モバイルバッテリーは100均で買えるのか。2026年10月現在、その答えは「買える。ただし、110円ではない」というものだ。ダイソーでは5,000mAhや10,000mAhの充電式モデルが税込1,100円で販売され、最大20WのUSB PD急速充電に対応した商品も登場している。キャンドゥにも10,000mAhモデルがあり、100円ショップの充電関連商品の選択肢は広がっている。
一方、セリアでは充電式モバイルバッテリー本体の現行ラインナップを公式情報から確認しにくく、乾電池式USB充電器との違いにも注意が必要だ。PSEマークがあれば絶対に安全なのか、5,000mAhでスマホを何回充電できるのか、家電量販店の商品と比べて本当にお得なのか。2026年10月31日時点の商品情報、メーカー資料、NITEの事故データ、ITmediaの実機検証をもとに整理する。
【結論】モバイルバッテリーは100均で買える?ダイソー・セリア・キャンドゥの現状

まず押さえておきたいのは、100均のモバイルバッテリーは、現在では必ずしも110円の商品ではないという点だ。
リチウムイオン電池を内蔵する充電式モデルは、電池セルだけでなく、充放電を管理する制御回路や保護機能、筐体などが必要になる。さらに、日本国内で販売するためには電気用品安全法への適合も求められる。そのため、一般的な雑貨と同じ110円という価格設定には収まりにくい。
2026年10月時点の主な状況は次のとおりだ。
- ダイソー:5,000mAh、10,000mAhの充電式モデルを展開。税込1,100円のPD20W対応商品も確認できる。
- セリア:充電式モバイルバッテリー本体の現行商品情報を確認しにくい。乾電池式のUSB充電器などが代替候補になる。
- キャンドゥ:公式ネットショップに10,000mAhモデルが掲載され、税込1,100円の価格が確認できる。ただし販売期間や在庫には注意が必要。
つまり、充電式のモバイルバッテリーを100均で探すなら、最初に確認したいのはダイソーとキャンドゥだ。セリアは充電ケーブルやスマホ周辺アクセサリー、乾電池式の商品を探す場所として考えるとよい。
【店舗別比較】ダイソーの価格・容量、セリアとキャンドゥの取り扱い
ダイソー:5,000mAhからPD対応20Wまで選べる2026年のダイソーで注目したいのが、税込1,100円のモバイルバッテリーだ。
ダイソーネットストアには、5,000mAhの「モバイルバッテリー(ブラック、ミニ)」が掲載されている。価格は税込1,100円。重量は約95gで、USB Type-C出力は最大5V・2.4Aに対応する。
ただし、この5,000mAhモデルはUSB PDには対応していない。商品説明にもPD非対応と記載されているため、急速充電を目的に購入する場合は注意したい。
さらに、10,000mAhの「PD対応 20W モバイルバッテリー」も税込1,100円で販売されている。USB Type-Cポートから最大20WのPD出力が可能で、USB Type-Aポートも2基備える。
ダイソーネットストアの商品説明では、PSE適合商品であることも確認できる。なお、充電用ケーブルは別売りだ。
特に注目されたのが、2026年10月31日に公開されたITmedia Mobileの実機レビューだ。サムスン電子のGalaxy S25を使用した検証では、バッテリー残量30%から充電を開始し、10分後に43%、30分後に69%、開始から1時間15分後には100%に到達した。価格だけでなく、実際の充電性能も検証された点は見逃せない。
同レビューでは、30%から100%までの充電を繰り返す検証でも、少なくとも2回分の充電が可能なことが確認されている。ただし、スマートフォンの機種や使用環境によって結果は異なる。
セリア:充電式本体よりも周辺商品に注目セリアでは、ダイソーのように現行の充電式モバイルバッテリーを公式商品情報から確認することが難しい。
そのため、セリアに行けば必ず充電式のモバイルバッテリーが買えると考えるのは避けたい。スマホ用の充電ケーブル、変換アダプター、収納ケースなどの周辺商品を中心に探すのが現実的だ。
また、過去には税込110円の「充電用電池BOX USBポート付」という乾電池式商品が販売されていた。単3形乾電池を2本使用するタイプだが、当時のパッケージにはiPhoneやスマートフォンの充電には使用できないとの注意書きがあった。
つまり、USBポートが付いているからといって、必ずスマートフォンを充電できるわけではない。現在の販売状況も店舗や時期によって異なるため、商品パッケージの対応機器を確認する必要がある。
なお、セリア公式の店舗情報では、電話での商品問い合わせや在庫確認を遠慮するよう案内している。訪問前に電話で在庫を確認できるとは限らない点にも注意したい。
キャンドゥ:10,000mAhモデルを公式ショップに掲載キャンドゥでは、10,000mAhの「モバイルバッテリー 10000」が公式ネットショップに掲載されている。価格は税込1,100円だ。
商品説明によると、スマートフォンのほか、タブレット、携帯ゲーム機、Bluetoothイヤホンなどへの給電に対応し、3台同時充電も可能とされている。
本体サイズは約143.8×68.8×15.8mm。充電用のType-Cケーブルは別売りとなる。
商品ページにはiPhone SE(第3世代)を約3回充電できるとの説明もある。ただし、これはメーカー側の商品説明であり、すべてのスマートフォンで同じ回数を充電できるという意味ではない。
注意したいのは、公式ネットショップの商品ページに販売期間外の表示があることだ。商品情報が掲載されていることと、現在購入できることは同じではない。店頭での取り扱いや在庫も別途確認する必要がある。
2026年10月時点の店舗別スペック比較| 店舗・商品 | 価格(税込) | 容量 | 主な特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| ダイソー・ミニモデル | 1,100円 | 5,000mAh | 5V・2.4A対応。PD非対応。約95g |
| ダイソー・PD対応モデル | 1,100円 | 10,000mAh | USB PD最大20W。3ポート。ケーブル別売り |
| キャンドゥ | 1,100円 | 10,000mAh | 3台同時充電対応。ケーブル別売り。販売期間に注意 |
| セリア・乾電池式商品例 | 110円 | 乾電池式 | 単3形2本使用。過去の製品例ではスマートフォン非対応 |
価格とスペックを比べると、充電式のモバイルバッテリーを購入する場合、ダイソーの10,000mAh・PD20Wモデルは有力な選択肢になる。対して、キャンドゥは公式商品情報を確認できるものの、販売状況の確認が欠かせない。
【容量・充電回数】5,000mAhと10,000mAhでスマホは何回充電できる?
モバイルバッテリーを選ぶとき、最も誤解されやすいのが容量と実際の充電回数の関係だ。
5,000mAhの商品なら、5,000mAhのスマートフォンを1回充電できる。10,000mAhなら2回充電できる。そう考えがちだが、実際には表示容量のすべてをスマートフォンに供給できるわけではない。
容量がそのまま使えない理由モバイルバッテリーの内部電池は一般的に約3.7Vで動作する。一方、USB出力では5Vなどへの電圧変換が必要になる。さらに、スマートフォン内部でも電圧変換が行われるため、その過程で電力のロスが発生する。
パナソニックの公式FAQでは、モバイル電源からスマートフォンの内蔵電池に供給できる容量について、内部電池の表示容量の約50〜60%が目安として説明されている。
この考え方を使い、スマートフォンのバッテリー容量を4,000mAhと仮定すると、充電回数の目安は次のようになる。
- 5,000mAh:約0.6〜0.75回
- 10,000mAh:約1.25〜1.5回
これは新品のバッテリーを満充電した状態から使用する場合の概算だ。実際には、スマートフォンを操作しながら充電するか、気温やケーブルの状態、バッテリーの劣化具合などによって変わる。
5,000mAhがおすすめの人5,000mAhは、日常的な持ち歩きや短時間の外出に適した容量だ。
スマートフォンの残量が少なくなったときに少し補充したい人、できるだけ軽いバッテリーを持ち歩きたい人には使いやすい。ダイソーのミニモデルは約95gなので、荷物を増やしたくない場合にも候補になる。
ただし、スマートフォンを何度も充電したい人や、旅行・出張で長時間電源を確保できない人には容量不足になりやすい。
10,000mAhがおすすめの人10,000mAhは、通勤・通学から日帰り旅行まで幅広く使える容量だ。
5,000mAhよりも余裕があり、スマートフォンの継ぎ足し充電を複数回行いやすい。複数のUSBポートがあるモデルなら、イヤホンなどの周辺機器も充電できる。
ただし、ダイソーのPD対応20Wモデルは約225gと、5,000mAhのミニモデルより重量がある。容量だけでなく、持ち歩く頻度や重さも考慮したい。
【PD急速充電・乾電池式】110円の商品と充電式モデルは何が違う?
USB PD対応なら充電時間を短縮できるUSB PDとは、USB Type-Cを利用して機器に応じた電力を供給する急速充電規格だ。
ダイソーのPD対応20Wモデルは、USB Type-Cポートから最大20Wの出力が可能。一般的な5V・2A程度の充電と比べ、対応スマートフォンであれば短時間で効率よく充電できる。
ただし、PD対応と書かれていれば、どんなスマートフォンでも最大20Wで充電できるわけではない。
スマートフォン本体、モバイルバッテリー、USBケーブル、充電時の条件がそれぞれ対応している必要がある。対応していない機器では出力が制限される場合もある。
また、ダイソーの5,000mAhミニモデルはPD非対応だ。容量が同じでも、充電速度は商品によって異なるため、パッケージの最大出力を確認したい。
乾電池式USB充電器は緊急用と考える乾電池式USB充電器は、リチウムイオン電池を内蔵した充電式モバイルバッテリーとは仕組みが異なる。
単3形乾電池などを電源にしてUSBから給電するため、コンセントが使えない場所でも乾電池のストックがあれば利用できる。ただし、出力や供給できる電力量には限界がある。
2026年2月に公開されたダイソーの乾電池式緊急充電器の実機レビューでは、税込330円の商品に単3形電池を3本使用する仕様が確認された。
同レビューでは、ニッケル水素充電池3本を使用した検証で、供給できた電力量は約1,200mAh相当。現在のスマートフォンでは約20〜30%程度の充電に相当するという。最大出力も5V・500mAで、充電速度は速くない。
スマートフォンの電池残量が少なくなったとき、緊急連絡に必要な電力を補うための予備電源として考えるのが適切だ。
110円の乾電池式商品には対応機器の注意書きがある特に注意したいのが、セリアで過去に販売されていた税込110円の「充電用電池BOX USBポート付」だ。
この商品は単3形乾電池2本で動作するが、パッケージにはiPhoneやスマートフォンの充電に使用できないとの注意書きがあった。
実際に個人の検証ではPixel 3aへの低速充電が確認されたものの、これはメーカーが保証した使用方法ではない。充電できたという個人の結果だけを根拠に、スマートフォン対応商品と判断するのは危険だ。
110円の商品を選ぶ際は、USBポートの有無ではなく、対応機器と出力仕様を確認することが大切だ。
【PSEマーク・発火事故】100均のモバイルバッテリーは危険?安全性を検証
安価なモバイルバッテリーを購入するとき、最も慎重に確認したいのが安全性だ。
モバイルバッテリーに使用されるリチウムイオン電池は、高いエネルギー密度を持つ一方、内部ショートや異常発熱が発生すると発火につながる可能性がある。
2019年からPSEマークの表示が義務化経済産業省は2018年2月1日の通達改正によって、モバイルバッテリーを電気用品安全法の規制対象として明確化した。
1年間の経過措置が終了した2019年2月1日以降、規制対象となるモバイルバッテリーは、技術基準への適合とPSEマークの表示が必要になっている。
購入時には、本体に丸形のPSEマークがあるかを確認したい。あわせて、届出事業者名、定格容量、定格電圧などの表示もチェックする。
ここで誤解してはいけないのが、PSEマークは事故が絶対に起きないことを保証するマークではないという点だ。
経済産業省の説明によれば、PSEマークは製造・輸入事業者が電気用品安全法に定められた義務を履行したことを示すものだ。表示があることは購入時の重要な判断材料だが、その後の使い方や製品の劣化、リコールの有無まで保証するものではない。
NITEが公表した5年間の事故データ2026年の安全性を考えるうえで見逃せないのが、製品評価技術基盤機構(NITE)が2026年8月7日付で公表した事故情報だ。
NITEが受け付けた製品事故情報によると、2021年から2025年までの5年間に、リチウムイオン電池搭載製品の事故は合計2,140件発生している。
事故は春から夏にかけて増加する傾向があり、特に8月にピークを迎えた。製品別ではモバイルバッテリーの事故が最も多かったという。
この2,140件はモバイルバッテリーだけの事故件数ではなく、リチウムイオン電池搭載製品全体の数字だ。その中でモバイルバッテリーが最多だったという点が重要になる。
同資料では、実際の事故例も紹介されている。
- 2024年・滋賀県:高温の自動車内に置かれていたモバイルバッテリーと周辺が焼損。内部電池の膨張・破裂と可燃性ガスへの引火が考えられた。
- 2024年・大阪府:モバイルバッテリーをかばんに入れて自転車で走行中、周辺を含む火災が発生。電池セルへの外力が異常発熱につながった可能性が示された。
- 2025年・千葉県:充電中のモバイルバッテリーと周辺が焼損。製品はリコール対象だった。
これらの事例から分かるのは、価格だけでは安全性を判断できないということだ。高温、衝撃、製品不良、リコール対象品の使用など、事故につながる要因は複数ある。
購入時と使用時に確認したい安全対策購入時は、次の項目を確認したい。
- PSEマークが表示されているか。
- 届出事業者名や製品仕様が明記されているか。
- 販売元や問い合わせ先が分かるか。
- メーカーやNITEのリコール情報に該当していないか。
- 容量や出力が商品説明と一致しているか。
使用中は、以下の点を守ることが重要だ。
- 炎天下の自動車内や直射日光が当たる場所に放置しない。
- 落下や圧迫など強い衝撃を与えない。
- 膨張、異臭、異常な発熱があれば使用を中止する。
- 充電は燃えやすいものの近くを避け、安全な場所で行う。
- 製品の説明書に従い、充電しながら給電する使い方を避ける。
- 廃棄時は自治体やメーカーの回収方法を確認する。
NITEが2026年に紹介した「3つのC」は、事故防止の考え方を簡潔にまとめている。賢く選ぶ(Cool Choice)、丁寧に使う(Careful use)、正しく捨てる(Correct disposal with better recycling)という3つだ。
購入時の確認だけでなく、購入後の保管や廃棄まで含めて安全対策を考えたい。
【家電量販店と比較】100均モバイルバッテリーの口コミ・評判とコスパ
100均の商品と家電量販店の商品を比べるとき、価格だけで優劣を判断するのは早い。
2026年10月時点で、ビックカメラではエレコムの10,000mAh・PD20W対応モバイルバッテリーが税込3,770円で掲載されている。PSE適合商品で、約190g、USB Type-Cケーブルも付属するモデルだ。
一方、ダイソーの10,000mAh・PD20Wモデルは税込1,100円。最大出力は同じ20Wだが、重量は約225gで、ケーブルは別売りとなる。
この比較から見えてくるのは、100均商品は基本的な充電機能を低価格で入手できる点が強みであり、家電量販店の商品は重量や付属品、製品選択の幅なども含めて比較する必要があるということだ。
実際の口コミ・評判を見るときのポイント100均のモバイルバッテリーに関する口コミでは、価格の手頃さ、持ち運びやすさ、充電速度、容量への満足度などを確認したい。
ただし、SNSや個人ブログの購入報告は、特定の商品や使用環境に関する個別の感想であり、全製品に共通する評価ではない。
特に充電回数については、スマートフォンの機種や使用状況によって結果が変わる。単純に「10,000mAhだから2回充電できた」という感想だけで商品を評価するのは適切ではない。
今回、客観的な使用感を判断する材料として参考になるのが、2026年10月31日のITmedia Mobileによるダイソー製品の実機検証だ。Galaxy S25を使用し、30分でバッテリー残量が30%から69%まで増えたという結果は、少なくとも同製品がPD対応機器で実用的な充電速度を発揮したことを示している。
また、ダイソーネットストアの5,000mAhモデルには公式レビューが掲載されていない。レビュー件数が少ない商品では、口コミの数だけでなく、商品仕様やメーカー情報を重視したい。
100均と家電量販店、どちらを選ぶべきか100均の商品が向いている人は、購入費用を抑えながら、スマートフォンの予備電源を用意したい人だ。特にダイソーの10,000mAh・PD20Wモデルは、対応機器を持っていて、ケーブルを別途用意できる人にとって魅力がある。
家電量販店の商品が向いている人は、毎日長時間使う人、軽さや付属ケーブルを重視する人、複数メーカーの製品を比較したい人だ。保証やサポート、メーカーの製品情報を重視する場合も、選択肢が広い。
また、ノートPCやタブレットを充電したい場合は、20Wという数字だけで判断しないこと。機器が要求する電力や対応する充電規格を確認する必要がある。
【モバイルバッテリー100均】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:100均のモバイルバッテリーは110円で買えますか?
A1:一般的な充電式モバイルバッテリー本体は、110円ではありません。2026年10月時点では、ダイソーの5,000mAh・10,000mAhモデルやキャンドゥの10,000mAhモデルに税込1,100円の商品が確認できます。110円の商品として知られる乾電池式USB充電器とは区別してください。
Q2:ダイソーのモバイルバッテリーは何回充電できますか?
A2:スマートフォンの電池容量が4,000mAhの場合、変換ロスを考慮すると5,000mAhモデルで約0.6〜0.75回、10,000mAhモデルで約1.25〜1.5回が概算の目安です。実際の回数は機種や使用環境によって変わります。
Q3:100均のモバイルバッテリーはPSEマークがあれば安全ですか?
A3:PSEマークは電気用品安全法に基づく技術基準への適合など、事業者が必要な義務を履行したことを示す重要な表示です。ただし、事故が絶対に起きないことを保証するものではありません。リコール情報の確認や、高温・衝撃を避ける使い方も必要です。
Q4:100均のモバイルバッテリーでPD急速充電はできますか?
A4:できます。ダイソーには最大20WのUSB PDに対応した10,000mAhモデルがあります。ただし、5,000mAhのミニモデルはPD非対応です。購入時は商品名だけでなく、最大出力と対応規格を確認してください。
Q5:セリアやキャンドゥでもモバイルバッテリーは買えますか?
A5:キャンドゥには10,000mAhモデルの商品情報がありますが、販売期間や店舗在庫に注意が必要です。セリアでは充電式本体の現行取り扱いを公式情報から確認しにくいため、確実に購入したい場合はダイソーなどの取り扱いが確認できる店舗を優先するとよいでしょう。
2026年10月現在、100均のモバイルバッテリーは、単なる110円の緊急用品ではなく、1,000円前後で実用的な充電性能を備える商品へと選択肢が広がっている。
ダイソーでは5,000mAhの軽量モデルに加え、10,000mAh・最大20WのPD対応モデルが税込1,100円で購入できる。キャンドゥにも10,000mAhモデルがあり、セリアでは乾電池式の商品やスマホ周辺アクセサリーが選択肢になる。
選び方の基準は明確だ。
- 軽さを優先する:ダイソーの5,000mAhモデル。
- 容量と価格のバランスを重視する:10,000mAhモデル。
- 急速充電を重視する:ダイソーのPD20W対応モデル。
- 停電などの緊急時に備える:乾電池式USB充電器。ただし出力と対応機器を確認する。
- 毎日長く使う・保証を重視する:家電量販店のメーカー製品も比較する。
そして、価格や容量以上に優先したいのが安全性だ。PSE表示、届出事業者名、製品情報、リコール情報を確認し、購入後も高温や衝撃を避けて使用することが欠かせない。
安いから危険、高いから安全という単純な判断ではなく、製品の仕様と安全対策を見極めることが大切だ。100均の商品でも必要な性能を満たしていれば十分に選択肢になる。自分のスマートフォンの充電規格と使用頻度に合わせて、無理のない一台を選びたい。