プロ野球選手の岩嵜翔(いわさき・しょう)は、千葉県船橋市出身の右腕投手です。福岡ソフトバンクホークスで2017年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、72試合登板、防御率1.99という圧倒的な成績を残しました。一方、2018年には右肘の手術を2度経験し、長期離脱を余儀なくされています。
私生活では2019年12月に一般女性との結婚を発表し、2020年8月には第1子となる女児が誕生しました。野球人生では苦しい時期を乗り越え、2025年5月に中日ドラゴンズからオリックス・バファローズへ移籍。2026年シーズンも背番号40を背負ってプレーしています。過去の輝かしい実績から現在の成績、結婚相手や家族構成まで、岩嵜翔の歩みを時系列で整理します。
【岩嵜翔はどんな投手?】出身地・プロフィールとプロ野球での経歴

岩嵜翔は1989年10月21日生まれ、千葉県船橋市出身のプロ野球投手です。右投右打で、身長189cmの恵まれた体格を生かした力強い投球が持ち味です。
出身高校は市立船橋高校。2007年の高校生ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから1巡目指名を受け、プロの世界に入りました。翌2008年に一軍デビューを果たしています。
プロ入り当初は先発投手として経験を積みましたが、その後は中継ぎとしての能力を開花させました。150km台中盤のストレートと落差のあるフォークを武器に、打者から三振を奪う本格派右腕です。
特に評価されたのが、試合終盤の重要な場面を任されるセットアッパーとしての適性です。抑え投手につなぐ役割を担い、安定した投球でチームを支える存在になりました。
2017年には自身初のタイトルとなる最優秀中継ぎ投手を獲得。球団の主力リリーフとして確固たる地位を築きました。オリックスの2026年公式選手名鑑でも、2017年の同タイトル獲得が記録されています。
【2017年の輝きから右肘故障へ】手術と長いリハビリの実態
岩嵜翔のキャリアを語るうえで欠かせないのが、2017年の大活躍と、その翌年から始まった右肘の故障です。
2017年はソフトバンクのセットアッパーとして大車輪の働きを見せました。NPBの公式記録によると、シーズン成績は72試合登板、6勝3敗、40ホールド、防御率1.99。46ホールドポイントを記録し、最優秀中継ぎ投手に輝いています。
しかし、翌2018年は状況が一変しました。右肘に違和感を抱えて離脱し、同年4月に手術を受けます。さらに復帰を目指す過程で状態が改善せず、10月にも再手術を経験しました。
2019年もリハビリが続き、同年7月7日には約10か月ぶりとなる実戦登板を果たします。ファームで少しずつ調整を進め、8月には一軍のマウンドにも復帰しました。しかし、一軍登板はわずか2試合、防御率4.50にとどまっています。
この時期の苦しさについては、2019年の文春オンラインによる野球コラムでも詳しく取り上げられています。右肘の手術を2度経験し、長期のリハビリを経て再び一軍の舞台に戻ろうとする姿が描かれました。
注目したいのは、単に故障から復帰しただけではなかった点です。岩嵜は投球フォームの見直しにも取り組み、身体の使い方を改めて研究していきました。
2019年オフには、元ソフトバンク・オリックスの投手である馬原孝浩氏と個人契約を結び、トレーニング面でも新しい取り組みを始めています。馬原氏は現役引退後に柔道整復師と鍼灸師の資格を取得した人物で、岩嵜の身体づくりやフォーム改善をサポートしました。
2017年の酷使と2018年の手術を経た岩嵜にとって、この時期は投手としての土台を作り直す重要な期間だったといえます。
【岩嵜翔は2019年に結婚】嫁の人物像・子供・家族構成を解説
岩嵜翔は2019年12月21日、一般女性との結婚を発表しました。
当時、福岡ソフトバンクホークスに所属していた岩嵜は、球団を通じて入籍を報告。日刊スポーツやFull-Countなどの報道によると、お相手は宮崎県都城市出身の一般女性です。
報道では、結婚相手について、苦しい時期に言葉や食事を通じて心身を支えてくれた存在と紹介されました。岩嵜自身も、野球選手として結果を残せていない時期だったことに触れ、翌年の活躍を誓っていました。
妻の名前や顔写真は公表されている?検索では「岩嵜翔の嫁は誰?」「結婚相手の顔写真はある?」といった疑問も見られます。
結婚相手は一般女性として報じられており、芸能人や著名人ではありません。妻の氏名や詳しい職業、顔写真など、個人を特定できる情報は広く公表されていません。
そのため、ネット上で名前や画像が紹介されていても、本人の妻であると確認できる公式情報があるかどうかを見極める必要があります。
2020年8月に第1子となる女児が誕生結婚翌年の2020年8月には、家族に新しい出来事がありました。
福岡ソフトバンクホークスは2020年8月28日、岩嵜に第1子となる女児が誕生したことを発表しました。誕生日は8月27日で、福岡市内の病院で生まれ、母子ともに健康と報じられています。
この発表により、岩嵜が結婚していることに加え、子供が誕生していることも明らかになりました。
岩嵜翔の家族構成まとめ公表されている情報から確認できる家族関係は、妻と2020年生まれの長女です。両親や兄弟姉妹など、実家の詳しい家族構成については、本人の公式プロフィールや球団発表で詳細が紹介されているわけではありません。
家族についてはプライベートを大切にしている様子がうかがえます。野球選手としての活動と家庭生活を分けていることもあり、妻や子供の日常に関する情報は限られています。
【2020年に一軍再昇格】7試合連続無失点で見せた復活への手応え
右肘の手術と長いリハビリを経験した岩嵜翔にとって、2020年は再起を目指す重要なシーズンでした。
開幕時には一軍入りを果たし、セットアッパーとして期待されました。しかし、6月26日と27日の西武戦で木村文紀、山川穂高にそれぞれ逆転本塁打を浴び、2試合連続で敗戦投手となります。
その後も投球が安定せず、7月9日に一軍登録を抹消されました。ファームでも苦しい投球が続き、復帰への道は簡単ではありませんでした。
10月2日の再昇格と10月7日の好投転機となったのは2020年10月2日です。岩嵜は再び一軍に昇格しました。
昇格後初登板は10月7日の西武戦。7回二死一、二塁で1点リードという、失点が許されない場面でマウンドに上がりました。
対戦相手はエルネスト・メヒア。岩嵜はこの場面で三振を奪い、ピンチを切り抜けました。
その登板をきっかけに調子を上げ、7試合連続無失点という好投を記録します。パ・リーグ.comの選手紹介記事でも、フォームを見直したことが復調につながり、一軍復帰後に勝ちパターンへ戻った経緯が紹介されています。
シーズン全体の成績と評価は?2020年の一軍成績は17試合登板、0勝2敗、10ホールド、防御率7.20でした。シーズン全体の数字だけを見ると、決して好成績とはいえません。
しかし、10月の復帰後は11試合で10イニングを投げ、自責点2という内容を残しました。ポストシーズンでも3試合3イニングで1安打無失点と好投し、ソフトバンクの日本シリーズ進出を支えています。
つまり、2020年の岩嵜はシーズン全体の成績と終盤の投球内容に大きな差があった投手でした。防御率だけでは評価しきれない復調の過程が、この年の特徴です。
推定年俸7500万円から6800万円へ岩嵜の契約更改も、当時の苦境を知るうえで参考になります。
2019年12月25日の契約更改では、前年から2000万円減となる推定年俸7500万円でサインしました。右肘の手術や一軍登板の少なさが影響した契約内容です。
さらに2020年12月23日には、700万円減の推定年俸6800万円で契約を更改しています。Full-Countの報道では、10月以降の投球について本人が手応えを感じていたことも伝えられました。
この2つの金額は、それぞれ当時の契約更改で報じられた推定年俸です。現在の年俸を示すものではありません。
【経歴・成績を年表で整理】中日からオリックスへの移籍と2026年の現在
ソフトバンクで長くプレーした岩嵜翔は、2021年オフに中日ドラゴンズへ移籍しました。移籍のきっかけは、又吉克樹投手のFA移籍に伴う人的補償です。
中日では故障や調整を経ながら登板を重ね、2024年には21試合に登板。2025年5月30日には金銭トレードでオリックス・バファローズへ移籍することが発表されました。
オリックスへの移籍後は背番号40を着用。かつてのソフトバンク時代とは異なる環境で、再びリリーフとして存在感を示しました。
岩嵜翔の主要経歴・成績一覧| 時期 | 出来事・所属 | 主な実績・詳細 |
|---|---|---|
| 1989年 | 千葉県船橋市で誕生 | 10月21日生まれ。右投右打。 |
| 2007年 | 市立船橋高校からプロ入り | 高校生ドラフト1巡目でソフトバンクが指名。 |
| 2008年 | ソフトバンク入団 | プロ野球選手として一軍デビュー。 |
| 2017年 | 最優秀中継ぎ投手を受賞 | 72試合登板、防御率1.99、40ホールド、46ホールドポイント。 |
| 2018年 | 右肘の手術を2度経験 | 長期離脱とリハビリ生活に入る。 |
| 2019年 | 実戦復帰・一般女性と結婚 | 一軍登板2試合。12月21日に入籍を発表。推定年俸7500万円。 |
| 2020年 | 第1子誕生・一軍再昇格 | 8月27日に女児誕生。10月に7試合連続無失点。推定年俸6800万円で更改。 |
| 2021年オフ | 中日ドラゴンズへ移籍 | 又吉克樹のFA移籍に伴う人的補償。 |
| 2025年5月 | オリックスへ移籍 | 5月30日に金銭トレードによる獲得が発表される。 |
| 2025年 | オリックスでプレー | 37試合登板、4勝1敗、16ホールド、防御率2.12。 |
| 2026年 | オリックス所属 | 23試合登板、0勝3敗、2ホールド、防御率6.97。 |
※成績はNPB公式記録を基本とし、2025年はオリックス在籍時の成績を掲載しています。年俸は報道に基づく推定額です。
2025年はオリックスで37試合に登板2025年5月30日、オリックスは中日から岩嵜を金銭トレードで獲得すると公式発表しました。
移籍後の岩嵜はリリーフ陣の一角として起用され、オリックスでは37試合に登板。4勝1敗、16ホールド、防御率2.12、34イニングという成績を残しています。
この数字は、かつて右肘の手術で長期離脱した投手が、再び一軍のブルペンで一定の役割を果たしたことを示しています。
NPBの2025年度オリックス個人投手成績でも、防御率2.12と16ホールドが確認できます。
2026年現在の所属と最新成績2026年11月1日時点で、岩嵜翔はオリックス・バファローズに所属しています。球団公式の2026年選手名鑑にも掲載されており、背番号は40です。
1989年10月21日生まれのため、2026年10月21日に37歳を迎えました。プロ入りから長い年月を経たベテラン投手として、チームの救援陣を支える立場にあります。
一方、2026年シーズンのNPB公式成績は、23試合登板、0勝3敗、2ホールド、防御率6.97、20回2/3を記録しています。
前年の防御率2.12から数字が悪化しており、2025年の好成績をそのまま維持できたシーズンではありませんでした。
この成績を見ると、2026年は岩嵜にとって再び安定感を取り戻すことが課題となったシーズンです。過去の実績だけで現在の状態を評価するのではなく、直近の登板数や防御率、与四球なども合わせて確認する必要があります。
なお、2026年のNPB公式記録では与四球14、奪三振13、WHIP1.65となっています。制球面を含めた投球内容の改善が、今後の起用を考えるうえで注目されるポイントです。
【岩嵜翔】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岩嵜翔は結婚していますか?嫁は誰ですか?
A1:2019年12月21日に一般女性との結婚を発表しています。お相手は宮崎県都城市出身の女性と報じられていますが、氏名や詳しいプロフィールは公表されていません。
Q2:岩嵜翔に子供はいますか?
A2:います。2020年8月27日に第1子となる女児が誕生したことを、当時所属していた福岡ソフトバンクホークスが発表しました。
Q3:岩嵜翔は現在どこの球団に所属していますか?
A3:2026年現在はオリックス・バファローズに所属しています。2025年5月30日に中日ドラゴンズから金銭トレードで移籍し、背番号40を着用しています。
Q4:岩嵜翔の全盛期の成績はどれくらいですか?
A4:2017年が代表的なシーズンです。72試合登板、防御率1.99、40ホールド、46ホールドポイントを記録し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました。
Q5:岩嵜翔は右肘の手術から復帰していますか?
A5:2018年に2度の右肘手術を受けた後、2019年に実戦復帰しました。2020年には一軍再昇格後に7試合連続無失点を記録し、2025年にはオリックスで37試合に登板しています。
岩嵜翔の野球人生は、2017年の最優秀中継ぎ投手獲得という輝かしい実績と、2018年以降の右肘故障による長い苦難が対照的です。
2019年には一般女性との結婚を発表し、2020年には第1子となる女児が誕生しました。同じ2020年には一軍再昇格後に7試合連続無失点を記録し、苦しい時期から再び勝ちパターンの投手へ戻る姿を見せています。
その後は中日ドラゴンズを経て、2025年5月にオリックス・バファローズへ移籍。2025年は37試合、防御率2.12という好成績を残した一方、2026年は防御率6.97と苦戦しました。
岩嵜翔を評価する際に大切なのは、2017年のタイトルや2020年の復活劇だけに注目しないことです。故障後の復帰過程、移籍後の登板内容、そして直近シーズンの数字までを時系列で見ることで、投手としての現在地がより明確になります。
37歳を迎えたベテラン右腕が、これまで培ってきた経験と投球技術をどのように生かしていくのか。オリックスでの今後の登板機会と投球内容が、岩嵜翔のキャリアを見守るうえで重要な注目点です。
主な参考資料: オリックス・バファローズ公式選手名鑑・移籍発表、NPB公式年度別成績、パ・リーグ.com、日刊スポーツ、Full-Count、文春オンライン。