2026年10月現在、則本昂大は読売ジャイアンツに所属しています。背番号は43。東北楽天ゴールデンイーグルスで2013年から2025年までプレーした後、海外FA権を行使して新天地を選びました。
日本野球機構(NPB)の2026年シーズン終了時点の個人成績は次のとおりです。
- 登板:18試合
- 勝利:3勝
- 敗戦:4敗
- 投球回:61回
- 奪三振:43
- 防御率:4.72
通算成績は391試合登板、123勝103敗、48セーブ、1,847奪三振、防御率3.17です。
楽天時代の2025年は自己最多56試合に登板していました。2026年は登板数が18試合となり、投球回や防御率にも変化が見られます。所属球団だけでなく、シーズンごとの役割や投球内容を比較することが重要です。
【FA移籍の経緯】なぜ楽天から読売ジャイアンツを選んだのか

則本の移籍は、最初から巨人入りを目指していたわけではありません。海外挑戦を視野に入れたFA宣言から始まりました。
2025年11月:海外FA権を行使則本は2025年11月に海外FA権の行使を宣言しました。
スポニチの2026年1月16日付報道によると、本人はメジャーリーグ移籍を第一の選択肢として、米球団からのオファーを待っていました。
実際に米球団から話は届いていたものの、条件や環境面などを総合的に判断し、最終的に渡米を見送ったとされています。
海外FA権を行使したからといって、必ずメジャーリーグに移籍しなければならないわけではありません。国内の別球団と契約することも可能です。
2026年1月15日:巨人入りを決断スポニチは1月16日付の記事で、則本が前日の15日に巨人への移籍を決断したと報じました。
国内の複数球団からもオファーがあったとされ、最終的に読売ジャイアンツを選択しました。
2026年1月16日:巨人が契約合意を発表読売ジャイアンツは2026年1月16日、則本昂大との契約合意を正式発表しました。
NPBの2025年度FA宣言選手契約締結合意の公示にも、1月20日付で読売ジャイアンツとの契約が掲載されています。
楽天との別れに込められた13年間の思い則本は移籍前のファン交流イベントで、楽天への感謝を伝えました。
スポニチの報道によると、本人は「13年間ありがとうございました」と話し、楽天で過ごした時間に別れを告げています。
2013年の入団から2025年まで、楽天の主力投手としてチームを支えてきた選手だけに、この移籍は球団にとっても大きな転換点でした。
巨人が則本を必要とした背景巨人側の事情も移籍を理解するうえで欠かせません。
日刊スポーツの報道では、巨人は2025年シーズンに先発投手陣の投球回数が不足し、先発の補強が課題になっていたとされています。
則本には長年の先発経験に加えて、2024年から2025年にかけて救援投手として積み上げた実績があります。
先発とリリーフの両方を経験していることは、巨人にとって大きな補強材料になりました。
【楽天時代の成績】自己最多56試合登板と主要タイトル
則本昂大の楽天時代は、先発投手としての全盛期と、抑えとしての新たな挑戦に分けられます。
2013年にドラフト2位で入団すると、プロ1年目から27試合に登板。15勝8敗、防御率3.34という成績で最優秀新人に選ばれました。
2014年から2018年までは5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得。2017年には222奪三振を記録しています。
その後も2021年には11勝、2022年には10勝を挙げ、楽天の先発陣を長く支えました。
年度別の主な成績・転換点| 年度 | 所属・出来事 | 主な成績・記録 |
|---|---|---|
| 2013年 | 楽天入団 | 15勝8敗、新人王 |
| 2014~2018年 | 楽天・先発 | 5年連続最多奪三振 |
| 2017年 | 楽天・先発 | 222奪三振、8試合連続2桁奪三振 |
| 2024年 | 楽天・抑え | 54試合、32セーブ、最多セーブ |
| 2025年 | 楽天・救援 | 自己最多56試合、16セーブ、10ホールド |
| 2025年11月 | 海外FA宣言 | メジャーリーグ挑戦を視野に入れる |
| 2026年1月 | 巨人へ移籍 | 1月16日に契約合意発表 |
| 2026年 | 読売ジャイアンツ | 18試合、3勝4敗、防御率4.72 |
大きな転換点となったのが2024年です。
則本は抑えに転向し、54試合に登板。3勝4敗、32セーブ、防御率3.46を記録しました。
自身初の最多セーブ投手賞を獲得し、先発とは異なる役割でも結果を残しました。
楽天球団の公式発表によると、本人は抑えへの転向1年目でタイトルを獲得できたことへの喜びを語っています。
2025年は自己最多の56試合登板2025年は56試合に登板し、自己最多を更新しました。
主な成績は以下のとおりです。
- 登板:56試合
- 勝利:3勝
- 敗戦:4敗
- セーブ:16
- ホールド:10
- 投球回:56回
- 奪三振:43
- 防御率:3.05
2024年の32セーブから2025年は16セーブとなりましたが、10ホールドも記録しています。
抑えだけに限定されず、ブルペンの状況に応じて役割を担ったシーズンでした。
56試合登板はキャリア最多ですが、登板数だけで最も優れたシーズンと判断することはできません。投球回、防御率、セーブ、ホールドを組み合わせて評価する必要があります。
【NPB記録】8試合連続2桁奪三振の偉業とは?
則本昂大を語るうえで外せないのが、2017年に達成した8試合連続2桁奪三振です。
これは日本プロ野球史上初の記録で、現在も則本を代表する偉業として知られています。
記録達成は2017年6月8日のDeNA戦記録が始まったのは2017年4月19日の西武戦でした。
その後、登板するたびに10個以上の三振を奪い続け、6月8日の横浜DeNA戦で8試合連続を達成。最後の試合では12奪三振を記録しました。
パ・リーグ公式情報によると、この8試合で奪った三振は合計90個です。
当時、日本プロ野球の連続試合2桁奪三振記録は、野茂英雄が1991年に近鉄で記録した6試合でした。
則本はこの記録を7試合に伸ばした後、さらに8試合まで更新しています。
メジャーリーグ記録にも並んだ当時のメジャーリーグ記録も8試合連続でした。
ペドロ・マルティネスやクリス・セールが達成していた数字に並んだことで、日本だけでなく海外でも注目される記録となりました。
2017年6月15日のヤクルト戦では7回8奪三振となり、連続記録は8試合でストップしています。
5年連続最多奪三振との関係この記録は偶然の一発的な快挙ではありません。
則本は2014年から2018年まで、5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得しています。
特に2017年の222奪三振は、当時の投球能力を象徴する数字です。
力強いストレートを軸に、打者に対して積極的に勝負を挑むスタイルが、連続2桁奪三振という記録につながりました。
【プロフィール】則本昂大の年齢・投打と弟の則本佳樹
則本昂大は1990年12月17日生まれ、滋賀県出身のプロ野球投手です。2026年10月現在35歳です。
基本プロフィールは次のとおりです。
- 氏名:則本昂大(のりもと・たかひろ)
- 生年月日:1990年12月17日
- 出身地:滋賀県
- 身長:178cm
- 投打:右投左打
- ポジション:投手
- 出身校:八幡商業高校、三重中京大学
- ドラフト:2012年ドラフト2位
- 所属:読売ジャイアンツ
- 背番号:43
則本は右腕で投球し、打席では左打席に立つ選手です。
投手としての利き腕と、打者としての打席の向きは別の情報です。右投げだから右打ちというわけではありません。
NPBと楽天の公式選手プロフィールでも、投打は右投左打と記載されています。
弟の則本佳樹も楽天に所属していた則本昂大には、則本佳樹という弟がいます。
佳樹は2018年のドラフト会議で楽天から育成2位指名を受け、兄と同じ球団に入団しました。
兄弟そろって楽天のユニフォームを着ることになり、当時は兄弟での1軍共演にも期待が集まりました。
しかし、佳樹は支配下登録には至らず、2021年10月28日に楽天から翌シーズンの育成再契約を行わない旨を伝えられています。
したがって、弟の佳樹も2026年現在楽天に所属しているという理解は正しくありません。
【年度別成績の確認方法】NPB公式とスポーツナビの使い分け
則本の成績を調べる際は、情報の種類によって確認先を使い分けると便利です。
日本野球機構(NPB)の個人年度別成績最も基本となる確認先は、日本野球機構の公式サイトにある「個人年度別成績」です。
2013年のプロ入りから2026年までの成績を年度ごとに確認できます。
特に注目したい項目は次のとおりです。
- 登板数:シーズンを通して何試合に出場したか
- 勝利・敗戦:投手としての勝敗
- セーブ:抑えとして試合を締めた実績
- ホールド:救援投手としての貢献
- 投球回:実際に投げたイニング数
- 奪三振:打者を三振にした数
- 防御率:9イニング換算の自責点
2026年の所属球団も読売ジャイアンツとして掲載されており、楽天時代との比較にも適しています。
スポーツナビの選手情報スポーツナビでは、選手プロフィールや年度別成績に加えて、シーズン中の成績を確認できます。
試合結果やチーム情報と一緒に選手の状況を追いたい人に便利です。
楽天時代の56試合登板や巨人移籍後の成績を確認する際には、プロフィールの所属球団と更新日も併せて確認すると情報を整理しやすくなります。
楽天と巨人の公式選手情報東北楽天ゴールデンイーグルスの公式選手名鑑には、2025年までの所属時代のプロフィールや獲得タイトルが掲載されています。
一方、読売ジャイアンツの選手情報では、移籍後の背番号や所属情報を確認できます。
過去の情報を調べる場合は楽天の資料、現在の所属を調べる場合は巨人とNPBの資料を優先するのが合理的です。
【プロの結論】則本昂大を評価するなら登板数だけで判断しない
則本昂大のキャリアには、先発投手、抑え投手、そして新球団での挑戦という複数の局面があります。
2013年には新人王、2014~2018年には5年連続最多奪三振、2017年には8試合連続2桁奪三振というNPB記録を達成しました。
さらに2024年には抑えとして最多セーブのタイトルを獲得し、2025年には自己最多56試合に登板しています。
これらを並べると、単に長く活躍した投手というだけではなく、チームの事情に合わせて役割を変えてきた選手であることが分かります。
2025年の56試合登板は何を意味するのか56試合という数字は、救援投手としてシーズンを通じて起用されたことを示す重要な指標です。
ただし、登板数が多いことだけで投手の優劣を決めることはできません。
2025年は56試合で56イニング、防御率3.05。2024年は54試合で52イニング、防御率3.46でした。
この比較からも、登板数、投球回、防御率、セーブ、ホールドを合わせて見る必要性が分かります。
2026年の巨人で注目したいポイント2026年は18試合登板、61投球回、防御率4.72という成績でシーズンを終えました。
楽天時代の救援中心の成績と単純に比較するのではなく、投球回や勝敗、奪三振数を含めて評価することが大切です。
今後の評価では、巨人でどのような役割を担うのか、年間を通じて安定した投球を維持できるのかが注目点になります。
則本の強みは、先発で長いイニングを投げた経験と、救援で勝負どころを任された経験の両方を持つことです。
【楽天則本】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:則本昂大は2026年現在、楽天と巨人のどちらに所属していますか?
A1:2026年現在は読売ジャイアンツ所属です。2025年11月に楽天から海外FA権を行使し、2026年1月16日に巨人との契約合意が発表されました。背番号は43です。
Q2:則本昂大が楽天時代に記録した自己最多の登板数はいくつですか?
A2:2025年の56試合です。3勝4敗、16セーブ、10ホールド、防御率3.05を記録しました。
Q3:8試合連続2桁奪三振はいつ達成しましたか?
A3:2017年4月19日の西武戦から6月8日のDeNA戦までです。最後のDeNA戦では12奪三振を記録し、日本プロ野球史上初となる8試合連続2桁奪三振を達成しました。
Q4:則本昂大は右投げですか、左投げですか?
A4:右投左打です。投球は右腕で行い、打席では左打席に立ちます。
Q5:則本佳樹は現在も楽天に所属していますか?
A5:いいえ。則本昂大の弟・佳樹は2018年に楽天へ育成選手として入団しましたが、2021年10月に翌シーズンの育成再契約を行わない旨が球団から伝えられています。
Q6:則本昂大の年度別成績はどこで確認できますか?
A6:日本野球機構(NPB)の公式サイトにある個人年度別成績が基本です。スポーツナビでは選手プロフィールや試合情報も確認できます。現在の所属は巨人とNPBの公式選手情報を優先すると確実です。
「楽天則本」と検索している人が最初に押さえるべき事実は、則本昂大の所属球団が2026年に読売ジャイアンツへ変わったことです。
楽天では2013年から2025年までプレーし、新人王、5年連続最多奪三振、8試合連続2桁奪三振という記録、2024年の最多セーブ、2025年の自己最多56試合登板など、数々の実績を残しました。
海外FA権を行使してメジャーリーグ移籍も検討した末に選んだのが巨人でした。
2026年シーズンは18試合登板、防御率4.72という成績で終了しています。過去の実績だけでなく、新球団での成績と役割の変化にも目を向けることが、現在の則本を正しく理解するポイントです。
【プロの結論】
則本昂大の価値は、単純な勝利数や登板数だけでは測れません。先発として長いイニングを投げ、救援投手としてセーブを積み重ね、新しい球団で役割を担う経験を持つことが大きな特徴です。
楽天時代の記録を調べるなら2013~2025年の年度別成績、現在のプレーを知りたいなら2026年の巨人成績を確認する。この2つを区別することで、「楽天則本」という検索語から生じる所属情報の混同も解消できます。
主な根拠資料: 日本野球機構(NPB)の個人年度別成績・FA公示、東北楽天ゴールデンイーグルス公式発表、パ・リーグ公式記録、スポーツナビ、スポニチ、日刊スポーツ。