- 2026年のMLB優勝球団: ミルウォーキー・ブルワーズがワールドシリーズでタンパベイ・レイズを4勝1敗で破り、球団史上初の世界一に輝いた。
- レギュラーシーズンの最高勝率: ブルワーズが103勝59敗、勝率.636でMLB全体のトップ。ア・リーグではレイズが98勝64敗、勝率.605を記録した。
- 個人表彰は別の評価基準: MVP、サイ・ヤング賞、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞などは、チーム順位とは異なる選考方法で決まる。
【MLB 2026年最新順位表】ア・リーグとナ・リーグの地区別成績

2026年のレギュラーシーズンを終えたMLBでは、30球団が6地区に分かれて順位を競った。
MLB公式のレギュラーシーズン順位表によると、ナ・リーグ中地区のブルワーズが103勝59敗で最高勝率を記録。続いてロサンゼルス・ドジャースが100勝62敗、タンパベイ・レイズが98勝64敗となった。
アメリカンリーグ(ア・リーグ)順位ア・リーグでは東地区のレイズが98勝64敗で全体トップ。中地区はガーディアンズ、西地区はアストロズがそれぞれ地区首位となった。
ナショナルリーグ(ナ・リーグ)順位ナ・リーグはブルワーズが圧倒的な成績で中地区を制覇。西地区ではドジャース、東地区ではブレーブスが首位に立った。
2026年MLB全30球団・地区別順位一覧以下は各地区の順位、勝敗、勝率を整理した一覧だ。数値はMLB公式の2026年レギュラーシーズン最終成績に基づく。
| リーグ・地区 | 順位 | 球団 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ア・東 | 1 | レイズ | 98勝64敗 | .605 |
| ア・東 | 2 | ヤンキース | 93勝68敗 | .578 |
| ア・東 | 3 | レッドソックス | 87勝75敗 | .537 |
| ア・東 | 4 | オリオールズ | 79勝82敗 | .491 |
| ア・東 | 5 | ブルージェイズ | 79勝83敗 | .488 |
| ア・中 | 1 | ガーディアンズ | 85勝77敗 | .525 |
| ア・中 | 2 | ホワイトソックス | 84勝78敗 | .519 |
| ア・中 | 3 | ツインズ | 77勝85敗 | .475 |
| ア・中 | 4 | タイガース | 76勝86敗 | .469 |
| ア・中 | 5 | ロイヤルズ | 69勝93敗 | .426 |
| ア・西 | 1 | アストロズ | 81勝81敗 | .500 |
| ア・西 | 2 | レンジャーズ | 80勝82敗 | .494 |
| ア・西 | 3 | マリナーズ | 76勝86敗 | .469 |
| ア・西 | 4 | アスレチックス | 64勝98敗 | .395 |
| ア・西 | 5 | エンゼルス | 62勝100敗 | .383 |
| ナ・東 | 1 | ブレーブス | 94勝68敗 | .580 |
| ナ・東 | 2 | フィリーズ | 88勝74敗 | .543 |
| ナ・東 | 3 | マーリンズ | 80勝82敗 | .494 |
| ナ・東 | 4 | ナショナルズ | 77勝85敗 | .475 |
| ナ・東 | 5 | メッツ | 74勝88敗 | .457 |
| ナ・中 | 1 | ブルワーズ | 103勝59敗 | .636 |
| ナ・中 | 2 | カブス | 89勝73敗 | .549 |
| ナ・中 | 3 | パイレーツ | 82勝80敗 | .506 |
| ナ・中 | 4 | カージナルス | 77勝85敗 | .475 |
| ナ・中 | 5 | レッズ | 75勝87敗 | .463 |
| ナ・西 | 1 | ドジャース | 100勝62敗 | .617 |
| ナ・西 | 2 | パドレス | 91勝71敗 | .562 |
| ナ・西 | 3 | ダイヤモンドバックス | 86勝76敗 | .531 |
| ナ・西 | 4 | ジャイアンツ | 65勝97敗 | .401 |
| ナ・西 | 5 | ロッキーズ | 58勝104敗 | .358 |
※勝敗は公式掲載値。勝率は小数第3位まで表示。球団名は日本語表記に統一。
2026年の勝率ランキング上位5球団全30球団を勝率で比較すると、次の5球団が上位に並ぶ。
1. ミルウォーキー・ブルワーズ:.636
2. ロサンゼルス・ドジャース:.617
3. タンパベイ・レイズ:.605
4. アトランタ・ブレーブス:.580
5. ニューヨーク・ヤンキース:.578
注目すべきなのは、ブルワーズとドジャースがともに100勝以上を記録した点だ。勝率.600を超えた球団は3チームあり、2026年は上位球団の競争力が際立つシーズンとなった。
【順位表の見方】勝率・ゲーム差・地区順位はどう判断する?
MLBの順位表には、勝敗だけでなく勝率やゲーム差など、複数の指標が掲載されている。
日本のプロ野球と同じように勝敗数を見るだけでも大まかな強さは分かるが、MLBでは地区優勝やワイルドカード争いを把握するため、各指標の意味を理解しておきたい。
勝率(PCT)勝率は、勝利数を勝利数と敗戦数の合計で割って算出する。
計算式は次のとおり。
勝率=勝利数÷(勝利数+敗戦数)
例えば、ブルワーズの103勝59敗の場合は次の計算になる。
103÷(103+59)=約0.636
この数字が高いほど、レギュラーシーズンで安定して勝利を積み重ねた球団ということになる。
勝率ランキングを見る場合は、単純な勝利数だけでなく、試合数の違いも考慮する必要がある。
ゲーム差(GB)GBはGames Behindの略で、地区首位の球団から何ゲーム離れているかを表す。
例えば、同じ地区で首位が90勝、2位が85勝だった場合、基本的なゲーム差は2.5ゲームとなる。
ゲーム差が小さければ、首位逆転の可能性が残っていることを意味する。
ワイルドカードゲーム差(WCGB)WCGBは、ワイルドカード争いにおけるゲーム差を示す指標だ。
地区優勝を逃しても、リーグ全体の成績で上位に入ればポストシーズンに進出できるため、地区順位だけでなくワイルドカード順位も確認する必要がある。
同率の場合はどうなる?勝敗が並んだ場合は、MLBが定めるタイブレーク基準に基づいて順位が整理される。
公式順位表でも、同じ成績の球団はタイブレーク上の優位性を持つ球団が先に表示される。
つまり、勝率が同じだからといって、必ずしも同じ順位になるわけではない。
【リーグ優勝とワールドシリーズ】2026年はブルワーズが歴史的快挙
MLBの順位表を理解するうえで、特に間違えやすいのが地区優勝とリーグ優勝の違いだ。
レギュラーシーズンで地区首位になった球団が、そのままワールドシリーズに進出するわけではない。
ポストシーズンを勝ち抜き、リーグチャンピオンシップシリーズを制した球団が、ア・リーグまたはナ・リーグのリーグ優勝球団となる。
MLBのポストシーズンの仕組み各リーグから6球団、合計12球団がポストシーズンに進出する。
基本的な構成は次のとおり。
- 地区優勝3球団
- ワイルドカード3球団
地区優勝球団のうち、リーグ成績上位2球団は地区シリーズから登場する。
残る地区優勝球団1チームとワイルドカード3球団は、3試合制のワイルドカードシリーズを戦う。
その後、地区シリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズを経て、両リーグの優勝球団がワールドシリーズで対戦する。
2026年リーグ優勝争いの結果2026年のポストシーズンでは、ア・リーグでレイズがガーディアンズを4勝2敗で下した。
一方、ナ・リーグではブルワーズがドジャースを4勝0敗で破り、ワールドシリーズ進出を決めた。
特にブルワーズは、ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズで一度も敗れなかった。
2026年ワールドシリーズの結果2026年のワールドシリーズは、ブルワーズとレイズの対戦となった。
シリーズは10月23日に開幕し、10月28日の第5戦で決着した。
- 第1戦:ブルワーズ 3-2 レイズ
- 第2戦:ブルワーズ 5-4 レイズ
- 第3戦:ブルワーズ 10-1 レイズ
- 第4戦:レイズ 4-3 ブルワーズ
- 第5戦:ブルワーズ 4-1 レイズ
最終成績はブルワーズの4勝1敗。
ブルワーズは球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。
レギュラーシーズンでも103勝59敗というMLB最高勝率を記録しており、シーズンを通じた強さを最後の舞台でも証明した形だ。
また、ワールドシリーズMVPには捕手のウィリアム・コントレラスが選出された。打率.381を記録し、打撃だけでなく捕手としての守備面でもチームを支えた。
【個人表彰の仕組み】MVP・サイ・ヤング賞・ゴールドグラブ賞の違い
MLBでは球団の順位やリーグ優勝とは別に、選手個人の能力やシーズン中の活躍を評価する表彰制度が設けられている。
代表的な賞は、MVP、サイ・ヤング賞、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞だ。
それぞれ評価する能力が異なるため、同じ選手が複数の賞を受賞することもある。
MVP(最優秀選手賞)MVPはMost Valuable Playerの略称で、各リーグから最も価値のある選手を選ぶ賞だ。
1931年から全米野球記者協会(BBWAA)が選出を行っている。
投票では、打撃成績だけでなく、守備、出場試合数、チームへの貢献度などが考慮される。
BBWAAの投票制度では、各リーグ30人の記者が投票を行い、1位から10位までの順位を付ける。
ここで押さえたいのは、MVPは必ずしも地区優勝球団やポストシーズン進出球団から選ばれるわけではないことだ。
レギュラーシーズンの個人評価が中心となるため、チーム順位とMVPの結果が一致するとは限らない。
サイ・ヤング賞サイ・ヤング賞は、シーズンを通じて最も優れた投手を表彰する賞だ。
1956年に創設され、1967年以降はア・リーグとナ・リーグからそれぞれ1人ずつ選ばれている。
主な評価材料は次のとおり。
- 防御率(ERA)
- 奪三振数
- 勝利数
- 投球回数
- WHIP
- 投球内容の安定性
勝利数だけでは投手の実力を判断できないため、失点をどれだけ防いだか、どれほど長いイニングを安定して投げたかも重要になる。
ゴールドグラブ賞ゴールドグラブ賞は、各ポジションで優れた守備を披露した選手を表彰する賞だ。
1957年に創設され、翌1958年からア・リーグとナ・リーグそれぞれで選出されている。
選考では、監督・コーチによる投票が75%、セイバーメトリクスを活用した守備評価が25%を占める。
守備指標だけで決まるわけではなく、現場の評価も反映される点が特徴だ。
打撃成績が優れていても、守備で評価されなければ受賞できない。
シルバースラッガー賞シルバースラッガー賞は、打撃に優れた選手をポジション別に表彰する賞で、1980年に始まった。
各リーグの監督やコーチが投票を行い、打率、出塁率、長打率などの打撃成績を踏まえて選手を選出する。
ゴールドグラブ賞が守備を評価するのに対し、シルバースラッガー賞は攻撃面の実績を評価する。
同じポジションで両方の賞を受賞する選手がいれば、攻守両面で高い能力を発揮したシーズンだったと判断できる。
ハンク・アーロン賞ハンク・アーロン賞は、各リーグで最も優れた打撃成績を残した選手を表彰する賞だ。
ファン投票と殿堂入り選手による選考を組み合わせて受賞者が決定する。
MVPと同様に打撃力が重視されるものの、評価の中心が攻撃面に置かれている点が異なる。
ホームラン数だけでなく、打率や長打力、得点への貢献など、打者としての総合的な働きが注目される。
【2026年MLB個人賞の発表日程】MVPやサイ・ヤング賞はいつ決まる?
2026年のレギュラーシーズンとワールドシリーズが終了し、11月からは各種表彰の発表が本格化する。
MLB公式が10月26日に公表した2026年の表彰スケジュールでは、主要賞の発表日が次のように設定されている。
- 11月1日: ゴールドグラブ賞
- 11月6日: プラチナグラブ賞
- 11月9日: BBWAA新人王
- 11月10日: 最優秀監督賞
- 11月11日: サイ・ヤング賞、ハンク・アーロン賞など
- 11月12日: BBWAA最優秀選手賞(MVP)
- 11月17日: シルバースラッガー賞
11月1日のゴールドグラブ賞は、米東部時間午後8時30分からESPNで発表予定となっている。
サイ・ヤング賞は11月11日、MVPは11月12日に発表される予定だ。
なお、2026年のMVPについては、MLB.comがア・リーグのヨルダン・アルバレス、ナ・リーグのピート・クロウ=アームストロングを有力候補として紹介している。
ただし、候補や予想と正式な受賞結果は区別する必要がある。
各賞の投票は賞によって選考主体や評価方法が違うため、発表日だけでなく、どの組織が選んだ賞なのかも確認したい。
【プロの結論】2026年のMLB順位を正しく読み解く3つのポイント
2026年のMLBを振り返ると、順位表と個人表彰を同じ基準で評価してはいけない理由がよく分かる。
特に重要なのは次の3点だ。
1. 地区優勝とリーグ優勝は別の実績地区首位になった球団が、そのままワールドシリーズに出場するわけではない。
2026年もレイズはア・リーグ東地区を制した後、リーグチャンピオンシップシリーズを勝ち抜いてリーグ優勝を果たした。
地区順位を見るときは、ポストシーズンの勝ち上がりも併せて確認したい。
2. 勝率は球団の安定性を判断する基本指標勝利数が多い球団は目立つが、試合数が異なる場合は勝率で比較する方が正確だ。
2026年のブルワーズは103勝59敗、勝率.636。ドジャースも勝率.617を記録している。
こうした数字は、単に優勝したかどうかだけでは見えないシーズン全体の実力を示している。
3. 個人賞は評価する能力ごとに見るMVPは総合的な価値、サイ・ヤング賞は投手力、ゴールドグラブ賞は守備力、シルバースラッガー賞は打撃力を評価する。
そのため、チーム順位が低くても個人賞の候補になる選手はいる。
選手の実力を深く知りたい場合は、球団の順位だけでなく、各賞の評価基準も確認することが大切だ。
【MLB順位2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のMLBで最も勝率が高かった球団は?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズだ。103勝59敗、勝率.636でMLB全体の最高成績を記録した。
Q2:2026年のワールドシリーズを制した球団は?
A2:ミルウォーキー・ブルワーズだ。タンパベイ・レイズを4勝1敗で下し、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。
Q3:MVPとサイ・ヤング賞は同じ基準で選ばれる?
A3:異なる。MVPは選手の総合的な価値を評価する賞で、サイ・ヤング賞は投手としての成績や実力を評価する賞だ。どちらもBBWAAが選考するが、評価対象が違う。
Q4:地区優勝すればワールドシリーズに出場できる?
A4:できるとは限らない。地区優勝はポストシーズンへの進出条件の一つであり、その後のワイルドカードシリーズや地区シリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズを勝ち抜く必要がある。
Q5:ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞の違いは?
A5:ゴールドグラブ賞は守備力、シルバースラッガー賞は打撃力を評価する。両方を受賞した選手は、攻守両面で優れたシーズンを送ったと評価できる。
2026年のMLBは、ブルワーズが103勝59敗でレギュラーシーズン最高勝率を記録し、最後はワールドシリーズも制覇するという歴史的なシーズンとなった。
ア・リーグではレイズ、ナ・リーグではブルワーズがリーグ優勝を果たし、両球団が世界一を懸けて対戦した。
順位表を見る際は、ア・リーグとナ・リーグの成績、6地区の順位、勝率、ワイルドカード争いを順番に確認すると全体像を把握しやすい。
また、MVPやサイ・ヤング賞、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞などは、それぞれ異なる能力を評価する表彰制度だ。
球団の強さを知るなら順位表、選手個人の実力を知るなら各種表彰。 この2つの視点を使い分けることが、2026年のMLBをより深く楽しむためのポイントとなる。
主な参照資料: MLB公式2026年順位表・ポストシーズン記録・2026年表彰日程、BBWAA投票制度、Rawlingsゴールドグラブ選考基準、MLB公式シルバースラッガー賞資料。