2025年4月4日、RIP SLYMEはオリジナルメンバー5人によるグループ活動の再開を発表しました。
活動期間は、メジャーデビュー25周年の記念日である2026年3月22日までの約1年間。最初から期間限定とされていた点が特徴です。
再集結のきっかけはILMARIからの提案再集結までの具体的な経緯は、2025年に掲載されたBillboard JAPANの5人へのインタビューで明かされています。
ILMARIによると、最初のきっかけは2022年4月。3人体制で活動を再開した際、RYO-ZとDJ FUMIYAに対して、将来的にもう一度5人で活動したいという考えを伝えました。
その後、PESとSUにも個別に連絡。PESが連絡を受けたのは2022年末ごろだったと振り返っています。
再集結までの流れは次のとおりです。
- 2022年4月: 3人体制で活動を再開。ILMARIが将来的な5人での活動についてRYO-ZとFUMIYAに相談。
- 2022年末ごろ: ILMARIからPESにも連絡が入る。
- 2024年春ごろ: 5人が実際に集まり、翌年の再始動について話し合う。
- 2024年秋ごろ: 5人で楽曲制作を始める方向に進む。
- 2025年4月4日: 5人体制での期間限定活動を正式発表。
- 2025年4月16日: 再集結後初の新曲「どON」を配信リリース。
この経緯から分かるのは、再集結が25周年の企画だけで突然決まったものではないということです。数年間にわたる話し合いと準備があり、メンバー自身が再び一緒に音楽を作りたいと考えたことが出発点でした。
再集結後の新曲「どON」と全国フェス出演再集結後の第一弾シングルとなったのが、2025年4月16日配信の「どON」です。
5人全員がそろった楽曲としては約9年ぶり。DJ FUMIYAによるトラックに、RYO-Z、ILMARI、PES、SUの4人がマイクをつなぐ構成が復活しました。
同年5月にはミュージックビデオも公開され、5人体制での活動が本格化。JAPAN JAM 2025を皮切りに、全国の大型音楽フェスにも出演しました。
公式サイトの2026年1月25日付発表によると、再集結後には全国23の音楽フェスに出演しています。約8年ぶりに5人でステージに立つ姿は、25周年イヤーを象徴する活動となりました。
【3人体制と5人体制を比較】RIP SLYMEは何が変わった?

RIP SLYMEには、2022年から2025年にかけての3人体制と、2025年から2026年3月までの5人体制という2つの活動形態があります。
この違いを理解すると、現在のメンバー構成をより正確に把握できます。
3人体制はどのような活動だった?2018年10月のグループ活動休止を経て、2022年4月15日にRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人で活動を再開しました。
この時期は、2人のMCと1人のDJを中心にした構成です。
また、3人体制の活動ではWISEやおかもとえみがサポートとして参加していました。ILMARIも2025年の再集結発表時に、2人への感謝を伝えています。
したがって、サポートアーティストがステージに参加していたことと、正式メンバーとして加入していたことは区別する必要があります。
3人体制と5人体制の違い| 比較項目 | 3人体制 | 5人体制 |
|---|---|---|
| 活動期間 | 2022年〜2025年3月 | 2025年4月〜2026年3月 |
| メンバー | RYO-Z・ILMARI・FUMIYA | RYO-Z・ILMARI・PES・SU・FUMIYA |
| MC | 2人 | 4人 |
| DJ | 1人 | 1人 |
| 音楽構成 | 3人を中心とした編成 | オリジナルの4MC+1DJ |
| 主な活動 | 楽曲制作・ライブ | 新曲・全国フェス・25周年ライブ |
| 活動の位置づけ | グループ再始動 | 25周年記念の期間限定再集結 |
5人体制に戻ったことで大きく変わったのは、単純な人数だけではありません。
4人のMCによる掛け合いやマイクリレーが復活し、初期からのRIP SLYMEらしい音楽的な個性が再びそろいました。
一方、3人体制もグループの歴史において重要な時期です。活動を完全に止めるのではなく、限られたメンバーで音楽を届け続けたことが、2025年の再集結につながりました。
活動休止・再始動の年表グループの歴史を時系列で整理すると、次のようになります。
この年表からも分かるように、RIP SLYMEは結成以来、メンバー構成や活動形態を変えながら歩んできました。特に2017年から2026年までの約9年間は、離脱、グループ休止、3人体制での再始動、5人での再集結という大きな変化が続いた時期です。
【2026年3月22日】活動休止後の現在と5人それぞれの動向
RIP SLYMEは2026年3月22日、メジャーデビュー25周年を迎えた日にグループ活動を休止しました。
最後のステージとなったのは、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催された「RIP SLYME 25th Anniversary GREATEST LIVE – Final Three Nights –」です。
公演は3月20日から22日までの3日間にわたって開催され、最終日の22日が活動休止前のラストライブとなりました。
25周年記念ライブで披露された楽曲最終日には、新曲「どON」をはじめ、「STEPPER'S DELIGHT」「熱帯夜」「楽園ベイベー」「JOINT」「One」などの代表曲が披露されました。
公式ライブレポートによると、ダブルアンコールを含めて全30曲、約2時間半に及ぶステージとなりました。
また、布袋寅泰、VERBAL、在日ファンクなど豪華ゲストとの共演も実現。25年間の音楽活動を振り返るとともに、5人の再集結を祝う内容になっています。
活動休止後もライブ映像・音源をリリース活動休止後も、RIP SLYMEの作品展開は続いています。
- 2026年6月18日: メジャーデビュー25周年記念として、オリジナルアルバム全10作品のレコード化を発表。
- 2026年8月26日: 活動休止前の最終公演のライブ音源をデジタル配信。
- 2026年9月9日: ラストライブを収録した「GREATEST LIVE VIDEO」をBlu-ray・DVDで発売。
特に8月26日のライブ音源は、RIP SLYMEとして初めてのライブ音源のデジタルリリースでした。9月には「One」のライブ映像も公開されています。
つまり、グループ活動は休止していても、25周年の記録や過去の楽曲を届ける取り組みは続いているということです。
5人は活動休止後に何をする?2026年1月27日放送のABCテレビ「相席食堂」では、メンバーが活動休止後の展望について語りました。
DJ FUMIYAは、今後もDJや楽曲制作、ラップを続けていく考えを示しています。また、メンバー全員が、それぞれソロで活動していく方向性に触れました。
それぞれの活動の軸を整理すると、次のようになります。
- RYO-Z: MCとしての活動を中心に、メディア出演や新しい表現にも取り組む。
- ILMARI: MCとしての音楽活動をはじめ、これまでのユニット活動などで培った経験を生かす。
- PES: ソロでの楽曲制作やプロデュースなど、個人の音楽活動を展開する。
- SU: MCとしての活動に加え、DJなど音楽に関わる活動にも取り組む。
- DJ FUMIYA: DJプレイやトラック制作、ラップなどを続ける意向を示している。
なお、これらは各人の活動歴や本人が語った方向性を整理したもので、5人それぞれの2026年10月以降の具体的な出演予定や新作発表日が確定しているという意味ではありません。
2026年10月31日現在、RIP SLYMEは解散ではなく活動休止という状態です。 公式に次の再始動日が発表されたわけではありません。今後の動向は、個々の活動とグループとしての公式発表を分けて見る必要があります。
【リップスライムメンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:リップスライムのメンバーは現在何人ですか?
A1:オリジナルメンバーはRYO-Z、ILMARI、PES、SU、DJ FUMIYAの5人です。ただし、2026年3月22日に期間限定の5人体制での活動を終了し、現在はグループ活動休止中です。
Q2:PESとSUは正式に脱退したのですか?
A2:PESは2017年9月に脱退したことを2021年に公表しました。SUも2017年に活動を休止し、その後グループを離れています。2人は2025年4月にオリジナルメンバーとして復帰しました。今回の再集結は約1年間の期間限定で、2026年3月22日に活動休止となりました。
Q3:リップスライムは2026年3月22日に解散したのですか?
A3:いいえ。公式発表は「活動休止」です。解散が発表されたわけではありません。2026年8月にはラストライブの音源、9月にはライブ映像作品も発売されました。今後の再始動については、公式発表を待つ必要があります。
RIP SLYMEのメンバーは、RYO-Z、ILMARI、PES、SU、DJ FUMIYAの5人です。
1994年の結成から、2001年のメジャーデビュー、2017年のメンバー離脱、2018年の活動休止、2022年の3人体制での再始動を経て、2025年4月にはオリジナルメンバー5人が再集結しました。
そして2026年3月22日、25周年記念ライブをもって再び活動休止に入りました。
今回の再集結で特に印象的なのは、過去のすれ違いを話し合いによって整理し、もう一度5人で音楽を作るという選択をしたことです。
今後の注目点は、次の3つです。
1. メンバー個人の活動: 5人がそれぞれどのような音楽活動を展開するのか。
2. 25周年作品の展開: ライブ映像や音源を通じて、再集結の記録がどのように残されていくのか。
3. グループの将来: 将来的に5人での活動が再開される可能性があるのか。
RIP SLYMEは、単に5人がそろっていることだけで成立するグループではありません。4MC+1DJという独特の構成、個性の異なるメンバーの掛け合い、そして長年にわたって築いた音楽的な関係性こそが魅力です。
2026年現在は活動休止中ですが、25周年の再集結はRIP SLYMEの歴史に残る大きな節目となりました。 今後は個々の活動を追いながら、5人が再び同じステージに立つ日が来るのかにも注目が集まります。