浦上仁騎(うらかみ・にき)は、北海道コンサドーレ札幌に所属するディフェンダーです。1996年11月11日生まれ、茨城県出身。AC長野パルセイロでプロキャリアをスタートさせ、ヴァンフォーレ甲府、RB大宮アルディージャを経て、2025年6月に札幌へ完全移籍しました。現在は背番号50を背負い、センターバックを中心に守備の安定を支えています。
大きな実績として挙げられるのが、2024年のJPFA J3ベストイレブン選出です。大宮のJ3優勝を支えた実力派DFであり、ビルドアップやコーチング、長短のパスを持ち味としています。さらに2026年10月31日の湘南ベルマーレ戦ではボランチとしてフル出場し、札幌の1-0の完封勝利に貢献しました。
【浦上仁騎の現在】札幌DF50のプロフィールと読み方

浦上仁騎の読み方は「うらかみ にき」です。「仁騎」を「じんき」などと読むのではなく、「にき」と読みます。ヴァンフォーレ甲府の公式移籍発表でも、ふりがな付きで選手名が紹介されています。
2026年10月31日現在、所属先は北海道コンサドーレ札幌。登録ポジションはDFで、背番号は50です。札幌の公式選手プロフィールでは、2025シーズン途中に加入したセンターバックとして紹介されています。
基本プロフィールは以下のとおりです。
- 名前:浦上仁騎(うらかみ にき)
- 生年月日:1996年11月11日
- 年齢:29歳(2026年10月31日時点)
- 出身地:茨城県(古河市)
- 身長・体重:178cm・76kg
- ポジション:DF(センターバックを中心にプレー)
- 利き足:右足
- 所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
- 背番号:50
- ニックネーム:にき
- プロデビュー:2019年
浦上の特徴は、センターバックとして後方から守備を整えるだけでなく、味方への声掛けやパスによってチーム全体のプレーを支えられることです。
札幌の公式プロフィールも、ビルドアップ能力とコーチング能力を評価しています。守備ラインを声で統率できる選手として紹介されており、単純な対人守備だけでは測れない価値を持っています。
【経歴・年表】AC長野パルセイロから甲府・大宮を経て札幌へ
浦上仁騎のサッカー人生をたどると、大宮のアカデミーで育ち、大学を経て長野でプロ入りし、J2で経験を積みながら評価を高めてきたことが分かります。
少年時代は兄の影響で5歳からサッカーを開始。小学生時代は古河SSでプレーし、中学・高校年代は大宮アルディージャのジュニアユース、ユースに所属しました。その後、東洋大学を経て2019年にAC長野パルセイロへ加入しています。
各クラブでの主な経歴と出場記録を整理すると、次のようになります。
| 時期 | 所属クラブ | 主な実績・リーグ出場記録 |
|---|---|---|
| 2009~2015年 | 大宮Jr.ユース・ユース | 育成年代を大宮で過ごす |
| 2015~2019年 | 東洋大学 | 大学サッカーで経験を積む |
| 2019~2020年 | AC長野パルセイロ | J3通算58試合・0得点 |
| 2021~2022年 | ヴァンフォーレ甲府 | J2通算75試合・2得点 |
| 2023年 | 大宮アルディージャ | J2で29試合・2得点 |
| 2024年 | 大宮アルディージャ | J3で29試合・2得点。JPFA J3ベストイレブン選出 |
| 2025年 | 大宮・札幌 | 大宮J2で4試合、札幌J2で16試合 |
| 2026年 | 北海道コンサドーレ札幌 | J2・J3特別大会で4試合・0得点 |
| 2026/27シーズン | 北海道コンサドーレ札幌 | 10月31日時点でJ2リーグ6試合・0得点 |
2019年のプロ入り後、最初の2年間はAC長野パルセイロでプレー。J3で58試合に出場し、プロ選手としての基礎を築きました。
2021年にヴァンフォーレ甲府へ移籍すると、初年度からJ2で33試合に出場。翌2022年には42試合に出場し、シーズンを通じて主力として起用されました。
甲府時代には2022年の天皇杯優勝も経験しています。リーグ戦での昇格争いだけでなく、トーナメントでタイトルを獲得した経験は、その後のキャリアにもつながる重要な実績です。
2023年には大宮アルディージャへ完全移籍。かつて育成年代を過ごしたクラブに戻り、2024年にはJ3で29試合に出場して2得点を記録しました。個人としてもチームとしても成果を残したシーズンとなっています。
そして2025年6月10日、北海道コンサドーレ札幌への完全移籍が発表されました。背番号は50。2026年も札幌でプレーを続けています。
【移籍理由を検証】長野から甲府、大宮、札幌を選んだ背景
浦上仁騎のキャリアで注目したいのは、所属クラブが変わるたびに新しい目標を掲げてきた点です。それぞれの移籍には、本人のコメントから読み取れる明確な動機があります。
1.AC長野パルセイロからヴァンフォーレ甲府へ(2021年)
2020年12月29日、AC長野パルセイロは浦上の甲府への完全移籍を発表しました。
この移籍について、本人は長野での2年間に感謝を示す一方、J2昇格をあと一歩で逃したこと、自分自身の力不足を感じていたことを明かしています。
移籍オファーを受けて何度も悩んだものの、最終的には新しい環境で挑戦したいという気持ちが決断につながりました。
実際、甲府加入後は2021年にJ2で33試合、2022年には42試合に出場。移籍によって競争環境を変えたことが、出場機会の拡大につながりました。
2.ヴァンフォーレ甲府から大宮アルディージャへ(2023年)
2022年12月13日、甲府は浦上の大宮への完全移籍を発表しました。
甲府での2年間は充実した時間だった一方、本人はJ1昇格を目指したシーズンでプレーオフ進出も果たせなかった悔しさを振り返っています。天皇杯優勝という大きな成果を得た一方で、次の挑戦を選びました。
大宮は浦上がジュニアユース、ユース時代を過ごした古巣です。加入時には、大宮をJ1へ昇格させるために強い覚悟を持って決断したという趣旨のコメントを発表しています。
この移籍は単なる所属先の変更ではありません。育成年代を過ごしたクラブに戻り、トップチームで目標達成を目指すという意味を持っていました。
その成果が表れたのが2024年です。大宮はJ3で優勝し、浦上自身もベストイレブンに選ばれました。
3.RB大宮アルディージャから北海道コンサドーレ札幌へ(2025年6月)
2025年6月10日、札幌は浦上の完全移籍加入を発表しました。
加入時のコメントでは、札幌という歴史あるクラブに加われる喜びとともに、このタイミングで加入する意味を理解していること、覚悟を持って新しい一歩を踏み出したことを語っています。
さらに2025年9月の大和ハウス プレミストドーム特別インタビューでは、移籍が決まったときに新しい挑戦が始まると感じたことを説明。札幌の順位がクラブの掲げる目標から離れていたため、自分が貢献したいと考えたことも明かしています。
つまり、札幌への移籍は新天地での競争だけでなく、クラブの目標達成を支えるための挑戦という側面がありました。
【プレースタイル】浦上仁騎の強みは守備力だけではない
浦上仁騎のプレースタイルを理解するうえで重要なのは、センターバックとしての守備能力と、後方から攻撃を組み立てる能力を両立している点です。
札幌の公式プロフィールでは、ビルドアップとコーチングの能力が高く、声によってチームを統率できる選手と評価されています。また、本人が自分のプレーの特徴として挙げているのは、長短のパスと雑草魂です。
具体的な強みを整理します。
対人守備とポジショニング
センターバックに求められるのは、相手FWとの競り合いだけではありません。相手の動きを先読みし、危険なスペースを埋め、味方のカバーに入る判断力も必要です。
浦上は長野時代から自身の武器として対人能力を挙げてきました。甲府でJ2の試合を数多く経験し、大宮でも継続して出場したことは、守備対応の経験値を示す材料です。
ビルドアップと長短のパス
現代のセンターバックには、ボールを奪った後に安全に前進させる能力が求められます。
浦上は短いパスで近くの味方につなぐだけでなく、長いパスで前線やサイドへ展開する能力も自分の特徴として挙げています。
後方から正確にボールを運べれば、相手の前線プレスを回避し、チーム全体を押し上げることができます。浦上の配球能力は、守備から攻撃への切り替えにおいて価値を発揮する部分です。
コーチングと統率力
センターバックは、ピッチ全体を見渡しやすい位置にいます。味方の立ち位置を確認し、守備ラインの高さを調整し、相手の動きに応じて指示を出す役割も担います。
札幌が公式プロフィールで浦上のコーチング能力を評価しているのは、この役割を果たせるためです。
ボランチとしてもプレーできる柔軟性
2026年10月31日の湘南ベルマーレ戦では、浦上はセンターバックではなくボランチとして先発し、90分間プレーしました。
試合後の道新スポーツの取材では、セカンドボールの回収を意識していたことや、プレシーズンからボランチに取り組んでいたため苦手意識はないことを説明しています。
この試合で見せた役割は、浦上が単なるセンターバックではなく、守備的な中盤でも起用できる選手であることを示しています。
特に、相手の攻撃を跳ね返すだけでなく、こぼれ球を回収して再び攻撃につなげる仕事は、チーム全体の安定感に直結します。
【2024年J3ベストイレブン】浦上仁騎の評価と実力を数字で検証
浦上仁騎のキャリアにおける大きな転換点が、2024年のJ3ベストイレブン選出です。
2024年12月13日に発表されたJPFA J3アワード2024では、浦上がベストイレブンのDF部門に選ばれました。大宮からは浦上を含めて最多6人が選出されています。
同じ大宮から選ばれたのは、GK笠原昂史、DF市原吏音、MF小島幹敏、MF泉柊椰、FW杉本健勇らです。チームとしての強さが評価されたシーズンであり、その中で守備陣の一角を担った浦上も個人表彰を受けました。
2024年のJ3リーグ成績は29試合出場・2得点です。DFとしてリーグ戦を通じて出場を重ね、攻守両面で結果を残しました。
この受賞を評価する際に重要なのは、得点数だけで判断しないことです。センターバックの主な仕事は失点を防ぎ、チームの守備組織を維持することにあります。
もちろん、2得点という数字も攻撃面での貢献を示します。しかし、浦上の評価を支えているのは、継続的な出場実績、対人守備、ビルドアップ、守備陣へのコーチングといった複数の要素です。
また、甲府時代には2022年の天皇杯優勝を経験しています。リーグ戦での昇格争いとカップ戦のタイトル獲得、その両方を知っていることも経験面での強みです。
浦上仁騎の実力を評価するポイントは、次の3点です。
- 出場の継続性:甲府時代の2022年にはJ2で42試合に出場。
- 個人評価:2024年にJPFA J3ベストイレブンを受賞。
- 戦術的な対応力:センターバックに加え、2026年10月にはボランチでもフル出場。
一方で、得点力を最大の武器とする選手ではありません。浦上を評価するなら、ゴール数よりも守備の安定、パスの質、味方との連携、複数ポジションへの対応力に注目するのが適切です。
【2026年10月最新成績】札幌での出場記録と直近の活躍
2026年10月31日時点で、浦上は北海道コンサドーレ札幌の一員としてプレーを続けています。
Jリーグ公式選手ページの2026/27シーズン記録では、10月25日のカターレ富山戦までにJ2リーグ5試合に先発出場し、いずれも90分間プレーしていました。その後、10月31日の湘南ベルマーレ戦にも先発してフル出場したため、同日時点のJ2リーグ出場は6試合・0得点となります。
このほか、2026年9月29日のルヴァンカップ岡山戦にも90分間出場しています。
2026年の出場記録は、百年構想リーグの特別大会と、2026/27シーズンの通常のJ2リーグを分けて見る必要があります。
- 2026年J2・J3特別大会:4試合・0得点
- 2026/27シーズンJ2リーグ:6試合・0得点
- 2026/27シーズンのルヴァンカップ:1試合・0得点
特に注目したいのが、10月31日の湘南戦です。
札幌はホームで湘南に1-0で勝利。10月17日の秋田戦から続く連続無失点試合を4試合に伸ばしました。
道新スポーツの試合後レポートによると、浦上はこの試合でボランチとしてフル出場。GK田川知樹の好セーブなどとともに、完封勝利に貢献しました。
本人は試合後、順位についてはまだ満足できる状況ではないとし、セカンドボールの回収を意識していたことを説明しています。また、ボランチでのプレーについても、プレシーズンから取り組んでいたため苦手意識はないと話しました。
このコメントから見えてくるのは、出場機会を得るだけでなく、与えられた役割の精度を高めようとする姿勢です。
2025年6月の加入後も、札幌の守備陣で存在感を示してきた浦上。2026年10月の連勝と連続クリーンシートに貢献したことは、現在のチーム内での役割を考えるうえで重要な材料です。
【プロの結論】浦上仁騎は札幌の守備とビルドアップを支える存在
浦上仁騎を評価する際には、センターバックとしての守備能力だけでなく、チーム全体への貢献度を見る必要があります。
AC長野パルセイロでプロとしての土台を築き、甲府でJ2の主力として経験を積み、大宮では古巣復帰後にJ3ベストイレブンを受賞。そして2025年6月からは札幌で新たな挑戦を続けています。
この経歴には、下部カテゴリーから着実にステップアップしてきた選手としての特徴が表れています。
また、2026年10月31日の湘南戦でボランチとして起用されたことは、今後の評価を考えるうえでも見逃せません。センターバックの経験を生かしながら中盤で守備を整えられるなら、監督にとって起用の選択肢が広がります。
今後の浦上をチェックする際には、次の3つの基準が有効です。
- 守備面:相手FWへの対応、空中戦、カバーリング、無失点試合への貢献。
- 攻撃面:長短のパス、ビルドアップ、前線への配球の精度。
- 戦術面:センターバックとボランチの両方でどれだけ安定したパフォーマンスを発揮できるか。
得点ランキングやアシスト数だけを見て選手の価値を判断する人には、浦上の魅力は伝わりにくいかもしれません。一方、守備組織や後方からの組み立て、チーム内での役割を重視する人にとっては、注目する価値のあるDFです。
【浦上仁騎】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:浦上仁騎の読み方は?
A1:読み方は「うらかみ にき」です。1996年11月11日生まれ、茨城県出身のプロサッカー選手です。
Q2:浦上仁騎の現在の所属クラブと背番号は?
A2:2026年10月現在、北海道コンサドーレ札幌に所属しています。登録ポジションはDFで、背番号は50です。
Q3:浦上仁騎は2026年10月時点で何試合に出場している?
A3:2026/27シーズンのJ2リーグでは、10月31日時点で6試合・0得点です。さらに2026年のJ2・J3特別大会では4試合に出場し、ルヴァンカップでも1試合に出場しています。大会ごとの記録を分けて確認することが大切です。
Q4:浦上仁騎のこれまでの所属クラブは?
A4:AC長野パルセイロ、ヴァンフォーレ甲府、大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)を経て、2025年6月から北海道コンサドーレ札幌でプレーしています。育成年代には大宮のジュニアユースとユースにも所属していました。
Q5:浦上仁騎はなぜ2024年に評価された?
A5:2024年に大宮のDFとしてJ3リーグ29試合に出場し、2得点を記録。JPFA J3アワード2024のベストイレブンに選ばれたためです。個人の守備能力とシーズンを通じた貢献が評価されました。
Q6:浦上仁騎のプレースタイルは?
A6:対人守備、ビルドアップ、コーチング、長短のパスが特徴です。センターバックを主戦場としますが、2026年10月31日の湘南戦ではボランチとしてもフル出場しました。
浦上仁騎は、AC長野パルセイロでプロ入りし、ヴァンフォーレ甲府、大宮アルディージャを経て北海道コンサドーレ札幌に加入したDFです。2024年にはJ3ベストイレブンに選ばれ、守備力とビルドアップ能力を評価されてきました。
2026年10月31日時点では札幌の背番号50として、J2リーグ6試合に出場。直近の湘南戦ではボランチとして90分間プレーし、チームの1-0の勝利と4試合連続クリーンシートに貢献しました。
今後の注目点は、センターバックとしての安定感を維持しながら、ボランチでも持ち味を発揮できるかどうかです。長短のパスとコーチングを武器に、札幌の守備と攻撃の両面で存在感を高められるか。2026/27シーズンの浦上仁騎から目が離せません。