天覧相撲は何時から見られるのか。2026年最新の日本相撲協会公式時間割によると、本場所の通常日は、午後3時40分ごろに幕内土俵入り、午後3時55分ごろに横綱土俵入り、午後4時10分ごろから幕内取組が始まる。朝から行われる序ノ口や幕下の取組とは異なり、人気力士や横綱が登場するのは午後だ。
2026年1月18日には、天皇皇后両陛下と愛子さまが大相撲初場所8日目を観戦され、6年ぶりの天覧相撲が実現した。この日のご一家の入場アナウンスは午後5時1分。つまり、通常の土俵入り開始時間と天皇陛下が会場に到着される時間は必ずしも一致しない。2026年11月場所の公式時間割、日程による違い、歴代の天覧相撲、テレビ中継の確認方法まで詳しく解説する。
【結論】天覧相撲は何時から?幕内土俵入り・横綱土俵入りの時間を解説

天覧相撲を見るために押さえておきたいのは、通常の本場所における午後の進行時間だ。
日本相撲協会が公表している2026年11月場所の時間割では、通常日の幕内土俵入りは午後3時40分ごろ、横綱土俵入りは午後3時55分ごろ、幕内取組は午後4時10分ごろからとなっている。
幕内土俵入りでは、人気力士たちが華やかな化粧廻しを締めて土俵に上がる。その後、横綱が太刀持ちと露払いを従えて登場し、柏手を打ち、四股を踏む伝統的な儀式を披露する。
横綱土俵入りの後には中入りがあり、いよいよ幕内の取組が始まる。午後5時を過ぎると小結、関脇、大関など上位力士の登場が続くため、優勝争いや注目カードを見たい人にとっても午後は見逃せない時間帯だ。
2026年11月場所の通常日の流れは次のとおり。
- 午前9時ごろ:開場
- 午前9時25分ごろ:序ノ口から幕下の取組
- 午後2時15分ごろ:十両土俵入り
- 午後2時35分ごろ:十両取組
- 午後3時40分ごろ:幕内土俵入り
- 午後3時55分ごろ:横綱土俵入り
- 午後4時10分ごろ:幕内取組
- 午後5時55分ごろ:弓取式
なお、これらはあくまで目安であり、実際の進行は当日の取組や会場の状況によって前後する。特に天覧相撲では、天皇陛下のご入場時刻が別途アナウンスされることがあるため、通常の土俵入りの時間だけで判断しないことが大切だ。
【2026年最新】11月場所の日程と公式時間割を一覧で比較
2026年10月31日時点で、次に開催される本場所は十一月場所だ。日本相撲協会の年間日程表によると、2026年11月場所は11月8日から22日まで、福岡国際センターで開催される。
15日間の開催期間中、初日と千秋楽は午後の進行が通常日より早い。さらに、十三日目と十四日目は朝の取組開始が遅くなる。観戦予定を立てる際には、この違いを把握しておきたい。
日本相撲協会が公開している令和8年十一月場所の土俵上の時間割を整理すると、次のようになる。
| 日程 | 序ノ口・幕下取組開始 | 十両土俵入り | 幕内土俵入り | 幕内取組開始 |
|---|---|---|---|---|
| 初日・11月8日 | 午前9時15分ごろ | 午後2時05分ごろ | 午後3時30分ごろ | 午後4時10分ごろが目安 |
| 通常日・11月9日〜19日 | 午前9時25分ごろ | 午後2時15分ごろ | 午後3時40分ごろ | 午後4時10分ごろ |
| 十三日目・11月20日 | 午前11時ごろ | 午後2時15分ごろ | 午後3時40分ごろ | 午後4時10分ごろ |
| 十四日目・11月21日 | 午前11時ごろ | 午後2時15分ごろ | 午後3時40分ごろ | 午後4時10分ごろ |
| 千秋楽・11月22日 | 午前10時20分ごろ | 午後1時45分ごろ | 午後3時15分ごろ | 当日の進行表を確認 |
※時刻は日本相撲協会の公表する目安をもとに整理。千秋楽や初日の後半の進行は通常日と異なるため、幕内取組の具体的な開始時刻は当日の公式時間割で確認したい。
特に注意したいのが千秋楽だ。通常日は午後3時40分ごろの幕内土俵入りが、千秋楽には午後3時15分ごろに前倒しされる。
また、十三日目と十四日目は午前の取組開始が午前11時ごろになる。朝から観戦する予定の人は、通常日の午前9時台を基準にして会場へ向かうと、開始時刻を誤認する可能性がある。
なお、公式時間割には開場午前9時、終了午後6時という目安も掲載されている。実際の入場時間や日別の変更については、観戦する日の案内を確認しておこう。
【2026年の天覧相撲】天皇陛下は何時に来場された?1月18日の実例
2026年の天覧相撲を語るうえで重要なのが、1月18日に東京・両国国技館で行われた大相撲初場所8日目の観戦だ。
日本相撲協会は1月9日、初場所8日目に天皇陛下の国技館行幸が行われると発表した。天覧相撲の実施は、2020年1月25日の初場所14日目以来、約6年ぶりだった。
当日は天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが来館。八角理事長らの出迎えを受け、2階の貴賓席へ向かわれた。
日刊スポーツの当日報道によると、午後5時1分に場内アナウンスでご入場が伝えられ、午後5時2分に着席された。観客からは大きな拍手と歓声が起こり、館内は一斉に祝賀ムードに包まれた。
この実例から分かるのは、天覧相撲そのものに毎回共通する固定の開始時刻があるわけではないということだ。
通常の幕内土俵入りが午後3時40分ごろだからといって、天皇陛下も必ずその時間に入場されるわけではない。2026年1月のように、幕内後半の取組が始まった後にご入場されるケースもある。
同日の観戦では、両陛下と愛子さまが幕内後半の取組を観戦され、結びの一番まで相撲を楽しまれた。2026年の天覧相撲は、通常の土俵入り時間と実際のご来場時間を区別する必要性を示す事例となった。
【天覧相撲の歴代記録】昭和・平成・令和で何回開催された?
天覧相撲は、天皇陛下が相撲を観戦される特別な機会だ。その歴史は長く、近代の大相撲と皇室との関わりを知るうえでも重要な位置を占めている。
日刊スポーツが2026年1月18日の報道で紹介した歴史的な記録によると、天覧相撲の始まりは1868年(慶応4年)4月17日、大阪の坐摩神社で行われた京都相撲とされる。
歴代天皇の観戦回数では、昭和天皇が51回、平成の天皇陛下が23回と報じられている。令和では2026年1月18日の開催を終えた時点で2回となった。
一方、国技館で在位中の天皇陛下が観戦された歴史にも重要な節目がある。日本相撲協会の公式クイズによると、1955年(昭和30年)五月場所10日目が、在位中の天皇陛下が国技館で一般観客とともに観戦した初めての天覧相撲だった。
歴代の記録を整理すると次のとおりだ。
- 1868年:天覧相撲の歴史的な始まりとされる観戦が大阪で行われた。
- 1955年:在位中の天皇陛下による国技館での初めての天覧相撲が実現。
- 昭和:昭和天皇は51回観戦。
- 平成:平成の天皇陛下は23回観戦。内訳は初場所20回、夏場所2回、秋場所1回。
- 2020年1月25日:初場所14日目に天覧相撲が実施された。
- 2026年1月18日:初場所8日目に天覧相撲が実施され、令和では2回目となった。
天覧相撲では、通常の本場所とは異なる伝統的な所作も見られる。日刊スポーツの解説によると、通常の結びの一番の触れでは「打ち止め」と発するところを、天覧相撲では「結び」という表現に変える。天皇陛下のご観戦に際した敬語表現によるものとされている。
こうした細かな違いも、天覧相撲が単なる著名人の観戦ではなく、長い歴史を持つ特別な行事であることを物語っている。
【天皇賜盃との違い】千秋楽の表彰式も天覧相撲なのか?
天覧相撲を調べる人が混同しやすいのが、天皇賜盃(てんのうしはい)の授与式だ。
天皇賜盃は、大相撲の幕内優勝力士に授与される優勝杯である。日本相撲協会の2026年11月場所公式時間割でも、千秋楽の表彰式で幕内優勝力士に天皇賜盃と優勝旗が授与されることが案内されている。
しかし、天皇賜盃が授与されることと、天皇陛下が会場で相撲を観戦されることは別の事柄だ。
天覧相撲は天皇陛下が実際に大相撲を観戦される機会を指す。一方、天皇賜盃の授与は、千秋楽に優勝力士を表彰する伝統的な儀式だ。したがって、天皇賜盃の授与式があるからといって、その日が天覧相撲になるわけではない。
この違いを理解しておけば、千秋楽の表彰式と天覧相撲のニュースを正しく区別できる。
また、千秋楽には結び三番を残して三役揃い踏みが行われる。東西それぞれ3人の力士が並んで四股を踏む儀式であり、優勝争いの緊張感が高まる場面の一つだ。
天覧相撲の観戦と、優勝決定後の表彰式。どちらも大相撲の歴史や格式を感じられる場面だが、意味も開催条件も異なる。
【テレビ中継・当日の確認方法】天覧相撲を見逃さないためのポイント
天覧相撲を自宅で楽しみたい場合は、NHKの大相撲中継やABEMAの大相撲LIVEが主な確認先になる。
ただし、テレビ中継やインターネット配信の開始時刻と、実際の土俵上の進行時間は別だ。放送開始から序ノ口・幕下の取組を紹介する日もあれば、幕内の時間帯を中心に配信する番組もある。
2026年1月18日の初場所8日目についても、ABEMAでは幕内の生中継が午後3時40分から午後8時まで案内されていた。天覧相撲の日は、ご入場の場内アナウンスや貴賓席の様子が中継に映ることもあり、通常の取組だけでなく会場の動きにも注目したい。
当日の情報を確認する際は、次の順番が分かりやすい。
- 日本相撲協会の公式時間割:幕内土俵入り、横綱土俵入り、幕内取組の目安を確認する。
- 当日の取組表:対戦カードや進行予定を確認する。2026年11月場所の公式案内では、取組表は当日の朝8時までに掲載予定とされている。
- NHKの番組表:テレビ中継の開始時刻と放送終了時刻を確認する。
- ABEMAの番組情報:大相撲LIVEの配信対象と開始時刻を確認する。
- 当日のニュース:天皇陛下のご来場が発表されている場合は、入場予定や実際の場内アナウンスに関する最新情報を確認する。
特に注意したいのは、SNSや検索結果に表示される過去の天覧相撲の時間を、そのまま次回の開催日に当てはめないことだ。天覧相撲は毎場所決まった時間に行われる定例行事ではないため、開催日とご来場時間は個別の発表を確認する必要がある。
【プロの結論】天覧相撲を見るなら何時にテレビ・会場を合わせるべき?
天覧相撲を見たい人にとって、最も実用的な判断基準は「何を見たいのか」によって観戦開始時間を決めることだ。
幕内土俵入りや横綱土俵入りを見たい人は、通常日なら午後3時30分ごろまでに中継をつけるか、会場で席に着いておきたい。午後3時40分ごろから始まる幕内土俵入りを見逃さず、その後の横綱土俵入りまで続けて楽しめる。
幕内の人気力士や上位陣の取組が目的の人は、午後4時10分ごろを一つの目安にできる。特に午後5時以降は三役や大関などの取組が進むため、注目カードを楽しみたい人には重要な時間帯だ。
天皇陛下のご入場そのものを見たい人は、土俵入りの時間だけでは判断できない。2026年1月18日の実例では、場内アナウンスが午後5時1分だった。ご来場時間が公表されている場合は、その情報を優先し、テレビ中継も早めにつけておくのがよい。
一方、初日と千秋楽に観戦する場合は、通常日の時間割をそのまま使わないこと。2026年11月場所の公式案内では、初日の幕内土俵入りは午後3時30分ごろ、千秋楽は午後3時15分ごろとされている。
大相撲の時間割は、単に人気力士が何時に登場するかを示すだけではない。朝から続く各段の取組を経て、十両、幕内、横綱へと進んでいく一日の構成そのものだ。天覧相撲では、そこに皇室のご来場という特別な場面が加わる。
【天覧相撲何時から】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:天覧相撲は午後何時から見れば間に合いますか?
A1:通常日の幕内土俵入りは午後3時40分ごろ、横綱土俵入りは午後3時55分ごろ、幕内取組は午後4時10分ごろが目安です。天皇陛下のご入場時間は別になる場合があるため、午後3時30分ごろから中継を見ると安心です。
Q2:2026年の天覧相撲はいつ開催されましたか?
A2:2026年1月18日の大相撲初場所8日目に開催されました。天皇皇后両陛下と愛子さまが両国国技館を訪れられ、午後5時1分に入場のアナウンス、午後5時2分に着席されたと報道されています。
Q3:千秋楽の天皇賜盃授与式も天覧相撲ですか?
A3:違います。天覧相撲は天皇陛下が大相撲を観戦されることを指します。天皇賜盃の授与式は千秋楽の表彰式で優勝力士に優勝杯を授与する儀式であり、天皇陛下のご来場が必須というわけではありません。
天覧相撲は何時から見られるのかという疑問に対する基本的な答えは、通常日の午後3時40分ごろだ。幕内土俵入りに続いて午後3時55分ごろに横綱土俵入り、午後4時10分ごろから幕内取組へと進んでいく。
ただし、2026年1月18日の天覧相撲では、天皇皇后両陛下と愛子さまの入場アナウンスは午後5時1分だった。土俵入りの開始時刻と天皇陛下のご来場時間を同じものとして考えないことが、観戦の大切なポイントとなる。
2026年11月場所は11月8日から22日まで福岡国際センターで開催される。初日や千秋楽には午後の時間割が早まるため、日本相撲協会の公式時間割と当日の取組表を確認しておきたい。
歴代の天覧相撲が受け継いできた伝統、横綱土俵入りの厳かな所作、そして幕内後半の迫力ある取組。時間を少し早めに合わせておけば、大相撲ならではの見どころを余すことなく楽しめる。
主な事実確認資料
- 日本相撲協会「令和八年十一月場所 土俵上のタイムスケジュール」
- 日本相撲協会「年間日程表」
- 日本相撲協会「大相撲クイズ No.1330」
- 日刊スポーツ「天皇皇后両陛下と愛子さま貴賓席へ」(2026年1月18日)
- スポニチ「大相撲初場所中日に天覧相撲」(2026年1月9日)