2026年10月31日時点で確認できる競走成績を見ると、戸崎騎手は現在もJRAの騎手として活動を続けている。
東スポ競馬の騎手データによると、10月31日の東京競馬場では5鞍に騎乗。成績は以下のとおりだった。
| レース | 騎乗馬 | 着順 |
|---|---|---|
| 東京5R | タイセイリメンバー | 4着 |
| 東京7R | ディヒターリーベ | 2着 |
| 東京8R | ダイシンリンク | 4着 |
| 東京11R | エスカル | 6着 |
| 東京12R | ラヴェニュー | 1着 |
この日は東京12Rのラヴェニューで勝利を挙げている。少なくとも当日の騎乗実績からは、通常の競馬活動を続けていることが分かる。
2026年11月1日の騎乗予定翌11月1日(日)は東京競馬場で4鞍の騎乗が予定されている。
| レース | 騎乗馬 |
|---|---|
| 東京1R | テリオスブギ |
| 東京6R | イヌボウノアサヒ |
| 東京9R | テラメリタ |
| 東京11R・天皇賞(秋) | ダノンデサイル |
注目は、天皇賞(秋)でのダノンデサイルとのコンビだ。2025年のジャパンカップで落馬した際にも騎乗していた同馬との再コンビとなる。
ただし、騎乗予定は出馬表や直前の変更によって変わる可能性がある。実際の騎乗についてはJRAの当日発表が最終的な確認先となる。
2026年の年間成績スポーツナビの2026年10月26日更新データでは、戸崎騎手の年間成績は次のとおりとなっている。
2026年の勝利数68勝

年間騎乗数538回
勝率12.6%
連対率28.8%
着順別では1着68回、2着87回、3着72回、4着以下311回。通算勝利数は同データで1770勝となっている。
年間成績は10月26日時点の集計値であり、10月31日のレース結果を加えた数字とは区別する必要がある。それでも、2026年も継続的に騎乗機会を得ていることは明らかだ。
【JRA公式発表と報道を照合】落馬情報の真偽は?
今回の情報を調べる際に注意したいのが、JRAが公表した事故情報と、報道各社が伝えた戸崎騎手の落馬情報は同じ内容ではないという点だ。
JRAが2025年11月30日に掲載した「開催競馬場・今日の出来事」には、ジャパンカップ12Rのアドマイヤテラについて、スタート直後につまずいて騎手が落馬し、競走を中止したと記録されている。ここで記載されているのは川田将雅騎手の落馬事故であり、戸崎騎手の事故とは別の出来事だ。
一方、戸崎騎手の落馬は、ジャパンカップの入線後に発生したものだった。JRAの同日公表記事には、この戸崎騎手の入線後の落馬や左膝の負傷についての独立した記載はない。
そのため、JRAの公式発表だけを読んで「戸崎騎手は落馬していない」と判断するのは誤りになる。JRAの公式レース結果ではダノンデサイルの3着と戸崎騎手の騎乗が確認でき、落馬の経緯や負傷については日刊スポーツなどの当日報道、本人の公式チャンネルからの情報で補完できる。
情報の種類ごとに確認できる事実| 確認項目 | 判明している内容 | 情報源 |
|---|---|---|
| ジャパンカップの着順 | ダノンデサイル3着 | JRA公式結果 |
| 発走直後の落馬 | アドマイヤテラ・川田騎手 | JRA公式発表 |
| 入線後の落馬 | 戸崎騎手・ルメール騎手 | 報道各社 |
| 戸崎騎手の負傷 | 左膝の腫れ・内出血 | 本人の公式チャンネルによる報告 |
| 骨・靱帯の状態 | 異常なしとの説明 | 本人の説明・報道 |
| 騎乗再開 | 2025年12月6日に確認 | 競馬結果・報道 |
| 2026年の活動 | 10月31日に東京で5鞍 | 騎手成績データ |
ここで押さえたいのは、落馬事故の発生、負傷の程度、騎乗再開という3つの情報は、それぞれ異なる資料で確認する必要があるということだ。
また、2026年に入ってからの騎乗記録を、2025年の負傷情報と混同してはいけない。2026年10月31日時点で確認できる騎乗実績は、前年の落馬事故から復帰した後の活動を示している。
【プロの結論】戸崎圭太の落馬で本当に注目すべき3つのポイント
今回の事故から読み取れる重要なポイントは、単に「騎手が落馬した」という事実だけではない。
競馬の落馬事故は、レース中の接触、馬のつまずき、進路変更、空馬の動きなど、複数の要因が重なって発生する。戸崎騎手のケースでは、レース終了後に空馬を避ける動きが接触につながった点が特徴的だった。
また、落馬したからといって、必ずしも長期間の休養が必要になるわけではない。戸崎騎手は左膝を負傷し、搬送されるほどの事故に遭ったが、検査では骨や靱帯に異常がなく、治療と経過観察を経て6日後に騎乗を再開した。
一方で、骨折がないことと、痛みや腫れがないことは同じではない。騎手にとって膝は馬上で姿勢を維持し、馬の動きに対応するためにも重要な部位だ。検査結果だけで競技への完全復帰を判断できない理由はここにある。
今後、戸崎騎手の負傷や騎乗状況を確認するときは、次の3点を基準にすると情報を整理しやすい。
- 公式レース結果:実際にどのレースに騎乗し、どのような着順だったのか。
- 本人・関係者の発表:けがの部位や検査結果、治療の進捗はどうなっているのか。
- 最新の出馬表:騎乗予定が確定しているのか、変更や乗り替わりが発生していないか。
とくに、過去の事故記事だけを見て現在も休養中だと判断するのは適切ではない。反対に、騎乗予定が掲載されているだけで負傷が完全に治ったと断定することもできない。実際の騎乗記録と本人の状態報告を組み合わせることが大切だ。
【戸崎圭太落馬】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:戸崎圭太騎手が落馬したのはいつですか?
A1:2025年11月30日です。東京競馬場で開催された第45回ジャパンカップで、ダノンデサイルに騎乗して3着で入線した後、他馬との接触によって落馬しました。
Q2:戸崎圭太騎手のけがは骨折だったのでしょうか?
A2:当時の本人側の報告と報道では、左膝に腫れと内出血があったものの、検査で骨や靱帯に異常はなかったとされています。骨折が確認されたという報道ではありません。
Q3:戸崎圭太騎手は現在も騎乗していますか?
A3:はい。2026年10月31日には東京競馬場で5鞍に騎乗し、東京12Rではラヴェニューで勝利しています。
Q4:戸崎圭太騎手の落馬についてJRAは公式発表していますか?
A4:JRAは2025年11月30日の開催情報を公表していますが、同日の公式記事に記載されているのはアドマイヤテラのスタート直後の落馬です。戸崎騎手の入線後の事故や負傷状況は、本人側の報告や報道各社の記事で確認できます。
Q5:戸崎圭太騎手は落馬後、いつ復帰しましたか?
A5:2025年12月6日の中山競馬場で行われたステイヤーズステークスでホーエリートに騎乗し、優勝しました。落馬から6日後の復帰でした。
Q6:戸崎圭太騎手の2026年の成績はどうなっていますか?
A6:2026年10月26日更新の成績データでは68勝、年間騎乗538回、勝率12.6%、連対率28.8%です。集計日以降の成績は別途加算する必要があります。
戸崎圭太騎手の落馬事故は、2025年11月30日のジャパンカップ終了後に発生したものだった。ダノンデサイルで3着に入線した直後、空馬を避ける過程で他馬と接触し、左膝を負傷した。
検査では骨や靱帯に異常がなかったと報告され、その後は順調に回復。2025年12月6日にはホーエリートでステイヤーズステークスを制し、騎乗再開を果たしている。
2026年10月31日には東京競馬場で5鞍に騎乗し、ラヴェニューで勝利。翌11月1日にはダノンデサイルとの天皇賞(秋)も予定されている。
今回の落馬情報については、事故そのものは事実だが、現在も負傷によって長期離脱しているという理解は、確認できる騎乗実績とは一致しない。
戸崎圭太騎手は2026年も現役で活躍を続けている。今後の負傷情報や騎乗変更については、JRAの公式レース情報、本人側の発表、最新の出馬表を確認することが、正確な状況を把握する最も確実な方法となる。