九州場所の開催期間は2026年11月8日(日)~11月22日(日)。会場は福岡国際センターだ。
日本相撲協会が公表している土俵上のタイムスケジュールでは、十両土俵入りは通常午後2時15分ごろ、十両取組は午後2時35分ごろが目安となっている。初日と千秋楽は時間が異なるため注意したい。
15日間の日程- 初日:11月8日(日)
- 二日目:11月9日(月)
- 三日目:11月10日(火)
- 四日目:11月11日(水)
- 五日目:11月12日(木)
- 六日目:11月13日(金)
- 七日目:11月14日(土)
- 中日:11月15日(日)
- 九日目:11月16日(月)
- 十日目:11月17日(火)
- 十一日目:11月18日(水)
- 十二日目:11月19日(木)
- 十三日目:11月20日(金)
- 十四日目:11月21日(土)
- 千秋楽:11月22日(日)
- 初日:午後2時05分ごろ
- 二日目~十四日目:午後2時15分ごろ
- 千秋楽:午後1時45分ごろ
十両土俵入りの後に十両の取組が行われる。通常日は午後2時35分ごろから取組が始まる見込みだが、進行状況によって前後する。
また、日本相撲協会は当日の取組表を朝8時までに掲載予定としている。対戦相手を確認したい場合は、前日夜の情報だけで判断せず、当日の公式取組表を確認するのが確実だ。
【十両優勝争い】注目力士と2026年の優勝実績を分析

十両の優勝争いを見るうえで参考になるのが、直前の場所で誰が好成績を残したかという点だ。
2026年の十両優勝者を振り返ると、1月から9月までの5場所で、それぞれ異なる力士が優勝している。特定の力士だけが優勝を独占している状況ではなく、場所ごとに優勝争いの顔ぶれが変わっている。
2026年の十両優勝力士- 1月場所:若ノ勝(12勝3敗)
- 3月場所:出羽ノ龍(11勝4敗)
- 5月場所:一意(12勝3敗)
- 7月場所:湘南乃海(11勝4敗)
- 9月場所:北の若(11勝4敗)
特に9月場所は、北の若、輝、嘉陽が11勝4敗で並ぶ展開となった。北の若は優勝決定ともえ戦で輝、嘉陽を連破し、初の各段優勝を果たしている。日本相撲協会の優勝記録にも、北の若の十両優勝が掲載されている。
11月場所で注目したい力士千代翔馬・阿武剋:十両筆頭からのスタート
東筆頭の千代翔馬と西筆頭の阿武剋は、今場所の十両最上位に位置する。千代翔馬は前場所5勝10敗、阿武剋は8勝7敗。ともに番付上位での巻き返しや幕内復帰への足掛かりを作れるかが注目点だ。
正代:元大関としての再起
正代は西十両3枚目。前場所は3勝12敗だった。元大関という実績だけでなく、今場所の白星の積み重ねや相撲内容が問われる位置にいる。上位での勝ち越しが実現すれば、幕内復帰を考えるうえで大きな材料になる。
若隆景:休場明けの成績に注目
若隆景は西十両5枚目。前場所は全休だったため、今場所は勝敗だけでなく、連日の取組に対応できる状態かどうかも注目される。番付上位の力士との対戦も見どころになる。
炎鵬・御嶽海:中位からの浮上
東十両10枚目の炎鵬は前場所7勝8敗、西十両9枚目の御嶽海は5勝10敗だった。両者とも今場所の勝ち越しが最初の目標となる。中盤以降の連勝が優勝争いや番付上昇につながるかを追いたい。
歴代十両優勝力士から見る記録の価値十両優勝は、幕内経験者にとっては再浮上への足掛かりとなり、若手にとっては関取としての実力を示す大きな成果だ。
日本相撲協会の大相撲クイズでは、15日制になってから十両で15戦全勝優勝を果たした力士として、次の5人が紹介されている。
- 栃光正之:1955年3月場所
- 豊山勝男:1961年11月場所
- 北の富士勝昭:1963年11月場所
- 把瑠都凱斗:2006年3月場所
- 栃ノ心剛史:2014年9月場所
5人に共通するのは、最高位が大関以上に到達したこと。十両で全勝優勝する難しさと、その後の出世を考えるうえで興味深い記録だ。
【幕内昇進の条件】十両の勝ち越し・負け越しと番付変動の仕組み
十両の成績が注目される最大の理由は、幕内への昇進と幕下への陥落がかかっているからだ。十両は関取としての地位を維持できるかどうかを左右する重要な階級でもある。
勝ち越しと負け越しの基本十両は原則として15日間の本場所で15番の取組を行う。基本的な勝敗の目安は次のとおりだ。
- 8勝7敗以上:勝ち越し
- 7勝8敗以下:負け越し
- 10勝5敗:大きく勝ち越した好成績
- 12勝3敗:優勝争いに加わる有力な成績
ただし、勝ち越したから必ず大幅に番付が上がるわけではない。前場所の順位、同じ地位の力士の成績、休場者の状況などが関係する。
十両から幕内へ昇進する条件十両から幕内への昇進には、単純に何勝すれば確実という固定基準はない。
番付上位の十両力士が好成績を残し、幕内下位に負け越した力士や降格対象となる力士が出ると、入れ替えの可能性が高くなる。
たとえば、十両筆頭付近での勝ち越しは幕内昇進を考えるうえで有利な材料になる。一方、十両中位から下位の力士は、さらに多くの白星が必要になる場合がある。
注目したいのは、2026年9月場所の北の若のケースだ。東十両6枚目で11勝4敗を挙げて優勝し、11月場所では西前頭15枚目に昇進した。一方、同じ11勝4敗だった輝と嘉陽は、11月場所も十両にとどまっている。
この結果からも、十両優勝や勝ち星の数だけで幕内昇進が自動的に決まるわけではないことが分かる。昇進枠や幕内側の成績を含めた番付編成が必要になる。
十両から幕下へ陥落するケース反対に、十両下位で大きく負け越した場合は、幕下への降格が現実的になる。
特に十両13枚目、14枚目の力士は、番付を維持するために重要な場所となる。下位での大敗に加えて、幕下上位に昇進候補が複数いる場合は、陥落の可能性が高まる。
幕下から十両への昇進も、単純な勝ち越しだけでは決まらない。幕下上位の地位で好成績を残した力士と、十両下位で負け越した力士の入れ替えが番付編成の判断材料となる。
したがって、11月場所の十両結果を見るときは、優勝争いだけでなく、十両上位の幕内昇進争いと十両下位の残留争いを同時に追うと、場所全体の展開が分かりやすくなる。
【大相撲十両結果速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月場所の十両の今日の取組結果はどこで見られますか?
A1:日本相撲協会公式サイトの「十一月場所情報」から「取組結果」を選択すると確認できる。十両の番付を指定すれば、日別の対戦結果や決まり手を確認できる。星取表では各力士の累計成績も見られる。
Q2:2026年11月場所の十両優勝候補は誰ですか?
A2:開幕前のため、優勝候補を成績で確定することはできない。前場所の実績では、11勝4敗で十両優勝を果たした北の若、同じく11勝4敗だった輝と嘉陽、十両筆頭の阿武剋などが注目される。
Q3:十両で何勝すれば幕内に昇進できますか?
A3:固定された勝利数はない。十両上位での勝ち越しや二桁勝利は有利な材料になるが、幕内の降格対象者数やほかの十両力士の成績によっても変わる。番付編成の結果を確認する必要がある。
Q4:十両の勝ち越しは何勝からですか?
A4:通常の15日間の取組では8勝7敗以上が勝ち越し、7勝8敗以下が負け越しとなる。
Q5:十両の取組は何時から始まりますか?
A5:通常日は午後2時35分ごろが目安。十両土俵入りは午後2時15分ごろに行われる。初日と千秋楽は時間が異なるため、公式スケジュールの確認がおすすめだ。
2026年11月場所の十両は、千代翔馬と阿武剋が筆頭に並び、正代、若隆景、御嶽海、炎鵬など実績のある力士も顔をそろえた。さらに旭富士と竜鳳という新十両の力士も加わり、上位から下位まで見どころの多い番付となっている。
場所は11月8日に初日を迎え、11月22日に千秋楽を迎える。開幕後は毎日の取組結果を確認するだけでなく、勝ち越しラインの突破、優勝争いの順位変動、幕内昇進と幕下陥落の可能性にも注目したい。
速報を追う際の判断基準は、日本相撲協会の公式取組結果で当日の勝敗を確認し、公式星取表で累計成績を照合すること。前場所の成績と当場所の結果を区別すれば、十両の優勝争いや番付変動をより正確に把握できる。
九州場所では、初日の白星が千秋楽の優勝につながるのか、それとも中盤から新たな力士が台頭するのか。15日間の星の積み重ねが、次の幕内番付を左右する。
主な情報確認資料
- 日本相撲協会「令和八年十一月場所 番付・番付トピックス」
- 日本相撲協会「取組結果・星取表」
- 日本相撲協会「土俵上のタイムスケジュール」
- 日本相撲協会「過去の成績・各段の優勝力士」
- スポーツナビ「大相撲2026年11月場所 番付・場所結果」