画・企画 | 変顔の見どころ |
|---|---|---|
| 2016年4月30日 | ヒカキンVSセイキン チェキで変顔対決! | 兄弟で変顔を撮影する対決企画 |
| 2017年12月 | iPhone X開封動画 | Face IDに変顔を登録して認証に挑戦 |
| 2018年 | ピルクルHIKAKINパッケージ第1弾 | 本人お気に入りのきょとん顔を商品に採用 |
| 2019年5月24日 | ピルクル第2弾・本人インタビュー | 基本の変顔が3パターンであることを公表 |
| 2021年8月3日 | VTuberヒカキンの姿を披露 | イラストアバターにも変顔を実装 |
| 2021年8月4日 | 葛葉・渋谷ハルとのApex Legends配信予定 | VTuber姿でゲーム実況に挑戦 |
この流れから分かるのは、変顔がHikakinTVの動画内だけにとどまらず、写真や商品、デジタルキャラクターへと表現の幅を広げてきたことだ。
特に2019年のインタビューは、本人の口から基本形の数とお気に入りが明かされた貴重な記録である。変顔集や歴代サムネイルを探す際にも、2016年から2021年にかけての企画を押さえておくと、表情の使われ方の違いが分かりやすい。
【Face ID挑戦】iPhone Xの顔認証にヒカキンの変顔は通用した?
ヒカキンの変顔企画の中でも、テクノロジーと笑いが組み合わさった印象的なものが、2017年のiPhone X開封動画だ。
2017年12月27日に公開された新R25の記事「日本一おもしろくiPhoneを開封する男、その名はヒカキン。」では、iPhone Xの新機能であるFace IDに変顔で挑戦する場面が詳しく紹介されている。
Face IDは顔を認識してiPhoneのロックを解除する機能。当時の新機能を紹介するだけでなく、ヒカキンは自分の得意な変顔でも認証できるのかを試した。
この場面で登場するのが、本人の変顔として知られる大胆な表情だ。
最初の登録では、バナナマンの日村勇紀が演じる「子どもの頃の貴乃花」を連想させるような顔を披露。続く2回目には、特徴的な「ガチャピン風」の表情で登録に挑戦した。
そして、実際に変顔でロック解除を試すと、最初の顔では失敗。一方、ガチャピン風の顔では認証に成功する場面が紹介されている。
この企画のおもしろさは、普段は笑いを取るために使っている顔が、スマートフォンの顔認証という実用的な機能と組み合わされた点にある。
さらに、動画ではアニ文字でも遊んでいる。自分の表情をキャラクターに反映させる機能を使い、変顔や声を組み合わせたコミカルな演出を披露した。
つまり、Face IDへの挑戦は単なる変顔披露ではなく、当時の最新スマートフォンの機能をヒカキンらしいリアクションで紹介した企画だった。
【セイキンと対決】チェキで撮影した兄弟の変顔企画が話題に
ヒカキンの変顔を語るうえで外せないのが、兄のセイキンとの共演企画だ。
2016年4月30日、セイキンの公式YouTubeチャンネル「SeikinTV」で公開された動画のタイトルは「ヒカキン VS セイキン チェキで変顔対決!」。
タイトルからも分かるように、インスタントカメラのチェキを使って変顔を撮影し合う、兄弟対決形式の企画だ。動画の概要欄には、使用機材としてFUJIFILMのinstax mini 90も記載されている。
この企画の特徴は、動画の中で表情を見せるだけでなく、その瞬間を写真として残すことにある。
通常の動画なら、表情が変われば次のシーンに移ってしまう。しかし、チェキなら撮影した瞬間の顔が一枚の写真として残る。大げさな表情やタイミングを競う変顔企画との相性は良い。
また、兄弟という関係性も見どころの一つだ。ヒカキンとセイキンはそれぞれ独立したYouTubeチャンネルで活動しており、こうした共演では普段の動画とは違った掛け合いを楽しめる。
ヒカキンの変顔が一人で完結する定番芸ではなく、対戦相手がいることで企画として成立することを示した動画でもある。
変顔対決を探している人は、この2016年のチェキ企画を歴代動画の一つとしてチェックしておきたい。
【VTuber版】本田ロアロがデザインしたヒカキンの変顔アバターとは?
実写のヒカキンだけでなく、デジタルキャラクターにも変顔が受け継がれている。その代表例が、2021年8月に披露されたVTuberヒカキンだ。
2021年8月3日、マイナビニュースは「VTuberヒカキン」デビューについて報道。HikakinTVでバーチャルYouTuberの姿を披露したことを紹介した。
キャラクターデザインを担当したのは、イラストレーターの本田ロアロ。葛葉などのキャラクターデザインも手掛けたクリエイターとして知られる。
このVTuber版の大きな特徴は、通常のイケメン風の姿だけでなく、変顔バージョンも用意されていたことだ。さらに、怒った表情や青ざめた表情にも切り替えられる仕様となっていた。
実写の顔を使った変顔と異なり、VTuber版ではあらかじめ用意されたキャラクターデザインや表情の切り替えによって、ヒカキンらしいリアクションを再現できる。
デビュー発表と同日の8月3日には、VTuberの葛葉と渋谷ハルを招いた動画も公開された。VTuberについて質問する企画で、翌8月4日17時からはHikakinGamesで3人による「Apex Legends」の新シーズン配信が予定されていた。
このコラボレーションは、実写YouTuberとして知られるヒカキンが、VTuberという別の表現形式にも挑戦した事例だ。
特に注目したいのは、変顔がアバターのデザインにまで組み込まれたこと。本人の顔芸が単なる身体的な特徴ではなく、キャラクターとして再現できる視覚的な記号になっていることが分かる。
【人気の理由を分析】ヒカキンの変顔画像・サムネイルがおもしろいのはなぜ?
ヒカキンの変顔が長く印象に残っている理由は、表情のインパクトだけではない。動画の見せ方や視聴者との関係性にも、その理由がある。
1. 小さなサムネイルでも表情が伝わる
YouTubeでは、視聴者が動画を選ぶ際にサムネイルが重要な役割を果たす。スマートフォンの小さな画面でも、目や口を大きく動かした変顔は視認性が高い。
特に、驚き、困惑、興奮といった感情を誇張した顔は、動画の内容を短時間で伝えやすい。文字だけでは伝えにくいリアクションも、顔の表情なら直感的に理解できる。
2. 繰り返し使うことでヒカキンの個性になる
毎回まったく異なる表情を使うのではなく、基本となる顔を繰り返し登場させることには意味がある。
視聴者はサムネイルを見た瞬間に、ヒカキンの動画だと認識しやすくなる。変顔そのものが、チャンネルの視覚的なブランドとして機能しているのだ。
2019年の本人インタビューで基本形が3パターンと明かされたことも、この見方と相性がよい。表情の種類を無制限に増やすのではなく、覚えやすい定番の顔を使い分けている。
3. 子どもにも伝わりやすい身体的な笑い
ヒカキンの変顔は、言葉の意味や複雑な前提知識がなくても楽しみやすい。目を大きく見開いたり、口を大きく動かしたりする表情は、年齢に関係なく視覚的に理解できる。
そのため、幅広い年齢層が視聴する動画において、変顔は分かりやすいリアクションとして活用できる。
4. 本人も変顔の使い方を見直している
一方で、変顔がすべての視聴者に好まれるわけではない。
2020年5月12日付のキャリコネニュースの記事では、ヒカキンが自身への批判的な意見を検索した動画が紹介されている。その中には「変顔は無理」という意見や、顔のアップを使ったサムネイルに対する否定的な反応もあった。
これに対して本人は、ドアップの変顔や笑い方についての意見を参考にし、サムネイルなどでやりすぎない方がよいのか考えると話していた。
このエピソードは興味深い。変顔を自分の定番として使い続ける一方で、視聴者の反応を見ながら表現の強さを調整する姿勢も示されているからだ。
つまり、ヒカキン変顔の人気は単に派手な顔を見せることだけで成立しているわけではない。視聴者に伝わる表情を選び、動画の内容に合わせて見せ方を工夫している点も大きい。
変顔画像やおもしろ画像を探す場合のポイント
ネット上にはヒカキンの変顔画像やサムネイルをまとめたページが複数存在する。歴代の表情を見比べるなら、次の3つを区別すると分かりやすい。
- 動画サムネイル:動画を見る前に内容やリアクションを伝えるための画像。
- 動画本編の変顔:企画の進行中に披露された実際の表情。
- 派生デザイン:チェキ写真、商品パッケージ、VTuberアバターなどに展開された表現。
これらはすべて広い意味ではヒカキンの変顔に含まれるが、同じ種類の画像ではない。基本の3パターンと、企画ごとに作られた派生表現を分けて見ると、より正確に歴代の変顔を楽しめる。
【ヒカキン変顔】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヒカキンの変顔は全部で何種類ありますか?
A1:本人は2019年のインタビューで、HikakinTV内で使っている基本の変顔は3パターンと明かしている。ただし、Face ID企画やVTuber版など、別企画で登場した表情まで含めた総数が3種類という意味ではない。
Q2:ヒカキンが一番好きな変顔は何ですか?
A2:本人のお気に入りは「きょとんとした変顔」。2018年のピルクルHIKAKINパッケージ第1弾にも使われていたと、2019年のインタビューで明かしている。
Q3:ヒカキンはFace IDに変顔で登録してロック解除できましたか?
A3:2017年のiPhone X開封動画で挑戦している。変顔による登録と解除を試し、最初の表情では解除に失敗した一方、ガチャピン風の表情では成功する場面が新R25の記事で紹介されている。
ヒカキンの変顔について、本人が明かした基本の数は3パターン。そして、その中で最も気に入っているのは、意外にも派手な顔ではなく「きょとん顔」だった。
2016年のセイキンとのチェキ対決、2017年のiPhone X・Face IDへの挑戦、2018年のピルクル商品パッケージ、2019年の本人インタビュー、2021年のVTuberデビューと、変顔の活躍の場は幅広い。
特にVTuber版では、本田ロアロによるデザインに変顔の表情が取り入れられ、葛葉や渋谷ハルとのコラボにもつながった。実写で培われた表現がデジタルキャラクターにも受け継がれた点は、ヒカキンの変顔の歴史を考えるうえで興味深い。
2026年に歴代の変顔画像やおもしろサムネイルを振り返るなら、単純に顔の種類を数えるだけではもったいない。基本の3パターン、本人のお気に入り、企画ごとの派生表現という3つの視点で見比べると、ヒカキンが長年使い続けてきた表情の魅力がより鮮明になる。
何気ないきょとん顔から、全力の変顔、VTuber版のコミカルな表情まで。ヒカキンの変顔は、動画を印象づけるだけでなく、本人らしさを伝える重要な表現の一つとなっている。