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昌平高校サッカー2026最新|武南に2-3敗戦、注目選手・成績・強さを徹底解説

水沢 絵理香 水沢 絵理香 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
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埼玉県の高校サッカーを代表する強豪、昌平高校サッカー部。全国高校サッカー選手権での上位進出やインターハイ優勝、高円宮杯U-18プレミアリーグEASTへの参戦など、全国レベルの実績を積み重ねてきた育成型のチームだ。2026年もU-17日本代表の立野京弥、U-16日本代表のオツコロ海桜ら将来性豊かな選手を擁し、全国の強豪と競い合ってきた。

しかし、2026年10月31日に行われた第105回全国高校サッカー選手権埼玉県大会の準々決勝では、武南高校に2-3で逆転負け。前回大会の覇者として連覇を狙っていた昌平にとって、全国への道が絶たれる痛恨の結果となった。一方、夏のインターハイでは全国大会に出場し、プレミアリーグEASTでも強豪との対戦を続けている。2026年11月1日時点の最新情報から、選手、指導体制、試合結果、チームの実力と今後の課題を詳しく整理する。

2026年の昌平高校サッカー部は、夏のインターハイで全国大会に出場する一方、秋の選手権埼玉県大会では準々決勝敗退という結果になった。リーグ戦でも苦戦が続いており、タイトル争いとチームの安定性という両面で課題が見えている。

特に注目したいのは、夏と秋で結果が大きく異なったことだ。インターハイ埼玉県予選では正智深谷、西武台といった強豪を破って優勝したが、秋の選手権では武南に逆転を許した。大会ごとのメンバー構成や相手の戦術、選手の代表活動なども試合内容に影響している。

2026年11月1日時点の主な公式戦・大会結果を整理すると、次のようになる。

日付 大会・対戦相手 結果 内容
6月7日 インターハイ埼玉予選・準々決勝(東京成徳大深谷) 2-0 準決勝進出
6月10日 インターハイ埼玉予選・準決勝(正智深谷) 3-2 接戦を制す
6月14日 インターハイ埼玉予選・決勝(西武台) 2-1 埼玉県優勝
7月26日 インターハイ全国大会2回戦(高知中央) 1-0 長谷川昂星が決勝点
7月28日 インターハイ全国大会3回戦(近大附属) 1-2 松本太佑が得点、敗退
10月3日 プレミアリーグEAST第16節(鹿島アントラーズユース) 2-5 敗戦
10月10日 プレミアリーグEAST第17節(FC東京U-18) 3-4 打ち合いの末に敗戦
10月18日 プレミアリーグEAST第18節(柏レイソルU-18) 0-4 敗戦
10月31日 選手権埼玉県大会準々決勝(武南) 2-3 逆転負けで敗退

この結果から分かるのは、昌平が2026年も県内では優勝を狙える競争力を保ちながら、全国レベルの相手との対戦では守備の安定性に課題を抱えていたことだ。

特に10月の公式戦4試合は、鹿島戦2-5、FC東京戦3-4、柏戦0-4、武南戦2-3と、合計16失点を記録している。相手の攻撃力を考慮する必要はあるものの、終盤戦に失点が重なった事実は見逃せない。

【メンバー・背番号】2026年の昌平高校サッカー部注目選手

昌平高校サッカー

2026年の昌平には、全国大会やプレミアリーグで経験を積んだ3年生に加え、年代別日本代表に選ばれた1・2年生が在籍している。特に攻撃陣の若い選手の成長は、今後のチームを考えるうえで重要なポイントだ。

以下は、JFAが公表している2026年プレミアリーグEASTの登録選手一覧を基準にした主なメンバーである。背番号は同リーグの登録番号であり、大会ごとに登録や番号が異なる場合がある。

注目選手と背番号

FW・9番:立野京弥(2年)

2026年の昌平を代表するストライカー。FC LAVIDA出身で、U-15日本代表候補、U-16日本代表を経て、2026年にはU-17日本代表にも選出された。

高校サッカードットコムの選手データでは身長183cm、体重72kgのFWとして紹介されている。2026年のプレミアリーグEAST登録選手記録では、18節終了時点の集計で15試合出場、8得点。チーム内でも重要な得点源となっている。

9月にはフランスで開催されたリモージュ国際大会に参加するU-17日本代表にも選出。さらに10月14日にはU-17日本代表候補の国内トレーニングキャンプメンバーにも名を連ねた。

武南戦では先発出場し、前半38分には白須裕基の先制点につながる落としのプレーを見せた。ただし、後半は武南の守備に封じられ、シュートを打てないまま試合を終えた。個人能力だけでなく、エースに効果的なボールを届ける周囲との連係が今後の課題となる。

FW・18番:オツコロ海桜(1年)

FC LAVIDA出身の1年生FW。2026年5月にはU-16日本代表に選出され、U-16インターナショナルドリームカップ2026 JAPANに参加した。

10月21日には、キプロスで開催されるUEFA Friendly TournamentへのU-16日本代表海外遠征メンバーにも選出。キプロス、ルーマニア、フェロー諸島の同年代代表との国際試合を経験する機会を得た。

プレミアリーグEASTでは12試合に出場し、2得点を記録。1年生ながら上位カテゴリーで出場機会を得ている点は評価できる。

ただし、10月31日の武南戦ではU-16日本代表のキプロス遠征に参加していたため欠場。昌平にとって前線の選択肢が一つ減る状況になった。

MF・10番:飯島碧大(3年)

2026年チームの主将を務めるボランチ。FC LAVIDA出身で、攻撃の組み立てや中盤でのゲームコントロールを担う中心選手だ。

JFAのプレミアリーグ登録記録では18試合出場、1620分、4得点。全試合にフル出場した計算になる。単なる守備的MFではなく、前線への配球や攻撃のテンポを作る役割も担っている。

武南戦でも先発し、前半17分と23分にシュートを放った。いずれも相手GK金昶銖に阻まれたが、前半の昌平が主導権を握るうえで重要な役割を果たしていた。

MF・28番:長谷川昂星(2年)

アメージングアカデミー出身のMF。FC LAVIDA以外から加わった選手の一人で、サイドからの攻撃参加やゴール前への侵入が持ち味となる。

インターハイ全国大会2回戦の高知中央戦では、屋宜葵からのパスを受けて決勝ゴールを記録。1-0の勝利に貢献した。

プレミアリーグEASTでも15試合に出場しており、チームの攻撃を支える選手として存在感を示している。

DF・6番:松本太佑(2年)

FC LAVIDA出身のDF。2026年インターハイ全国大会の近大附属戦では得点を記録している。守備だけでなく、セットプレーや攻撃参加からゴールを狙える点も特徴だ。

GK・1番:土渕璃久(3年)

FC LAVIDA出身のゴールキーパー。プレミアリーグEASTでは16試合に出場し、1440分の出場時間を記録している。守備陣の中心としてチームを支えてきた存在だ。

このほか、FW島田大雅、FW白須裕基、MF根津優羽、MF加々美郁哉、MF屋宜葵、DF笠原慶多らも注目したい選手たちである。

【指導体制と育成力】芦田徹監督・藤島崇之チームディレクターの役割

昌平高校サッカー部の強さを考えるうえで、選手個人の能力だけでなく、指導体制と育成環境にも注目する必要がある。

昌平高校の公式部活動紹介によると、2026年時点の主な指導体制は次のとおりだ。

  • チームディレクター:藤島崇之
  • 監督:芦田徹
  • アドバイザー:藤島信雄
  • アドバイザー:中村太

藤島崇之はチームディレクターとして、チーム全体の方向性や育成体制に関わる立場にある。芦田徹は監督として、日々のトレーニングや試合におけるチームの指導を担当する。

藤島信雄は1970年代の日本代表選手で、1978年から主将を務めた経歴を持つ。学校公式プロフィールでは、国際試合153試合、うちAマッチ64試合の出場歴が紹介されている。中村太もプロフェッショナルレフリーとしてアドバイザーに名を連ねる。

チームコンセプトは「和」と「自律」

昌平高校の公式サイトでは、チームスローガンとして「和 ~共に闘おう~」を掲げている。また、チーム目標は「日本一」。単純に全国大会で勝つことだけでなく、学校生活や人間的成長も含めたチームづくりを重視している。

特に注目したいのは、「自律した個が組織化されて大きなエネルギーを発揮する」という育成の考え方だ。

個々の選手が自分で判断し、状況に応じてプレーを選択できること。それぞれの技術を組織的な攻撃や守備に結びつけることが、昌平のサッカーの基盤になっている。

公式サイトによれば、サッカー部の部員数は117名。3年生38名、2年生36名、1年生43名で構成され、選抜進学コースから特別進学コースまで幅広い生徒が所属している。

FC LAVIDA出身選手が支える育成基盤

昌平高校の特徴として見逃せないのが、埼玉県内のジュニアユースクラブFC LAVIDA出身選手の多さだ。

2026年のJFAプレミアリーグEAST登録選手一覧を確認すると、登録32名のうち19名がFC LAVIDA出身となっている。立野京弥、オツコロ海桜、飯島碧大、松本太佑、笠原慶多など、主力選手の多くが同クラブで育ってきた。

この育成ルートのメリットは、選手が高校進学後にプレーの考え方や技術を一から共有する必要が少ないことだ。中学年代から積み上げてきた判断基準や連係を高校年代でも生かしやすい。

一方で、昌平はFC LAVIDA出身者だけで構成されているわけではない。ジェフユナイテッド市原・千葉U-15、横浜F・マリノスジュニアユース、アメージングアカデミー、RIP ACEなど、異なる育成環境から来た選手も登録されている。

こうした選手が加わることで、既存のプレースタイルに異なる特徴を持ち込める。育成組織の一貫性と外部からの競争が共存している点は、昌平の強さを支える要素の一つだ。

【プレミアリーグEAST】2026年の順位と現在の実力を分析

昌平高校の全国レベルでの実力を判断するうえで、重要な指標となるのが高円宮杯U-18プレミアリーグEASTだ。

同リーグは高校年代のトップレベルに位置する大会で、流通経済大学付属柏、鹿島アントラーズユース、柏レイソルU-18、FC東京U-18、青森山田など、全国屈指の強豪が参加している。

第18節終了時点で9位

2026年10月18日の第18節終了時点で、JFA公式のEAST勝敗表における昌平の成績は以下のとおり。

  • 順位:9位
  • 勝点:18
  • 試合数:18試合
  • 勝敗:5勝3分10敗
  • 得点:29
  • 失点:44
  • 得失点差:-15

順位だけを見ると、優勝争いからは離れた位置にいる。前年までの昌平のイメージからすると、やや物足りない成績だ。

特に気になるのは失点数である。18試合で44失点という数字は、1試合平均にすると約2.44失点。攻撃面では29得点を挙げている一方、守備面では相手に得点機会を与える場面が多かったことがうかがえる。

攻撃力は健在だが、守備の安定性が課題

昌平の強みは、個人技術を生かした攻撃と、中盤から前線へ素早くボールを運ぶ展開力にある。

9月12日の青森山田戦では4-2、9月20日の川崎フロンターレU-18戦では2-1で勝利。プレミアリーグの強豪相手にも勝ち切る力は持っている。

一方、10月には鹿島に2-5、FC東京に3-4、柏に0-4と3連敗。攻撃で複数得点を奪える試合があっても、相手の攻撃を止められない状況が続いた。

この傾向は武南戦にも表れている。前半は中盤での素早い寄せとボール回収で主導権を握ったものの、後半に相手が攻撃的な選手を投入すると対応が難しくなった。

つまり、昌平の2026年は個々の技術が不足しているというよりも、相手の修正や試合展開の変化に対して、守備組織をどれだけ柔軟に対応させられるかが大きなテーマとなっている。

プレミアリーグEASTは12月まで続く。選手権敗退後は、リーグ戦の残り試合で守備の改善とチームの立て直しを図れるかが焦点になる。

【武南戦2-3を検証】昌平はなぜ逆転負けしたのか?

2026年10月31日、浦和駒場スタジアムで行われた第105回全国高校サッカー選手権埼玉県大会の準々決勝。昌平と武南の一戦は、埼玉県内の強豪同士による注目カードとなった。

前回大会で優勝した昌平に対し、武南は前年の決勝で昌平に0-1で敗れていた。武南にとっては雪辱を果たす機会でもあり、試合前から両チームの意地がぶつかる対戦だった。

試合結果は昌平2-3武南。前半を1-0でリードした昌平が、後半に3失点を喫して逆転された。

前半38分:立野の落としから白須が先制

前半は昌平が中盤での出足の速さと激しい寄せを生かして主導権を握った。

17分と23分には主将の飯島碧大がシュートを放ったが、いずれも武南のGK金昶銖が好セーブ。27分には長谷川昂星のクロスに高見澤光が合わせたが、追加点のチャンスにはつながらなかった。

均衡を破ったのは前半38分。長谷川が左サイドからゴール前へ速いグラウンダーパスを送り、立野京弥がワンタッチで後方へ落とす。そこに走り込んだ白須裕基が豪快に蹴り込み、昌平が先制した。

この場面は、昌平らしい技術と連係が結びついた得点だった。個人の突破だけに頼らず、複数の選手が連動してゴールを生み出した点は評価できる。

後半7分:武南の岩澤が同点ゴール

試合の流れを変えたのは、武南の後半開始からの選手交代だった。

武南は細田学園戦で決勝点を挙げたMF塚田恵斗を投入。2列目に配置し、攻撃の重心を前に移した。

後半5分には1年生FW鈴木琉空が左からクロスを供給。鞭馬小太朗のヘディングシュートは惜しくも外れたが、武南は昌平の守備に圧力をかけ始める。

そして後半7分、渡辺悠のシュートをGK土渕璃久が弾いたところにFW岩澤柾吾が反応。ヘディングで押し込み、1-1の同点に追いついた。

後半20分・24分:武南が一気に逆転

武南の勢いは止まらなかった。

後半20分、岩澤が塚田のパスをゴール前で粘り強くキープ。そのボールを受けた鈴木琉空が、途中出場のGK古村桂唯の手を弾くシュートを決めて2-1と逆転する。

さらに後半24分には、主将MF小山一絆がゴール正面やや左からドリブルで仕掛けた。フェイントで相手2人をかわし、左隅へシュートを決めて3-1。武南が2点のリードを奪った。

この時間帯の武南は、選手交代によって攻撃の選択肢を増やし、昌平の守備を揺さぶっていた。特に塚田の投入後は、前半とは異なるテンポで攻撃を展開できるようになった。

後半36分:藤松が1点差に迫るも追いつけず

昌平も簡単には試合を終わらせなかった。

後半36分、立野のパスが相手DFに当たってこぼれたところに、途中出場の1年生FW藤松碧士が反応。GK金昶銖より先にボールに触れ、転がりながらゴールへ押し込んだ。

スコアは2-3。残り時間とアディショナルタイム5分を考えれば、同点に追いつく可能性は残されていた。

後半44分にも藤松がカウンターからゴールに迫り、右足でシュートを放ったが、GK金に防がれた。そのまま試合終了。昌平は2-3で敗れた。

敗因は代表選手の不在だけではない

この試合で昌平のFWオツコロ海桜は、U-16日本代表のキプロス遠征に参加していたため欠場していた。立野京弥と組む予定だった前線の組み合わせが変更され、白須裕基が先発する形になった。

もちろん、年代別代表活動によるメンバー変更はチーム編成に影響する。しかし、敗戦をオツコロの不在だけで説明することはできない。

高校サッカードットコムの試合レポートによれば、武南は小川慈生の出場停止、葛西康介の負傷という事情を抱えながらも、3バックを採用するなど柔軟な戦術で臨んでいた。

また、埼玉サッカー通信の試合報道では、武南が試合2日前から守備配置を検討し、夏休みのトレーニングで試してきた複数の布陣を生かしたことが紹介されている。

つまり、この試合は単なる個人能力の差ではなく、相手の戦術変更に対応する力、交代選手の投入効果、守備の修正力が勝敗を分けた一戦だった。

昌平にとっては、前半の主導権を得点や追加点につなげられなかったこと、後半に相手の攻撃的な修正を受けて守備が崩れたことが大きな反省点となる。

【歴代全国高校サッカー選手権成績】昌平はどこまで強いのか

昌平高校は、全国高校サッカー選手権の埼玉県代表として複数回全国大会に出場してきた実績を持つ。

高校サッカーの歴史においては比較的新しい全国常連校だが、2019年度以降は全国ベスト8に複数回進出している。特に2020年度の選手権では、攻撃力と組織力を兼ね備えたチームとして存在感を示した。

全国高校サッカー選手権の主な成績
  • 2014年度:初出場。1回戦で米子北に0-1で敗退。
  • 2017年度:全国大会出場。2回戦敗退。
  • 2019年度:全国ベスト8。
  • 2020年度:全国ベスト8。
  • 2022年度:3回戦敗退。
  • 2023年度:全国ベスト8。
  • 2025年度:全国大会3回戦敗退。出場7回目。
  • 2026年度:埼玉県大会準々決勝敗退。

2026年の敗退前までに全国高校サッカー選手権へ通算7回出場し、2019年度、2020年度、2023年度にベスト8を記録している。

インターハイでは2024年に全国優勝

昌平の実績は冬の選手権だけではない。夏の全国高校総体でも強さを発揮している。

全国大会では2016年度、2018年度、2022年度にベスト4へ進出。そして2024年度には決勝で神村学園を3-2で破り、悲願の全国初優勝を達成した。

この優勝は昌平高校サッカー部の歴史における大きな転換点だった。埼玉県内の強豪という立場から、全国タイトルを獲得できるチームへと成長したことを示す結果だった。

2026年もインターハイ埼玉県予選を制して全国大会に出場。高知中央に1-0で勝利したが、3回戦の近大附属戦では1-2で敗れた。

全国大会の舞台で結果を残せる実力は維持しているものの、2024年の優勝時のような安定した勝ち上がりを再現するには、守備面の改善と試合運びの成熟が必要だ。

【2026年注目選手と今後の展望】昌平の復活を左右するポイント

2026年の選手権敗退によって、昌平の冬の全国大会出場はなくなった。しかし、チームの競争力が失われたわけではない。

現在のチームには、立野京弥やオツコロ海桜といった年代別日本代表選手がいる。さらに、2年生の長谷川昂星、松本太佑、笠原慶多ら、今後のチームを支える選手も経験を積んでいる。

立野京弥の得点力をどう生かすか

立野は2026年のプレミアリーグEASTで8得点を記録しており、個人としては結果を残している。

ただし、武南戦では後半にシュートを打てなかった。相手の守備がエースを封じることを優先した場合、周囲の選手がどれだけゴールを脅かせるかが重要になる。

立野への依存度を高めるのではなく、オツコロ、藤松、白須、島田ら前線の選手がそれぞれ得点に関与できる形を作ることが必要だ。

1年生・2年生の成長が2027年の鍵

2026年の昌平には、代表経験を持つ1年生と2年生が複数いる。

オツコロはU-16日本代表、立野はU-17日本代表として国際大会を経験した。藤松碧士もインターハイや選手権予選で出場機会を得ている。

年代別代表に選ばれることは、個人の能力が高く評価されている証拠だ。ただし、代表で活躍することと高校チームを勝たせることは別の課題である。

国際大会で得た経験を日常の練習や公式戦に持ち帰り、チーム全体のレベルアップにつなげられるかが重要になる。

今後の改善ポイントは3つ

1. 守備の再構築

プレミアリーグEAST18試合で44失点という数字は、優勝争いを目指すチームにとって改善が必要な水準だ。個人の守備力だけでなく、前線からのプレス、中盤のカバー、最終ラインの連係を見直す必要がある。

2. 試合中の戦術変更への対応

武南戦では相手が後半に攻撃的な選手を投入し、配置を変更したことで試合の流れが変わった。相手の変化に対して、選手交代やポジション調整を迅速に行えるかが今後の重要なポイントとなる。

3. 若手選手の実戦経験

立野やオツコロだけでなく、藤松、長谷川、松本らが継続して出場機会を得ることも大切だ。特定の選手に依存しないチームづくりが、次年度以降の安定した成績につながる。

また、プレミアリーグEASTの残りの試合は、選手権敗退後のチーム再建を進める重要な機会になる。目先の順位だけでなく、守備の修正と若手の成長を両立できるかに注目したい。

【プロの結論】昌平高校サッカーの現在の実力と強さをどう評価するべきか

2026年の昌平高校サッカー部を評価する際には、選手権の敗退だけでチーム全体の実力を判断するのは適切ではない。

インターハイ埼玉県予選優勝、全国大会3回戦進出、プレミアリーグEASTへの継続参戦、そして年代別日本代表選手の輩出。これらの実績は、昌平が現在も全国トップレベルの高校サッカーに挑戦できる環境を持っていることを示している。

一方、プレミアリーグEAST9位、18試合44失点、武南戦での逆転負けという結果も見過ごせない。攻撃力と選手個々の能力に対して、守備の組織力や試合をコントロールする力が追いついていない部分がある。

昌平の強さを評価する際に見るべきポイントは、次の3つだ。

  • 選手育成力:FC LAVIDAを中心とする育成環境から、年代別日本代表クラスの選手を継続的に輩出している。
  • 攻撃の質:個人技術と連係を組み合わせた攻撃を持ち、プレミアリーグの強豪相手にも複数得点を奪える。
  • 組織的な安定性:2026年は失点の多さが目立ち、試合中の相手の修正に対応する力が課題として残った。

また、昌平高校の実力を調べる際には、選手権の全国出場回数だけでなく、インターハイ、プレミアリーグ、年代別代表の選出状況も併せて確認したい。大会によって登録メンバーや背番号が異なる場合があるため、JFAの大会別選手一覧を基準にすることも大切だ。

2026年は結果だけを見れば苦しいシーズンとなった。しかし、若い年代の代表選手を複数抱え、全国タイトルを獲得した経験もある昌平には、再び全国上位を目指すための土台がある。

【昌平高校サッカー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の昌平高校サッカー部は選手権埼玉県大会で優勝した?

A1:いいえ。2026年10月31日の第105回全国高校サッカー選手権埼玉県大会準々決勝で武南に2-3で敗れた。前半は1-0でリードしたものの、後半に3失点して逆転負けとなり、全国大会出場は逃している。

Q2:昌平高校サッカー部の2026年の注目選手は誰?

A2:FW立野京弥、FWオツコロ海桜、MF飯島碧大、MF長谷川昂星、FW藤松碧士らが注目選手。特に立野はU-17日本代表、オツコロはU-16日本代表に選ばれている。

Q3:昌平高校サッカー部の監督は誰?

A3:2026年の学校公式情報では、監督は芦田徹。チームディレクターは藤島崇之となっている。

Q4:昌平高校はインターハイ2026でどこまで進んだ?

A4:埼玉県予選で優勝し、全国大会に出場した。全国大会では7月26日の2回戦で高知中央に1-0で勝利したが、7月28日の3回戦で近大附属に1-2で敗れた。

Q5:昌平高校サッカー部はFC LAVIDA出身の選手が多い?

A5:多い。JFAの2026年プレミアリーグEAST登録選手一覧では、登録32名中19名がFC LAVIDA出身となっている。立野京弥、オツコロ海桜、飯島碧大ら主力選手も同クラブで育った。

Q6:昌平高校の全国高校サッカー選手権での最高成績は?

A6:全国ベスト8。2019年度、2020年度、2023年度にベスト8へ進出している。また、夏のインターハイでは2024年度に全国優勝を達成している。

2026年の昌平高校サッカー部は、インターハイ埼玉県予選優勝と全国大会出場という実績を残した一方、選手権埼玉県大会では武南に2-3で敗れ、全国への切符を逃した。

立野京弥、オツコロ海桜という年代別日本代表選手の存在や、FC LAVIDAを中心とした育成基盤は大きな強みだ。芦田徹監督と藤島崇之チームディレクターを中心とした指導体制のもと、若い選手たちが経験を積んでいる点にも期待が持てる。

ただし、プレミアリーグEASTでの失点の多さや、武南戦で見せた後半の守備対応には改善の余地がある。攻撃力を維持しながら、相手の戦術変更にも対応できる守備組織を作れるかが今後の重要なテーマとなる。

2026年の選手権敗退は残念な結果だったが、昌平の育成力や全国優勝の経験まで失われたわけではない。2026年の残りのリーグ戦、そして2027年に向けて、若手選手の成長とチームの再構築に注目したい。

全国大会で再び上位進出を狙う昌平高校。その復活を左右するのは、個人の才能をチーム全体の強さへと結びつけられるかどうかだ。

主な参照資料・試合記録

- 日本サッカー協会(JFA)2026年プレミアリーグEAST公式順位表・選手登録情報
- 昌平中学校・高等学校公式サイト「サッカー部(男子)」
- JFA 2026年インターハイ大会記録
- 高校サッカードットコム「昌平 vs 武南」試合レポート
- 埼玉サッカー通信「武南が昌平に逆転勝利」試合報道

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水沢 絵理香

美容と健康の記事を10年担当。成分表記と公的機関の資料を確認し、効果を断定しない書き方を徹底しています。

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