浦和競馬場の最大の特徴は、コンパクトな左回りダートコースです。
公式コース案内によると、主な仕様は次のとおりです。
- コース:ダート・左回り
- 1周距離:1,200m
- 直線距離:300m
- ゴール前の直線:220m
- コース幅員:16~21.5m
- 高低差:平坦
浦和競馬を予想するうえで、見逃せないのが3コーナーです。
一般的に、競馬では最後の直線でどれだけ伸びるかが注目されます。しかし、浦和競馬場はゴール前の直線が短いため、最後の直線に入ってから後方の馬が一気に差し切る展開は簡単ではありません。
そのため、勝負は直線に入る前から動き始めます。
特に3コーナー付近では、先行馬がどこまで粘れるか、後続馬がどのタイミングで進出するかという駆け引きが見どころになります。
つまり、浦和競馬では単純な末脚の比較だけでなく、コーナーでの位置取りと仕掛けのタイミングが重要です。
浦和記念の2000mはさらに特殊浦和記念の舞台となるダート2000mは、浦和競馬場のコース特性が色濃く出る距離です。
地方競馬情報サイトのダートグレード競走特設ページによると、2コーナーを過ぎた向正面からスタートし、コースを1周半以上する6つのコーナーを通過します。
スタートから最初のコーナーまでは約300m。長い直線での追い比べというより、複数回のコーナーを通過する間にレースの流れが変わっていく構成です。
後方からの差しが決まりにくい傾向もあり、3コーナー付近の進出が勝敗を分けるポイントになります。
2019年のJBC開催に向けたコース改修浦和競馬場は2019年のJBC開催に向けてコース改修を実施しました。
主な整備内容には、スパイラルカーブの導入や走路の拡幅などがあります。浦和記念の2000mではフルゲートが11頭から12頭に拡大されました。
小回りコースという基本的な特徴を維持しながら、競走の安全性やレース展開にも関わる改良が行われてきたわけです。
初めて観戦する人は、ゴール前だけでなく3コーナー付近にも注目すると、浦和競馬ならではの面白さが分かりやすくなります。
【場外発売日とウインズ浦和】浦和競馬が開催されない日も楽しめる?

浦和競馬場は、浦和競馬の本場開催日だけ営業しているわけではありません。
南関東地方競馬の場外発売日や、JRAの馬券を発売するウインズ浦和の営業日にも利用できます。
ただし、同じ競馬場内で営業していても、発売する馬券や利用できる設備が異なります。
南関東競馬の場外発売日とは?南関東競馬の場外発売日には、浦和競馬場で船橋・大井・川崎のレースを購入できます。
浦和競馬の公式発表では、2026年4月~12月の南関東地方競馬の場外発売は、原則として火曜日から木曜日の週3日間です。
JRAが開催しない祝休日などには、月曜日や金曜日にも発売する場合があります。
場外発売日の主な利用方法は次のとおりです。
1. 南浦和駅から無料送迎バスで正門へ向かう。
2. 正門から入場する。
3. 3号スタンド1階などの発売所で馬券を購入する。
4. 場内モニターでレースを観戦する。
5. 払戻窓口で的中馬券の払戻を受ける。
南関東場外営業日は、基本的に3号スタンド1階の一般席と4階の指定席が発売・払戻の中心です。4階指定席は500円で利用できます。
なお、場外発売日には北門が閉鎖され、正門のみから入退場する運用があります。無料送迎バスも南浦和駅から運行されます。
ウインズ浦和はJRAの馬券を購入する施設ウインズ浦和は、浦和競馬場内に設けられたJRAの場外勝馬投票券発売所です。
浦和競馬の馬券を購入する施設とは別の役割を持ち、中央競馬のレースを楽しみたい人に利用されています。
公式案内に掲載されている営業情報は以下のとおりです。
- 入場料:無料
- 開門時刻:9時20分
- 発売・払戻時間:9時20分~17時00分
- 駐車場:第2駐車場
- 駐車料金:1日1,000円
営業日はJRAの開催日などを基準に設定されます。実際の営業日については公式カレンダーでの確認が必要です。
注意したいのは、ウインズ浦和ではJRAの平日払戻サービスを実施していない点です。通常の発売・払戻時間と区別しておく必要があります。
場外発売日でも指定席や飲食を利用できる浦和競馬場は、場外発売日にも指定席を販売しています。
公式の指定席案内では、3号スタンド4階指定席について、本場開催時は1,000円、ウインズ浦和・南関東場外では500円と案内されています。
場外発売日の指定席は事前予約ではなく、当日券での販売が基本です。開門時刻の20分前から正門横の指定席券窓口で販売されます。
南関東場外発売日にも、売店や飲食スペースを利用できる日があります。2023年の浦和競馬公式発表では、3号スタンド4階の売店で、もつ煮やおでんなどの軽食を販売すると案内されていました。営業内容は当日の施設案内で確認するのが確実です。
場外発売日は、レースを見ながらゆっくり過ごしたい人にも選択肢になります。
【初心者観戦ガイド】SPAT4の購入方法・場内設備・評判を解説
浦和競馬場は、競馬場に慣れていない人でも楽しめる施設です。
その理由の一つは、コースとパドックが観客席に近いこと。南関東4競馬場の公式情報でも、馬や騎手を間近に感じられる臨場感が浦和競馬場の見どころとして紹介されています。
初めてならパドックから観戦するパドックは、レース直前の競走馬の様子を観察できる場所です。
馬体の張りや歩き方、落ち着きなどを間近で確認できるため、出走表やオッズだけでは分からない情報を得られます。
浦和競馬場のパドックは2023年度にリニューアルされています。
また、場内には高さ8m、幅19.2mの大型モニター「浦和ビクトリービジョン」が設置されています。着順とレース映像を同時に確認できるため、初めてでもレースの流れを追いやすい設備です。
指定席を利用する場合の料金本場開催日にゆっくり観戦したい場合は、指定席も選択肢になります。
2026年11月24日・26日・27日の公式案内では、以下の料金が設定されています。
- 2号スタンド2階:2,000円
- 2号スタンド3階:2,500円
- 3号スタンド4階:1,000円
- 2号スタンド2階ボックス席:4,000~10,000円
- 3号スタンド3階フラットシート:4,000円
指定席はインターネットで事前販売され、当日券は事前販売で残席がある場合に限り販売されます。事前販売は各開催初日の1週間前、正午から始まる案内です。
SPAT4を利用した馬券購入方法現地へ行かずに浦和競馬を楽しみたい場合は、SPAT4を利用する方法があります。
SPAT4は南関東公営競馬のインターネット投票サービスで、浦和競馬の全レースを購入できます。
公式案内に掲載されている基本的な購入手順は次のとおりです。
SPAT4の馬券購入手順
会員登録・ログイン
SPAT4の利用手続きを済ませ、投票サイトにログインします。
SPAT4口座へ入金
購入に使用する資金を投票口座へ入金します。
購入したいレースを選択
浦和競馬の開催日とレース番号を選びます。
買い目と金額を入力
馬券の種類、組み合わせ、購入金額を指定します。
投票内容を確認して購入
組み合わせと金額を確認して投票を確定します。
出典:SPAT4公式サービスの馬券購入案内
浦和競馬公式サイトでは、JRAネット投票や楽天競馬でも浦和競馬の馬券を購入できると案内されています。
SPAT4独自のサービスとして、指定された3レースの馬単をすべて的中させる「SPAT4LOTO トリプル馬単」もあります。
なお、馬券購入は20歳以上が対象です。購入金額はあらかじめ決め、無理のない範囲で楽しむことが大切です。
浦和競馬場はどんな人におすすめ?現地設備やコース特性を踏まえると、浦和競馬場は次のような人に向いています。
おすすめできる人
- 競走馬を近くで見ながら観戦したい人
- 南関東公営競馬の重賞を現地で楽しみたい人
- 南浦和駅から公共交通機関で気軽に訪れたい人
- 場外発売日に指定席やモニターを利用して競馬を楽しみたい人
- 小回りコース特有の騎手の駆け引きを観察したい人
事前に注意したい人
- 広大な競馬場や長い直線での追い比べを好む人
- 駐車場の混雑を避けたい人
- 指定席を確実に確保したい人
- 場外発売日でも浦和所属馬のレースが行われると思っている人
特に最後の点は重要です。浦和競馬場で営業していることと、浦和競馬の本場開催が行われていることは同じではありません。
訪問前に開催区分を確認すれば、現地での目的と営業内容の食い違いを防げます。
【浦和競馬場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:浦和競馬場は南浦和駅から徒歩何分ですか?
A1:JR南浦和駅東口から徒歩約15分です。開催日と場外発売日には無料送迎バスも運行されており、乗車時間は約5分、運行間隔は概ね10分です。
Q2:浦和競馬場の駐車場は無料ですか?
A2:浦和競馬の本場開催日は381台分が無料、南関東競馬の場外発売日は517台分が無料です。一方、ウインズ浦和の営業日は517台分の駐車場が1日1,000円です。
Q3:浦和競馬場は本場開催日以外も入場できますか?
A3:南関東競馬の場外発売日やウインズ浦和の営業日にも利用できます。ただし、購入できる馬券や指定席の利用条件、駐車料金が異なります。営業日と入場方法は公式カレンダーで確認してください。
Q4:浦和競馬場のコースの特徴は何ですか?
A4:1周1,200mの左回りダートコースで、ゴール前の直線は220mです。小回りで直線が短いため、3コーナー付近の仕掛けや位置取りが勝負のポイントになります。
Q5:浦和記念は2026年のいつ開催されますか?
A5:2026年11月25日(水)の開催予定です。第47回浦和記念はJpnIIのダート2000m競走です。公式発表によると、この日は入場料も無料となっています。
浦和競馬場は、1948年から続く歴史と、南関東公営競馬の主要競走を支える実績を持つ地方競馬場です。
2026年現在、初めて訪れる人が特に覚えておきたいのは、アクセス方法と営業区分による駐車料金の違いです。
- 南浦和駅から徒歩約15分、無料バスなら約5分。
- 無料送迎バスは概ね10分間隔で運行。
- 浦和競馬開催日は381台・無料。
- 南関東場外発売日は517台・無料。
- ウインズ浦和営業日は517台・1,000円。
- コースは1周1,200mで、3コーナーの攻防が見どころ。
競馬そのものを楽しむなら、2026年11月25日の浦和記念や12月23日のゴールドカップなど、重賞開催日を狙うのもおすすめです。
一方、混雑を避けて施設を利用したい人には、南関東競馬の場外発売日も選択肢になります。
プロの結論は、訪問日を決める前に「浦和本場開催」「南関東場外」「ウインズ浦和」のどの営業日なのかを確認すること。
この一点を押さえるだけで、駐車料金や利用できる発売所を間違えにくくなります。
浦和競馬場の魅力は、全国規模の重賞競走だけではありません。競走馬との距離の近さ、小回りコースならではの展開、駅からのアクセスの良さも大きな特徴です。
2026年の開催カレンダーを確認し、自分に合った観戦スタイルで浦和競馬を楽しんでみてください。