MLBの順位表を見るときは、アメリカンリーグ(AL)とナショナルリーグ(NL)を分け、それぞれの東地区・中地区・西地区を確認する必要がある。
2026年のレギュラーシーズンでは、ナショナルリーグ中地区のブルワーズが103勝59敗で全30球団トップの勝率を記録した。ドジャースも100勝62敗でナ・リーグ西地区を制している。
2026年の地区優勝球団| リーグ | 地区 | 優勝球団 | 勝敗 |
|---|---|---|---|
| AL | 東地区 | レイズ | 98勝64敗 |
| AL | 中地区 | ガーディアンズ | 85勝77敗 |
| AL | 西地区 | アストロズ | 81勝81敗 |
| NL | 東地区 | ブレーブス | 94勝68敗 |
| NL | 中地区 | ブルワーズ | 103勝59敗 |
| NL | 西地区 | ドジャース | 100勝62敗 |
出典:2026年MLBレギュラーシーズン最終順位。
ワイルドカードからは、ア・リーグでヤンキース、レッドソックス、ホワイトソックス、ナ・リーグでパドレス、カブス、フィリーズがポストシーズンに進出した。
順位表で注目すべき3つの数字1. 勝率
勝率は勝利数を試合数で割った数字。勝敗数だけでは試合数の違いを考慮できないため、球団の成績を比較するときに役立つ。
2. ゲーム差(GB)
同じ地区の首位球団と何ゲーム離れているかを表す。シーズン終盤に地区優勝争いが接近しているか判断する際に重要だ。
3. ワイルドカード順位
地区優勝を逃しても、ワイルドカードでポストシーズンに進める可能性がある。地区順位だけでシーズンの成否を判断すると、実際の進出状況を見誤る。
なお、10月31日時点の順位表は2026年の最終順位であり、試合ごとに変動するリアルタイム順位ではない。来季の順位争いは2027年の公式戦開始後に改めて動き始める。
【日本人選手の最新成績】大谷翔平・山本由伸・鈴木誠也らの2026年

日本のMLBファンにとって、球団の勝敗と同じくらい気になるのが日本人選手の個人成績だ。
2026年は大谷翔平、山本由伸、鈴木誠也をはじめ、村上宗隆、岡本和真、今永昇太らの成績も注目を集めた。
主要日本人選手のレギュラーシーズン成績大谷翔平(ドジャース)
打率.275、30本塁打、81打点、OPS.889を記録した。打者として長打力と出塁能力を示し、二刀流選手としての存在感も維持した。
山本由伸(ドジャース)
14勝9敗、防御率2.53、185イニング、182奪三振、WHIP0.87。先発投手として安定した数字を残し、ドジャースの投手陣を支えた。ポストシーズンでは2試合に登板し、1勝0敗、防御率3.72だった。
鈴木誠也(カブス)
打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841。打撃に加え、今季は右翼守備でも大きな進歩を見せた。ゴールドグラブ賞の最終候補に初めて選出されたことも、2026年の大きなトピックだ。
村上宗隆(ホワイトソックス)
打率.207、35本塁打、77打点、OPS.825。打率だけでは評価しきれない長打力を示し、メジャー1年目から本塁打を量産した。
今永昇太(カブス)
11勝10敗、防御率3.77、174回1/3、174奪三振。先発ローテーションの一角としてシーズンを戦った。
岡本和真(ブルージェイズ)
打率.232、33本塁打、92打点。長打と打点で存在感を示した。
鈴木誠也のゴールドグラブ賞は受賞なるか
鈴木誠也
ナショナルリーグ・右翼手部門
DRS:+14
守備による失点阻止への貢献を示す指標で、ナ・リーグ右翼手トップの数字を記録した。
MLB公式日本語版によると、鈴木はメジャー5年目で初めてゴールドグラブ賞の最終候補に入った。
同部門の候補者は、ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル、メッツのカーソン・ベンジ、そして鈴木の3人。発表は米東部時間11月1日午後8時30分、日本時間11月2日午前10時30分の予定だ。
受賞すれば、日本人選手ではイチロー以来16年ぶり2人目となる。
個人成績を比較するときの注意点MLBの数字は、単純に本塁打数や勝利数だけを見ても選手の実力を判断できない。
- 打者:打率、出塁率、長打率、OPS、本塁打、打点
- 投手:防御率、WHIP、奪三振、投球回、勝敗
- 守備:DRS、OAA、FRV
例えば、OPSは出塁率と長打率を足した指標だ。打率が低くても四球や長打が多い打者はOPSが高くなる場合がある。
また、投手の勝利数は味方打線や救援陣の影響も受ける。防御率やWHIP、奪三振と組み合わせて評価する方が、投球内容を理解しやすい。
2026年の日本人選手は14人がレギュラーシーズンに出場した。シーズン最終成績をまとめて比較するなら、MLB公式の選手別成績と、MLBのボックススコアを集計する日本語データサイトを併用すると便利だ。
【MLBポストシーズン2026日程】放送予定と視聴方法を整理
2026年のポストシーズンは、9月29日(米国時間)にワイルドカードシリーズが始まり、10月28日のワールドシリーズ第5戦で終了した。
開幕日は日本時間9月30日。レギュラーシーズンとは異なり、短期決戦のため試合結果によって次の対戦相手や日程が変わる。
2026年ポストシーズンの日程- 9月29日: ワイルドカードシリーズ開幕(日本時間9月30日)
- 10月3日: 地区シリーズ開幕
- 10月11日: ナ・リーグ優勝決定シリーズ開幕
- 10月12日: ア・リーグ優勝決定シリーズ開幕
- 10月23日: ワールドシリーズ第1戦
- 10月28日: ワールドシリーズ第5戦、ブルワーズ優勝
MLBが8月に発表した公式日程では、ワールドシリーズ第1戦は10月23日に設定されていた。実際にはブルワーズが5試合で決着をつけたため、第6戦と第7戦は開催されなかった。
日本国内のMLB放送・配信サービス2026年のポストシーズンでは、複数の放送・配信サービスが試合を取り扱った。
NHK総合・NHK BS
ドジャース戦を中心に生中継。ワールドシリーズではNHK総合がドジャース戦を全試合放送する予定だった。NHK BSも対象試合を生中継した。
BS・CS放送でポストシーズンを中継。ワイルドカードや地区シリーズなどでは1日最大2試合を放送し、ワールドシリーズは録画中継を実施した。
ポストシーズン全試合のライブ配信に対応。見逃し配信も利用できる。
Amazon Prime Video内のSPOTV NOWを通じて試合を視聴できる。ワールドシリーズは全試合のライブ配信に対応した。
| 視聴スタイル | 検討したいサービス |
|---|---|
| テレビで試合を見たい | NHK、J SPORTS |
| 多くの試合をライブで見たい | SPOTV NOW |
| スマートフォンで見たい | SPOTV NOW |
| 見逃し配信を利用したい | SPOTV NOW |
| ドジャース戦を中心に見たい | NHK、J SPORTS、SPOTV NOW |
2026年の中継実績は上記のとおりだが、2027年の放送権や配信対象は別途発表される。契約を検討するときは、サービス名だけで決めず、視聴したい球団、ライブ配信の有無、見逃し期間、追加料金の有無を確認したい。
【MLB歴代MVP・BBWAA】サイ・ヤング賞や各種タイトルの仕組み
MLBではシーズンの勝敗だけでなく、選手個人の功績も多角的に評価している。
MVPやサイ・ヤング賞、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞などは、それぞれ選考基準が異なる。賞の名前だけを見て同じ種類の表彰だと考えると、選手の評価を正しく理解できない。
MVPはBBWAAが選ぶ最高峰の個人賞MVPは最優秀選手賞(Most Valuable Player)の略称。全米野球記者協会、通称BBWAAが1931年から選出を行っている。
アメリカンリーグとナショナルリーグで、それぞれ最も価値のある選手を選ぶ仕組みだ。
MVPの評価では、打撃成績だけでなく、守備、出場試合数、チームへの貢献なども考慮される。
重要なのは、MVPの投票対象はレギュラーシーズンの成績であり、ポストシーズンの活躍は直接の選考対象ではないという点だ。
BBWAAの投票制度では、記者が10人の選手を順位付けする。1位は14ポイント、2位から10位までは9ポイントから1ポイントが与えられ、合計点で受賞者が決まる。
サイ・ヤング賞は投手の実力を評価するサイ・ヤング賞は、MLBで最も優れた投手に贈られる賞だ。
1956年に創設され、1967年以降はアメリカンリーグとナショナルリーグからそれぞれ1人ずつ選ばれている。
評価の際に注目される主な数字は次のとおり。
- 防御率(ERA)
- 勝利数と敗戦数
- 奪三振数
- WHIP
- 投球回数
MVPと同じく、BBWAAの記者投票によって決まる。投票では5人を順位付けし、1位7ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントが与えられる。
ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞の違いこの2つは名前が似た賞ではなく、評価対象が正反対に近い。
ゴールドグラブ賞
守備力を評価する賞。各ポジションの守備に優れた選手が対象となる。
2026年の通常ポジションの選考では、監督・コーチの投票が75%、SABR Defensive Index(SDI)が25%を占める。
シルバースラッガー賞
打撃力を評価する賞。各ポジションの優秀な打者に贈られ、1980年に創設された。
MLBの監督・コーチによる投票で選ばれ、近年はユーティリティー選手の部門も設けられている。
ハンク・アーロン賞も見逃せないハンク・アーロン賞は、リーグで最も優れた攻撃成績を残した打者に贈られる。
MVPと同じように打撃面での貢献が注目されるものの、選考の仕組みは異なる。ファン投票と野球殿堂入り選手による審査パネルを組み合わせて受賞者を決定する。
また、コミッショナーによる特別表彰や、ワールドシリーズMVP、リーグ優勝決定シリーズMVPなども存在する。シーズン全体の評価と短期決戦の評価を区別することで、各賞の意味が理解しやすくなる。
2026年の主要賞発表スケジュールMLB公式の発表予定は以下のとおり。
| 発表日(米国時間) | 表彰 |
|---|---|
| 11月1日 | ゴールドグラブ賞 |
| 11月6日 | プラチナグラブ賞 |
| 11月9日 | 新人王 |
| 11月10日 | 最優秀監督賞 |
| 11月11日 | サイ・ヤング賞、ハンク・アーロン賞など |
| 11月12日 | MVP |
| 11月17日 | シルバースラッガー賞 |
なお、11月11日にはリリーフ投手の年間最優秀賞やオールMLBチームなども発表される予定だ。2026年はBBWAAによるリリーフ投手賞が新設されたシーズンでもある。
【MLBの結果を正確に調べる方法】公式サイトと主要速報の使い分け
MLBの結果を調べる際、情報源によって得意分野が違う。試合終了直後のスコアを知りたいのか、選手の成績を比較したいのかによって、利用するサービスを変えると効率的だ。
1. MLB公式サイト・MLB Japan公式ニュース・試合結果・選手情報
MLB公式サイトは、最も基本となる情報源だ。
- MLB今日の試合結果
- MLB日程・結果
- 試合別ボックススコア
- 選手の年間成績
- ポストシーズン組み合わせ
- 各賞の候補者と受賞結果
特に、試合の正式な結果や選手の公式成績を確認したいときに適している。日本語ニュースも充実しており、日本人選手の動向を追いやすい。
2. スポーツナビ日程・結果・順位表の確認に便利
スポーツナビのMLB日程・結果は、日本語で試合を追いたい読者にとって使いやすい情報源だ。
試合スケジュールと終了スコアをまとめて確認できるため、特定球団の試合を追いかける場合にも便利。
3. スポーツブル順位表・個人成績・球団情報
スポーツブルでは、MLBの最新日程や結果だけでなく、順位表、個人成績、チーム情報、日本人選手の成績などを確認できる。
試合結果から個人成績へと情報を広げたい人に向いている。
情報源の使い分け- 試合の公式結果を知りたい: MLB公式サイト
- 日本語で日程とスコアを確認したい: スポーツナビ
- 選手の成績を比較したい: MLB公式スタッツ、スポーツブル
- 日本人選手のニュースを追いたい: MLB Japan
- 過去のポストシーズンを振り返りたい: MLB公式のポストシーズン記録
情報を照合するときは、米国時間と日本時間の違いにも注意したい。米国で10月28日に行われた試合が、日本では10月29日の結果として表示される場合がある。
また、試合中の速報値と試合終了後の確定記録が異なるケースもある。最終的な勝敗や個人成績は、試合終了後の公式ボックススコアを基準に確認するのが確実だ。
【MLBの結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のワールドシリーズで優勝した球団はどこ?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズ。タンパベイ・レイズを4勝1敗で破り、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。最終戦は10月28日(米国時間)の第5戦で、スコアは4対1だった。
Q2:2026年のMLBポストシーズンはいつから始まった?
A2:米国時間の9月29日にワイルドカードシリーズが開幕した。日本時間では9月30日から始まり、10月28日にワールドシリーズが終了した。
Q3:MLBの今日の試合結果はどこで確認できる?
A3:MLB公式サイト、MLB Japan、スポーツナビなどで確認できる。試合速報だけでなく、最終スコアやボックススコアも確認すると選手の活躍まで把握できる。
Q4:2026年の鈴木誠也はゴールドグラブ賞を受賞した?
A4:10月31日時点では受賞者の発表前である。鈴木はナ・リーグ右翼手部門の最終候補に初選出されており、発表は日本時間11月2日午前10時30分の予定だ。
Q5:MLBのMVPとサイ・ヤング賞は何が違う?
A5:MVPはリーグで最も価値のある選手を選ぶ賞で、打撃・守備・チームへの貢献などを総合的に評価する。サイ・ヤング賞は投手を対象とし、防御率、奪三振、投球回などの成績が評価される。
Q6:2026年のMLB日本人選手で本塁打が最も多かったのは誰?
A6:レギュラーシーズンの集計では村上宗隆の35本が最多。岡本和真が33本、大谷翔平が30本、鈴木誠也が26本を記録した。
2026年のMLBは、ブルワーズがレイズを4勝1敗で下し、球団史上初のワールドシリーズ優勝を達成して幕を閉じた。
日本人選手では、大谷翔平の打撃成績、山本由伸の先発投手としての安定感、村上宗隆の35本塁打、岡本和真の33本塁打、そして鈴木誠也のゴールドグラブ賞最終候補入りが注目ポイントとなった。
今後は11月の各賞発表にも関心が集まる。特に鈴木誠也のゴールドグラブ賞、BBWAAによるMVPとサイ・ヤング賞、シルバースラッガー賞は見逃せない。
MLBの情報を効率よく追うなら、次の3点を意識したい。
1. 試合結果: MLB公式やスポーツナビで最終スコアを確認する。
2. 順位と成績: 球団の勝率だけでなく、選手のOPS、防御率、WHIPなども見る。
3. 表彰と今後の日程: 各賞の発表日や翌シーズンの公式スケジュールを確認する。
試合の勝敗だけでは見えてこない選手の価値や球団の戦略まで把握できれば、MLBの楽しみ方はさらに広がる。2026年の結果を振り返りながら、次のシーズンに向けた選手の動向や契約、移籍情報にも注目したい。