日本代表MFとして活躍する鎌田大地は、2026年現在、イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスFCに所属している。1996年8月5日生まれ、愛媛県伊予市出身のミッドフィールダーで、Jリーグからドイツ、ベルギー、イタリアを経てイングランドへと渡った国際経験豊かな選手だ。
鎌田大地の成績を振り返ると、サガン鳥栖時代の背番号24から7への変更、2017年5月27日の北海道コンサドーレ札幌戦で決めた決勝点、そして鳥栖でのラストゲームとなった浦和レッズ戦の先制アシストなど、キャリアの転換点となった出来事が浮かび上がる。海外ではフランクフルト時代にブンデスリーガ9得点・6アシストを記録した2022-23シーズンも大きな実績だ。
【2026年最新】鎌田大地の現在の所属クラブと成績は?

鎌田大地の現在の所属クラブは、イングランド・ロンドンを本拠地とするクリスタル・パレスFCだ。2024年7月に加入し、2026年7月8日にはクラブが新たな契約を結んだことを発表している。
クラブ公式プロフィールでは背番号18のミッドフィールダーとして登録されている。日本代表での背番号とは異なるため、試合情報を調べる際には注意したい。
2026-27シーズンのプレミアリーグ成績2026年10月30日時点で、鎌田はプレミアリーグ8試合に出場し、1得点3アシストを記録している。8試合すべてで先発し、出場時間は703分。得点だけでなく、味方のゴールを演出する役割でも結果を残している。
特に注目されたのが、2026年10月11日のノッティンガム・フォレスト戦だ。鎌田は前半41分にゴールを決め、クリスタル・パレスの3対1の勝利に貢献した。クラブ公式の試合レポートでも、チームの逆転を支えた得点として紹介されている。
プレミアリーグでの通算成績を見ると、2024-25シーズンは34試合、2025-26シーズンは28試合に出場。得点数だけを見ると物足りなく感じるかもしれないが、2025-26シーズンのUEFAカンファレンスリーグでは4アシストを記録している。
さらに、2026-27シーズンはリーグ戦で1得点3アシストと、直接得点に関わる数字も伸びている。クリスタル・パレス加入後の出場実績はクラブ公式プロフィールで82試合4得点と掲載されており、チームの中盤を担う選手として存在感を示している。
【経歴・成績一覧】鎌田大地の所属クラブと歴代記録を比較
鎌田大地のキャリアは、2015年のサガン鳥栖加入から始まった。東山高校を卒業後にプロ入りし、Jリーグで経験を積んだ後、20歳でドイツへ渡った。
その後はベルギーで得点力を伸ばし、フランクフルトへの復帰を経て、イタリアのラツィオ、イングランドのクリスタル・パレスへと活躍の場を広げている。
主な所属クラブとリーグ戦成績以下は各クラブでの主なシーズン成績を整理したものだ。大会ごとに出場数の集計対象が異なるため、リーグ戦の数字を中心に比較している。
| シーズン | 所属クラブ | リーグ戦出場 | 得点 | アシスト |
|---|---|---|---|---|
| 2015 | サガン鳥栖 | 21試合 | 3得点 | 3 |
| 2016 | サガン鳥栖 | 28試合 | 7得点 | 2 |
| 2017 | サガン鳥栖 | 16試合 | 3得点 | 2 |
| 2018-19 | シント=トロイデン | 24試合 | 12得点 | 1 |
| 2020-21 | フランクフルト | 32試合 | 5得点 | 12 |
| 2022-23 | フランクフルト | 32試合 | 9得点 | 6 |
| 2023-24 | ラツィオ | 29試合 | 2得点 | 2 |
| 2024-25 | クリスタル・パレス | 34試合 | 0得点 | 0 |
| 2025-26 | クリスタル・パレス | 28試合 | 0得点 | 0 |
| 2026-27※ | クリスタル・パレス | 8試合 | 1得点 | 3 |
※2026-27シーズンは2026年10月30日時点。2015~2017年の鳥栖時代はFootball LAB、欧州各クラブのリーグ戦成績は各種競技データベースを基に整理。
数字から見える鎌田大地の成長鳥栖時代に最も多くのリーグ戦得点を記録したのは2016年の7得点だ。翌2017年も16試合で3得点を挙げ、海外移籍前の主力選手として結果を残した。
ベルギーのシント=トロイデンでは24試合12得点を記録。日本で培った攻撃センスを、得点という明確な結果につなげたシーズンだった。
フランクフルトでは、得点力だけでなくチャンスメーク能力が際立った。2020-21シーズンのブンデスリーガでは12アシストを記録し、リーグのアシストランキングでも上位に入っている。
2022-23シーズンには32試合9得点6アシストを達成。得点とアシストの両面で高い数字を残し、欧州トップレベルでプレーする攻撃的MFとして評価を確立した。
【サガン鳥栖時代】背番号24から7への変更と2017年の名場面
鎌田大地のキャリアを語るうえで欠かせないのが、サガン鳥栖で過ごした2015~2017年だ。
2017年1月、クラブは新シーズンの選手一覧を発表した。その中で鎌田の背番号は、2016年の24番から7番へ変更されている。
当時の鳥栖はマッシモ・フィッカデンティ監督の就任2年目。サッカーダイジェストの新体制紹介でも、鎌田は司令塔として取り上げられていた。背番号変更は、チームの攻撃を担う選手としての期待を象徴する出来事だった。
2017年5月27日・コンサドーレ札幌戦で決勝点2017年5月27日、J1第13節でサガン鳥栖は北海道コンサドーレ札幌と対戦した。
試合は鳥栖が1対0で勝利。決勝点を決めたのは鎌田だった。前半38分、吉田豊の左クロスに反応してゴールを決め、ホームでの5連勝に貢献している。
この試合は、鎌田にとって私生活でも節目となるタイミングだった。5月23日に結婚したばかりで、札幌戦のゴールは自身の結婚を祝うような得点として報じられた。
当時20歳だった鎌田が、チームの勝利を決めるゴールを記録したことは、鳥栖時代を象徴するエピソードの一つだ。
2017年6月25日・浦和レッズ戦で惜別アシスト続く大きな節目は、2017年6月25日のJ1第16節、浦和レッズ戦だった。
鎌田はドイツのアイントラハト・フランクフルトへの完全移籍が決まり、この試合が鳥栖での国内ラストゲームとなった。前日の6月24日には、サガン鳥栖がクラブ間の移籍合意を公式発表している。
試合では後半65分、鎌田が右CKからボールを送り、小野裕二のヘディングによる先制点をアシストした。
鳥栖は最終的に浦和を2対1で下し、鎌田は勝利という形で国内最後の試合を終えた。試合後には移籍セレモニーも行われ、チームメートやサポーターに見送られてドイツへ旅立った。
フィッカデンティ監督との関係は?フィッカデンティ監督との関係については、2017年の新体制発表と当時の報道が重要な手掛かりになる。
監督就任2年目を迎えた鳥栖で、鎌田は背番号7を与えられ、司令塔として紹介された。2017年の札幌戦や浦和戦での活躍も、攻撃面での存在感を示すものだった。
その後のドイツ移籍は、監督との確執による退団ではなく、海外挑戦というキャリア上の選択だった。鎌田自身も欧州でのプレーを目標にしており、フランクフルトへの移籍はその目標を実現する大きな一歩となった。
【海外での実績】フランクフルト・ラツィオ時代の評価
鳥栖からフランクフルトへ移籍した鎌田は、最初から順風満帆だったわけではない。2017-18シーズンはブンデスリーガで3試合の出場にとどまり、翌シーズンにはベルギーのシント=トロイデンへ期限付き移籍した。
しかし、このベルギーでの経験が大きな転機になる。リーグ戦24試合12得点という数字を残し、攻撃的なポジションで得点能力を発揮した。
フランクフルトでの飛躍2019年にフランクフルトへ復帰すると、鎌田は徐々にチームの中心的な存在へ成長していく。
特に注目したいのが2020-21シーズンだ。ブンデスリーガ32試合で5得点12アシストを記録し、得点機会を生み出す選手として高く評価された。
2021-22シーズンにはUEFAヨーロッパリーグで13試合5得点を記録。フランクフルトの同大会優勝にも貢献した。国内リーグだけでなく、欧州の大会でも結果を残したことは、鎌田のキャリアにおける重要な実績だ。
さらに2022-23シーズンのブンデスリーガでは32試合9得点6アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグでも8試合3得点を挙げた。
この時期の鎌田は、単にゴールを狙う攻撃的MFではなかった。相手の守備ラインと中盤の間でボールを受け、味方を生かすパスを供給しながら、自らもゴール前へ進出するプレースタイルが特徴だった。
ラツィオでの挑戦2023-24シーズンにはイタリアのSSラツィオへ移籍。セリエAでは29試合2得点2アシストを記録した。
ドイツとは異なる戦術的な要求があるイタリアでの経験は、プレーの幅を広げる機会となった。一方で、出場機会や起用法の面では安定しない時期もあり、翌2024年にクリスタル・パレスへ移籍することになる。
鳥栖、フランクフルト、シント=トロイデン、ラツィオと異なるサッカー環境を経験したことは、現在の鎌田が複数の中盤ポジションをこなせる理由の一つと考えられる。
【日本代表成績】ワールドカップ2大会出場と得点実績
クラブでの活躍と並行して、鎌田大地は日本代表でも重要な役割を担ってきた。
日本代表デビューは2019年3月22日のコロンビア戦。初得点は同年10月10日のモンゴル戦で記録している。
2022年カタールワールドカップ2022年のカタールワールドカップでは、日本代表のメンバーとして本大会4試合に出場した。
ドイツやスペインといった強豪国との対戦を経験し、世界最高峰の舞台でプレーする機会を得た。ただし、本大会での得点はなかった。
フランクフルトでの活躍を背景に期待が集まっていたため、本人にとっても結果を求められる大会だった。
2026年ワールドカップで2得点2026年のワールドカップでも鎌田は日本代表として出場。大会では4試合2得点を記録した。
特にオランダ戦とチュニジア戦での得点は、攻撃面での貢献を示すものだった。2026年6月14日のオランダ戦で大会初得点を記録し、6月20日のチュニジア戦でもゴールを決めている。
Optaの代表記録では、2026年10月5日のニュージーランド戦終了時点で、国際Aマッチ通算57試合14得点。2019年のデビューから着実に実績を積み上げてきた。
また、2026年9月と10月の日本代表招集メンバーにも名を連ねており、ワールドカップ後も代表活動を続けている。
【現在の評価と評判】鎌田大地はプレミアリーグで何が評価されている?
鎌田大地の評価を得点数だけで判断するのは適切ではない。彼の持ち味は、相手の守備を読みながらポジションを取り、味方がプレーしやすい状況を作る能力にある。
フランクフルト時代に12アシストを記録した2020-21シーズンは、その特徴が数字に表れた代表例だ。2022-23シーズンの9得点6アシストも、得点とチャンスメークを両立できることを証明している。
プレミアリーグでの評価ポイントプレミアリーグでは、相手のプレッシャーが速く、ボールを持てる時間も限られる。鎌田のように周囲を見ながら短い時間で判断する選手にとって、技術だけでなく判断速度も問われる環境だ。
クリスタル・パレスでは、中盤の底に近い位置から攻撃的なポジションまで対応できる点が強みになる。2026-27シーズンは8試合で3アシストを記録しており、味方の得点を引き出す役割でも成果が出ている。
また、クラブ公式プロフィールには2025年9月・10月の月間最優秀選手賞の受賞歴が掲載されている。加入後の貢献がクラブ内でも評価されていたことを示す実績だ。
歴代成績を比較する際の注意点鎌田のキャリアを比較するときには、リーグ戦とカップ戦、欧州大会、日本代表の成績を混ぜないことが大切だ。
例えば、2025-26シーズンのプレミアリーグでは得点・アシストともに0だった一方、カンファレンスリーグでは1得点4アシストを記録している。大会が違えば起用法や役割も変わるため、単純な総得点だけでは選手の貢献度を把握しきれない。
鎌田を評価するなら、次の3点を合わせて見ると実態が分かりやすい。
- 得点力:自らゴールを決める能力と、ゴール前へ進出する頻度。
- 創造性:アシスト、チャンスメーク、味方へのラストパス。
- 戦術的な貢献:中盤でのボール保持、ポジショニング、守備への参加。
この3つを総合すると、鎌田は得点だけに依存しないタイプの攻撃的MFとして評価できる。
【兄弟関係】鎌田大夢は鎌田大地の弟!現在の所属先は?
鎌田大地には、同じくプロサッカー選手として活動する弟がいる。名前は鎌田大夢(かまだ・ひろむ)だ。
大夢は2001年6月23日生まれで、大地より5歳年下。兄と同じミッドフィールダーとしてプレーしている。
2019年12月には福島ユナイテッドFCへの加入内定が発表され、プロ選手としてのキャリアをスタートさせた。その後、ベガルタ仙台へ移籍している。
2026年現在、Jリーグ公式プロフィールではベガルタ仙台のMFとして登録され、背番号は10番だ。
2022年のカタールワールドカップ開催時には、弟の大夢が兄について取材に応じたこともある。日刊スポーツの報道では、大夢が兄を尊敬する選手として語り、幼い頃から一緒にボールを蹴っていたエピソードも紹介された。
兄弟ともにプロのミッドフィールダーとして活躍している点は、鎌田家のサッカーとの深い関わりを感じさせる。大地が海外で経験を積む一方、大夢もJリーグで独自のキャリアを築いている。
【鎌田大地成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鎌田大地の現在の所属クラブはどこですか?
A1:2026年10月現在、イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスFCに所属している。2026年7月8日にはクラブとの契約更新も発表された。
Q2:鎌田大地のサガン鳥栖時代の背番号は何番でしたか?
A2:2016年シーズンは24番、2017年シーズンは7番だった。2017年には札幌戦で決勝点を挙げ、浦和戦では先制点をアシストしている。
Q3:鎌田大地の海外での最高のシーズン成績は?
A3:ブンデスリーガのリーグ戦に限れば、2022-23シーズンの32試合9得点6アシストが代表的な実績だ。2020-21シーズンには12アシストを記録しており、チャンスメーク能力も際立っていた。
Q4:鎌田大地の日本代表通算成績は?
A4:Optaの記録では、2026年10月5日時点で国際Aマッチ57試合14得点。2022年と2026年のワールドカップに出場し、2026年大会では2得点を記録している。
Q5:鎌田大地と鎌田大夢は兄弟ですか?
A5:兄弟だ。大夢は大地の5歳年下で、2026年現在はベガルタ仙台に所属するMFとしてプレーしている。
鎌田大地の成績を振り返ると、サガン鳥栖時代のJリーグでの成長から、フランクフルトでの飛躍、ラツィオを経てクリスタル・パレスに至るまで、着実にキャリアを積み上げてきたことが分かる。
特に2017年の背番号24から7への変更、コンサドーレ札幌戦の決勝点、浦和レッズ戦の先制アシストは、日本でのキャリアを象徴する重要な出来事だ。
海外では2020-21シーズンの12アシスト、2022-23シーズンの9得点6アシスト、2021-22シーズンのヨーロッパリーグ優勝など、印象的な実績を残した。
2026年現在はクリスタル・パレスでプレーし、プレミアリーグでもアシストを記録。日本代表では2026年ワールドカップで2得点を挙げ、国際Aマッチ通算57試合14得点に到達している。
今後注目したいのは、プレミアリーグでの出場機会を維持しながら、得点とアシストの両方をどこまで伸ばせるかという点だ。中盤での判断力や創造性を武器に、クラブと日本代表の双方でどのような結果を残すのか。30歳を迎えた鎌田大地の次のシーズンにも注目したい。
主な参照・照合資料