山内選手がフェイスガードを着用することになった直接のきっかけは、転倒して顔をぶつけたことだった。
2026年7月15日付のスポーツ報知の報道では、山内選手本人が転倒してぶつけたと説明したことが伝えられている。一方、負傷した具体的な場所については詳しく明かしていない。
大会中のテレビ中継では、頬を負傷しており、その保護のためにフェイスガードを着用していると紹介された。
また、バレーボールキングの7月16日付の記事も、山内選手が転倒して頬などを負傷したと報じている。
ここで押さえておきたいのは、負傷のきっかけと診断名は別の情報だという点だ。
本人が説明したのは転倒して顔をぶつけたという経緯であり、頬骨や鼻骨の骨折を公表したわけではない。
鼻骨骨折だったという情報は本当?フェイスガードは鼻から頬にかけて広い範囲を覆っていたため、鼻骨骨折を疑う人もいた。
しかし、山内選手について鼻骨骨折と公式に発表された事実は確認できない。
フェイスガードの形状だけで骨折部位を判断することはできない。打撲や軟部組織の負傷など、顔面を保護する必要があるケースでも使用されるからだ。
現時点で把握できる負傷情報は、転倒による顔の負傷、とりわけ頬付近の保護が必要だったというところまでである。
【2026年VNL】フェイスガード着用から復帰までの時系列

山内選手のフェイスガード着用は、ネーションズリーグ大阪大会の直前から始まった。
当時の報道と日本バレーボール協会の大会記録、本人の8月の発言を整理すると、次のようになる。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2026年7月14日 | 大阪大会前日練習 | 黒いフェイスガードを着用して公開練習に参加 |
| 7月15日 | イタリア戦 | フェイスガード姿で先発出場。2得点を記録 |
| 7月16日 | カナダ戦に向けた登録変更 | 小野寺太志との入れ替えでリザーブへ |
| 7月17日 | ベルギー戦に向けた登録変更 | 山内選手が再び出場メンバーに登録 |
| 7月31日 | ファイナルラウンド | 小野寺選手に代わって出場選手に登録 |
| 8月18日 | 日本代表公開練習 | 本人がフェイスガードを外しても問題ない状態と説明 |
特に注目したいのが、7月15日のイタリア戦だ。
日本代表は当時、予選ラウンドで8連勝しており、イタリア戦は大阪大会の初戦だった。
日本バレーボール協会の公式発表によると、日本はイタリアをセットカウント3対2で破り、通算9勝0敗としてファイナルラウンド進出を決めた。
山内選手はその重要な試合にフェイスガードを着用して先発出場。負傷を抱えながらも、チームの戦力としてコートに立った。
翌16日には小野寺太志選手との登録変更によってリザーブに回ったが、17日には再び出場メンバーに登録されている。
さらに7月31日には、ファイナルラウンドの出場選手としても登録された。
この一連の動きから分かるのは、フェイスガードを着用していた期間も、山内選手が代表活動を継続していたということだ。
なお、登録変更の理由を負傷だけに結び付ける公式発表はない。大会の出場枠やチーム編成に伴う変更として捉える必要がある。
【本人の証言】フェイスガードで視界は悪くなった?プレーへの影響
顔を覆う防具を装着すれば、当然ながら視界や装着感が気になる。
特に山内選手のポジションであるミドルブロッカーは、相手の攻撃を瞬時に判断し、ネット際でブロックを完成させる役割を担う。
相手セッターの動き、スパイカーの助走、ボールの軌道など、短時間で多くの情報を把握しなければならない。
そのため、フェイスガードが視野を妨げないかは、実際のプレーに直結する問題だった。
山内選手本人が語った着用感2026年8月18日、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた男子日本代表の公開練習後、山内選手はバレーボールマガジンの取材に応じている。
そこで記者から、フェイスガードを着けなくても大丈夫な状態かと質問された際、本人は次のように答えた。
「はい、もう付けなくても大丈夫な状態です。」
さらに、初めてフェイスガードを着用してプレーした感想についても説明した。
本人によると、視界の邪魔にならないように作ってもらっていたため、着けている感覚や違和感は特に気にならなかったという。
この発言は重要だ。
単に防具を装着して試合に出られたというだけでなく、選手自身が視界への配慮を感じられる仕様だったことが分かる。
ミドルブロッカーにとって視界が重要な理由山内選手は身長204cmの大型ミドルブロッカーだ。
ブロックでは、相手のトスを見極め、攻撃方向を予測して素早く移動する必要がある。
また、攻撃時にはセッターとのタイミングを合わせ、クイック攻撃などを正確に決めなければならない。
視界の一部が制限されれば、こうした判断に影響する可能性がある。
今回のフェイスガードは、そうした競技上の要求を考慮して作られていたことが、本人の証言から読み取れる。
【素材と構造の真相】山内晶大のフェイスガードは何製?
山内選手が着用していたのは、鼻から頬付近を覆う黒いフェイスガードだ。
しかし、素材については公表されていない。
カーボン製なのか、樹脂製なのか、複数の素材を組み合わせたものなのかについて、本人や所属チームから具体的な説明は確認できない。
また、メーカー名や製品名、価格についても公表情報は見当たらない。
分かっていることと分かっていないこと- 色:黒色
- 形状:鼻から頬付近を保護するタイプ
- 使用目的:負傷した顔面の保護
- 製作上の配慮:視界を妨げないように作られていた
- 素材:非公表
- メーカー・製品名:非公表
注目したいのは、本人が「視界の邪魔にならないように作ってもらっていた」と話している点だ。
一般的なフェイスガードでも、顔の形に合うこと、視野を確保できること、プレー中にずれにくいことは重要な条件となる。
バレーボールではジャンプや着地、素早い方向転換が繰り返されるため、装着時の安定性も欠かせない。
ただし、山内選手の装具に具体的にどのような素材や固定方法が採用されていたかは明らかになっていない。
見た目だけでカーボン製などと断定するのは適切ではない。
【2026年8月以降】山内晶大の現在の怪我の状態とフェイスガードはいつまで?
読者が最も気になるのは、現在もケガが残っているのか、今後またフェイスガードを着用する必要があるのかという点だろう。
この疑問に対する重要な手掛かりが、8月18日の本人の発言だ。
山内選手は取材で、フェイスガードを着用しなくても大丈夫な状態だと明言している。
つまり、少なくとも8月18日時点では、保護具なしでプレーできる状態まで回復していた。
フェイスガードの着用は終了した?本人が装着不要と説明しているため、VNL期間中のフェイスガード着用は一時的な措置だったと考えられる。
ただし、装着不要という発言は、医療機関による診断結果や骨の状態を公表したものではない。
そのため、完全治癒の医学的な詳細まで明らかになったわけではない。
10月31日現在、負傷の診断名や治療内容について新たな詳細発表は確認できず、負傷の程度を推測する材料も限られている。
一方、所属する大阪ブルテオンは2026年6月4日に山内選手との契約更新を発表しており、2026-27シーズンもチームの一員として活動している。
今後の競技生活についても、本人は8月の取材でロサンゼルス五輪に向けた代表活動への意欲を語っている。
一時的な負傷を乗り越え、次の目標へ向かっていることがうかがえる。
【男子バレー山内フェイスガード】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山内晶大はなぜフェイスガードを着けていたの?
A1:2026年のネーションズリーグ大阪大会前に転倒して顔をぶつけ、頬付近を負傷したためです。患部を保護する目的で黒いフェイスガードを着用しました。
Q2:山内晶大は鼻骨を骨折したの?
A2:鼻骨骨折と公式に発表された事実は確認できません。報道で伝えられているのは頬などの負傷であり、詳しい診断名は公表されていません。
Q3:フェイスガードを着けても視界は問題なかった?
A3:本人は、視界を妨げないように作られていたため、装着時の違和感も特に気にならなかったと説明しています。
Q4:イタリア戦にはフェイスガードを着けて出場した?
A4:はい。2026年7月15日のネーションズリーグ大阪大会のイタリア戦に先発出場し、2得点を記録しました。
Q5:フェイスガードは何製だった?
A5:素材やメーカー、製品名は公表されていません。黒色で顔面を保護するタイプだったことと、視界への配慮があったことが分かっています。
Q6:山内晶大は現在もフェイスガードを着けている?
A6:2026年8月18日の本人への取材では、すでに着用しなくても大丈夫な状態だと説明されています。
Q7:山内晶大のポジションと身長は?
A7:大阪ブルテオン所属のミドルブロッカーで、身長は204cmです。男子日本代表としても長く活動し、東京2020大会とパリ2024大会に出場しています。
2026年のネーションズリーグ大阪大会で注目を集めた山内晶大選手の黒いフェイスガード。
その着用理由は、転倒による顔の負傷、とりわけ頬付近を保護するためだった。
今回の経緯を振り返ると、重要なポイントは次の5つだ。
1. 負傷のきっかけは転倒。 本人が顔をぶつけた経緯を説明している。
2. 着用目的は患部の保護。 頬付近を守るために黒いフェイスガードを使用した。
3. イタリア戦に先発出場。 7月15日の試合で2得点を記録した。
4. 視界への影響は小さかった。 本人は視界を妨げない設計で、違和感も気にならなかったと説明した。
5. 8月18日には装着不要に。 本人が回復状況について明確に答えている。
特に注目すべきなのは、8月の本人の証言だ。
フェイスガード姿だけを見ると大きなケガを想像しがちだが、実際には競技を続けるために視界への配慮を施した保護具を使用していた。
また、鼻骨骨折や具体的な素材については公表されておらず、外見だけから負傷の程度を判断することはできない。
2026年10月末時点で注目したいのは、フェイスガードそのものではなく、山内選手が今後どのようなプレーで日本代表と大阪ブルテオンに貢献していくかという点だ。
ロサンゼルス五輪を見据えるベテランミドルブロッカーの挑戦は、これからも続いていく。
主な参考資料・報道
- 日本バレーボール協会「ネーションズリーグ2026」公式記録
- スポーツ報知(2026年7月15日)
- バレーボールキング(2026年7月14日・16日)
- バレーボールマガジン(2026年8月18日公開練習での本人取材)
- 大阪ブルテオン公式選手プロフィール