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【プロフィール】ジョシュ・ヘイダーはどんな投手?基本情報を解説

早瀬 智也 早瀬 智也 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

ジョシュ・ヘイダーのプロフィールを整理すると、アメリカ出身の本格派左腕であり、先発ではなく救援投手(リリーフ)として実績を積み重ねてきた選手です。

MLB公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおりです。


ジョシュ・ヘイダー(Josh Hader)

MLB現役選手
ヒューストン・アストロズ/背番号71
左投左打・リリーフ投手

項目 詳細
本名 Joshua Ronald Hader
生年月日 1994年4月7日
年齢 32歳(2026年10月現在)
出身地 米国メリーランド州ミラーズビル
身長 約191cm
体重 約85kg
投打 左投左打
守備位置 投手(リリーフ)
所属 ヒューストン・アストロズ
背番号 71
MLBデビュー 2017年6月10日
愛称 Haderade(ヘイドレイド)

特に注目したいのは、身長約191cmの長身から投げ下ろす左腕という身体的特徴です。MLBでは左投手というだけで左打者への対策に起用されるケースもありますが、ヘイダーの場合は左右を問わず打者を抑える能力を持ち、試合終盤を任されるクローザーとして評価されてきました。

また、ジョシュア・ロナルド・ヘイダーという正式名と、普段の呼び名であるジョシュ・ヘイダーは同一人物です。表記の違いによって別人と混同しないようにしたいところです。

【経歴】オリオールズのドラフト指名からアストロズまで

ジョシュヘイダー

ヘイダーのプロ野球人生は、2012年のドラフトから始まりました。

最初に指名した球団は、現在の所属先であるアストロズではありません。ボルチモア・オリオールズが19巡目、全体582位で指名しています。

その後、複数回のトレードを経験し、ブルワーズでMLBデビューを果たしました。ここが選手としてのキャリアを語るうえで重要なポイントです。

ジョシュ・ヘイダーの主な経歴年表

時期 出来事・経歴 注目ポイント 2012年 オリオールズがドラフト指名 19巡目・全体582位 2013年 アストロズへトレード プロ入り後の移籍 2015年 ブルワーズへ移籍 カルロス・ゴメスらのトレードに伴う移籍 2017年 ブルワーズでMLBデビュー 6月10日に初登板 2018~2021年 ナ・リーグの救援投手として活躍 2018・2019・2021年に最優秀救援投手賞 2022年 パドレスへ移籍 シーズン途中のトレード 2023年 パドレスでプレー 防御率1.28、33セーブ 2024年 アストロズと契約 5年総額9500万ドル 2025年 アストロズでプレー 28セーブ、オールスター選出 2026年 故障から復帰し守護神として活躍 防御率1.01、26セーブ

ブルワーズ時代に評価を確立

ヘイダーがMLBで大きく飛躍したのは、ミルウォーキー・ブルワーズ時代です。

2017年6月10日にメジャーデビューを果たし、翌2018年にはナ・リーグのオールスターに初選出されました。同年は55試合に登板して防御率2.43、143奪三振を記録。ナ・リーグの最優秀救援投手にも選ばれています。

2019年には37セーブ、防御率2.62、138奪三振を記録し、2年連続で同賞を受賞しました。

さらに2021年も同賞を獲得。2018年、2019年、2021年の3度にわたる受賞は、彼の救援投手としての実力を象徴する実績です。

パドレスを経て古巣アストロズへ

2022年8月にはサンディエゴ・パドレスへ移籍しました。

パドレスでは2023年に61試合へ登板し、防御率1.28、33セーブという優れた数字を残しています。

そして2024年1月、アストロズと5年総額9500万ドルの契約を締結しました。かつてマイナー時代に在籍した球団組織への復帰という意味でも、キャリアの節目となる契約でした。

【投球スタイル】ジョシュ・ヘイダーがMLB屈指の左腕と呼ばれる理由

ヘイダーの最大の武器は、打者のタイミングを外し、空振りや凡打を奪う投球です。

単純に球速だけで勝負する投手ではありません。球種の組み合わせやコースへの投げ分けによって、打者に的を絞らせない点が特徴です。

シンカーとスライダーを軸にした投球

MLBのStatcastによる2025年の球種データでは、ヘイダーは主に次の2球種を使用しています。

- シンカー:約64%
- スライダー:約36%

シンカーは打者のバットの芯を外しやすい変化を持つ球種です。一方、スライダーは横方向や斜め方向の変化で空振りを狙います。

この2球種を組み合わせることで、打者は速球系の球に対応しながら、異なる軌道の変化球にも備えなければなりません。

クローザーとしての価値

ヘイダーの役割は、主に試合終盤のリードを守ることです。

特に重要なのが、9回などの勝敗を左右する局面で登板するクローザーというポジションです。

クローザーには、次のような能力が求められます。

1. 得点圏に走者を背負っても動揺しないこと。
2. 三振を奪って相手の反撃を断ち切れること。
3. 連投やシーズンを通じた登板に対応できること。
4. セーブ機会で安定した結果を残すこと。

ヘイダーは通算253セーブを記録しており、単年の活躍だけではなく、長期にわたって試合終盤を任されてきた投手です。

【成績】2026年のジョシュ・ヘイダーは防御率1.01を記録

ジョシュ・ヘイダーの成績を見ると、2026年は特に優れた数字を残したシーズンです。

2025年から2026年にかけて故障による離脱があったものの、復帰後はアストロズの抑えとして存在感を示しました。

2024~2026年のシーズン成績
年度 登板 勝敗 防御率 奪三振 セーブ
2024年 71 8勝8敗 3.80 105 34
2025年 48 6勝2敗 2.05 76 28
2026年 45 4勝2敗 1.01 55 26

2024年はアストロズ加入初年度ながら34セーブを記録しました。防御率3.80という数字だけを見ると、過去の最盛期よりも苦戦した印象を受けますが、71試合に登板し105奪三振を記録しています。

2025年は防御率2.05に改善し、28セーブをマーク。アメリカン・リーグのオールスターにも選ばれました。

そして2026年は、防御率1.01という非常に優れた成績を残しています。

MLB通算成績も優秀

2026年レギュラーシーズン終了時点のMLB通算成績は次のとおりです。

指標 通算成績
登板 513試合
勝利 38勝
敗戦 33敗
防御率 2.50
投球回 557回
奪三振 884
セーブ 253
WHIP 0.92

WHIPは、1イニング当たりに許した四球と被安打の合計を示す指標です。0.92という数字は、走者を出す頻度が低いことを示しています。

救援投手を評価する場合、勝敗だけでは実力を十分に把握できません。防御率、WHIP、奪三振、セーブ数を合わせて見ることで、ヘイダーの安定感がより明確になります。

【現在】2026年のアストロズでの役割と故障からの復帰

2026年10月現在、ヘイダーはヒューストン・アストロズに所属しています。

ただし、2026年シーズンは開幕から順調だったわけではありません。

2025年には左肩関節包の負傷によってシーズン終盤を離脱。さらに2026年は左上腕二頭筋の腱炎によって負傷者リスト入りし、開幕直後から戦列を離れました。

2026年6月に復帰

MLB公式の報道によると、ヘイダーは2026年6月2日に負傷者リストから復帰しました。

復帰までにはマイナーリーグでのリハビリ登板も経験しています。球団は復帰直後の負担を抑えるため、当初は1イニングを基本とする起用方針を示しました。

復帰時には本人も、再び競技に参加できることへの喜びを語っています。長期間の離脱を経て、実戦に戻るまでには段階的な調整が必要でした。

その後の成績は非常に優秀でした。

2026年レギュラーシーズンでは45試合に登板し、26セーブを記録。防御率1.01、WHIP0.76という数字も残しています。

ヒューストン・クロニクルのシーズン総括によると、復帰後は26回のセーブ機会をすべて成功させました。故障による離脱を経験しながらも、守護神としての役割を果たしたことが分かります。

アストロズとの契約は2028年まで

ヘイダーは2024年1月にアストロズと5年総額9500万ドルの契約を結びました。

契約期間は2024年から2028年までです。2026年10月時点では契約期間の途中にあり、少なくとも契約上は2028年シーズンまでアストロズでプレーする予定です。

なお、2026年のアストロズはア・リーグ西地区を制した一方、ポストシーズンの最初のラウンドでは敗退しました。

ヘイダー自身の2026年ポストシーズン成績は、2試合、2回2/3の登板で防御率0.00、2奪三振です。短い登板機会ながら、自責点を許さずシーズンを終えています。

【愛称】ヘイドレイド(Haderade)の由来とは?

ジョシュ・ヘイダーを調べると、選手としての実績と並んで「Haderade」という愛称が目に入ります。

これは単なるファンによる呼び名ではありません。本人に定着しているニックネームです。

高校時代から使われていた愛称

MLB公式サイトの2017年8月の記事では、Haderadeという愛称について、ヘイダーが高校2年生のときにチームメートから付けられたものだと紹介されています。

本人は、最初に誰が付けたのか、どのような意味だったのかを覚えていなかったとされています。

同年のプレーヤーズ・ウィークエンドでは、ユニフォームの背中に「HADERADE」と記されました。これによって、愛称が広く知られるきっかけになりました。

Haderadeは何を意味する?

Haderadeという表記は、ヘイダーの姓であるHaderと、スポーツ飲料のGatoradeを連想させる言葉遊びのようにも見えます。

ただし、MLBの当時の記事では本人が名前の由来や正確な意味を覚えていないと紹介されています。そのため、特定の意味が公式に確定しているわけではありません。

愛称としてのHaderadeと、正式な登録名であるJosh Haderは区別して理解すると分かりやすいでしょう。

【ジョシュ・ヘイダー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ジョシュ・ヘイダーの生年月日と出身地は?

A1:1994年4月7日生まれです。アメリカ合衆国メリーランド州アナランデル郡のミラーズビル出身で、左投左打のプロ野球選手です。

Q2:ジョシュ・ヘイダーの愛称Haderadeの由来は?

A2:高校2年生のときにチームメートから付けられた愛称です。本人は最初に名付けた人物や正確な意味を覚えていないと、2017年のMLB公式記事で紹介されています。

Q3:2026年現在、ジョシュ・ヘイダーはどの球団に所属している?

A3:ヒューストン・アストロズに所属しています。2026年シーズンは45試合に登板し、4勝2敗、防御率1.01、55奪三振、26セーブを記録しました。契約は2028年までの予定です。

ジョシュ・ヘイダーは、1994年生まれのアメリカ人左腕であり、ブルワーズ、パドレスを経てアストロズで活躍するMLB屈指のリリーフ投手です。

3度のナ・リーグ最優秀救援投手賞、複数回のオールスター選出、MLB通算253セーブという実績は、長期にわたって高い水準を維持してきたことを示しています。

プロ野球選手としての実力を判断する際には、次の3点が重要です。

1. 通算実績: 253セーブ、防御率2.50、884奪三振というキャリア全体の数字。
2. 直近のパフォーマンス: 2026年は防御率1.01、26セーブと優秀な成績を記録。
3. 健康状態と継続性: 2025年から2026年にかけて故障による離脱を経験しており、今後は年間を通じた稼働状況も評価材料になる。

特に注目したいのは、2026年に故障から復帰した後の投球内容です。防御率1.01という数字は、単なる知名度や過去の受賞歴ではなく、現在も高い競争力を持っていることを示す材料です。

2026年10月現在、ヘイダーは32歳。アストロズとの契約は2028年まで残っています。

高校時代からの愛称「ヘイドレイド」で知られる左腕が、今後どのような成績を積み重ねていくのか。2027年以降も、MLBのクローザーを代表する選手として動向が注目されます。

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トレンドリサーチャー 早瀬 智也
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