2026年のオープン戦は、2月21日に開幕し、3月22日に全日程を終了した。NPB公式の試合日程によると、沖縄・宮崎などの春季キャンプ地で始まった試合は、3月に入ると各球団の本拠地や地方球場へと舞台を移している。
以下は、2月21日から3月22日までの全100試合の結果。試合が開催されなかった日も併記した。
2月の試合結果2月21日(土)
楽天 3-3 ロッテ/DeNA 7-5 広島/巨人 1-3 ヤクルト/中日 1-1 阪神
2月22日(日)
日本ハム 1-7 広島/DeNA 2-2 楽天/ヤクルト 1-12 阪神/中日 0-3 巨人
2月23日(月・祝)
日本ハム 5-2 阪神/ヤクルト 4-1 広島/巨人 3-0 楽天/中日 8-0 ロッテ
2月24日(火)~27日(金)
試合なし
2月28日(土)
楽天 3-5 広島/ロッテ 1-4 西武
3月1日(日)
ソフトバンク 6-10 西武/楽天 1-0 広島/中日 9-2 DeNA
3月2日(月)
試合なし
3月3日(火)
ソフトバンク 4-3 ヤクルト/DeNA-中日は雨天中止
3月4日(水)
日本ハム 2-0 西武/楽天 4-3 ロッテ/DeNA 3-1 中日/オリックス 2-0 広島/ソフトバンク 1-3 ヤクルト
3月5日(木)
楽天 0-1 ロッテ/DeNA 9-7 中日/ソフトバンク 5-1 ヤクルト/日本ハム 3-4 西武
3月6日(金)
阪神 5-0 ソフトバンク/オリックス 2-3 巨人
3月7日(土)
楽天 2-9 DeNA/西武 7-0 ヤクルト/阪神 1-0 ソフトバンク/広島 2-3 中日/日本ハム 5-3 ロッテ/オリックス 8-0 巨人
3月8日(日)
西武 2-4 ヤクルト/日本ハム 5-4 ロッテ/楽天 0-0 DeNA/オリックス 0-1 ソフトバンク/阪神 2-3 巨人/広島 1-8 中日
3月9日(月)
試合なし
3月10日(火)
ロッテ 1-4 オリックス/DeNA 6-1 広島/阪神 2-1 西武/ソフトバンク 2-2 巨人/中日 7-12 ヤクルト
3月11日(水)
楽天 1-3 日本ハム/ロッテ 3-4 オリックス/DeNA 4-6 広島/阪神 4-1 西武/中日 3-1 ヤクルト/ソフトバンク 15-2 巨人
3月12日(木)
楽天 1-2 日本ハム/DeNA 0-4 広島/ソフトバンク 0-1 巨人
3月13日(金)
ロッテ 3-2 西武/ヤクルト 11-0 オリックス/中日 4-10 楽天
3月14日(土)
ロッテ 1-0 西武/DeNA 5-2 ソフトバンク/広島 1-7 阪神/中日 4-4 楽天/ヤクルト 0-4 オリックス/巨人 1-8 日本ハム
3月15日(日)
ロッテ 4-5 西武/ヤクルト 3-3 オリックス/DeNA 5-0 ソフトバンク/広島 1-0 阪神/中日 4-0 楽天/巨人 8-1 日本ハム
3月16日(月)
試合なし
3月17日(火)
ロッテ 4-2 阪神/日本ハム 5-5 DeNA/西武 0-0 楽天/巨人 3-2 ヤクルト/オリックス 2-1 広島/ソフトバンク 5-1 中日
3月18日(水)
ロッテ 2-6 阪神/日本ハム 3-2 DeNA/西武 7-5 楽天/巨人 8-0 ヤクルト/オリックス 3-2 広島/ソフトバンク 3-5 中日
3月19日(木)
試合なし
3月20日(金・祝)
西武 4-1 DeNA/日本ハム 1-1 ヤクルト/中日 4-3 ロッテ/ソフトバンク 4-3 広島/巨人 2-1 楽天/オリックス 2-6 阪神
3月21日(土)
西武 1-7 DeNA/ソフトバンク 5-7 広島/日本ハム 3-4 ヤクルト/巨人 3-0 楽天/中日 2-2 ロッテ/阪神 1-0 オリックス
3月22日(日)
日本ハム 1-1 ヤクルト/西武 2-4 DeNA/オリックス 1-0 阪神/中日 6-2 ロッテ/巨人 2-6 楽天/広島 5-5 ソフトバンク
NPB公式の試合日程とスポーツナビの試合結果を照合すると、3月22日の6試合をもって2026年のオープン戦は終了している。
特に終盤は、各球団が開幕直前の状態を確認する重要な期間となった。3月21日にはDeNAが西武に7-1、巨人が楽天に3-0で勝利。一方、阪神はオリックスに1-0で競り勝った。
最終日の3月22日は引き分けも3試合あり、勝敗だけでは測れない投手陣の仕上がりや接戦での対応力も見どころになった。
【2】2026年オープン戦順位表!12球団の勝敗・勝率ランキング

2026年のオープン戦で首位に並んだのは、北海道日本ハムファイターズと読売ジャイアンツだった。
NPB公式のチーム勝敗表では、日本ハムが8勝4敗3分、巨人が10勝5敗1分で、ともに勝率.667を記録している。
3位タイにはDeNAと阪神が続いた。上位4球団が勝率.643以上を記録し、接戦の順位争いを繰り広げた。
12球団の最終順位とチーム成績| 順位 | 球団 | 試合 | 勝-敗-分 | 勝率 | 得点-失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本ハム | 15 | 8-4-3 | .667 | 48-44 | 13 | 9 | .244 | 2.55 |
| 1 | 巨人 | 16 | 10-5-1 | .667 | 45-50 | 8 | 15 | .260 | 3.11 |
| 3 | DeNA | 17 | 9-5-3 | .643 | 71-54 | 5 | 11 | .263 | 2.76 |
| 3 | 阪神 | 15 | 9-5-1 | .643 | 51-23 | 7 | 13 | .235 | 1.44 |
| 5 | オリックス | 14 | 8-5-1 | .615 | 35-32 | 3 | 5 | .216 | 2.10 |
| 6 | 中日 | 18 | 9-6-3 | .600 | 77-63 | 16 | 11 | .250 | 2.89 |
| 7 | 西武 | 16 | 7-8-1 | .467 | 50-47 | 3 | 17 | .238 | 2.52 |
| 7 | ヤクルト | 18 | 7-8-3 | .467 | 54-66 | 6 | 10 | .203 | 3.22 |
| 9 | ソフトバンク | 17 | 6-9-2 | .400 | 58-59 | 12 | 6 | .233 | 2.96 |
| 10 | 広島 | 18 | 6-11-1 | .353 | 52-65 | 13 | 10 | .233 | 3.27 |
| 11 | 楽天 | 19 | 4-10-5 | .286 | 43-57 | 8 | 12 | .208 | 2.71 |
| 12 | ロッテ | 17 | 4-11-2 | .267 | 40-64 | 7 | 21 | .225 | 3.42 |
出典:NPB公式チーム勝敗表、BASEBALL KING掲載のデータスタジアム集計。勝敗・勝率はNPB公式値。得点、失点、本塁打、盗塁、チーム打率、防御率は同集計による。
順位表から見える2026年の特徴最も目立つのは、阪神の投手力だ。
阪神は勝率.643で3位タイながら、チーム防御率は1.44。12球団で最も低い数値だった。失点も23に抑えており、投手陣の安定感が際立っている。
一方、攻撃面で目を引くのは中日とDeNAだ。
中日は77得点、16本塁打で、いずれも12球団トップ。DeNAはチーム打率.263でトップとなり、71得点を記録した。
盗塁ではロッテが21、西武が17、巨人が15。ロッテは最下位ながら、走塁面ではリーグをまたいだ12球団比較でも高い数字を残している。
つまり、勝率だけを見れば日本ハムと巨人が目立つが、攻撃力、投手力、走塁力では異なる球団が強みを示していた。
【3】日本ハム・巨人・DeNA・阪神のオープン戦結果を個別分析
検索需要の高い4球団について、勝敗だけでなくチーム成績と試合内容を整理する。
北海道日本ハムファイターズ:8勝4敗3分で首位タイ日本ハムは15試合で8勝4敗3分、勝率.667。巨人と並ぶオープン戦1位だった。
チーム成績では48得点、44失点、13本塁打を記録。得失点差はプラス4で、勝率上位のチームとしてバランスの取れた数字を残した。
開幕序盤には2月22日の広島戦で1-7と敗れたものの、翌23日の阪神戦では5-2で勝利。3月4日の西武戦では2-0で完封勝ちを収めた。
3月14日の巨人戦では8-1と大勝。上位球団との対戦でも結果を残した。
ただし、盗塁数は9。走塁で相手を揺さぶるという面では、ロッテや西武などに及ばなかった。
読売ジャイアンツ:10勝5敗1分で勝利数トップ巨人は16試合で10勝5敗1分。勝率.667で日本ハムと並んだが、勝利数では12球団最多だった。
チーム打率は.260でDeNAに次ぐ2位。盗塁も15を記録しており、走塁面でも存在感を示した。
一方、得点45に対して失点50。得失点差はマイナス5だった。
3月11日のソフトバンク戦では2-15と大敗。3月14日には日本ハムに1-8で敗れ、3月22日の楽天戦も2-6で落としている。
勝利数の多さと試合内容の安定性は、必ずしも一致しない。巨人の場合、勝率の高さに加えて、失点を抑えることが今後の課題を読み解く材料になった。
横浜DeNAベイスターズ:9勝5敗3分で3位タイDeNAは17試合で9勝5敗3分、勝率.643。
12球団トップのチーム打率.263を記録し、71得点を挙げた。得点数は中日に次ぐ2位であり、打線のつながりが数字に表れている。
3月5日には中日に9-7、3月10日には広島に6-1で勝利。3月14日にはソフトバンクを5-2、3月15日には5-0で破った。
投手陣も防御率2.76と、上位に入る水準だった。
ただし、チーム本塁打は5本。打率や得点数に比べると、長打による得点の比重は大きくなかった。
打線の総合力と投手の安定性を両立できるかが、シーズンを通した戦力評価のポイントになる。
阪神タイガース:9勝5敗1分で3位タイ阪神は15試合で9勝5敗1分、勝率.643。
最大の特徴は、12球団で最も優れたチーム防御率1.44だった。
総失点は23。15試合を戦った球団の中でも、非常に少ない数字だ。
2月22日のヤクルト戦では12-1と大勝。3月6日のソフトバンク戦は5-0、3月7日も1-0で勝利した。
また、3月14日の広島戦では7-1、3月20日のオリックス戦では6-2と、投打がかみ合った試合もあった。
攻撃面ではチーム打率.235と上位ではなかったが、投手陣が試合をつくる能力は際立っていた。
オープン戦の段階で防御率が優秀だったことは、後述する公式戦の結果とも興味深い接点を持っている。
【4】2026年オープン戦の個人打撃・投手成績ランキング
チーム順位と並んで注目したいのが、選手個人の成績だ。
オープン戦では、既存の主力選手だけでなく、若手や新戦力が出場機会を得る。限られた打席や登板機会でどのような結果を残したかは、開幕後の起用を考えるうえで重要な材料となる。
打率ランキング:藤原恭大がトップNPB公式の規定打席以上の個人打撃成績では、ロッテの藤原恭大が打率.385で首位となった。
| 順位 | 選手 | 球団 | 打率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 藤原恭大 | ロッテ | .385 |
| 2 | 平川蓮 | 広島 | .323 |
| 3 | 中村奨成 | 広島 | .319 |
| 4 | 髙部瑛斗 | ロッテ | .305 |
| 5 | カナリオ | 西武 | .304 |
| 6 | 佐々木泰 | 広島 | .295 |
藤原は16試合に出場し、52打数20安打。打点7、本塁打1、盗塁6という成績だった。
特筆すべきは、単純な安打数だけでなく、長打率.519、出塁率.450も記録したことだ。
広島の平川蓮は打率.323で2位。17試合で21安打を放ち、安定した打撃を見せた。
同じく広島の中村奨成も.319で3位に入り、上位3人のうち2人を広島の選手が占めた。
なお、NPBの規定打席はチーム試合数×3.1で算出され、端数は四捨五入される。規定打席未満の選手は、公式の規定打席以上ランキングには含まれない。
本塁打ランキング:中日のサノーが4本本塁打数では、中日のサノーが4本でトップとなった。
主な上位選手は次の通り。
| 本塁打数 | 選手 | 球団 |
|---|---|---|
| 4本 | サノー | 中日 |
| 3本 | 細川成也 | 中日 |
| 3本 | マッカスカー | 楽天 |
| 3本 | カストロ | 日本ハム |
| 3本 | 鵜飼航丞 | 中日 |
| 3本 | 秋広優人 | ソフトバンク |
| 3本 | 浅村栄斗 | 楽天 |
中日はチーム本塁打も16本で12球団トップ。個人とチームの両面で長打力を示した。
細川成也は本塁打3本に加え、打点13で個人ランキングのトップ。カリステも打点11を記録しており、中日の得点力を支えた。
日本ハムではカストロが3本、水谷瞬とレイエスがそれぞれ2本を記録した。
盗塁ランキング:髙部瑛斗が7盗塁盗塁ではロッテの髙部瑛斗が7盗塁でトップとなった。
| 順位 | 選手 | 球団 | 盗塁 |
|---|---|---|---|
| 1 | 髙部瑛斗 | ロッテ | 7 |
| 2 | 藤原恭大 | ロッテ | 6 |
| 3 | 宇都宮葵星 | 巨人 | 4 |
| 3 | 浦田俊輔 | 巨人 | 4 |
| 3 | 滝澤夏央 | 西武 | 4 |
| 3 | 平良竜哉 | 楽天 | 4 |
ロッテはチーム盗塁も21で12球団トップ。髙部と藤原が個人ランキングの1位、2位を占めた。
ただし、盗塁数だけで走塁力のすべてを評価することはできない。出塁率、盗塁成功率、走塁判断なども合わせて確認したい。
防御率ランキング:髙橋遥人が0.60投手成績では、阪神の髙橋遥人が防御率0.60でトップだった。
| 順位 | 投手 | 球団 | 防御率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 髙橋遥人 | 阪神 | 0.60 |
| 2 | 加藤貴之 | 日本ハム | 1.13 |
| 3 | 荘司康誠 | 楽天 | 1.89 |
| 4 | 吉村貢司郎 | ヤクルト | 2.95 |
| 5 | 山野太一 | ヤクルト | 3.00 |
| 6 | 木村優人 | ロッテ | 3.50 |
髙橋は4試合に登板し、15イニングを投げて自責点1。19奪三振、被本塁打0という内容だった。
加藤貴之は3試合16イニングで防御率1.13。荘司康誠は19イニングで22奪三振を記録している。
防御率だけでなく、投球回数や奪三振、四球、被本塁打も合わせて確認すると、投手の仕上がりをより立体的に捉えられる。
NPBの規定投球回はチーム試合数×1.0。規定投球回以上の投手成績が公式ランキングに掲載される。
【5】オープン戦順位と2026年公式戦の最終成績を比較
オープン戦の順位は、そのまま公式戦の順位になるわけではない。
2026年は、その違いが特にはっきり表れたシーズンだった。
NPB公式の2026年度セ・パ公式戦最終成績とオープン戦の順位を比較すると、春の順位から大きく順位を上げた球団もあれば、上位から順位を下げた球団もある。
セ・リーグの最終順位| 公式戦順位 | 球団 | 勝-敗-分 | 勝率 | オープン戦順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 阪神 | 79-62-2 | .560 | 3位タイ |
| 2位 | 巨人 | 76-64-3 | .543 | 1位タイ |
| 3位 | DeNA | 71-69-3 | .507 | 3位タイ |
| 4位 | 広島 | 61-78-4 | .439 | 10位 |
| 5位 | ヤクルト | 61-80-2 | .433 | 7位タイ |
| 6位 | 中日 | 60-81-2 | .426 | 6位 |
阪神はオープン戦3位タイから、公式戦ではセ・リーグ優勝を達成した。
特に注目したいのは、春のオープン戦でも防御率1.44と優れた数字を記録していたことだ。投手陣の安定性という強みは、公式戦でも存在感を示した。
巨人はオープン戦1位タイから公式戦2位。DeNAは春と同じく上位3位圏内を確保した。
パ・リーグの最終順位| 公式戦順位 | 球団 | 勝-敗-分 | 勝率 | オープン戦順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ソフトバンク | 91-49-3 | .650 | 9位 |
| 2位 | 西武 | 79-60-4 | .568 | 7位タイ |
| 3位 | 日本ハム | 78-62-3 | .557 | 1位タイ |
| 4位 | オリックス | 65-76-2 | .461 | 5位 |
| 5位 | ロッテ | 63-77-3 | .450 | 12位 |
| 6位 | 楽天 | 58-84-1 | .408 | 11位 |
パ・リーグで最も大きな変化を見せたのはソフトバンクだ。
オープン戦では6勝9敗2分で9位だったが、公式戦では91勝49敗3分、勝率.650でリーグ優勝を果たした。
西武もオープン戦7位タイから公式戦2位へ浮上。一方、日本ハムは春の首位タイから公式戦3位となった。
ロッテはオープン戦最下位だったものの、公式戦では5位。楽天は11位から6位へと順位を上げた。
なぜオープン戦の順位と公式戦の結果は異なるのか理由は、両者の試合目的が違うことにある。
オープン戦では、各球団が開幕に向けて選手の状態を見極める。主力選手の出場機会を調整したり、若手に打席や登板を与えたりするため、必ずしもベストメンバーで勝利を追求するわけではない。
投手についても、先発候補の球数や登板間隔を管理する必要がある。救援投手の役割分担や新戦力の適応を確認することも重要だ。
さらに、オープン戦は各球団14~19試合程度。143試合の公式戦と比べると、成績を評価するための試行回数は限られている。
2026年のソフトバンクが象徴するように、春の勝敗だけでシーズン全体の実力を判断するのは難しい。
【プロの結論】オープン戦は順位よりも中身を読むオープン戦の結果を分析する際、優先して見るべきなのは次の4点だ。
1. 投手陣の安定性
防御率に加え、先発投手が何イニングを投げたか、四球や被本塁打がどれだけあったかを確認する。リリーフ陣の継投も重要な評価材料だ。
2. 打線の再現性
打率や本塁打だけでなく、出塁率、得点圏での打撃、四球数にも注目する。一時的な長打より、継続して出塁できる打線の方が公式戦では評価しやすい。
3. 選手層の厚さ
主力だけでなく、控え選手や若手がどのような結果を残したかを見る。シーズン中の故障や不調に対応できる選手層は、長い公式戦を戦ううえで欠かせない。
4. 開幕直前の状態
2月の序盤と3月後半では、調整段階が異なる。開幕に近い試合で先発投手の投球内容や主力打者の状態がどう変化したかを確認したい。
オープン戦は、優勝チームを予測するための単純な順位表ではない。各球団の強みと課題を把握するための準備期間として読むことが、数字を正しく理解する近道になる。
【6】オープン戦の結果に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のプロ野球オープン戦はいつからいつまで開催された?
A1:2026年2月21日(土)から3月22日(日)まで開催された。NPB公式の日程では全100試合が記録されている。3月3日のDeNA対中日は中止となった。
Q2:2026年のオープン戦で優勝した球団はどこ?
A2:NPB公式の勝敗表では、日本ハムと巨人が勝率.667で1位タイとなった。日本ハムは8勝4敗3分、巨人は10勝5敗1分。勝利数では巨人が12球団最多だった。
Q3:2026年オープン戦の打率・本塁打・防御率のトップは誰?
A3:規定打席以上の打率1位はロッテの藤原恭大で.385。集計上の本塁打1位は中日のサノーで4本。NPB公式の規定投球回以上の防御率1位は阪神の髙橋遥人で0.60だった。
2026年のオープン戦は、2月21日から3月22日までの100試合で幕を閉じた。
最終順位では日本ハムと巨人が勝率.667で首位タイ。DeNAと阪神が3位タイとなり、中日は本塁打16本、DeNAはチーム打率.263、阪神は防御率1.44と、それぞれ異なる強みを示した。
個人では藤原恭大が打率.385、サノーが本塁打4本、髙部瑛斗が盗塁7、防御率では髙橋遥人が0.60を記録。開幕前の個人タイトル争いを占ううえでも興味深い結果が並んだ。
そして、公式戦の最終順位を振り返ると、オープン戦9位だったソフトバンクがパ・リーグ優勝、3位タイだった阪神がセ・リーグ優勝を達成している。
春の順位とシーズンの最終順位は必ずしも一致しない。だからこそ、勝敗だけでなく、得点力、投手力、個人成績、選手層まで確認することが大切だ。
2026年のオープン戦は、各球団の開幕前の状態を知る資料であると同時に、長いシーズンを戦い抜くために何が必要なのかを考える材料にもなった。