2026年10月時点で現役としてJRAの騎手免許を持つ女性騎手は、次の6人だ。所属は美浦と栗東に分かれており、デビュー年や通算成績、得意とする競馬のスタイルにも違いがある。
なお、ここでいう現役とはJRA所属の騎手免許を持つことを指す。負傷などで一時的に騎乗していない場合も、免許が有効であれば現役騎手に含まれる。
現役女性騎手6人のプロフィール・成績比較
通算勝利数は2026年10月下旬の競馬データベース掲載値。集計更新日には数日の違いがある。JRA中央競馬の勝利数を比較したもの。
この数字を見ると、永島まなみ騎手が138勝で現役女性騎手の先頭に立ち、今村聖奈騎手、小林美駒騎手が続いている。小林騎手は2023年デビューながら、すでに100勝を超えている点が目を引く。
一方、デビューから間もない谷原柚希騎手は、まだ勝ち星がない。騎乗経験やキャリアの長さが異なるため、通算勝利数だけで騎手としての能力を比較するのは適切ではない。騎乗回数、勝率、重賞実績も合わせて見る必要がある。
【注目の6人】永島まなみ・今村聖奈・古川奈穂らの経歴と成績

現役6人は、それぞれ異なる経歴と実績を持っている。ここでは、デビューの経緯や代表的な記録、2026年の注目ポイントを整理する。
1.永島まなみ騎手|2023年に年間50勝を記録した実力派
永島まなみ
2002年10月27日生まれ・栗東所属
2021年デビュー/高橋康之厩舎
永島まなみ騎手は2021年にデビューした女性騎手。若手時代から積極的に騎乗機会を重ね、2023年には年間50勝を記録した。
大きな転機となったのが2024年6月16日のマーメイドステークスだ。アリスヴェリテとのコンビで勝利し、自身初のJRA重賞制覇を達成した。女性騎手としての実績を積み上げるだけでなく、重賞でも結果を出せることを示した一戦だった。
2026年10月31日時点のデータでは、JRA通算138勝。2026年は年間9勝を挙げている。これまでの実績を土台に、重賞で再び存在感を示せるかが注目される。
永島騎手の成績を見る際には、2023年の年間50勝と2024年のマーメイドステークス制覇が重要な指標になる。単純な勝利数だけでなく、重賞でどのような馬に騎乗し、どのような結果を残したかにも注目したい。
2.今村聖奈騎手|2026年オークス制覇で歴史を変えた騎手
今村聖奈
2003年11月28日生まれ・栗東所属
2022年デビュー/寺島良厩舎
今村聖奈騎手は2022年デビュー。デビュー初年度から大きな注目を集め、同年7月3日のCBC賞ではテイエムスパーダに騎乗して重賞初制覇を達成した。
さらに2022年には年間51勝を挙げ、JRA女性騎手の年間最多勝記録を更新した。新人騎手としても際立った活躍を見せ、JRA賞の最多勝利新人騎手部門を受賞している。
そして2026年5月24日、東京競馬場で開催された第87回優駿牝馬(オークス)で歴史的な勝利を挙げた。ジュウリョクピエロに騎乗し、18頭立てのレースを5番人気で制したのである。
JRA公式レース結果によると、勝ち時計は2分25秒6。最後の直線で鋭く伸び、2着馬にクビ差をつけた。今村騎手にとってG1騎乗は3度目、クラシック競走への挑戦は初めてだった。
この勝利は、JRA所属の女性騎手による初のG1制覇という歴史的な記録になった。2026年10月下旬の通算勝利数は119勝。G1勝利をきっかけに、今後の大舞台での騎乗にも期待が集まる。
3.古川奈穂騎手|矢作厩舎所属で経験を積む実力派
古川奈穂
2000年9月13日生まれ・栗東所属
2021年デビュー/矢作芳人厩舎
JRA通算70勝
古川奈穂騎手は2021年にデビュー。矢作芳人厩舎に所属し、若手騎手として経験を積んできた。
騎手としてのキャリアでは、デビュー直後から順調なスタートを切った一方、負傷による休養も経験している。競馬は身体的な負担が大きく、騎乗を継続するためのコンディション管理も重要な仕事の一部だ。
2026年にはアンジュプロミスとのコンビで勝利を重ね、6月には函館のSTV杯を制した。重賞勝利こそまだないものの、レース経験を積みながら成績を伸ばしている。
2026年10月26日集計のJRA通算勝利数は70勝。重賞での初勝利や、より上位の競走での活躍が今後の注目点となる。
4.小林美駒騎手|2026年に函館記念と通算100勝を達成
小林美駒
2005年3月19日生まれ・美浦所属
2023年デビュー/鈴木伸尋厩舎
小林美駒騎手は2023年にデビューした若手騎手。新潟県出身で、競馬学校騎手課程を経て美浦の鈴木伸尋厩舎からデビューした。
2026年6月28日の函館記念では、ファウストラーゼンに騎乗。10番人気という評価を覆して優勝し、自身初のJRA重賞制覇を果たした。
この勝利は単なる重賞初制覇にとどまらない。人気薄の馬を勝利に導いたことで、騎乗技術とレース運びの両面で注目を集めた。
さらに2026年8月29日、札幌競馬場の4Rをアニマレイで制し、JRA通算100勝に到達した。現役90人目の達成者としてJRA公式発表にも記録されている。
10月26日集計の通算勝利数は109勝。2026年は年間43勝を挙げており、現役6人のなかでも特に勢いのある騎手の一人だ。
5.河原田菜々騎手|着実に勝利を積み重ねる若手騎手
河原田菜々
2004年11月13日生まれ・栗東所属
2023年デビュー/渡辺薫彦厩舎
JRA通算46勝
河原田菜々騎手は2023年にデビュー。栗東の渡辺薫彦厩舎に所属し、中央競馬での騎乗経験を重ねている。
2023年3月19日には中京競馬場で初勝利を挙げた。以後も騎乗機会を増やし、2026年は10月31日時点で年間22勝を記録している。
2026年10月31日の京都競馬では、サウンドアミューズに騎乗して勝利。現役女性騎手のなかでも、着実に成績を伸ばしている一人だ。
同日集計の通算勝利数は46勝。重賞での勝利はまだないが、若手騎手として経験を積み、上位クラスでどのような結果を残すかが注目される。
6.谷原柚希騎手|2025年デビューの次世代候補
谷原柚希
2007年2月20日生まれ・美浦所属
2025年デビュー/伊藤圭三厩舎
JRA通算0勝(10月26日集計)
谷原柚希騎手は2025年デビュー。2026年時点では現役女性騎手のなかで最もキャリアが浅い。
JRA公式プロフィールによると、騎手を目指したきっかけは、小学4年生のときに藤田菜七子元騎手の活躍を見たことだった。男性だけが騎手になれると思っていた時期に、女性騎手の存在を知り、自分も騎手を目指すようになったという。
2026年8月29日には新潟競馬場のレースで落馬し、左肩を負傷した。JRAの発表でも騎手の負傷が確認されている。10月29日現在のJRA若手騎手一覧には引き続き名前が掲載されている。
10月下旬の成績データでは通算0勝。騎手としてのキャリアはこれからであり、まずは負傷からの復帰と安定した騎乗機会の確保が課題になる。
【歴代JRA女性騎手】1996年のデビューから30年の歴史を振り返る
JRA所属の女性騎手の歴史は、1996年3月1日に始まった。JRAの公式沿革にも、1996年3月に初の女性騎手3人がデビューしたことが記録されている。
最初に騎手免許を取得したのは、田村真来、細江純子、増沢由貴子の3人だった。1996年3月2日に初めて中央競馬のレースに騎乗し、同年3月17日には増沢騎手が最初の勝利を挙げている。
その後も女性騎手は少しずつ増えていった。JRA所属女性騎手の歴代14人を、免許取得年ごとに整理すると次のようになる。
- 1996年: 田村真来、細江純子、増沢由貴子
- 1997年: 板倉真由子、押田純子
- 2000年: 西原玲奈
- 2016年: 藤田菜七子
- 2021年: 永島まなみ、古川奈穂
- 2022年: 今村聖奈
- 2023年: 河原田菜々、小林美駒
- 2024年: 大江原比呂
- 2025年: 谷原柚希
この14人のうち、2026年10月時点で騎手免許を持つ現役騎手は6人。残る8人は引退している。
なお、1996年以前に女性がJRAのレースに騎乗したことがなかったわけではない。外国人女性騎手が短期免許などで中央競馬に参戦した例はあり、1990年代前半にも勝利記録が残っている。1996年は、JRA所属の女性騎手が初めて誕生した年と理解するのが正確だ。
1996年から2026年までのJRA所属女性騎手14人について、独自集計による通算成績は騎乗15,424回、696勝。勝率は4.5%とされる。これはJRA所属者に絞った集計であり、短期免許の外国人騎手や地方競馬所属の騎手を含む女性騎手全体の数字とは異なる。
歴史を語るうえで大きな転機となったのが、2016年の藤田菜七子騎手のデビューだ。1996年組から長い空白期間があった後、16年ぶりにJRA所属の女性騎手が誕生した。
藤田騎手は2019年12月8日のカペラステークスをコパノキッキングで制覇。JRA所属女性騎手として初めて重賞を勝利した。通算166勝という成績も、歴代の女性騎手のなかで大きな記録となっている。
2021年には永島まなみ騎手と古川奈穂騎手、2022年には今村聖奈騎手、2023年には河原田菜々騎手と小林美駒騎手がデビューした。2025年には谷原柚希騎手が加わり、現在の6人体制につながっている。
【JRA女性騎手の重賞・G1勝利史】今村聖奈の快挙は何が特別なのか
女性騎手による重賞勝利の歴史は、JRA所属者だけを見ていると実態を正しく理解できない。外国人騎手の短期免許による参戦も含めると、記録はさらに広がる。
代表的な勝利を時系列で整理すると、次のようになる。
- 2002年12月21日: ロシェル・ロケット騎手がギルデッドエージで中山大障害(J・GI)を制覇。JRAの女性騎手による初の中央重賞勝利として記録された。
- 2019年12月8日: 藤田菜七子騎手がコパノキッキングでカペラステークスを制覇。JRA所属女性騎手として初の重賞勝利。
- 2022年7月3日: 今村聖奈騎手がテイエムスパーダでCBC賞を制覇。
- 2024年1月21日: レイチェル・キング騎手がチャックネイトでアメリカジョッキークラブカップを制覇。
- 2024年2月4日: レイチェル・キング騎手がサクラトゥジュールで東京新聞杯を制覇。
- 2024年6月16日: 永島まなみ騎手がアリスヴェリテでマーメイドステークスを制覇。
- 2025年2月23日: レイチェル・キング騎手がコスタノヴァでフェブラリーステークスを制覇。
- 2026年5月24日: 今村聖奈騎手がジュウリョクピエロでオークスを制覇。
- 2026年6月28日: 小林美駒騎手がファウストラーゼンで函館記念を制覇。
ここで押さえておきたいのが、「女性騎手初のG1制覇」という表現には、いくつかの異なる意味があることだ。
2002年には外国人女性騎手のロシェル・ロケットが中山大障害を制している。さらに2025年には、短期免許で来日したレイチェル・キング騎手がフェブラリーステークスを制し、女性騎手によるJRA平地G1初制覇を達成した。
したがって、2026年の今村聖奈騎手の記録は、女性騎手全体で初めてのG1勝利という意味ではない。JRA所属の女性騎手として初めてG1を制したこと、そして女性騎手として初めてJRAのクラシック競走を制したことに大きな意義がある。
この区別は、競馬の記録を正しく理解するうえで重要だ。JRA所属騎手、地方競馬所属騎手、短期免許で参戦する外国人騎手では、所属や免許制度が異なるためである。
今村騎手のオークス制覇は、JRA所属女性騎手の可能性を大きく広げる出来事となった。今後は、同じく重賞勝利を経験した永島騎手や小林騎手がG1戦線でどのような結果を残すかも焦点になる。
【女性騎手の引退理由と経緯】藤田菜七子・大江原比呂のケース
歴代女性騎手14人のうち8人が引退している。ただし、引退に至る事情は一人ひとり異なり、全員に共通する理由があるわけではない。
初期の女性騎手である田村真来、細江純子、増沢由貴子、板倉真由子、押田純子、西原玲奈については、騎手免許の抹消時期などは記録されているものの、個別の引退理由を一律に説明できる公表資料は限られている。
近年の引退例では、藤田菜七子騎手と大江原比呂騎手の経緯が報道されている。
藤田菜七子騎手|2024年10月11日に引退藤田菜七子騎手は2016年にデビューし、2019年にはカペラステークスを制覇。JRA所属女性騎手として初めて重賞勝利を達成した人物だ。
しかし2024年10月、調整ルームでの通信機器の使用をめぐる問題が明らかになった。JRAの説明では、2023年4月ごろまでに複数回、スマートフォンを持ち込んで他者と通信していたことが判明。過去の聞き取り調査での説明との食い違いも問題となった。
JRAは騎手として重大な非行があったとして騎乗停止処分を発表し、裁定委員会に送付する方針を示した。その後、藤田騎手から騎手免許の取消申請が提出され、2024年10月11日付で引退が正式に決まった。
JRAが公表した申請上の引退理由は「一身上の都合」。8年7か月余りの騎手生活は、この問題を経て終わりを迎えた。
大江原比呂騎手|2025年2月1日に免許取消大江原比呂騎手は2024年にデビューした女性騎手だったが、2025年2月1日付で引退した。
JRAの公式発表によると、本人から騎手免許の取消申請があり、同日付で免許を取り消した。通算成績は198戦4勝だった。
引退に至るまでには、2024年12月の調教中に右手小指を負傷して休養していた経緯がある。報道では、所属調教師が騎手として競争の世界で続ける難しさや、本人が別の道に進む意思を示したことを説明している。
負傷だけを唯一の理由とするのではなく、本人の進路選択と競技生活の継続に関する判断が重なったケースとして捉える必要がある。
こうした事例からも、騎手の引退には規則違反、負傷、本人の進路選択など複数の事情があることが分かる。女性騎手という共通点だけで引退理由をまとめることはできない。
【2026年最新成績と今後の展望】女性騎手の勢力図はどう変わる?
2026年は現役女性騎手にとって、記録面で大きな成果が相次いだ年となった。今村聖奈騎手のオークス制覇、小林美駒騎手の函館記念制覇と通算100勝達成は、その象徴的な出来事だ。
2026年9月30日時点の女性騎手6人のJRA年間成績を、1着・2着・3着・着外の順で見ると次のようになっている。
- 古川奈穂:5・9・8・186
- 永島まなみ:9・6・9・221
- 今村聖奈:13・16・22・226
- 河原田菜々:16・14・15・268
- 小林美駒:41・20・23・267
- 谷原柚希:0・0・0・56
この集計では、小林美駒騎手が41勝でトップ。次いで河原田菜々騎手の16勝、今村聖奈騎手の13勝となっている。なお、これは2026年9月30日までの途中経過であり、年間最終成績ではない。
小林騎手の数字が際立つのは、勝利数だけではない。2026年9月30日時点での勝率は11.7%。同じ年に騎乗したレースで、約8.5回に1回の割合で勝利している計算になる。
一方、今村騎手はG1勝利という大きな実績を持ち、河原田騎手も年間16勝を記録するなど成長を続けている。年間勝利数だけでは測れない重賞実績や騎乗機会の質にも注目したい。
女性騎手の活躍を左右する3つのポイント1.騎乗依頼と所属厩舎との関係
騎手の成績は本人の技術だけで決まるものではない。どの厩舎から騎乗依頼を受けるか、どの競走馬に乗る機会を得られるかが勝利数に影響する。経験を積み、調教師や馬主から継続的に騎乗依頼を受けることが重要になる。
2.負傷を防ぐコンディション管理
騎手はレース中の落馬や調教時の負傷など、身体的なリスクと隣り合わせの仕事だ。長期間にわたり騎乗を続けるには、技術だけでなく体調管理や復帰後の調整も欠かせない。古川騎手や谷原騎手の経歴にも、負傷と騎乗継続の難しさが表れている。
3.重賞・G1で結果を出せるか
一般競走で勝ち星を積み重ねることと、重賞やG1で勝つことは別の課題だ。大舞台では出走馬の能力が高く、展開や位置取り、仕掛けの判断も厳しく問われる。今村騎手のオークス制覇は、こうした舞台で女性騎手が勝ち切れることを証明した。
【プロの結論】女性騎手の評価は勝利数だけで決めないJRA女性騎手を比較するとき、通算勝利数だけでランキングを作るのは不十分だ。騎手としての経験年数、騎乗数、勝率、重賞勝利、G1実績を分けて評価する必要がある。
たとえば、デビューから5年以上経過した騎手と、デビュー2年目の騎手では、通算勝利数の差が生まれて当然だ。谷原柚希騎手の0勝という数字も、現段階ではキャリアの途中経過として見るべきである。
また、JRA所属騎手と短期免許の外国人騎手を同じ集計に入れると、歴史的な記録の意味が変わってしまう。今村騎手の2026年オークス制覇が持つ意義を理解するためにも、所属区分を確認することが大切だ。
2026年のJRA女性騎手は、単に人数が増えただけではない。G1を勝つ騎手、重賞を勝つ騎手、年間40勝を超える騎手が同時に活躍している。女性騎手が特別な話題として取り上げられる段階から、個々の実績で評価される段階へと移りつつある。
【JRA女性騎手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:JRA女性騎手は現在何人いますか?
A1:2026年10月時点で6人です。永島まなみ、古川奈穂、今村聖奈、河原田菜々、小林美駒、谷原柚希の6人が現役のJRA所属女性騎手です。
Q2:JRA女性騎手で初めてG1を制覇したのは誰ですか?
A2:記録の区分によって答えが異なります。2002年にはロシェル・ロケット騎手が中山大障害を制覇。2025年にはレイチェル・キング騎手が平地G1のフェブラリーステークスを制しました。JRA所属女性騎手として初めてG1を制したのは、2026年オークスの今村聖奈騎手です。
Q3:JRA所属の女性騎手は歴代で何人いますか?
A3:1996年の制度開始から2026年までに14人が騎手免許を取得しています。現在の現役6人に加え、田村真来、細江純子、増沢由貴子、板倉真由子、押田純子、西原玲奈、藤田菜七子、大江原比呂の8人が引退しています。
Q4:女性騎手で通算勝利数が最も多い現役選手は誰ですか?
A4:2026年10月下旬のデータでは永島まなみ騎手の138勝です。今村聖奈騎手が119勝、小林美駒騎手が109勝で続いています。
Q5:小林美駒騎手はいつ通算100勝を達成しましたか?
A5:2026年8月29日です。札幌競馬場の4Rでアニマレイに騎乗して勝利し、JRA通算100勝に到達しました。
2026年10月時点で、JRA所属の現役女性騎手は6人。1996年に田村真来、細江純子、増沢由貴子の3人がデビューしてから30年で、女性騎手の歴史は大きく変化した。
永島まなみ騎手は通算138勝とマーメイドステークス制覇、今村聖奈騎手は2026年オークス制覇、小林美駒騎手は函館記念と通算100勝という実績を残している。古川奈穂騎手、河原田菜々騎手、谷原柚希騎手も、それぞれのキャリアを歩んでいる。
歴代の女性騎手を振り返ると、藤田菜七子騎手の重賞初制覇や、短期免許の外国人女性騎手によるG1勝利など、現在につながる重要な記録が積み重なってきたことが分かる。
これから注目したいのは、現役6人がどこまで勝利数を伸ばし、重賞やG1で新たな記録を生み出すかという点だ。今村騎手に続くG1勝利者が誕生するのか、小林騎手がさらに勝ち星を積み重ねるのか。2026年以降の中央競馬では、女性騎手それぞれの実績と成長が、競馬ファンにとって見逃せないテーマになる。
女性騎手という肩書だけでなく、一人ひとりの騎乗内容と実績に注目すること。それが、JRA女性騎手の現在と未来をより深く楽しむための視点だ。
主な参照資料:JRA公式サイト「JRAのあゆみ」「騎手プロフィール」「若手騎手一覧」「2026年オークス」「2026年函館記念」「小林美駒騎手JRA通算100勝達成」、netkeiba、WIN!競馬、東スポ競馬、ラジオNIKKEIの騎手成績・報道資料。