2026年のレッドソックス対ヤンキースは、レギュラーシーズンからポストシーズンまで、アメリカンリーグ東地区を代表するライバル同士の激しい争いとなった。公式戦13試合はヤンキースが7勝、レッドソックスが6勝。さらに9月のワイルドカードシリーズではヤンキースが2連勝し、最終的な年間対戦成績はヤンキースの9勝6敗となった。
特に注目されたのは、フェンウェイ・パークでのレッドソックスの巻き返しと、ヤンキー・スタジアムでのヤンキースの反撃だ。8月30日の16対1という大差の試合、そして9月29日・30日のポストシーズン連勝は、2026年のライバル対決を象徴する結果となった。試合日程、全スコア、先発投手、歴代対戦成績、放送・配信情報まで整理する。
【2026年最新】レッドソックス対ヤンキースの対戦成績とシーズンの全体像

2026年の両チームは、アメリカンリーグ東地区で上位を争いながら、ワイルドカード進出を懸けた戦いも繰り広げた。
レギュラーシーズン終了時点の地区順位は、タンパベイ・レイズが98勝64敗で1位。ヤンキースは93勝68敗で2位、レッドソックスは87勝75敗で3位だった。両チームともポストシーズン進出を果たし、ワイルドカードシリーズで直接対決することになった。
2026年の対戦を数字で整理すると、次のようになる。
- レギュラーシーズン:ヤンキース7勝、レッドソックス6勝
- ポストシーズン:ヤンキース2勝、レッドソックス0勝
- 年間合計:ヤンキース9勝、レッドソックス6勝
- レギュラーシーズンの得点:ヤンキースの優位が目立つ試合も多く、特に8月の直接対決で差が広がった
シーズン途中にはレッドソックスが4連勝を記録し、対戦成績を逆転する場面もあった。しかし、8月のニューヨークでのシリーズと9月のポストシーズンでヤンキースが勝ち越したことで、最終的にはニューヨーク側が優位を確保した。
2026年の特徴は、単純な勝ち星だけではなく、両球団が本拠地で異なる強さを見せたことにある。ボストンではレッドソックスが盛り返し、ニューヨークではヤンキースが試合の主導権を握る展開が目立った。
【試合日程・全スコア】フェンウェイ・パークとヤンキー・スタジアムの結果一覧
2026年のレギュラーシーズンでは、4月、6月、8月に両チームが対戦した。6月6日の試合は延期となったが、実際に行われた公式戦は13試合。9月にはワイルドカードシリーズで2試合が追加された。
以下は2026年の全15試合の結果だ。スコアはレッドソックスを左、ヤンキースを右に表示している。
| 日付(現地時間) | 球場・大会 | スコア | 勝利チーム |
|---|---|---|---|
| 4月21日 | フェンウェイ・パーク | BOS 0-4 NYY | ヤンキース |
| 4月22日 | フェンウェイ・パーク | BOS 1-4 NYY | ヤンキース |
| 4月23日 | フェンウェイ・パーク | BOS 2-4 NYY | ヤンキース |
| 6月5日 | ヤンキー・スタジアム | BOS 5-3 NYY | レッドソックス |
| 6月7日 | ヤンキー・スタジアム | BOS 1-6 NYY | ヤンキース |
| 6月25日 | フェンウェイ・パーク | BOS 6-3 NYY | レッドソックス |
| 6月26日 | フェンウェイ・パーク | BOS 6-1 NYY | レッドソックス |
| 6月27日 | フェンウェイ・パーク | BOS 4-1 NYY | レッドソックス |
| 6月28日 | フェンウェイ・パーク | BOS 5-4 NYY(延長10回) | レッドソックス |
| 8月28日 | ヤンキー・スタジアム | BOS 0-1 NYY | ヤンキース |
| 8月29日・第1試合 | ヤンキー・スタジアム | BOS 6-0 NYY | レッドソックス |
| 8月29日・第2試合 | ヤンキー・スタジアム | BOS 2-9 NYY | ヤンキース |
| 8月30日 | ヤンキー・スタジアム | BOS 1-16 NYY | ヤンキース |
| 9月29日 | ヤンキー・スタジアム/ワイルドカード第1戦 | BOS 0-9 NYY | ヤンキース |
| 9月30日 | ヤンキー・スタジアム/ワイルドカード第2戦 | BOS 2-9 NYY | ヤンキース |
レギュラーシーズンの結果を本拠地別に見ると、フェンウェイ・パークではレッドソックスが4勝3敗、ヤンキー・スタジアムではレッドソックスが2勝4敗だった。
つまり、ボストンではレッドソックスが勝ち越した一方、ニューヨークではヤンキースが優勢だった。ポストシーズンの2試合もヤンキー・スタジアムで行われ、ヤンキースが連勝している。
2026年の直近の試合結果を調べる際には、レギュラーシーズンとポストシーズンを分けて確認することが大切だ。年間13試合という数字は公式戦だけの成績であり、プレーオフ2試合を加えると15試合になる。
【勝敗の分岐点】6月のレッドソックス4連勝と8月のヤンキース16得点
2026年の対戦を振り返ると、シーズンの流れを大きく変えたのは6月下旬のフェンウェイ・パークでの4連戦だった。
4月:ヤンキースが敵地で3連勝4月21日から23日までの3連戦では、ヤンキースが4対0、4対1、4対2で勝利した。
レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークで3連敗を喫し、開幕序盤の直接対決で苦しいスタートとなった。ヤンキースは3試合を通じて安定した投手力を発揮し、相手打線に大きな反撃の機会を与えなかった。
6月:フェンウェイ・パークでレッドソックスが4連勝6月25日から28日までの4連戦では、流れが一変する。
レッドソックスは初戦を6対3で制すると、翌26日は6対1、27日は4対1で勝利。28日には延長10回の末に5対4で勝ち、4連勝を達成した。
特に投手陣の働きが際立った。6月26日の試合ではペイトン・トールが7回を投げて1安打無失点、7奪三振を記録。ヤンキース打線を封じ込め、シリーズの勢いを作った。
4連勝によって、レッドソックスはシーズン序盤の3連敗を取り返す形となった。この時点では、対戦成績でボストンが巻き返す展開も十分に見えていた。
8月:ニューヨークでヤンキースが主導権を奪回8月28日から30日までのシリーズでは、ヤンキースが再び優位に立った。
初戦は1対0という投手戦。翌29日のダブルヘッダー第1試合ではレッドソックスが6対0で勝ったものの、第2試合ではヤンキースが9対2で快勝した。
そして8月30日、ヤンキースは16対1でレッドソックスを圧倒する。得点差15という大差は、この年の直接対決を象徴する試合の一つとなった。
この結果、レギュラーシーズンの対戦成績はヤンキースの7勝6敗で確定。6月の4連勝で作ったレッドソックスの優位を、ニューヨークでのシリーズでひっくり返した。
勝敗を分けたのは、打線の爆発力だけではない。先発投手が試合を作れるか、救援投手がリードを維持できるかという投手運用の差も、シリーズ全体に影響した。
【ポストシーズン詳報】9月のワイルドカードはヤンキースが2連勝
2026年のライバル対決を決定づけたのが、9月29日から30日に行われたアメリカンリーグのワイルドカードシリーズだった。
レギュラーシーズン終了時点で、ヤンキースは93勝68敗、レッドソックスは87勝75敗。両チームはそれぞれ第4シード、第5シードとして対戦した。
ワイルドカードシリーズは3戦2勝制で、上位シードのヤンキースが全試合のホーム開催権を持つ。舞台はヤンキー・スタジアムだった。
第1戦:9月29日、ヤンキース9-0レッドソックス第1戦はヤンキースのカム・シュリットラーと、レッドソックスのペイトン・トールが先発した。
ヤンキースは投手戦から徐々に得点を重ね、終盤に攻撃を爆発させて9対0で勝利した。
特に目立ったのがベン・ライスの活躍だ。2本塁打を放ち、そのうち1本は満塁本塁打。合計6打点を記録し、ヤンキースの勝利を大きく引き寄せた。
シュリットラーも6回1/3を無失点に抑え、10奪三振を記録。レッドソックス打線を3安打に封じ込めた。
第2戦:9月30日、ヤンキース9-2レッドソックス第2戦の先発は、レッドソックスがソニー・グレイ、ヤンキースがマックス・フリードだった。
試合は序盤からヤンキースが少しずつリードを広げ、4回と5回に1点ずつを追加。勝負を決定づけたのは6回裏の攻撃だった。
ヤンキースはこの回に6得点を挙げ、試合を9対2とした。コディ・ベリンジャーの3ラン本塁打も飛び出し、ニューヨークの攻撃力が改めて示された。
フリードは6回を投げて1失点、6奪三振。対するグレイは4回2/3で2失点、5奪三振だった。
レッドソックスは6回と7回に1点ずつ返したが、反撃はそこまで。2試合連続で9失点を喫し、ポストシーズン敗退が決まった。
2026年のポストシーズンで見えた両チームの違い注目したいのは、ヤンキースが第1戦、第2戦とも9得点を記録したことだ。2試合合計18得点に対し、レッドソックスはわずか2得点。安定した先発投手と得点力の両方でヤンキースが上回った。
また、AP通信はヤンキースの主将アーロン・ジャッジが右ふくらはぎの負傷から十分に回復しておらず、ワイルドカードシリーズの登録メンバーから外れたと報じている。それでもチームは攻撃力を維持し、ベン・ライスやベリンジャーらが勝利に貢献した。
MLB公式の試合ハイライトでは、ライスの満塁本塁打、シュリットラーの奪三振、ベリンジャーの3ランなど、シリーズを象徴する場面を確認できる。
【歴代対戦成績】レッドソックスとヤンキースのライバル関係はなぜ特別なのか
レッドソックスとヤンキースの対戦は、単なる同地区の試合ではない。長年にわたってアメリカンリーグの優勝争いやポストシーズンで激突してきた、MLBを代表するライバル関係である。
両チームはともにアメリカンリーグ東地区に所属しているため、レギュラーシーズンから直接対決の機会が多い。地区順位、ワイルドカード争い、ポストシーズンのシード順位にも影響することから、1試合の結果がシーズン全体の意味を持つ。
歴代の通算対戦成績2026年終了時点のレギュラーシーズン通算対戦成績では、ヤンキースが1256勝、レッドソックスが1043勝、引き分けが14試合となっている。
ポストシーズンの直接対決でも、ヤンキースが16勝、レッドソックスが13勝とリードしている。長期的な数字ではヤンキースが優勢だが、歴史的な大逆転を経験しているのもレッドソックスだ。
2004年ALCSが象徴するライバル関係両球団の歴史を語るうえで欠かせないのが、2004年のアメリカンリーグ優勝決定シリーズだ。
ヤンキースはシリーズ序盤に3連勝し、レッドソックスをあと1敗で敗退という状況に追い込んだ。しかし、ボストンはそこから4連勝。最終的に4勝3敗でヤンキースを破り、ワールドシリーズ進出を果たした。
MLB公式の歴史資料によると、これはMLBのポストシーズンで初めて達成された、0勝3敗からのシリーズ逆転だった。
2003年のALCSではヤンキースが第7戦を制しており、翌年の逆転劇は両球団の因縁をさらに深めた。2026年のワイルドカードシリーズも、こうした歴史の延長線上にある対決だった。
このライバル関係を理解するうえで重要なのは、通算勝敗だけを見ないことだ。地区優勝を懸けた戦い、ポストシーズンでの直接対決、歴史的な逆転劇が積み重なって、両球団の試合に特別な意味を与えている。
【2026年の放送・配信】レッドソックス対ヤンキースを日本から見る方法
日本のMLBファンにとって気になるのが、レッドソックス対ヤンキースのテレビ放送やインターネット配信だ。
2026年のポストシーズンについては、MLB公式日本語サイトが日本国内の中継予定を発表していた。
ワイルドカードシリーズでは、NHK BSが1日最大2試合、J SPORTSが1日最大2試合を生中継する一方、SPOTV NOWは全試合をライブ配信する体制だった。
ただし、レッドソックス対ヤンキースのワイルドカードシリーズについては、両試合とも日本時間午前9時開始で、MLB公式の放送予定ではSPOTV NOWが配信先として案内されていた。
視聴方法を選ぶ際は、次の点を確認しておきたい。
- SPOTV NOW:2026年ポストシーズン全試合のライブ配信と見逃し配信に対応。
- NHK BS:ポストシーズンの対象試合を生中継。
- J SPORTS:対象試合をBS・CSで中継。
- Amazon Prime Video内のSPOTV NOW:対象となる試合を配信。
試合を最初から最後まで見たい人には全試合対応の配信サービス、テレビの大画面で楽しみたい人には放送対象試合を確認したうえでのBS・CS視聴が選択肢となる。
なお、レギュラーシーズンとポストシーズンでは放送予定が異なる。次シーズンの対戦を視聴する場合も、球団の公式試合日程と放送局・配信サービスの番組表を照合することが大切だ。
【プロの結論】2026年の対戦から読み解く両チームの実力差
2026年のレッドソックス対ヤンキースを総括すると、レギュラーシーズンでは拮抗していた両チームの差が、ポストシーズンで明確になったシーズンだった。
レッドソックスは6月下旬にフェンウェイ・パークで4連勝し、ホームでの強さを示した。打線がつながり、先発投手が試合を作る展開では、ヤンキースを圧倒する力があった。
一方のヤンキースは、8月の本拠地シリーズで勝ち越し、ポストシーズンでは2試合合計18得点を記録した。先発投手の安定感と、中盤以降に大量得点を生み出す攻撃力が大きな武器となった。
今シーズンの結果から読み取れる評価基準は、次の3点だ。
- 先発投手の安定性:短期決戦では、先発投手が序盤から試合を支配できるかが勝敗を左右する。
- 救援投手の運用:先発が降板した後に失点を抑えられるかが、接戦を勝ち切る条件となる。
- 得点機会の活用:走者をためた場面で長打や本塁打を生み出せるかが、大差の試合につながる。
レギュラーシーズンの勝率だけで両チームの実力を判断するのは十分ではない。13試合の直接対決で1勝差だった両チームが、ポストシーズンではヤンキースの2連勝という結果になったからだ。
短期決戦では、シーズンを通じた安定感に加えて、限られた試合で先発投手と打線が最大限の力を発揮できるかが問われる。2026年の対戦は、その違いをはっきり示した。
【レッドソックス対ヤンキース】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のレッドソックス対ヤンキースはどちらが勝ち越した?
A1:レギュラーシーズンはヤンキースが7勝6敗で勝ち越した。さらにポストシーズンのワイルドカードシリーズでも2連勝したため、年間15試合の合計ではヤンキースが9勝、レッドソックスが6勝となった。
Q2:2026年のフェンウェイ・パークとヤンキー・スタジアムでの対戦成績は?
A2:レギュラーシーズンでは、フェンウェイ・パークでレッドソックスが4勝3敗、ヤンキー・スタジアムでは2勝4敗だった。ポストシーズンの2試合もヤンキー・スタジアムで行われ、ヤンキースが連勝している。
Q3:2026年のレッドソックス対ヤンキースのポストシーズン結果は?
A3:9月29日の第1戦はヤンキースが9対0、9月30日の第2戦も9対2で勝利した。ヤンキースが2勝0敗でシリーズを制し、ディビジョンシリーズ進出を決めた。
2026年のレッドソックス対ヤンキースは、レギュラーシーズン13試合でヤンキースが7勝6敗とわずかにリードし、ポストシーズンでは2連勝を収めた。
フェンウェイ・パークではレッドソックスが4連勝を記録するなど、ホームでの強さを発揮した。しかし、ヤンキー・スタジアムでの反撃とワイルドカードシリーズでの圧倒的な得点力が、最終的な勝敗を決定づけた。
歴代対戦成績でもヤンキースが優位を保つ一方、2004年のALCSのようにレッドソックスが歴史的な逆転劇を演じたこともある。このライバル関係は、単なる通算勝敗では測れない奥深さを持っている。
今後の対戦では、先発投手の顔ぶれ、救援陣の状態、両球団の主力打者の調子、そしてアメリカンリーグ東地区の順位争いに注目したい。2026年はヤンキースが勝者となったが、次のシーズンも両球団の直接対決がMLBの大きな見どころになることは間違いない。
主な参照資料: MLB公式の2026年順位表・試合記録・ハイライト、StatheadおよびRetrosheetに基づく対戦データ、MLB公式日本語サイトの放送予定、AP通信の報道、MLB公式の歴代ポストシーズン記録。