2026年11月現在、将棋界で「棋士」になるための道が大きく変わり始めている。従来の棋士編入試験は、公式戦で10勝以上かつ勝率6割5分以上などの条件を満たしたアマチュアや女流棋士が、新四段5人との五番勝負に挑む制度だ。受験料は50万円(税別)、5局中3勝すれば合格という厳しい関門が設けられている。
2026年には福間香奈が2度目の編入試験で0勝3敗となった一方、西山朋佳はクイーン白玲の資格を獲得し、2027年4月1日付で棋士に編入することが決まった。さらに、2026年6月の日本将棋連盟通常総会では、受験資格を3回獲得した人にフリークラス入りを認める制度改正案が否決されている。試験の仕組みから最新の制度変更まで、知っておきたいポイントを整理する。
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> - 受験資格: 公式戦で最も良いところから見て10勝以上、勝率6割5分以上などの条件がある。
> - 費用と試験: 受験料は50万円(税別)。新四段5人との五番勝負で3勝すれば合格となる。
> - 2026年の最新動向: 福間香奈は0勝3敗で不合格。一方、西山朋佳はクイーン白玲の資格を行使し、2027年4月に女性初の棋士となる予定だ。
【棋士編入試験とは】棋士と女流棋士の違いから基本を理解

棋士編入試験とは、将棋のプロ棋士を養成する奨励会を経ていないアマチュアや女流棋士などが、一定の実績を示したうえでプロ棋士への道を目指す制度である。
日本将棋連盟が定める正式な制度で、現在の試験は棋士との五番勝負によって合否を判定する。
最大の特徴は、奨励会に所属していなくても、プロ公式戦での実績を通じて棋士になるチャンスがあることだ。
従来、プロ棋士になる一般的なルートは奨励会だった。奨励会三段リーグで上位2人に入れば四段に昇段し、正式な棋士として活動を始められる。
しかし、奨励会に所属していないアマチュアの強豪や、女流棋士としてトップクラスの実績を持つ人にとって、このルートは利用できない。
そこで設けられたのが棋士編入試験である。
棋士と女流棋士は、同じ将棋のプロでも制度が異なる。
日本将棋連盟の説明によると、棋士と女流棋士は別々の制度で対局している。
| 比較項目 | 棋士 | 女流棋士 |
|---|---|---|
| 所属する制度 | 棋士制度 | 女流棋士制度 |
| 主な活動 | 棋士が参加する公式棋戦 | 女流棋戦 |
| 段位 | 四段から九段 | 女流2級から女流六段など |
| プロ入りの代表的な道 | 奨励会・編入試験など | 女流棋士の資格取得制度 |
| 順位戦 | 所定の条件で参加 | 女流順位戦に参加 |
| 女性の登録 | 女性も可能 | 女性が対象 |
ここで誤解しやすいのが、女性は棋士になれないという認識だ。
女性であっても奨励会を突破して四段になれば、男性棋士と同じ棋士制度に所属する。棋士という資格自体に男性限定の条件があるわけではない。
女流棋士は、女性が将棋のプロとして活動するために設けられた別の制度であり、棋士とは参加できる棋戦や昇段制度が異なる。
2026年10月に西山朋佳が棋士編入の権利を行使したことで、この違いは改めて大きな注目を集めた。
【受験資格・申請期限】10勝以上と勝率6割5分以上だけではない
棋士編入試験を受けるには、日本将棋連盟が定める受験資格を満たさなければならない。
最も知られている基準は、公式戦での成績だ。
基本となる受験資格は、最も良いところから見て10勝以上、かつ勝率6割5分以上。
単純に直近10局で10勝するという意味ではない。公式戦の成績の中から、最も良い成績となる区間を基準に判定する。
また、受験資格はこの成績条件だけではない。指定された棋戦で特定の実績を残すことでも資格を得られる。
主な条件は以下のとおり。
| 対象棋戦 | 受験資格を得るための実績 |
|---|---|
| 竜王ランキング戦 | 優勝 |
| 王位戦 | 挑戦者決定リーグ入り |
| 王座戦 | 挑戦者決定トーナメントベスト8 |
| 棋王戦 | 挑戦者決定トーナメントベスト8 |
| 棋聖戦 | 決勝トーナメントベスト8 |
| 朝日杯将棋オープン戦 | 本戦トーナメントベスト4 |
| 銀河戦 | 決勝トーナメントベスト4 |
| NHK杯戦 | 本戦トーナメントベスト4 |
| 新人王戦 | 優勝 |
これらの実績に加えて、四段以上の正会員である棋士の推薦が必要となる。
つまり、プロ棋士相手に勝ち越すだけでなく、主要棋戦で上位に進出することも受験への道になる。
申請期限は受験資格を得てから1か月以内見落としやすいのが申請期限だ。
日本将棋連盟の規定では、受験資格となる成績を得た後、1か月以内に申請しなければならない。
申請時には、次の書類を提出する。
- 連盟所定の受験申込書
- 顔写真を添付した履歴書
- 最終学業成績証明書
- 健康診断書
提出は、受験を推薦した棋士である師匠を通じて行う。
申請が受理された場合、試験は原則として受理月の2か月後から始まり、月1局のペースで進行する。
資格を獲得した時点で自動的にプロ入りできるわけではない。申請手続きと試験への準備を短期間で進める必要がある。
【受験料50万円・五番勝負の仕組み】3勝合格までの流れ
棋士編入試験で特に注目されるのが、50万円という受験料と、5人の新四段を相手にする五番勝負だ。
受験料は50万円(税別)日本将棋連盟が公開している棋士編入試験規定では、受験料は50万円(税別)と定められている。
これは一般的な資格試験と比較しても大きな金額だ。
ただし、費用だけで合否が決まるわけではない。受験者には、すでにプロ公式戦で高い実績を残していることが求められる。
試験官は新四段5人試験官を務めるのは、新しく四段に昇段した棋士5人だ。
日本将棋連盟の規定に基づき、新四段5人が棋士番号順に選出される。
対局は原則として東京・将棋会館または関西将棋会館で実施される。
持ち時間は各3時間。将棋連盟の公式戦対局規定に準じて行われる。
5局中3勝すれば合格試験の最大のポイントは、5局すべてを指す必要がないことだ。
3勝した時点で合格、3敗した時点で不合格となる。
例えば、最初の3局で3連勝すれば、その時点で合格が決まる。
反対に3連敗すれば、残りの対局を行わずに不合格となる。
第1局は振り駒で先手・後手を決定し、以降は先後を交互に入れ替える。
この仕組みは、単純な勝率だけでなく、限られた対局数の中で新四段を相手に安定した実力を発揮できるかを判断するものだ。
合格者はフリークラスへの編入資格を得て、4月1日または10月1日付で四段となる。
なお、フリークラスは棋士ではないという意味ではない。正式な棋士として活動しながら、順位戦には参加しない区分である。
【歴代合格者と2026年の結果】福間香奈の0勝3敗、西山朋佳の転機
現行の棋士編入試験では、これまでに今泉健司、折田翔吾、小山怜央の3人が合格している。
一方、女流棋士の福間香奈と西山朋佳も挑戦してきたが、五番勝負では厳しい結果となった。
現行制度の歴代受験者と結果| 年・時期 | 受験者 | 試験結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 2014年 | 今泉健司 | 3勝1敗 | 合格 |
| 2019~2020年 | 折田翔吾 | 3勝1敗 | 合格 |
| 2022年 | 里見香奈(現・福間香奈) | 0勝3敗 | 不合格 |
| 2022~2023年 | 小山怜央 | 3勝1敗 | 合格 |
| 2024~2025年 | 西山朋佳 | 2勝3敗 | 不合格 |
| 2026年 | 福間香奈 | 0勝3敗 | 不合格 |
※2005年の瀬川晶司による特例の編入試験は、現在の五番勝負制度とは別の経緯で実施されたため、上記の一覧とは区別している。
今泉健司:現行制度初の合格者2014年、今泉健司は棋士編入試験に挑戦し、3勝1敗で合格した。
奨励会三段まで進んだ経験を持ちながら、いったん退会。その後、アマチュア棋士として実績を積み、41歳でプロ入りを果たした。
年齢や経歴にかかわらず、実力によってプロへの道を切り開いた象徴的な事例である。
折田翔吾:将棋YouTubeでも知られる異色の経歴2020年には折田翔吾が3勝1敗で合格した。
将棋の動画配信でも知られ、インターネットを通じた将棋普及活動とプロ入りへの挑戦を両立させていた人物だ。
奨励会を退会した後も研鑽を続け、編入試験によって四段の資格を獲得した。
小山怜央:奨励会未経験からのプロ入り2023年に合格した小山怜央は、さらに異なる経歴を持つ。
奨励会に入会した経験がなく、アマチュア棋士として活動してきた人物だ。
第1局と第2局に連勝した後、第3局で敗れたものの、第4局で勝利。3勝1敗で合格した。
現行制度で奨励会未経験者が編入試験に合格した初めての例として、大きな意味を持つ。
福間香奈:2026年も0勝3敗で不合格2026年の大きな話題となったのが、福間香奈の2度目の挑戦だ。
福間は2022年、当時の里見香奈として編入試験を受験したものの、0勝3敗で不合格となった。
その後、2025年10月の公式戦で規定の成績を達成。直近の公式戦成績を10勝5敗とし、2度目の受験資格を獲得した。
2026年の試験日程と結果は次のとおり。
- 第1局・1月27日: 山下数毅四段に敗北
- 第2局・2月16日: 片山史龍四段に敗北
- 第3局・3月27日: 生垣寛人四段に敗北
3連敗となり、2度目の挑戦も不合格が決まった。
今回の試験では、若手の新四段を相手に3勝を挙げる難しさが改めて浮き彫りになった。
受験資格を得ることと、試験官を相手に3勝することは別のハードルなのだ。
西山朋佳:2024~2025年の挑戦は2勝3敗西山朋佳も2024年から2025年にかけて棋士編入試験に挑戦した。
結果は2勝3敗。あと1勝で合格というところまで迫ったものの、第5局で敗れた。
しかし、西山の棋士への道はここで閉ざされなかった。
その後、2025年に新設されたクイーン白玲によるフリークラス編入制度が、別の可能性を開くことになる。
【2026年の制度改正案否決と白玲通算5期】西山朋佳は2027年4月に棋士へ
2026年の将棋界では、棋士への道をめぐって重要な制度改正案が審議された。
注目されたのは、棋士編入試験の受験資格を複数回取得した人に対する新たな救済制度だ。
受験資格を3回得ればプロ入りできる案は否決日本将棋連盟は2026年5月、通常総会に提出する制度改正案を公表した。
その一つが、棋士編入試験の受験資格を通算3回獲得した人に、フリークラスで四段となる権利を与えるというものだった。
この案が実現すれば、編入試験に合格できなくても、受験資格を3回獲得することでプロ入りへの道が開かれる可能性があった。
福間香奈にとっても注目すべき提案だった。
しかし、2026年6月5日に開催された日本将棋連盟の第77回通常総会で、この議案は反対多数により否決された。
したがって、2026年11月現在、受験資格を3回獲得しただけで自動的に棋士になれる制度は存在しない。
一方、同じ総会で審議された奨励会三段リーグの制度改正は可決された。
2026年10月開始の三段リーグから、2回目の次点を獲得した者は、従来のフリークラスではなくC級2組に入る制度となった。
つまり、同じ総会でも、棋士編入試験の受験資格に関する改正案と奨励会の昇段制度では、異なる結論が出たのである。
白玲通算5期でフリークラスに編入できる制度もう一つの大きな変化が、2025年に導入されたクイーン白玲によるフリークラス編入制度だ。
女流棋戦の最高峰である白玲戦で通算5期を獲得し、クイーン白玲の資格を得た女流棋士は、棋士のフリークラスへの編入を申請できる。
これは一般的な棋士編入試験とは別の制度である。
新四段5人との五番勝負を受ける必要はなく、白玲の通算タイトル実績を基準として棋士への編入資格を認める仕組みだ。
2025年6月の日本将棋連盟通常総会で導入が承認された。
西山朋佳が2026年10月に権利を行使この制度の最初の適用例となったのが西山朋佳だ。
2026年10月10日、西山はヒューリック杯第6期白玲戦七番勝負第5局で福間香奈を破り、4勝1敗で白玲を防衛した。
これにより白玲通算5期を達成し、クイーン白玲の資格を獲得。同時に棋士フリークラスへの編入資格を得た。
当初、西山は権利を行使するかどうかについて慎重な姿勢を示していた。
その後、10月26日に記者会見を開き、編入の権利を行使すると表明した。
日本将棋連盟も同日、編入届を受理したことを正式に発表している。
西山朋佳の棋士としての活動開始日は2027年4月1日。
四段としてフリークラスに編入し、棋士番号は356となる。師匠は伊藤博文七段だ。
これにより、西山は将棋界で女性初の棋士となる予定である。
なお、フリークラスへの編入は、直ちに順位戦のC級2組に所属することを意味しない。
フリークラス棋士は順位戦に参加せず、それ以外の公式棋戦には参加できる。所定の成績を挙げればC級2組への昇級も目指せる。
【奨励会三段リーグと棋士編入試験を比較】プロ入りの道はどう違う?
棋士になるための道筋を理解するには、奨励会三段リーグと棋士編入試験の違いを整理する必要がある。
奨励会三段リーグは棋士養成の本流奨励会は日本将棋連盟が運営するプロ棋士の養成機関だ。
6級から三段までの段階があり、規定の成績を収めることで昇級・昇段する。
三段になると、東西合同の三段リーグに参加する。
このリーグは半年単位で開催され、原則として成績上位2人が四段に昇段する。
四段昇段は正式な棋士になることを意味する。
2026年10月からは、三段リーグで2回目の次点を獲得した場合、C級2組入りが認められる新制度も始まった。
棋士編入試験は実績を積んだ外部の挑戦者向け一方、棋士編入試験は奨励会に所属していないアマチュアや女流棋士にも門戸が開かれている。
公式戦で10勝以上、勝率6割5分以上などの受験資格を得た後、50万円(税別)の受験料を支払い、新四段5人との五番勝負に挑む。
3勝すればフリークラス四段としてプロ入りできる。
小山怜央のように、奨励会を経験していなくても棋士になれる点が大きな特徴だ。
3つの制度を混同しないことが重要2026年時点で注目すべきプロ入りの経路は、次の3つに整理できる。
1. 奨励会三段リーグ: 半年間のリーグで上位2人に入ることを目指す。2回の次点による昇段制度もある。
2. 棋士編入試験: アマチュアや女流棋士がプロ公式戦の実績をもとに受験し、五番勝負で3勝を目指す。
3. クイーン白玲による編入: 女流棋士が白玲通算5期を達成し、フリークラス編入の権利を得る。
これらは同じプロ入り制度ではない。
特に、棋士編入試験の受験資格を3回取得する制度改正案が否決されたことと、クイーン白玲による編入制度が存続していることは、明確に区別する必要がある。
【プロの結論】棋士編入試験は実績・費用・試験結果の3段階で判断する棋士編入試験を理解するうえで重要なのは、受験資格を得ることと合格することを分けて考えることだ。
10勝以上・勝率6割5分以上という条件は、プロ公式戦で高い実力を示した証明になる。しかし、試験本番では新四段5人を相手に3勝しなければならない。
福間香奈の2度の0勝3敗、西山朋佳の2勝3敗という結果は、女流棋界のトップクラスであっても、棋士編入試験の突破が容易ではないことを示している。
一方、今泉健司、折田翔吾、小山怜央の3人は、異なる経歴から試験を突破した。
棋士編入試験は、奨励会に所属しなかった人にもプロ入りの可能性を残す制度として機能している。
また、2025年に新設されたクイーン白玲による編入制度は、女流棋戦で積み上げた実績を棋士資格につなげる新たな経路となった。
2026年の制度改正案否決を踏まえると、今後も棋士への道は一つではなく、それぞれの制度が定める実績と条件によって判断されることになる。
【棋士編入試験】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:棋士編入試験の受験資格は10勝以上・勝率6割5分以上だけですか?
A1:いいえ。基本条件は公式戦で最も良いところから見て10勝以上、勝率6割5分以上ですが、竜王ランキング戦優勝や王位戦の挑戦者決定リーグ入りなど、指定棋戦で所定の成績を収める方法もあります。四段以上の正会員の推薦も必要です。
Q2:棋士編入試験の受験料はいくらですか?
A2:日本将棋連盟の規定では50万円(税別)です。試験は新四段5人との五番勝負で、3勝すれば合格となります。
Q3:棋士編入試験は3勝すれば必ずプロ棋士になれますか?
A3:3勝すれば合格となり、フリークラスへの編入資格を得ます。その後、所定の手続きを経て4月1日または10月1日付で四段になります。
Q4:福間香奈は2026年の棋士編入試験に合格しましたか?
A4:いいえ。2026年1月27日、2月16日、3月27日の3局で山下数毅四段、片山史龍四段、生垣寛人四段に敗れ、0勝3敗で不合格となりました。2022年に続く2度目の不合格です。
Q5:西山朋佳は棋士編入試験に合格したのですか?
A5:五番勝負では2024~2025年に2勝3敗で不合格となりました。ただし、その後、白玲通算5期によるクイーン白玲の資格を取得。2026年10月26日にフリークラス編入の権利を行使し、2027年4月1日付で四段になることが決まりました。
Q6:棋士編入試験の受験資格を3回取得すればプロになれますか?
A6:2026年6月の日本将棋連盟通常総会で、そのような制度改正案は否決されました。2026年11月現在、受験資格を3回取得しただけで自動的に棋士になれる制度はありません。
Q7:女流棋士と棋士は両立できますか?
A7:制度上、棋士になることによって女性が将棋の活動を続けられなくなるわけではありません。西山朋佳も棋士編入後、女流棋士としての活動を継続する方針です。
2026年11月現在、棋士編入試験は10勝以上・勝率6割5分以上などの受験資格、50万円(税別)の受験料、新四段5人との五番勝負という仕組みを維持している。
3勝すれば合格となる一方、福間香奈の2度にわたる0勝3敗や、西山朋佳の2勝3敗という結果からも、試験突破の難しさが分かる。
2026年6月には受験資格を3回得た人への自動編入案が否決された。しかし、2025年に導入されたクイーン白玲によるフリークラス編入制度は新たな可能性を示している。
そして2027年4月1日、西山朋佳が女性初の棋士として活動を開始する予定だ。
今後の将棋界を見る際には、通常の棋士編入試験、奨励会三段リーグ、白玲通算5期による編入制度をそれぞれ区別することが大切になる。
棋士になる道は一つではない。実力を示す場所と、その実績を評価する制度が変わり始めたことこそ、2026年の将棋界における大きな転換点である。
主要な事実確認資料