2026年の石井さんは、単にTBSを辞めてフリーアナウンサーになったというだけではありません。
現在は、会社経営、スポーツ事業、メディア出演という複数の領域で活動しています。
特に注目したいのが、2026年4月以降に発表された新しい役職や企業との契約です。
2026年の主な活動を時系列で整理| 時期 | 出来事・役職 | 活動内容 |
|---|---|---|
| 1月6日 | TBS退社 | 2010年から約16年間在籍した局を離れる |
| 1月7日 | TOMODE BASE | 新会社設立・社長として事業を展開 |
| 4月1日 | LOCOK取締役兼GM | LOCOK陸上競技クラブの運営に参加 |
| 5月21日 | 東レポ | 東レ創立100周年企画のエクスプローラーに就任 |
| 6月29日 | ヨネックスと契約 | ブランドオフィシャルMCとして活動 |
| 10月17日 | 慶應連合三田会関連シンポジウム | 司会者として登壇 |
2026年4月1日付で、石井さんは株式会社LOCOKの取締役と、同社が運営するLOCOK陸上競技クラブのゼネラルマネジャー(GM)に就任しました。
LOCOKは幼児教育事業などを展開する企業で、35年以上の歴史を持つ「つくし会幼児教室」を運営しています。
新体制では、監督に女子競歩で五輪3大会連続出場を果たした岡田久美子さん、アカデミーディレクターにリオデジャネイロ五輪女子1万メートル代表の関根花観さんが就任しました。
石井さんが担うのは、選手が競技に集中できる環境づくりや、クラブの運営・発展です。
4月21日の新体制発表会では、選手や指導者の挑戦を通じて、子どもたちに「やればできる」と感じてもらうことが自身の夢の一つだと説明しました。
これは、スポーツを取材して伝える仕事から、スポーツ選手を育て、支える仕事へと役割を広げた動きです。
2. 東レの「東レポ」で企業の現場を取材2026年5月21日からは、東レの創立100周年記念企画「東レポ」にエクスプローラーとして出演しています。
東レが5月26日に公表したプレスリリースによると、この企画はYouTubeの東レ公式チャンネルで展開され、石井さんが工場や研究現場、企業活動の舞台裏を取材する内容です。
番組の合言葉は「Pocket to Planet」。
スマートフォンやファッションなど身近な製品から、環境問題や宇宙開発といった地球規模の分野まで、東レの素材技術がどのように社会を支えているのかを紹介します。
社長へのインタビューや、東レアローズの選手への取材なども企画されています。
ここで注目したいのは、スポーツだけに活動領域を限定していない点です。
企業の技術や働く人の思いを映像で伝える仕事は、TBS時代に培ったインタビュー力や情報整理力を生かせる分野でもあります。
3. ヨネックスのブランドオフィシャルMCにも就任2026年6月29日、スポーツ用品メーカーのヨネックスは、石井さんが代表を務めるTOMODE BASEとのイベント出演契約を発表しました。
契約上の役割は、ブランドオフィシャルMCです。
ヨネックスが企画・主催する大会やイベントで司会を担当するほか、アンバサダーとしてスポーツの普及やブランドの魅力発信に携わります。
テニス経験者である石井さんにとって、ヨネックスとの仕事は自身の競技経験とも結びつくものです。
本人も発表時のコメントで、スポーツに触れる機会を提供し、地域活性化や健全な人間形成につなげるという同社の理念への共感を示しました。
この契約は、TOMODE BASEが単に映像を制作するだけでなく、企業イベントやスポーツ関連の出演事業にも取り組んでいることを示す具体的な事例です。
4. 2026年10月にも慶應関連イベントで司会2026年10月17日に慶應義塾大学三田キャンパスで開催された連三田シンポジウム2026の公式開催情報にも、石井さんの名前が掲載されています。
同イベントの登壇者プロフィールでは、2026年からTOMODE BASE代表を務め、司会者・アンバサダー・プロデューサーとして幅広く活動していると紹介されました。
これは、退社から約9か月が経過した段階でも、司会やメディアに関係する仕事を継続していることを示す事例です。
【松岡修造との関係】12歳で選ばれた修造チャレンジとは?

石井大裕さんのプロフィールを調べると、必ず登場するのが松岡修造さんと「修造チャレンジ」です。
石井さんは12歳のとき、松岡修造さんが関わるテニスのジュニア強化合宿「修造チャレンジ」に選ばれました。
しかも、合宿では主将を務めた経験もあります。
この合宿には、後に世界的なテニス選手となる錦織圭選手も参加していました。
石井さんと錦織選手はジュニア時代に同じテニスの育成環境で切磋琢磨した関係です。
松岡修造から学んだもの石井さんの競技歴を見ると、単にテニスが得意だったというだけではありません。
- 6歳からテニスを始める。
- 12歳で修造チャレンジに選出される。
- ジュニア大会で好成績を残す。
- 慶應高校卒業後、海外でテニスの大会に挑戦する。
- 競技者として世界ランキングを獲得する。
- 故障などを経験し、競技生活を終えてアナウンサーへ転身する。
この経験は、後のスポーツ取材にもつながっています。
実際、石井さんはLOCOKのGM就任時にも、幼少期に学んだ教育理念や、努力を続ける姿勢について語っています。
また、本人が幼少期に通っていたつくし会の教育経験を、現在のスポーツと教育を組み合わせた取り組みに生かそうとしている点も興味深いところです。
松岡修造さんとの関係については、ジュニア時代に指導を受けたことや修造チャレンジへの参加が確認できる事実です。現在も特別な師弟関係が続いているといった話とは区別する必要があります。
【退社後もアナウンサー活動は継続?】フリー転身後の仕事と今後
最も気になるのは、石井さんが今後もアナウンサーとしてテレビに出演するのかという点でしょう。
答えは、TBSの社員アナウンサーではなくなりましたが、話す仕事やメディア出演を続けています。
2026年1月1日のスポニチ報道では、石井さんは退社後も野球、陸上、テニスなどの取材や出演、司会を続けたいという意向を示していました。
その後の活動を見ると、単なる希望にとどまっていません。
- 東レの企業取材番組「東レポ」への出演。
- ヨネックスのブランドオフィシャルMC。
- 慶應関連シンポジウムの司会。
- LOCOK陸上競技クラブのGMとしてスポーツイベントに関与。
- TOMODE BASEの代表として映像・メディア事業を推進。
これらは、アナウンサーとして培った伝える技術を、企業やスポーツ団体との仕事に生かしている実例です。
今後の活動で注目したい3つのポイント① 海外向けのスポーツ・文化コンテンツ
TOMODE BASE設立時に掲げた目標は、日本の優れたコンテンツを世界へ発信することです。
語学力と海外アスリートへの取材経験を生かせば、日本国内の視聴者だけでなく、海外の視聴者に向けた映像制作にも可能性があります。
② スポーツと教育の融合
LOCOKでの役割は、選手を紹介するだけではありません。
競技者の経験を子どもたちの教育に生かし、スポーツを通じた人材育成に関わる仕事です。
③ アナウンサーからプロデューサーへの領域拡大
従来のテレビ局では、番組制作、出演、編成、企業との契約などに組織的な役割分担があります。
独立後は、出演者と制作側の両方に関わり、自分の企画を事業として展開できます。
一方で、TBS時代のように特定のテレビ局のレギュラー番組に継続出演する形とは異なります。今後のテレビ出演については、個別の番組発表や出演契約を確認する必要があります。
【プロの結論】石井大裕の退社はアナウンサーの引退ではない石井さんの2026年の転身を理解するうえで重要なのは、アナウンサーという職業と、テレビ局の社員という立場を分けて考えることです。
TBSを退社したことで、局の番組を担当する社員アナウンサーとしてのキャリアは一区切りとなりました。
しかし、取材する力、話す力、選手や企業の魅力を引き出す力まで失われたわけではありません。
むしろ、TOMODE BASEの社長、LOCOKの取締役兼GM、企業イベントのMC、映像プロデューサーという複数の立場を持つことで、仕事の幅は広がっています。
石井さんのキャリアは、スポーツを伝える人から、スポーツを軸に新しい価値を生み出す人への転換として捉えると分かりやすいでしょう。
【TBS石井アナ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:TBSの石井アナこと石井大裕さんは本当に退社したのですか?
2026年1月6日付でTBSテレビを退社しています。1月4日には『S☆1』で最後の出演を終え、翌7日には新会社TOMODE BASEを立ち上げる計画で新たな活動に入りました。
Q2:石井大裕さんの退社理由は何ですか?
日本のスポーツや文化を世界に発信する新しいメディア事業に挑戦するためです。本人はTBSへの感謝を示しつつ、大きな目標に挑戦したいという思いを語っています。
Q3:石井大裕さんは現在もアナウンサーを続けていますか?
はい。TBSの社員アナウンサーではありませんが、イベントMCや企業番組への出演、司会など、アナウンサーとして培った能力を生かした活動を続けています。
Q4:新会社TOMODE BASEとは何ですか?
石井さんが代表取締役社長を務める会社です。スポーツや日本文化などのコンテンツを制作し、国内外へ発信するメディア事業を目指しています。
Q5:石井大裕さんは現在、何歳ですか?
1985年6月5日生まれなので、2026年11月現在41歳です。
Q6:石井大裕さんと松岡修造さんの関係は?
石井さんは12歳のときに松岡修造さんが関わる「修造チャレンジ」に選ばれ、ジュニア時代に指導を受けました。同じ合宿には錦織圭選手も参加していました。
Q7:石井大裕さんはWBCで実況を担当していたのですか?
WBC関連の放送に携わっていましたが、2023年の決勝戦をTBSが録画放送した際の役割はリポーターです。実況を担当したのは新夕悦男アナウンサーでした。
石井大裕さんは2026年1月6日付でTBSを退社し、翌7日に新会社TOMODE BASEを立ち上げるという新しいキャリアをスタートさせました。
退社の背景には、局への不満ではなく、日本のスポーツや文化を世界に発信するという本人の目標がありました。
2026年11月現在は、TOMODE BASEの代表取締役社長としての経営活動に加え、LOCOK陸上競技クラブのGM、東レポのエクスプローラー、ヨネックスのブランドオフィシャルMCなど、活動の幅を広げています。
『S☆1』の卒業は、スポーツを伝える仕事から離れることではありませんでした。世界陸上やWBCで培った経験を、今度は自ら事業をつくる立場で生かそうとしているのです。
今後の注目点は、TOMODE BASEがどのような日本発のコンテンツを海外へ届けるのか、そしてスポーツと教育を結びつける活動をどこまで広げるのかという点です。TBSの看板アナウンサーから独立した経営者・プロデューサーへ。石井大裕さんの次の挑戦は、まだ始まったばかりです。