2026年の大相撲は、九月場所で横綱・大の里が12勝3敗を記録し、6度目の幕内優勝を果たして幕を閉じた。千秋楽では大関・安青錦との相星決戦を制し、最後まで優勝争いを盛り上げた。三賞では藤ノ川と美ノ海が敢闘賞を受賞し、十両では北の若が優勝を決めている。
2026年10月31日現在、次の本場所となる十一月場所(九州場所)の開幕も迫っている。この記事では、令和8年九月場所の取組結果、幕内・十両の優勝力士、三賞、決まり手、星取表の読み方を整理。さらに、11月場所の番付と日程、最新の取組速報を確認する方法まで詳しく解説する。
令和8年九月場所(秋場所)は、2026年9月13日から27日まで東京・両国国技館で開催された。15日間にわたる熱戦の中心となったのは、横綱・大の里と大関・安青錦による優勝争いだ。
千秋楽を迎えるまで優勝の行方は決まらず、両者が11勝3敗で並んだ状態から最終決戦に進んだ。大の里は安青錦を突き出しで破り、12勝3敗で幕内最高優勝を獲得。自身6度目の賜杯となった。
神戸新聞NEXTの千秋楽報道によると、今回の優勝は6場所ぶり。横綱が一人という状況での優勝という点でも、九月場所を象徴する結果となった。
一方、敗れた安青錦は11勝4敗。優勝には届かなかったものの、千秋楽まで横綱と優勝を争った成績は、十一月場所に向けても注目材料となる。
九月場所の主な幕内取組結果千秋楽の上位戦では、大の里と安青錦の一番以外にも、翌場所の番付や力士の評価につながる重要な取組が続いた。
- 大の里-安青錦:突き出し。大の里が勝利し、12勝3敗で優勝。
- 霧島-琴櫻:上手投げ。霧島が勝利し、8勝7敗で勝ち越し。
- 熱海富士-藤ノ川:すくい投げ。藤ノ川が勝利し、11勝4敗。
- 美ノ海-大栄翔:押し出し。美ノ海が勝利し、10勝5敗。
この結果からも分かるように、取組結果を確認する際は勝敗だけでなく、対戦相手と決まり手を合わせて見ることが大切だ。同じ1勝でも、優勝争いを左右する一番なのか、勝ち越しを決める一番なのかによって、その意味は異なる。
【幕内優勝・三賞】大の里12勝3敗、藤ノ川と美ノ海が敢闘賞

令和8年九月場所の幕内優勝は大の里。三賞では敢闘賞に藤ノ川と美ノ海が選ばれた。日本相撲協会の公式優勝・三賞情報でも、それぞれの力士の成績と受賞が公表されている。
今回の三賞で特徴的なのは、殊勲賞と技能賞には該当者がおらず、敢闘賞に2人が選出されたことだ。
九月場所の優勝・三賞・成績一覧| 区分 | 力士名 | 成績 | 結果・評価 |
|---|---|---|---|
| 幕内優勝 | 大の里 | 12勝3敗 | 6度目の優勝 |
| 幕内上位 | 安青錦 | 11勝4敗 | 千秋楽まで優勝争い |
| 敢闘賞 | 藤ノ川 | 11勝4敗 | 2回目の受賞 |
| 敢闘賞 | 美ノ海 | 10勝5敗 | 2回目の受賞 |
| 殊勲賞 | 該当者なし | ― | 受賞者なし |
| 技能賞 | 該当者なし | ― | 受賞者なし |
| 十両優勝 | 北の若 | 11勝4敗 | 優勝決定戦を制す |
藤ノ川は西関脇として九月場所を戦い、11勝4敗を記録。新関脇として臨んだ場所で好成績を残し、2回目の敢闘賞を受賞した。
千秋楽では熱海富士との一番をすくい投げで制している。三役での成績だけでなく、最後まで勝ち星を積み上げたことが、受賞を語るうえで重要なポイントだ。
十一月場所でも関脇に位置しており、上位陣との対戦を通じて、さらに実力を示せるかが見どころとなる。
美ノ海は10勝5敗で敢闘賞を獲得美ノ海は西前頭3枚目で10勝5敗。こちらも2回目の敢闘賞受賞となった。
千秋楽では小結・大栄翔を押し出しで破り、二桁勝利を達成。上位力士との対戦が多い前頭上位で10勝を挙げた点は、成績を評価する際に見逃せない。
なお、敢闘賞は単純に勝ち星の多さだけで決まるものではない。場所を通じた相撲内容や活躍が評価対象となる。藤ノ川と美ノ海がともに選ばれたことは、異なる番付の位置から結果を残した2人の活躍を示している。
北の若が十両優勝を決定戦で獲得十両では北の若が11勝4敗で優勝。通常の15日間の成績だけでは決着せず、輝、嘉陽と同じ成績で並んだため、優勝決定の巴戦に進んだ。
日本相撲協会の取組結果に掲載された決定戦では、北の若が嘉陽をはたき込み、輝を突き落としで破って優勝を決めている。
十両優勝は幕内への昇進争いにも関わる重要な実績だ。北の若は十一月場所の番付で西前頭15枚目となり、幕内へ復帰することになった。
【大相撲の速報・星取表】取組結果と勝敗を正確に確認する方法
大相撲の取組結果を調べる際、まず押さえたいのが「日別の取組結果」と「星取表」の違いだ。どちらも勝敗を確認できるが、表示する情報の目的が異なる。
日別の取組結果は一番ごとの勝敗を確認するもの日別の取組結果では、その日に行われた対戦について、東西の力士名、勝敗、決まり手などを確認できる。
例えば九月場所千秋楽の大の里と安青錦の対戦は、大の里の勝利、決まり手は突き出しという形で記録されている。
このページは、特定の日にどの力士が勝ったのか、どのような技で決着したのかを知りたい人に向いている。テレビ中継を見逃した場合や、注目の一番だけを振り返りたい場合にも便利だ。
星取表は15日間の成績を一覧で確認できる星取表は、力士ごとの15日間の勝敗を並べた記録だ。初日から千秋楽までの結果が表示されるため、優勝争いや勝ち越し・負け越しの状況を把握しやすい。
一般的な15日間の本場所では、8勝以上が勝ち越し、7勝以下が負け越しの目安となる。勝ち越しは翌場所の番付にも関わるため、優勝争いだけでなく、各力士の最終成績を確認する際にも重要だ。
星取表に使われる主な記号- ○:勝ち
- ●:負け
- □:不戦勝
- ■:不戦敗
- や:休み・取組なし
- ×:引き分け
- △:痛み分け
特に注意したいのが、不戦勝と通常の勝利の違いだ。星取表ではどちらも勝ち星として扱われるが、実際に土俵上で相手と対戦した結果とは区別される。
また、休場した力士については、休場日や不戦敗の記録も確認する必要がある。単純に黒星の数だけで力士の相撲内容を判断すると、実際の状況を見誤る可能性がある。
速報を確認するときのおすすめ手順- 日本相撲協会の公式サイトで該当する場所を選択する。
- 日別の取組結果から確認したい日を選ぶ。
- 幕内・十両など、確認したい番付の区分を選ぶ。
- 勝敗と決まり手を確認する。
- 星取表に切り替えて、力士の通算成績を確認する。
日本相撲協会の公式情報は、取組結果や星取表だけでなく、休場力士情報、優勝力士・三賞力士、各段の成績優秀力士なども掲載している。速報を追う場合は、場所名と日付を合わせて確認すると、過去の場所の情報と混同しにくい。
【決まり手一覧】大相撲でよく使われる技と結果の見どころ
大相撲の取組結果をより深く理解するには、決まり手にも注目したい。勝敗だけでは分からない力士の攻め方や、相手との力関係が見えてくるためだ。
日本相撲協会が公開している決まり手一覧では、現在の決まり手は全82手とされている。さらに、決まり手とは別に、勇み足などの非技による勝負結果も存在する。
代表的な決まり手と特徴- 寄り切り:相手の体を密着させながら前進し、土俵の外へ出す基本的な技。
- 押し出し:相手の胸や体を押して土俵の外へ出す技。
- 突き出し:手のひらや腕で相手を突き、土俵の外へ出す技。
- 上手投げ:相手のまわしを上手から取って投げる技。
- 下手投げ:相手のまわしを下手から取って投げる技。
- すくい投げ:まわしを取らずに相手の体を下からすくい上げて投げる技。
- はたき込み:相手の体勢を崩し、上から押さえ込むようにして倒す技。
- 突き落とし:相手の体を横や斜め方向へ突いて倒す技。
日本相撲協会の決まり手ランキングでは、2013年1月場所から2026年9月場所千秋楽までの192,672番を集計対象としている。
その期間における上位の決まり手は、押し出し、寄り切り、叩き込みの順となっている。
- 押し出し:48,502回、全体の25.17%
- 寄り切り:48,007回、全体の24.92%
- 叩き込み:15,881回、全体の8.24%
押し出しと寄り切りの2つだけで全体のおよそ半数を占める。基本技による勝負が多い一方、投げ技や特殊技が勝負を決める場面もある。
九月場所の千秋楽でも、大の里の突き出し、霧島の上手投げ、藤ノ川のすくい投げ、美ノ海の押し出しと、異なる技が上位戦の決着に使われた。
決まり手を確認するときは、技の名前を覚えるだけでなく、どのような体勢から勝負が決まったのかを映像と照らし合わせると、取組への理解が深まる。
【2026年11月場所】九州場所の取組表・番付・注目力士
次の本場所となる令和8年十一月場所は、福岡国際センターで開催される。日本相撲協会の年間日程表によると、初日は11月8日、千秋楽は11月22日。15日間の日程だ。
十一月場所の番付は10月26日に発表されており、九月場所の成績を受けた新たな番付で力士たちが土俵に上がる。
十一月場所の基本情報- 正式名称:令和8年十一月場所
- 通称:九州場所
- 開催期間:2026年11月8日(日)~11月22日(日)
- 会場:福岡国際センター
- 番付発表:2026年10月26日
- 開催日数:15日間
十一月場所の番付では、大の里と豊昇龍が横綱に位置する。大関には安青錦、琴櫻、霧島が並び、関脇には藤ノ川と熱海富士が入った。
小結は美ノ海と義ノ富士。九月場所で敢闘賞を受賞した藤ノ川と美ノ海が、それぞれ関脇、小結として上位陣に名を連ねている点は注目だ。
九月場所の十両優勝者である北の若も、十一月場所では西前頭15枚目に昇進。十両での優勝を経て幕内に復帰する形となった。
十一月場所の注目力士- 大の里:九月場所で12勝3敗の優勝を果たした横綱。連続優勝を狙う立場となる。
- 安青錦:九月場所は11勝4敗。千秋楽の雪辱と優勝争いへの再挑戦に注目が集まる。
- 藤ノ川:敢闘賞を受賞した関脇。11勝4敗の勢いを上位戦でも維持できるか。
- 美ノ海:10勝5敗で敢闘賞を獲得し、小結へ昇進。三役での戦いが焦点となる。
- 北の若:十両優勝を経て幕内へ復帰。上位力士との対戦でどのような結果を残すか。
十一月場所の取組表を確認する場合、番付表と日別の取組結果を混同しないことが大切だ。
番付表は、力士の地位や東西の位置を示すもの。一方、取組表は、その日に誰と誰が対戦するのかを示すものだ。番付が発表されても、日別の対戦カードがすべて同じタイミングで確定・掲載されるわけではない。
日本相撲協会の公式サイトには十一月場所専用の取組結果ページが設けられている。取組情報の更新後は、日付と番付区分を選択して最新の対戦結果を確認できる。
また、取組結果だけでなく、星取表や休場力士情報も併せて確認すると、場所全体の状況を把握しやすい。
番付や開催日程を調べたい場合は年間日程表と番付表、実際の対戦カードや勝敗を知りたい場合は日別の取組結果を確認する。この使い分けが、十一月場所の情報を効率よく追うポイントとなる。
【プロの結論】大相撲の取組結果は勝敗・決まり手・番付をセットで読む
大相撲の取組結果を調べるとき、勝敗だけを見て終わらせてしまうのはもったいない。15日間の成績、決まり手、番付、三賞を組み合わせることで、力士がどのような場所を過ごしたのかが立体的に見えてくる。
今回の九月場所は、その典型例だ。大の里は12勝3敗で幕内優勝を果たし、安青錦は11勝4敗で優勝争いを最後まで競った。藤ノ川と美ノ海は、それぞれ異なる番付で二桁に迫る好成績を残し、敢闘賞を受賞。北の若は十両の優勝決定戦を制して幕内復帰につなげた。
取組結果を見るときの3つの判断基準1. 勝ち星だけでなく対戦相手を見る。
同じ10勝でも、どの番付の力士と対戦したかによって成績の意味は変わる。特に幕内上位や三役の力士は、上位陣との対戦が多くなるため、対戦相手と合わせて評価する必要がある。
2. 決まり手から相撲内容を読み取る。
押し出しや寄り切りが多い力士と、投げ技や足技を得意とする力士では、取組の組み立て方が異なる。決まり手を継続して確認すると、力士ごとの特徴や得意な展開が見えてくる。
3. 翌場所の番付まで追跡する。
本場所の成績は翌場所の番付に反映される。九月場所で好成績を残した藤ノ川や美ノ海、十両優勝を果たした北の若のように、次の場所で地位が変わる力士を追うことも大相撲の楽しみの一つだ。
速報を知りたい人は日別結果、力士の成績を比較したい人は星取表、相撲の技術を理解したい人は決まり手一覧、次の場所の見どころを知りたい人は番付表を使い分けるとよい。
【取組結果大相撲】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年九月場所の幕内優勝力士は誰ですか?
A1:横綱・大の里です。12勝3敗で6度目の幕内優勝を果たしました。千秋楽では大関・安青錦との相星決戦を制し、突き出しで勝利しています。
Q2:2026年九月場所の敢闘賞は誰が受賞しましたか?
A2:藤ノ川と美ノ海です。藤ノ川は11勝4敗、美ノ海は10勝5敗で、それぞれ2回目の敢闘賞を受賞しました。殊勲賞と技能賞は該当者なしでした。
Q3:九月場所の十両優勝は誰ですか?
A3:北の若です。11勝4敗で輝、嘉陽と並び、優勝決定の巴戦を制しました。決定戦では嘉陽をはたき込み、輝を突き落としで破っています。
Q4:大相撲の星取表にある○や●は何を意味しますか?
A4:○は勝ち、●は負けを意味します。□は不戦勝、■は不戦敗、やは休み・取組なしです。15日間の星取を並べることで、力士の最終成績を確認できます。
Q5:大相撲の決まり手は全部で何種類ありますか?
A5:日本相撲協会の公式一覧では82手です。寄り切り、押し出し、上手投げ、下手投げ、はたき込みなどがあり、決まり手とは別に非技による勝負結果もあります。
Q6:2026年11月場所はいつ、どこで開催されますか?
A6:2026年11月8日から22日まで、福岡国際センターで開催されます。番付は10月26日に発表されました。日別の取組表や勝敗速報は日本相撲協会の公式取組結果ページで確認できます。
2026年九月場所は、大の里が12勝3敗で6度目の幕内優勝を果たした。安青錦は11勝4敗で続き、藤ノ川と美ノ海が敢闘賞を受賞。十両では北の若が優勝決定戦を制し、十一月場所の幕内復帰につなげた。
大相撲の取組結果を正しく理解するには、日別の勝敗速報、15日間の星取表、決まり手、優勝・三賞の情報をそれぞれ確認することが欠かせない。数字だけでなく、対戦内容や番付の変化まで追うことで、場所ごとの力士の成長や優勝争いの流れが分かる。
次の九州場所は11月8日に初日を迎える。大の里の連続優勝への挑戦、安青錦の巻き返し、関脇・藤ノ川と小結・美ノ海の三役での戦いなど、注目材料は多い。日本相撲協会の公式取組結果と星取表を活用し、初日から千秋楽まで最新の勝敗を追いかけたい。
主な参照資料: 日本相撲協会公式サイト「令和八年九月場所 優勝力士・三賞力士」「星取表」「決まり手八十二手」「年間日程表」、スポーツナビの2026年九月場所千秋楽取組結果、神戸新聞NEXTの2026年9月27日付千秋楽報道、2026年十一月場所番付情報。