2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンとイタリア代表の対戦を楽しみにしていた野球ファンも多いのではないだろうか。過去のWBCでは日本がイタリアを破った実績があり、両チームの再戦に関心が集まっている。
ただし、2026年大会では日本とイタリアは異なるプールに振り分けられ、直接対決は実現しなかった。日本は東京プールのPOOL C、イタリアはヒューストンプールのPOOL Bに所属。それぞれ準々決勝以降へ進んだものの、対戦することなく大会を終えている。過去の対戦結果や2026年の試合日程、侍ジャパンの出場選手、イタリア代表のメンバー、放送・配信情報を整理する。
【2026年大会の結論】侍ジャパンとイタリア代表の直接対決はなかった

2026年11月1日時点で、2026年WBCにおける侍ジャパンとイタリア代表の対戦は確認されていない。これは試合が延期・中止になったためではなく、最初から異なるプールに所属していたことが理由だ。
2026年大会は東京、サンフアン、ヒューストン、マイアミの4都市を中心に開催された。日本はPOOL Cに入り、東京ドームで1次ラウンドを戦った。一方、イタリアはPOOL Bに所属し、アメリカ・テキサス州ヒューストンのダイキン・パークを舞台に戦った。
両チームとも1次ラウンドを全勝で突破したが、決勝トーナメントでは異なる組み合わせになった。日本はベネズエラと準々決勝で対戦し、5対8で敗退。イタリアはプエルトリコを8対6で下して準決勝へ進み、ベネズエラに2対4で敗れた。
つまり、2026年のWBCイタリア戦試合結果を探している場合、確認すべきなのは日本対イタリアのスコアではなく、両国がそれぞれ戦った試合の結果である。
【2026年WBC試合日程・結果】日本とイタリアのスコアを比較
侍ジャパンは1次ラウンドで4連勝を記録した。チャイニーズ・タイペイ戦では13得点、韓国戦では8得点を挙げるなど、攻撃力を発揮。オーストラリア戦も接戦を制し、チェコ戦を9対0で終えて準々決勝へ進出した。
イタリア代表もPOOL Bで4戦全勝。ブラジル、イギリス、アメリカ、メキシコを相手に勝利し、特にアメリカ戦での8対6という結果は大会の注目試合の一つとなった。
両チームの2026年大会の主な試合結果は次のとおりだ。日付は日本時間で整理している。
| チーム | 日程 | 対戦相手 | スコア・結果 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 3月6日 | チャイニーズ・タイペイ | 13対0・勝利 |
| 日本 | 3月7日 | 韓国 | 8対6・勝利 |
| 日本 | 3月8日 | オーストラリア | 4対3・勝利 |
| 日本 | 3月10日 | チェコ | 9対0・勝利 |
| 日本 | 3月15日 | ベネズエラ(準々決勝) | 5対8・敗戦 |
| イタリア | 3月8日 | ブラジル | 8対0・勝利 |
| イタリア | 3月9日 | イギリス | 7対4・勝利 |
| イタリア | 3月11日 | アメリカ | 8対6・勝利 |
| イタリア | 3月12日 | メキシコ | 9対1・勝利 |
| イタリア | 3月15日 | プエルトリコ(準々決勝) | 8対6・勝利 |
| イタリア | 3月17日 | ベネズエラ(準決勝) | 2対4・敗戦 |
この結果から分かるのは、両チームとも1次ラウンドでは高い勝率を残したものの、決勝トーナメントで異なる道を歩んだということだ。
日本は準々決勝で敗退した一方、イタリアは準決勝まで勝ち上がった。イタリアがアメリカを破ったことも、2026年大会を振り返るうえで見逃せない出来事である。
【過去の侍ジャパン対イタリア戦】2023年は日本が9対3で勝利
2026年大会では対戦がなかったものの、日本とイタリアにはWBCでの対戦実績がある。代表的な試合が、2023年3月16日に東京ドームで行われた準々決勝だ。
この試合で侍ジャパンはイタリア代表を9対3で撃破。5大会連続となる準決勝進出を決めた。観客数は41,723人で、試合開始は19時だった。
試合のスコアは以下のとおり。
- イタリア:000020010=3
- 日本:00403020X=9
日本は3回裏に4点を先制。5回裏に3点、7回裏にも2点を追加した。イタリアは5回表に2点、8回表に1点を返したが、日本のリードを縮めるには至らなかった。
特に目立ったのが岡本和真の活躍だ。岡本は3回に3ランホームランを放つなど、合計5打点を記録。吉田正尚も本塁打を放ち、打線を支えた。
投手陣では大谷翔平が先発。4回2/3を投げて勝利投手となり、イタリア打線を2失点に抑えた。イタリア側はR・カステラーニが先発し、J・ラソーラが敗戦投手となっている。
この試合では大谷のバントも注目を集めた。長打だけでなく、状況に応じて進塁を優先するプレーを選択したことが、日本の攻撃に流れをもたらした。
最終的なチーム成績は日本が8安打9得点、イタリアが8安打3得点。安打数は同じだったが、日本は得点機会を効果的に生かし、大きな点差をつけた。
【侍ジャパンスタメン・先発投手・イタリア代表メンバー】選手情報を整理
侍ジャパンのスタメンを調べる際に注意したいのが、代表メンバーと実際の試合の先発メンバーは別の情報だという点だ。
2026年大会の侍ジャパンは井端弘和監督のもとで編成され、公式サイトでは2月26日に出場選手一覧が発表された。投手、捕手、内野手、外野手、指名打者を合わせた代表メンバーは30人となっている。
2026年の侍ジャパン出場選手
投手:宮城大弥、伊藤大海、大勢、菊池雄星、山本由伸、菅野智之、隅田知一郎、金丸夢斗、種市篤暉、髙橋宏斗、藤平尚真、曽谷龍平、北山亘基、松本裕樹。
捕手:若月健矢、坂本誠志郎、中村悠平。
内野手:牧秀悟、小園海斗、牧原大成、源田壮亮、佐藤輝明、岡本和真、村上宗隆。
外野手:近藤健介、周東佑京、森下翔太、吉田正尚、鈴木誠也。
指名打者:大谷翔平。
一方、2026年のイタリア代表も30人で構成された。投手陣にはアーロン・ノラ、マイケル・ロレンゼン、アダム・オッタビーノらが名を連ね、野手ではビニー・パスカンティーノ、ジャック・カグリオーン、カイル・ティールらが注目選手となった。
イタリア代表はMLBでプレーする選手と、欧州野球を基盤とする選手が混在する構成だった。異なるリーグの経験を持つ選手が集まる点も、国際大会ならではの特徴である。
2023年の日本対イタリア戦の先発オーダーは次のとおりだった。
- 1番・中堅:ラーズ・ヌートバー
- 2番・右翼:近藤健介
- 3番・投手兼指名打者:大谷翔平
- 4番・左翼:吉田正尚
- 5番・三塁:村上宗隆
- 6番・一塁:岡本和真
- 7番・二塁:牧秀悟
- 8番・遊撃:源田壮亮
- 9番・捕手:甲斐拓也
この試合の日本の先発投手は大谷翔平。イタリアはR・カステラーニが先発した。なお、J・ラソーラは試合途中から登板して敗戦投手となった選手であり、先発投手と混同しないようにしたい。
2026年の日本代表メンバーと2023年の対イタリア戦スタメンは、年度も試合も異なる。2026年の代表名簿を、そのままイタリア戦のスタメンとして扱うことはできない。
【侍ジャパン対イタリア戦の放送予定・試合速報】視聴方法と情報源
2026年WBCの日本国内における独占ライブ配信はNetflixが担当した。WORLD BASEBALL CLASSIC INC.との独占パートナーシップにより、全47試合をライブおよびオンデマンドで配信する計画が発表されていた。
日本テレビも大会に関わり、中継映像の制作やプロモーションを担当。地上波では開幕特番などの関連番組を予定していた。中継映像の制作を担うことと、地上波で試合そのものを生中継することは異なるため、視聴方法を調べる際には区別が必要だ。
2026年大会はすでに3月18日に終了しているため、現在、新たな侍ジャパン対イタリア戦の放送予定はない。過去の試合結果や記録を調べる場合は、次の情報源が役立つ。
- WBC公式サイト:大会全体の日程、試合結果、各国の順位、決勝トーナメントの記録。
- 侍ジャパン公式サイト:日本代表の出場選手、試合日程、公式スコア、選手別の成績。
- MLB公式サイト:各国の代表メンバー、WBCの試合結果、順位表、選手の成績。
- Netflix公式発表:2026年大会の国内配信体制と視聴方法に関する発表内容。
WBCイタリア戦の試合速報を確認するときは、最終スコアだけでなく、イニング別得点、安打数、失策数、勝利投手、敗戦投手まで確認すると試合の展開を把握しやすい。
【野球WBCの基本】試合結果とスコアを正しく読むポイント
野球は基本的に9人編成の2チームが攻撃と守備を交代し、得点を競うスポーツだ。ダイヤモンド状に配置された一塁、二塁、三塁、本塁を走者が進み、本塁に戻ることで得点が入る。
通常の試合は9イニングで構成され、各チームが攻撃と守備を交互に行う。攻撃側は3アウトになると攻守交代となる。WBCでも基本的な野球の仕組みは同じだが、国際大会特有の大会規定が適用される。
試合結果を見る際に押さえたい数字は、主に次の3つである。
- R(Runs):得点。最終的に何点を獲得したかを示す。
- H(Hits):安打。打者が安打を記録した本数を示す。
- E(Errors):失策。守備側のエラーの数を示す。
例えば2023年の日本対イタリア戦は、日本が9得点、8安打、失策0。イタリアは3得点、8安打、失策1だった。両チームの安打数が同じでも、得点数には6点の差が生まれた。
このように、野球のスコアは単純な安打数の比較だけでは試合の優劣を判断できない。走者を進める作戦、長打のタイミング、得点圏での打撃、投手交代の判断などが結果を左右する。
WBCのような短期決戦では、1試合の勝敗が次のラウンドへの進出に直結する。レギュラーシーズンとは異なる緊張感のなかで、監督の采配や投手陣の運用も大きな意味を持つ。
【侍ジャパンのWBCイタリア戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCで侍ジャパンとイタリア代表は対戦しましたか?
2026年大会では対戦していない。日本はPOOL C、イタリアはPOOL Bに所属し、準々決勝以降も異なる組み合わせで試合を行った。
Q2:過去のWBCで日本対イタリア戦は何対何でしたか?
2023年3月16日の準々決勝では、日本がイタリアに9対3で勝利した。大谷翔平が勝利投手となり、岡本和真が5打点を記録した。
Q3:2026年WBCの侍ジャパン戦はどこで放送・配信されましたか?
日本国内ではNetflixが全47試合を独占ライブ配信する体制だった。日本テレビは中継映像の制作や地上波の関連特番などを担当した。なお、2026年大会はすでに終了している。
2026年のWBCでは、侍ジャパンとイタリア代表の直接対決は実現しなかった。日本はPOOL Cを4戦全勝で突破したものの、準々決勝でベネズエラに5対8で敗退。一方、イタリアはPOOL Bを4戦全勝で通過し、プエルトリコとの準々決勝にも勝利してベスト4入りを果たした。
過去の対戦で特に重要なのは、2023年3月16日の準々決勝だ。日本は9対3でイタリアを破り、大谷翔平の投打にわたる存在感や岡本和真の5打点が勝利を後押しした。
侍ジャパンのスタメンや先発投手、イタリア代表メンバーを調べる際は、2023年と2026年の情報を分けて確認することが大切だ。代表選手の名簿と実際の試合で起用された選手も同じではない。
野球WBCの試合結果を正確に把握するには、公式日程、イニング別スコア、代表メンバー、試合ごとの先発情報を照らし合わせるのが確実だ。次回大会で両国が同じ舞台に立つことになれば、2023年の対戦実績と2026年の両チームの戦いぶりが、新たな一戦を読み解く重要な材料になる。
主な参照資料・公式記録
- 2026年WBC公式日程・順位・決勝トーナメント結果
- 2023年日本対イタリア戦の公式スコア・投打成績
- 2026年侍ジャパン選手一覧・WBC代表発表資料
- Netflix・日本テレビの2026年大会配信および中継制作発表