2026年8月1〜3日(日本時間)、ロサンゼルス・ドジャースとボストン・レッドソックスがドジャー・スタジアムで激突したMLBインターリーグの3連戦。結果はレッドソックスの3連勝。初戦を9-4、第2戦を3-2、そして最終戦を8-4で制し、敵地でのスイープを達成した。なお、現地開催日は7月31日〜8月2日で、日本時間とは日付が1日ずれている。
シリーズ最終戦となった8月3日、日本時間の試合では、吉田正尚が今季第5号ソロを放った。レッドソックスは3回にラファエラ、アブレイユ、吉田の3本塁打で試合をひっくり返し、ドジャース先発のエメット・シーハンを攻略。一方、大谷翔平は1安打2四球で3度出塁したものの、チームの勝利にはつながらなかった。
- 3連戦の結果: レッドソックスが9-4、3-2、8-4でドジャースを3タテ。
- 最終戦の決定打: 吉田正尚の第5号を含む3回の1イニング3本塁打が逆転の引き金になった。
- 日本人選手の成績: 大谷翔平は最終戦で3打数1安打2四球、山本由伸は第2戦で8回3失点。佐々木朗希は3試合とも登板していない。
【試合結果速報】ドジャース対レッドソックス3連戦はなぜ全敗に終わったのか

今回のシリーズで目を引くのは、単にレッドソックスが3試合すべてで勝利したことだけではない。ドジャースは3試合とも一度は試合の主導権を握りながら、終盤や中盤の重要な局面で逆転を許している。
第1戦は大谷翔平の24号2ランなどでドジャースが一時逆転。しかし、7回にレッドソックスが5得点を挙げ、9-4で勝利した。
第2戦は山本由伸が8回まで投げる好投を見せたものの、打線が10安打を放ちながら2得点にとどまり、3-2で敗戦。
そして第3戦では、ドジャースが2回に3-2と逆転した直後、レッドソックスが3本塁打で再逆転。最終スコアは8-4だった。
MLB公式のシリーズ総括によると、レッドソックスがドジャースを3連戦でスイープしたのは2010年以来。敵地ドジャー・スタジアムでの3連勝は、球団の対戦史においても大きな意味を持つ結果となった。
【3連戦のスコア一覧】日本時間8月1日・2日・3日の試合経過
今回のドジャース対レッドソックスの試合結果を、日本時間に統一して整理する。
| 日本時間 | 現地開催日 | 試合結果 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 8月1日 | 7月31日 | BOS 9-4 LAD | 大谷24号2ラン、レッドソックスが7回に5得点 |
| 8月2日 | 8月1日 | BOS 3-2 LAD | 山本8回3失点、8回に勝ち越し |
| 8月3日 | 8月2日 | BOS 8-4 LAD | 吉田5号、3回に3本塁打で逆転 |
日本時間8月1日の初戦は、ドジャースが4-9で敗れた。
レッドソックスは序盤に3点を先行。ドジャースは4回に1点、5回に3点を奪い、4-3と逆転した。
この試合で大きな見せ場となったのが、大谷翔平の第24号2ランだ。5回2死二塁から右翼席へ運び、一時はドジャースにリードをもたらした。
しかし、レッドソックスは7回に一挙5得点。ラファエラの2ランやモナステリオの2点適時二塁打などで再逆転し、9-4で試合を締めくくった。
大谷は5打数2安打2打点。吉田正尚も5打数2安打を記録し、両チームの日本人打者が存在感を示した。
第2戦:山本由伸が8回を投げ抜くも3-2で惜敗日本時間8月2日の第2戦は、山本由伸とレッドソックス打線の対決が注目された。
山本は8回96球、被安打4、3失点、3奪三振、1四球。ラファエラに2本のソロ本塁打を浴びたものの、その後は13者連続で打ち取るなど立て直した。
ドジャースは2回にテオスカー・ヘルナンデスの2ランで2-1と逆転。しかし、8回にモナステリオの二塁打とデュランのバント安打で無死一、三塁のピンチを招く。
最後は併殺打の間に三塁走者が生還し、レッドソックスが3-2と勝ち越した。
ドジャース打線は10安打を放ちながら2得点。山本の好投を援護できず、2連敗となった。
第3戦:吉田正尚の5号でレッドソックスがスイープ達成日本時間8月3日の最終戦は、ドジャース4-8レッドソックス。
2回裏にドジャースが3-2と逆転したものの、3回表にレッドソックスが3本塁打を集中させた。
ラファエラの同点ソロ、アブレイユの勝ち越しソロに続き、吉田正尚が第5号ソロを放った。
この攻撃でドジャース先発のシーハンは3回途中5失点で降板。レッドソックスはその後も追加点を奪い、8-4で勝利した。
【最終戦を徹底解剖】吉田正尚の第5号と1イニング3本塁打の衝撃
8月3日の試合で最も重要だったのは、レッドソックスが3回に見せた集中打だ。
試合序盤、レッドソックスは1回に吉田正尚とケーレブ・ダービンの適時打で2点を先制した。
しかし、ドジャースは2回裏に反撃。アルフォンゾの打撃による得点とアンディ・パヘスの2点適時打で3-2と試合をひっくり返した。
レッドソックスにとって、ここからの攻撃が勝負を決めた。
3回に飛び出した3本のホームラン- セダン・ラファエラ: 今季第15号ソロ。同点となる3-3。
- ウィルヤー・アブレイユ: 今季第17号ソロ。4-3と再逆転。
- 吉田正尚: 今季第5号ソロ。5-3とリードを広げる。
この3本は、4打者の間に生まれた。途中に1打者を挟んでおり、厳密には3者連続本塁打ではない。
それでも、短い打者の並びの中で同点、逆転、追加点まで一気に実現したことは、試合の流れを決定づける攻撃だった。
吉田正尚の第5号はどのような一打だったのか吉田は「5番・指名打者」で先発出場。
1回には2死一、二塁からシーハンの内寄りのスライダーを左前へ運び、先制適時打を記録した。
そして3回1死、カウント2-1からシーハンの速球を右翼席へ運んだ。
日刊スポーツの試合後報道によると、吉田はこの本塁打について、直前の球で差し込まれたことを踏まえて打撃ポイントを少し前にしたことが良かったと振り返っている。
この日の吉田は4打数2安打2打点、1四球。第5号本塁打だけでなく、初回の先制打も勝利に貢献した。
シーハン攻略が意味するものドジャース先発のエメット・シーハンは、3回途中で降板。投球回は2回2/3、被安打6、5失点だった。
一方、レッドソックス先発のジェイク・ベネットは5回2/3を投げ、3失点、4奪三振。2回に3失点を喫した後、3イニング連続で無失点に抑えた。
つまり、この試合は単純なホームラン競争ではない。
ドジャースが逆転した後、ベネットが追加失点を防ぎ、レッドソックス打線が直後の攻撃で再び主導権を奪ったことが勝敗を分けた。
【日本人選手の成績】大谷翔平・吉田正尚・山本由伸・佐々木朗希
今回の3連戦では、日本人選手の活躍にも注目が集まった。
特に大谷と吉田は最終戦でともに安打を記録。一方、山本は第2戦で先発登板し、佐々木朗希には登板機会がなかった。
大谷翔平:最終戦は1安打2四球最終戦の大谷は「1番・指名打者」で出場した。
打撃成績は次のとおり。
- 打数:3
- 安打:1
- 四球:2
- 三振:2
- 本塁打:0
第1打席で右前安打を放ち、第2打席では申告敬遠。さらに最終打席でも四球を選んだ。
3打数1安打2四球という内容で、3度出塁している。
この日の打率は.292。安打数だけを見ると1本だが、2つの四球を含めて出塁機会を作っていた点も評価したい。
なお、シリーズ初戦では24号2ランを放っており、3連戦全体で見ると大谷にも見せ場があった。
吉田正尚:5号本塁打を含む2安打2打点最終戦の吉田は4打数2安打2打点、1四球。
- 第1打席:左前適時打
- 第2打席:第5号ソロ本塁打
- 第3打席:投ゴロ
- 第4打席:左飛
- 第5打席:四球
試合時点の打率は.264。
特筆すべきは、初回の先制打と3回の本塁打という、試合の重要な局面で2度結果を残したことだ。
山本由伸:8回3失点の力投山本の第2戦の成績は以下のとおり。
- 投球回:8回
- 投球数:96球
- 被安打:4
- 被本塁打:2
- 奪三振:3
- 与四球:1
- 失点:3
- 試合結果:敗戦
2本塁打を浴びたラファエラへの対応は課題として残ったが、8回を投げ抜いた投球内容は評価できる。
レッドソックス打線を4安打に抑えながら敗れたのは、ドジャース打線が10安打を得点につなげられなかったことも大きい。
佐々木朗希:今回の3連戦は登板なし佐々木朗希は今回の3試合で登板記録がない。
そのため、このカードにおける投手成績は投球回、奪三振ともに記録なしとなる。
出場成績を確認するときは、ベンチ入りやチームへの所属と、実際の試合出場・登板を区別する必要がある。
【なぜレッドソックスは強かった?】3連戦スイープを生んだ3つの要因
今回のMLBインターリーグでレッドソックスが示した強さは、3回の本塁打攻勢だけでは説明できない。
試合ごとに違う勝ち方を実現したことが、3連勝の本質だ。
1.終盤に得点を集中させる攻撃力初戦では7回に5得点、第2戦では8回に併殺打の間に決勝点、第3戦では3回に3本塁打。
毎試合、相手が主導権を握った後に得点を奪い返している。
特に初戦と最終戦では、ドジャースが一時リードしたにもかかわらず、そのリードを守り切れなかった。
2.先発投手が試合を立て直した第3戦のベネットは2回に3失点したが、その後は落ち着いた投球を披露した。
打線が逆転した後も追加点を許さず、5回2/3を投げ切ったことがブルペンへの負担軽減につながった。
第2戦でもレッドソックス投手陣は山本に投げ負けることなく、少ない得点を守り切った。
3.好調なチーム状態を維持していたMLB公式の報道では、レッドソックスは7月に21勝4敗という好成績を残していた。
さらに、ドジャース戦最終戦の勝利は敵地での直近16試合における15勝目だった。
こうした数字からも、今回のスイープが単発の好調によるものではなく、チーム全体の勢いを背景にした結果だったことが分かる。
ドジャースにとっては、個々の選手の能力だけでなく、リードを奪った後の投手交代、守備、追加点の確保が今後の課題となる。
【試合速報・一球速報】ドジャース対レッドソックスのハイライトを確認する方法
試合結果だけでなく、打者と投手の対決を細かく確認したい場合は、一球速報と公式ハイライトを組み合わせると分かりやすい。
主な確認先は次のとおり。
- MLB公式ゲームストーリー: ホームランや重要な打席の動画、試合のハイライトを確認できる。
- スポーツナビ: イニング別スコア、選手成績、投球内容、一球ごとの経過を確認できる。
- 日刊スポーツ: 日本人選手の打席結果や試合後のコメント、登板内容を日本語で把握できる。
- TBS NEWS DIG: 山本由伸の投球内容や試合の流れを報道記事で確認できる。
今回の最終戦なら、3回表のラファエラ、アブレイユ、吉田の打席を順番に確認すると、レッドソックスがどのように逆転したかが理解しやすい。
また、大谷の1安打2四球については、単純な打数・安打数だけでなく、申告敬遠を含む出塁内容を見ることで、相手バッテリーの対応も把握できる。
【ドジャース対レッドソックス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年8月1〜3日のドジャース対レッドソックスの試合結果は?
A1:日本時間8月1日はレッドソックスが9-4、8月2日は3-2、8月3日は8-4で勝利した。レッドソックスが3連勝し、ドジャースの本拠地でスイープを達成した。
Q2:吉田正尚の第5号ホームランはいつ出た?
A2:日本時間2026年8月3日の最終戦、現地8月2日のドジャー・スタジアムで記録した。3回表にシーハンから右翼席へソロ本塁打を放ち、チームの1イニング3本塁打を完成させた。
Q3:大谷翔平の最終戦の成績と山本由伸の登板結果は?
A3:大谷は3打数1安打2四球、2三振。山本は第2戦に先発し、8回4安打3失点、3奪三振、1四球だった。佐々木朗希は今回の3連戦で登板していない。
2026年8月1〜3日のドジャース対レッドソックスは、レッドソックスが9-4、3-2、8-4で3連勝を飾ったシリーズとなった。
最大の見どころは、最終戦の3回に生まれた1イニング3本塁打。ラファエラ、アブレイユに続き、吉田正尚が第5号ソロを放ったことで、ドジャースの反撃を封じる大きな流れが生まれた。
大谷翔平は最終戦で1安打2四球と出塁を重ね、山本由伸も第2戦で8回3失点と力投した。しかし、個人の活躍をチームの勝利につなげられなかった点はドジャースにとって重い課題だ。
今回のシリーズを評価する際に見るべきなのは、ホームランの数だけではない。リードを奪った後の投手運用、得点圏での対応、試合終盤の守備といった複数の要素が勝敗を左右した。
吉田の第5号、大谷の出塁、山本の好投。それぞれの見どころを押さえながら3試合を振り返ることで、レッドソックスがスイープを達成した理由と、ドジャースが抱えた課題の両方が見えてくる。
主な参照資料・試合記録
- MLB公式:2026年8月3日シリーズ総括、最終戦ゲームストーリー
- MLB公式:7月31日・8月1日・8月2日の試合記録
- 日刊スポーツ:大谷翔平、吉田正尚、山本由伸の試合別成績・試合後報道
- スポーツナビ:2026年8月3日一球速報
- TBS NEWS DIG:山本由伸の8回3失点の登板記録