2026年の巨人を理解するうえで見逃せないのが、シーズン途中の選手登録変更だ。
NPBの公式公示を見ると、育成選手から支配下への昇格、他球団とのトレード、任意引退など、選手構成に関わる動きが複数確認できる。
2026年の主な登録変更・移籍一覧| 日付 | 選手・背番号 | 登録変更・移籍内容 |
|---|---|---|
| 2025年12月16日 | 松浦慶斗・54 | 日本ハムから移籍 |
| 2025年12月16日 | 菊地大稀 | 現役ドラフトに伴い日本ハムへ移籍 |
| 2026年1月30日 | 田中千晴 | FA移籍に伴い楽天へ |
| 2026年3月16日 | 長野久義 | 任意引退 |
| 2026年3月24日 | ルシアーノ・48 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年3月24日 | 宇都宮葵星・68 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年4月6日 | 平山功太・69 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年5月25日 | ティマ・50 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年6月18日 | 小笠原慎之介・98 | 支配下選手登録 |
| 2026年6月25日 | 笹原操希・95 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年7月6日 | 知念大成・94 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年7月20日 | 代木大和・25 | 育成から支配下へ昇格 |
| 2026年7月30日 | 若林楽人 | 西武へトレード移籍 |
| 2026年7月31日 | 鈴木大和・59 | 育成から支配下へ昇格 |
NPBの新規支配下登録公示によると、2026年は育成から支配下への移行が合計8選手に及んだ。
特に注目したいのは、3月から7月にかけて昇格が続いた点だ。投手のルシアーノや代木大和、内野手の宇都宮葵星と平山功太、外野手のティマ、笹原操希、知念大成、鈴木大和が新たに支配下登録された。
一方、7月30日には若林楽人が西武へ移籍。翌31日には鈴木大和が支配下登録されている。
こうした動きからも、シーズン中の選手一覧は固定された名簿ではなく、チームの補強方針や選手の成長に応じて変化することが分かる。
出典:NPB「2026年度 支配下選手登録」「新規支配下選手登録」「育成選手登録」。
育成から支配下へ昇格する意味育成選手から支配下選手への移行は、単なる背番号の変更ではない。
支配下登録されることで、一軍の出場選手登録に必要な条件を満たせるようになる。つまり、選手にとっては一軍の公式戦に出場するための大きなステップとなる。
ただし、支配下登録されたからといって、一軍出場が自動的に決まるわけではない。
実際の一軍起用には、監督・コーチの判断やチーム事情、コンディションなどが関わる。選手名鑑を見る際には、登録区分と一軍出場実績を分けて確認することが大切だ。
【注目選手プロフィール】坂本勇人・戸郷翔征・田中将大の現在

2026年の巨人を象徴する選手として、内野手の坂本勇人、先発投手の戸郷翔征、ベテラン右腕の田中将大を取り上げる。
坂本勇人|背番号6・内野手
背番号6・右投右打
1988年12月14日生まれ・内野手
坂本勇人は2006年の高校生ドラフト1巡目で巨人に入団。2007年に一軍公式戦デビューを果たし、長年にわたって球団を代表する内野手として活躍してきた。
NPBの公式記録によると、2026年シーズン終了時点で通算2,474安打、303本塁打を記録している。
2026年のシーズン成績は67試合出場、打率.175、5本塁打、19打点だった。
通算成績が示す実績と、現在の成績を切り分けて評価する必要がある。坂本の存在価値は打撃だけではなく、長年の経験や守備面での判断力、若手選手への影響にもある。
戸郷翔征|背番号20・投手
背番号20・右投右打
2000年4月4日生まれ・投手
戸郷翔征は2018年ドラフト6位で巨人に入団した右腕だ。聖心ウルスラ学園高校出身で、2020年にはプロ2年目で9勝を挙げた。
2022年と2023年には12勝を記録し、2024年には3年連続の2桁勝利を達成。2024年5月24日の阪神戦ではノーヒットノーランを達成した。
2026年のNPB公式成績は以下のとおり。
- 登板:14試合
- 勝利:5勝
- 敗戦:3敗
- 投球回:80回
- 防御率:2.48
- 奪三振:82
2025年の8勝9敗、防御率4.14から、2026年は防御率2点台へ改善した。
先発陣の中でどのような役割を担い、安定した投球を継続できるかが、今後の巨人投手陣を見るうえでの注目点となる。
田中将大|背番号11・投手
背番号11・右投右打
1988年11月1日生まれ・投手
田中将大は駒大苫小牧高校出身。2006年の高校生ドラフト1巡目で楽天に入団し、その後はMLBのニューヨーク・ヤンキースでもプレーした。
2025年に巨人へ加入した田中は、同年9月30日の中日戦で6回2失点の投球を見せ、日米通算200勝を達成。NPBによれば、史上4人目の快挙だった。
2026年の成績は以下のとおり。
- 登板:13試合
- 先発:13試合
- 勝利:4勝
- 敗戦:4敗
- 投球回:68回1/3
- 防御率:3.42
- 奪三振:49
長いキャリアで培った経験と投球術は、巨人の投手陣にとって大きな財産だ。戸郷ら次世代の投手とともに、先発陣を支える存在として注目される。
【背番号と登録区分の基礎知識】巨人の選手名鑑で間違えやすいポイント
巨人の選手一覧を調べる際には、背番号だけで選手の現在の所属状況を判断しないことが大切だ。
支配下登録と一軍登録は別の制度最も多い誤解が、支配下登録されている選手は全員一軍にいるという認識だ。
実際には次のような違いがある。
- 支配下登録: 球団と支配下選手として契約し、NPBに登録されている状態。
- 育成登録: 育成選手として契約している状態。通常は3桁の背番号が付く。
- 一軍出場選手登録: 一軍の公式戦に出場するための別の登録手続き。
例えば、背番号20の戸郷翔征が支配下選手であっても、常に一軍の出場選手登録に含まれているとは限らない。
けがやコンディション調整などによって、登録抹消される場合もある。
背番号が変わったときは公示日を確認する育成から支配下へ移行した場合、背番号が3桁から2桁などに変わることがある。
2026年の巨人では、鈴木大和が育成番号001から59へ変更された。
同様に、代木大和は育成登録から支配下登録へ移行し、背番号25となっている。
古い選手名鑑や過去のニュース記事だけを参照すると、変更前の背番号が掲載されている場合がある。選手の現在の状態を知りたい場合は、NPBの公示日と登録変更履歴を確認するのが確実だ。
2026年版と2027年版の選手一覧を混同しない2026年10月30日には、NPBから2027年度の育成選手契約保留者名簿も公示されている。
ただし、2026年度のシーズン終了時点の登録一覧と、2027年度の契約に関する名簿は別の資料だ。
2026年の成績や所属選手を調べる場合は2026年度の選手一覧、次年度の契約状況を調べる場合は2027年度の公示を参照する必要がある。
選手情報を調べるときの判断基準目的によって確認する資料を使い分けると、情報の取り違えを防ぎやすい。
- 背番号を知りたい:NPBの球団別選手一覧
- 育成か支配下かを知りたい:支配下・育成登録公示
- 今日の一軍メンバーを知りたい:出場選手登録・抹消公示
- 選手の通算成績を知りたい:NPB個人年度別成績
- シーズン途中の移籍を知りたい:トレード・支配下登録の公示
特に、テレビ中継や試合速報で選手の名前を確認したい人は、球団全体の選手一覧だけでなく、一軍出場選手登録も確認すると目的に合った情報を得られる。
【巨人選手一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人の支配下選手は何人ですか?
NPBの2026年度登録情報では、読売ジャイアンツの支配下選手は70名です。投手34名、捕手6名、内野手16名、外野手14名という構成です。
Q2:2026年の巨人の育成選手は何人ですか?
シーズン終了時点では35名です。投手22名、捕手5名、内野手6名、外野手2名が登録されています。
Q3:巨人の坂本勇人の背番号は何番ですか?
坂本勇人の背番号は6番です。ポジションは内野手で、右投右打です。
Q4:巨人の戸郷翔征と田中将大の背番号は?
戸郷翔征は20番、田中将大は11番です。いずれも2026年度の支配下登録選手です。
Q5:巨人の育成選手が支配下選手になるとどうなりますか?
NPBへの支配下選手登録が行われ、支配下選手として一軍出場選手登録の対象になります。ただし、昇格と一軍出場は別の手続きです。
Q6:シーズン途中に巨人へ加入した選手や昇格した選手はどこで確認できますか?
NPBの2026年度公示にある支配下選手登録・登録抹消、育成選手登録の各項目で確認できます。登録日や移籍先も掲載されるため、過去の名鑑との差を把握するのに役立ちます。
2026年の読売ジャイアンツは、NPBのシーズン終了時点の情報で支配下70名、育成35名という選手構成だった。
投手では戸郷翔征、田中将大、則本昂大、野手では坂本勇人、丸佳浩、吉川尚輝らが登録されている。さらに、シーズン途中には8名が育成から支配下へ移行し、若手選手の台頭も選手構成に変化をもたらした。
選手一覧を確認するときに押さえておきたいのは、次の3点だ。
1. ポジションと背番号: 選手を探す際の基本情報。
2. 支配下・育成の区分: 選手の契約・登録状況を把握するための情報。
3. NPBの最新公示: 移籍、昇格、登録抹消を確認するための公式記録。
2026年シーズン終了時の選手名鑑と、次年度に向けた契約・移籍情報は分けて見る必要がある。阿部慎之助監督のもとで戦った2026年のメンバーを正確に把握するなら、NPBの公式選手一覧と公示を併用することが最も確実な方法だ。