群馬県みどり市にある「ボートレース桐生」は、全国で初めてナイターレースを開催した競艇場として知られ、現在も年間を通じて夜間開催を行う個性的なレース場です。通称は「ドラキリュウナイター」。幻想的な照明演出だけでなく、冬から春に吹く強風「赤城おろし」や、夏場の穏やかな水面など、季節によってレース展開が変化する点も大きな特徴です。
2026年は開設70周年を迎え、4月には記念G1赤城雷神杯、8月にはSG第72回ボートレースメモリアルが開催されました。この記事では、公式サイトの開催日程、コース別入着率、モーターランキング、アクセス、施設料金などを整理。初めて現地観戦する人から、レース予想の精度を高めたいファンまで役立つ情報をまとめます。
【2026年最新】ボートレース桐生の開催日程とG1赤城雷神杯の実績

ボートレース桐生の2026年の開催スケジュールは、公式サイトの開催日程ページで確認できます。2026年10月31日時点で発表されている、年内の主な開催予定は次のとおりです。
- 11月3日~8日:第38回日本モーターボート選手会会長杯
- 11月17日~22日:第12回寿司の美喜仁杯
- 11月27日~12月2日:にっぽん未来プロジェクト競走in桐生
各開催の開門時間は原則14時と案内されています。開催日やイベント、発売状況によって変更される場合があるため、来場前には公式カレンダーの最新情報を確認しておきたいところです。
なお、10月25日~30日には第19回マクール杯ヴィーナスシリーズ第16戦が開催され、10月31日現在は次節の第38回日本モーターボート選手会会長杯を控えています。同開催では平田忠則、佐々木康幸、岡村慶太、徳増秀樹などの出場予定選手が公式サイトで紹介されています。
2026年の大きな節目となったG1赤城雷神杯2026年4月12日~17日には、開設70周年記念G1赤城雷神杯が開催されました。最終日の優勝戦を制したのは白井英治。2着は土屋智則、3着は藤原碧生でした。
赤城雷神杯は、ボートレース桐生の開設記念として開催される伝統的なG1競走です。全国の実力派レーサーが集まるため、一般戦とは異なる選手層やモーター評価を考慮した予想が求められます。
公式の歴代記念情報を振り返ると、近年の優勝者は以下のとおりです。
- 2026年・70周年:白井英治
- 2025年・69周年:新田雄史
- 2024年・68周年:新開航
- 2023年・67周年:山口剛
- 2022年・66周年:毒島誠
- 2021年・65周年:桐生順平
さらに2026年8月30日には、SG第72回ボートレースメモリアルも桐生で開催され、峰竜太が優勝。2着は毒島誠、3着は池田浩二でした。周年記念G1だけでなく、全国規模のSG競走も開催されるレース場として、桐生の存在感を示した一年となっています。
【水面特性を徹底検証】赤城おろしと夏場の違い・コース別入着率
桐生の予想を考えるうえで、最初に押さえたいのが水面の特徴です。ボートレース公式サイトのレース場情報によると、桐生は淡水水面で、水位変化がありません。また、標高が高く、モーターのパワーや出足が弱めになりやすいという特徴も紹介されています。
冬から春は赤城おろしに警戒桐生の代表的な気象条件が、冬から春にかけて吹く「赤城おろし」です。赤城山方面から吹き下ろす強風によって水面が荒れることがあり、穏やかなコンディションとは異なるレース展開になります。
水面が荒れれば、艇の安定性やターンの精度、スタート時の判断がレース結果に影響します。普段のコース別成績だけで舟券を組み立てるのではなく、当日の風向・風速や波高、展示航走の動きを確認する必要があります。
特に注意したいのは、赤城おろしが吹いているからといって、単純に外枠を有利と決めつけないことです。風の強さや向き、選手の技量、モーターの出足によって展開は変わります。
夏場は穏やかな水面でまくりに注目一方、夏場は水面が穏やかになり、公式データでもまくりが効く水面として紹介されています。冬春の荒れたコンディションとは違い、選手がスピードを乗せたターンをしやすくなるため、センター勢の攻めにも注目したいところです。
桐生は通年ナイター開催ですが、季節による気象条件の違いは無視できません。ナイターという共通条件だけで判断せず、季節と当日の水面を分けて考えることが大切です。
公式データで見るコース別入着率ボートレース桐生公式サイトが公開しているコース別入着率は、2025年11月~2026年4月の全レースを対象とした集計です。1着から3着までの割合を比較すると、インコースの優位性だけでは説明できない傾向も見えてきます。
| 進入コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
|---|---|---|---|
| 1コース | 49.7% | 18.3% | 10.6% |
| 2コース | 11.0% | 26.6% | 17.9% |
| 3コース | 12.8% | 23.4% | 18.2% |
| 4コース | 14.1% | 12.9% | 19.3% |
| 5コース | 10.2% | 13.1% | 20.0% |
| 6コース | 2.2% | 6.1% | 14.6% |
出典:ボートレース桐生公式サイト「水面特性・コース別入着率」。集計期間は2025年11月~2026年4月。
最も目立つのは、1コースの1着率が49.7%という数字です。約半数がインから勝利している一方、1コースだけで過半数を占めるわけではありません。
注目したいのは4コースの1着率14.1%です。2コースの11.0%、3コースの12.8%を上回り、イン以外では最も高い数値となっています。センターからの攻めを検討する際に参考になるデータです。
また、2着率では2コースが26.6%と最も高く、3着率では5コースが20.0%となっています。つまり、1着を狙うコースと、2着・3着に残りやすいコースには違いがあります。
この数字は特定期間の集計であり、2026年後半のレースにそのまま当てはまるとは限りません。季節や選手構成、進入の変化を考慮しながら、最新のレース結果と照らし合わせることが重要です。
【予想・攻略法】モーターランキングとライブ中継・出走表の活用術
桐生で予想する際は、選手の級別や全国勝率だけでなく、モーター性能と当日の水面状況を組み合わせて判断することがポイントです。
2026年10月30日時点のモーターランキング公式サイトのモーターランキングでは、2026年10月30日の第19回マクール杯ヴィーナスシリーズ第16戦終了時点で、次のモーターが上位に入っています。
- 27号機:2連対率51.9%、勝率6.66
- 73号機:2連対率48.7%、勝率6.39
- 62号機:2連対率44.1%、勝率5.82
- 14号機:2連対率43.9%、勝率6.13
- 32号機:2連対率43.7%、勝率5.86
この時点では27号機が2連対率51.9%でトップ。73号機も48.7%と高い水準を記録しています。
ただし、モーターランキングは使用選手や節ごとの結果によって変動します。過去の2連対率が高いからといって、次のレースでも同じ性能を発揮するとは限りません。公式サイトではモーター番号から直近5節分の使用選手履歴も確認できるため、数字だけでなく使用履歴もチェックしたいところです。
桐生で実践したい4つの予想チェックポイント1.進入コースとスタート展示を確認する
枠番と実際の進入コースは必ずしも一致しません。進入が変われば、コース別入着率の見方も変わります。展示航走で進入隊形とスタートのタイミングを確認することが基本です。
2.赤城おろしと当日の風速を確認する
冬春は特に風向・風速と波高に注目します。荒れた水面では、普段のターン力やスタート力がそのまま発揮されない可能性があります。
3.モーターの2連対率と選手の相性を見る
モーターの数字だけでなく、乗り手の技量や直近の成績も重要です。モーターの性能を引き出せる選手なのか、当地で安定した走りをしているのかも比較材料になります。
4.展示タイムとオッズを照合する
出走表やオッズを確認し、予想した展開が市場の評価にどの程度反映されているかを比較します。人気が高い組み合わせでも、風や進入、モーターの状態を踏まえて再検討することが大切です。
ライブ中継・出走表・オッズはどこで確認できる?ボートレース桐生の公式サイトには「ライブ&リプレイ」のページがあり、開催中のレース映像や過去のレース映像を確認できます。展示リプレイも用意されているため、実際の走りを映像で振り返りたい人にも便利です。
また、公式サイトでは以下のレース関連情報が提供されています。
- 当日の出走表PDF
- 前日予想PDF
- 予想紙
- レース展望
- モーター抽選結果・前検タイムランキング
- 予選得点率情報
- ライブ中継・レースリプレイ
BOAT RACE公式サイトでも、桐生の出走表、オッズ、直前情報、結果、ライブ・リプレイを確認できます。スマートフォンからも利用できるため、現地観戦とオンライン観戦のどちらにも対応しています。
なお、オッズは発売状況によって変動します。予想を立てる段階の数字と購入直前の数字が異なることもあるため、最終確認を忘れないようにしましょう。
【アクセス完全ガイド】群馬県みどり市笠懸町阿左美への行き方
ボートレース桐生の所在地は、〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美2887です。電話番号は0277-76-2411。桐生市ではなく、隣接するみどり市に位置している点は、初めて訪れる人が間違えやすいポイントです。
電車でのアクセス電車で訪れる場合、主な最寄り駅は東武桐生線の阿左美駅とJR両毛線の岩宿駅です。
- 東武桐生線・阿左美駅:下車後、徒歩約15分。
- JR両毛線・岩宿駅:下車後、徒歩約15分、無料巡回バスなら約3分。
公式交通ガイドでは、阿左美駅と岩宿駅の両方から無料巡回バスを運行すると案内しています。ナイター発売時の運行時間は、原則13時20分から20時50分ごろまでで、18時~19時は運休です。12R終了時刻などによって変更される場合もあります。
電車で来場するなら、無料巡回バスを利用することで駅からの移動負担を軽減できます。特に夜間の帰路は、最終レース終了後の運行状況も事前に確認しておきましょう。
車でのアクセス車の場合、公式サイトでは主に2つのルートを案内しています。
- 太田藪塚ICから:約15分。
- 太田桐生ICから:約15分。
東京・信越方面からは北関東自動車道の太田藪塚IC、東京・東北方面からは太田桐生ICを利用するルートが案内されています。ナイター開催では帰宅時間が遅くなるため、公共交通機関と自家用車のどちらを利用するか、帰路まで含めて計画するのがおすすめです。
【施設・料金ガイド】入場料と有料席、ドラキリュウナイターの魅力
桐生はレースそのものだけでなく、夜間の観戦環境にも力を入れています。マスコットのドラキリュウにちなんだ「ドラキリュウナイター」は、全国初のナイターレース場という歴史を持つ桐生を象徴する名称です。
公式施設案内によると、南ウィングのアクティブビューでは、レース開始時に照明を落とす演出が行われます。水面を走るボートと照明のコントラストを楽しめるため、通常の昼間開催とは異なる観戦体験ができます。
入場料と基本的な施設料金公式FAQによると、本場の入場料は100円です。隣接する外向発売所「ドラショップ」は無料で利用できます。
有料席は複数の種類があり、利用人数や観戦スタイルに合わせて選べます。代表的な本場開催時の料金は次のとおりです。
- ワンコインシート:500円
- レディース・カップルシート:500円
- プライベートシート:1,000円
- シングルシート:1名利用1,500円
- ファーストシートA:3,000円
- ロイヤルシート:4人用6,000円
- エグゼクティブシート:6人用8,000円
また、アクティブビューのわいわいシートは6人用で2,000円です。グループで観戦したい場合に利用しやすい席となっています。
単独場外開催時などは料金が異なり、一部の席はSG準優勝戦・優勝戦日など営業条件も設定されています。席の種類によって提供サービスも異なるため、利用前に公式の料金一覧を確認してください。
2026年11月の有料席キャンペーンにも注目2026年10月31日時点の公式サイトでは、11月3日~8日の第38回日本モーターボート選手会会長杯に合わせて、毎日すべての有料席を対象とした70%OFF感謝デーが告知されています。
通常料金での利用を考えている人にとっても、開催期間中のキャンペーン情報は見逃せません。適用条件や対象席については、公式イベント案内で確認する必要があります。
ドラショップの施設も利用できる場外発売所のドラショップには、早朝7時30分から発売するモーニングエリアやコンビニ、有料指定席「カタクリ」などがあります。
カタクリの基本料金は1名1,000円で、17時以降はアフター5サービスとして500円で利用できる案内があります。ドラショップは本場とは別の施設なので、利用時間や発売対象を確認しておくと便利です。
【ボートレース桐生】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ボートレース桐生は年間を通してナイター開催ですか?
A1:はい。桐生は年間を通じてナイター開催を行っています。ドラキリュウナイターの名称でも知られ、夜間の照明演出も特徴です。
Q2:赤城おろしはレース予想にどのような影響がありますか?
A2:冬から春にかけて吹く強風によって水面が荒れることがあります。スタートやターンの安定性に影響するため、風向・風速・波高と展示航走を確認することが大切です。
Q3:ボートレース桐生の1コース1着率は何%ですか?
A3:公式サイトの2025年11月~2026年4月の集計では49.7%です。同じ期間の4コースは14.1%で、イン以外では最も高い1着率となっています。
Q4:ライブ中継や出走表はスマートフォンでも見られますか?
A4:はい。桐生公式サイトのスマートフォン向けページでライブ・リプレイ、出走表、開催日程などを確認できます。BOAT RACE公式サイトでもオッズや直前情報を閲覧できます。
Q5:ボートレース桐生の入場料はいくらですか?
A5:本場の入場料は100円です。隣接する外向発売所のドラショップは無料で利用できます。有料席は種類によって500円から数千円まで設定されています。
Q6:最寄り駅から無料バスはありますか?
A6:あります。東武桐生線の阿左美駅とJR両毛線の岩宿駅から無料巡回バスが運行されています。ナイター開催時の運行時間は原則13時20分~20時50分ですが、変更される場合があります。
Q7:G1赤城雷神杯の2026年の優勝者は誰ですか?
A7:2026年4月12日~17日に開催された開設70周年記念G1赤城雷神杯では、白井英治が優勝しました。2着は土屋智則、3着は藤原碧生です。
ボートレース桐生は、全国初のナイター開催という歴史と、季節によって変化する水面特性を併せ持つレース場です。群馬県みどり市笠懸町阿左美に位置し、東武線やJR線からのアクセスも可能。現地観戦ではドラキリュウナイターの照明演出や、多彩な有料席も楽しめます。
予想の面では、2026年の公式データから1コース1着率49.7%、4コース1着率14.1%という特徴が確認できます。さらに、冬春の赤城おろし、夏場の穏やかな水面、モーターランキングを組み合わせることで、単純な枠番頼みではないレース分析が可能になります。
特に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 気象条件:季節の傾向だけでなく、当日の風向・風速・波高を確認する。
- コースデータ:1着率だけでなく、2着率・3着率も比較して展開を考える。
- モーター性能:最新ランキングと選手の使用履歴、展示タイムを照合する。
2026年11月以降も複数の開催が予定されており、年末に向けて桐生のレースを楽しむ機会は続きます。開催日程、出走表、オッズ、ライブ中継、モーター情報は、ボートレース桐生公式サイトとBOAT RACE公式サイトで確認するのが確実です。
舟券購入は結果が保証されるものではありません。無理のない予算を設定し、レースそのものの魅力も楽しみながら、桐生ならではの水面とナイターの特徴を味わいましょう。
主な情報出典:ボートレース桐生公式サイト(開催日程・水面特性・モーターランキング・桐生歴代記念情報・施設案内・交通ガイド・FAQ)、BOAT RACEオフィシャルウェブサイト(桐生ボートレース場情報・G1赤城雷神杯開催記録・2026年レース結果)。