柄本明さんと角替和枝さんの出会いは、1976年ごろの演劇活動にさかのぼります。当時、柄本さんは劇団東京乾電池を立ち上げたばかり。一方の角替さんは、つかこうへい事務所を経て演劇活動を続けていました。
報道によると、角替さんが東京乾電池の舞台に客演したことが2人の接点になりました。その後、角替さんも同劇団に加わり、舞台を通じて関係を深めていきます。
2019年1月に開かれた角替さんのお別れの会で、柄本さんは2人の出会いについて「一目ぼれでした」と振り返りました。柄本さんにとって、角替さんは俳優としてだけでなく、一人の女性としても強く心を引かれる存在だったことがうかがえます。
2人は交際を経て同棲生活を送り、1981年に結婚しました。出会いから結婚まで、演劇という共通の仕事が2人を結びつけていたのです。
結婚後も角替さんは女優として活動を続け、柄本さんも俳優として映画やテレビ、舞台に出演。互いに仕事を持つ俳優夫婦として家庭を築きました。
映画.comやスポニチの報道でも、1976年の舞台共演をきっかけとした出会いと1981年の結婚が紹介されています。
【角替和枝の女優経歴】舞台から映画・ドラマまで幅広く活躍

角替和枝さんは1954年10月21日、静岡県に生まれました。本名は柄本和枝(えもと・かずえ)です。
高校卒業後に上京し、つかこうへい事務所を経て劇団東京乾電池に所属。舞台を活動の基盤としながら、映画やテレビドラマにも出演するようになりました。
角替さんの魅力は、作品の中心人物だけでなく、物語を支える脇役でも確かな存在感を発揮したことです。日常的な人物から個性的な役柄まで幅広く演じ、長年にわたって映像作品に出演しました。
主な出演歴には、次のような作品があります。
- 1982年:NHKドラマ『ハイカラさん』
- 1994年:映画『居酒屋ゆうれい』
- 1999年:ドラマ『GTO』
- 2004年:映画『理由』
- 2007年:映画『マリと子犬の物語』
- 2011年:NHK連続テレビ小説『おひさま』
- 2016年:NHKドラマ『夏目漱石の妻』『水族館ガール』
2011年の連続テレビ小説『おひさま』では、次男の柄本時生さんと親子役で共演しました。実生活でも母と息子である2人が、同じ作品の中で親子を演じたことは、柄本家の俳優一家としての一面を示すエピソードです。
角替さんの出演歴は、WEBザテレビジョンの人物プロフィールや作品データでも確認できます。
角替和枝のプロフィール・経歴年表| 項目・時期 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1954年10月21日 |
| 出身地 | 静岡県 |
| 本名 | 柄本和枝 |
| 演劇活動 | つかこうへい事務所を経て東京乾電池へ |
| 1976年ごろ | 柄本明と舞台を通じて出会う |
| 1981年 | 柄本明と結婚 |
| 2011年 | NHK連続テレビ小説『おひさま』に出演 |
| 2016年 | 『夏目漱石の妻』『水族館ガール』などに出演 |
| 2018年10月27日 | 原発不明がんのため64歳で死去 |
角替さんは、柄本明さんの妻という立場だけで知られる人物ではありません。演劇界で培った経験を映像作品でも発揮し、独自のキャリアを築いた女優でした。
【柄本明の子供は3人】長女・柄本佑・柄本時生の家族構成
柄本明さんと角替和枝さんの間には、3人の子供がいます。
長女、長男の柄本佑さん、次男の柄本時生さんという家族構成です。
特に注目されるのは、2人の息子が父母と同じ俳優の道に進んでいることです。
長女は映画制作に携わる仕事柄本家の長女については、映画制作スタッフとして活動していることが報道されています。
2017年のJ-WAVEのインタビューでは、次男の時生さんが家族について語り、姉も映画制作スタッフとして仕事をしていると紹介されました。
ただし、長女は兄弟のように俳優として広くメディアに登場しているわけではありません。仕事上の詳細や私生活については公表情報が限られています。
長男・柄本佑は俳優として活躍長男の柄本佑さんは1986年生まれの俳優です。
2003年公開の映画『美しい夏キリシマ』で主演を務め、俳優としてのキャリアをスタートさせました。
その後も映画やテレビドラマで幅広く活躍しています。
2012年3月には女優の安藤サクラさんと結婚しました。安藤さんの父は俳優の奥田瑛二さん、母はエッセイストの安藤和津さんです。
この結婚によって、柄本家と安藤家という2つの芸能一家が親戚関係になりました。
なお、安藤サクラさんは柄本佑さんの妻であり、柄本明さんの妻ではありません。検索時に混同しやすいポイントです。
次男・柄本時生も俳優として活動次男の柄本時生さんは1989年生まれの俳優です。
映画やテレビドラマ、舞台などに出演し、独特の存在感を持つ俳優として知られています。
2022年5月にテレビ朝日系『徹子の部屋』へ出演した際には、母・角替和枝さんから教わった仕事への向き合い方を語りました。
角替さんから教えられたのは、俳優の仕事では「待つこと」と「がっかりすること」に慣れることが大切だという考え方です。
時生さんは、この言葉を今でも大切にしていると話しました。
柄本明・角替和枝の家族構成| 家族 | 名前 | 職業・関係 |
|---|---|---|
| 父 | 柄本明 | 俳優 |
| 母 | 角替和枝 | 女優・2018年死去 |
| 長女 | 名前は広く公表されていない | 映画制作スタッフ |
| 長男 | 柄本佑 | 俳優・安藤サクラの夫 |
| 次男 | 柄本時生 | 俳優 |
J-WAVEや女性自身の取材記事でも、3人の子供とそれぞれの仕事について紹介されています。
【2018年10月27日に死別】角替和枝の死因と柄本明のコメント
柄本明さんと角替和枝さんの夫婦生活に大きな転機が訪れたのは、2018年10月です。
角替さんは、2018年10月27日午前6時27分、原発不明がんのため64歳で亡くなりました。
翌28日、柄本さんが所属事務所を通じて報道各社に訃報を伝えました。
発表では、妻の本名である柄本和枝と芸名の角替和枝を併記し、長年応援してきたファンや関係者への感謝を伝えています。
葬儀は近親者のみで執り行われ、後日お別れの会を開催する予定であることも発表されました。
柄本さんは当時、周囲に対して静かに見守ってほしいという気持ちを示しました。
角替和枝の死因「原発不明がん」とは?角替さんの死因として公表されたのは、原発不明がんです。
これは、がんが転移していることは確認されているものの、最初に発生した場所(原発巣)を特定できないがんを指します。
2019年1月のお別れの会で柄本さんが明かしたところによると、角替さんは2017年8月に受けた人間ドックをきっかけにがんが見つかりました。
その時点ですでにステージ4だったといいます。
家族で病気と向き合いながら闘病を続けましたが、約1年2カ月後に帰らぬ人となりました。
この経緯は、2019年1月31日付のスポニチや映画.comの報道で伝えられています。
柄本明が語った妻への思い2019年1月30日、東京・下北沢で角替さんのお別れの会が開かれました。
柄本さんは喪主として出席し、妻との思い出を語りました。
特に印象的だったのが、2人の出会いについての言葉です。
柄本さんは、自分が一目ぼれだったと振り返り、妻と一緒になれたこと、3人の子供に恵まれたことへの思いを語りました。
また、仕事以外ではずっと一緒に過ごしていたことにも触れています。
この発言からは、単に長年連れ添った夫婦というだけではなく、生活そのものを共有してきた2人の関係が伝わってきます。
【柄本明と角替和枝の夫婦エピソード】毎朝の喫茶店と芝居の話
2人の夫婦関係を知るうえで興味深いのが、毎日のように続けていた喫茶店での時間です。
2019年2月の週刊女性PRIMEの報道によると、2人は結婚前からほぼ毎朝、一緒に喫茶店へ出かけていました。
話題の中心は芝居や劇団のこと。長いときには2時間ほど話し込むこともあったそうです。
仕事の相談や演劇についての会話が、日常の習慣になっていたのです。
柄本さんにとって、妻と通った喫茶店は特別な場所でした。
角替さんが亡くなった後、柄本さんは一人でその店を訪れたものの、妻を思い出してしまい、以前のようには通えなくなったと語っています。
大げんかをしても翌日は喫茶店へもう一つ印象的なのが、夫婦げんかに関するエピソードです。
2022年5月、次男の時生さんが『徹子の部屋』に出演した際、両親について語りました。
時生さんによると、両親はどんなに大げんかをしても、翌日には一緒に喫茶店へ行っていたそうです。
そこで仲直りをするのが、2人の習慣だったといいます。
長年連れ添った夫婦には意見の食い違いもあったはずです。しかし、翌日にはいつもの場所で顔を合わせるという日常が、2人の関係を支えていたのかもしれません。
こうしたエピソードは、単なる芸能人夫婦の美談ではなく、長い共同生活の中で積み重ねられた習慣として興味深いものです。
角替和枝が子供たちに残した言葉角替さんの仕事への姿勢は、子供たちにも受け継がれています。
長男の佑さんは女性自身のインタビューで、母親との関係について語りました。
佑さんは仕事の悩みを母親に相談することが多く、角替さんから「がっかりも仕事のうち」という考え方を教わったといいます。
また、次男の時生さんも、母親から仕事は待つことと失望に慣れることが必要だと教えられたと振り返っています。
父親と母親の両方が俳優として活動していた柄本家では、演技の技術だけでなく、仕事を続けるための心構えも家庭の中で共有されていたことが分かります。
【柄本明の現在2026年】妻の死後に再婚した?今の活動と近況
検索されることが多い疑問の一つが、柄本明さんは角替和枝さんの死後に再婚したのかという点です。
2026年11月現在、柄本明さんが再婚を発表したという信頼できる公表情報は確認できません。
そのため、角替さんの死後に新しい妻を迎えたとする情報には根拠がありません。
現在の妻について調べる場合は、角替さんが2018年に亡くなったという事実と、再婚に関する公表情報がないことを分けて理解する必要があります。
また、柄本佑さんの妻である安藤サクラさんと、柄本明さんの妻を混同しないことも大切です。
2026年も俳優として活動を継続柄本明さんは1948年11月3日生まれ。2026年11月1日時点では77歳で、2日後に78歳を迎えます。
所属事務所ノックアウトの公式プロフィールには、2026年の出演作品や劇団の公演予定が掲載されています。
主な2026年の活動は次のとおりです。
- 映画『劇場版 旅人検視官 道場修作』(2026年6月公開)
- 映画『あなたの息子ひき出します!』(2026年10月公開)
- 劇団東京乾電池50周年記念公演『受付』(2026年12月予定)
- 劇団東京乾電池50周年記念公演『想稿 銀河鉄道の夜』(2026年12月予定)
所属事務所のプロフィールでは、2026年12月にザ・スズナリで予定されている劇団公演も案内されています。
柄本さんは1976年に劇団東京乾電池を結成し、座長として劇団を率いてきました。
1998年には映画『カンゾー先生』で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。2011年に紫綬褒章、2019年には旭日小綬章を受章しています。
映画、テレビ、舞台と活動の場を広げてきた柄本さんにとって、演劇は俳優人生の原点ともいえる存在です。
2026年の劇団創立50周年という節目にも、その活動が続いていることは注目に値します。
【プロの結論】柄本明と角替和枝の夫婦関係から分かること
柄本明さんと角替和枝さんの歩みを振り返ると、2人の関係を理解するための重要なポイントが3つあります。
1つ目は、2人の出会いが演劇だったこと。
1976年ごろの舞台をきっかけに知り合い、1981年に結婚しました。共通の仕事を持ち、互いの俳優としての活動を理解しながら生活を築いてきた夫婦です。
2つ目は、家族全員がそれぞれの形で映画や演劇に関わっていること。
長女は映画制作スタッフ、佑さんと時生さんは俳優として活動しています。両親が築いた演劇・映画とのつながりが、次の世代にも引き継がれています。
3つ目は、死別後も妻との思い出が公の発言に残っていること。
毎朝の喫茶店、芝居の話、夫婦げんかの後の仲直り。こうした日常の積み重ねが、2人の夫婦関係を象徴しています。
芸能人の配偶者情報を調べるときは、次の3点を区別すると誤解を避けられます。
- 結婚相手と死別した相手を混同しない。
- 子供の配偶者を本人の再婚相手と混同しない。
- 再婚の噂と、本人や所属事務所による公表を区別する。
柄本明さんの場合、角替和枝さんが長年連れ添った妻であり、2018年に死別したことが公表されています。再婚については公表された事実がなく、現在も俳優として活動を続けています。
【柄本明奥さん】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:柄本明の奥さんは誰ですか?
柄本明さんの妻は、女優の角替和枝さんです。2人は1976年ごろに舞台を通じて出会い、1981年に結婚しました。角替さんは2018年10月27日に原発不明がんで64歳で亡くなっています。
Q2:柄本明は角替和枝の死後に再婚しましたか?
2026年11月現在、柄本明さんが再婚したという公式発表や信頼できる報道は確認できません。再婚したと断定できる情報はありません。
Q3:柄本明と角替和枝の子供は何人ですか?
子供は3人です。長女は映画制作スタッフとして紹介されており、長男は俳優の柄本佑さん、次男は俳優の柄本時生さんです。
Q4:角替和枝の死因は何ですか?
原発不明がんです。2018年10月27日午前6時27分に64歳で亡くなりました。2019年のお別れの会では、2017年8月にがんが見つかったことも柄本さんから明かされています。
Q5:柄本明と角替和枝の馴れ初めは?
1976年ごろ、劇団東京乾電池の舞台を通じて出会いました。柄本さんはお別れの会で一目ぼれだったと振り返っています。2人は1981年に結婚しました。
Q6:柄本佑の母親は角替和枝ですか?
はい。柄本佑さんの母親は角替和枝さん、父親は柄本明さんです。佑さんは2012年に女優の安藤サクラさんと結婚しています。
柄本明さんの妻は、女優の角替和枝さんです。
1976年ごろに演劇を通じて出会い、1981年に結婚。長女、長男の柄本佑さん、次男の柄本時生さんという3人の子供に恵まれました。
しかし、角替さんは2018年10月27日に原発不明がんのため64歳で亡くなりました。
柄本さんが2019年のお別れの会で語った一目ぼれの思い出や、毎朝の喫茶店での習慣は、2人が長年にわたって築いてきた関係を伝えています。
2026年現在、柄本さんの再婚は公表されておらず、俳優としての活動は続いています。劇団東京乾電池の50周年記念公演も予定されており、演劇への情熱は今も変わっていません。
角替和枝さんが残した俳優としての功績と、柄本明さん、そして子供たちへと続く映画・演劇のつながり。柄本家の歩みを知ることは、2人が築いた夫婦の歴史を知ることにもつながります。