2026年10月現在、カーリング女子日本代表として平昌五輪銅メダル、北京五輪銀メダルを獲得した藤澤五月は、所属チームのロコ・ソラーレで競技活動を続けている。2026年ミラノ・コルティナ五輪への出場は逃したものの、すでに視線は次の4年間、2030年フランスアルプス五輪へと向かっている。
北海道北見市出身で、5歳からカーリングを始めた藤澤五月。中部電力時代の実績、ロコ・ソラーレ加入後の飛躍、オリンピックでのメダル獲得に加え、2026年のチーム再編や海外大会での最新成績にも注目が集まる。愛称「さっちゃん」の由来、チームメイトの鈴木夕湖とのはとこ関係、JOCの選手プロフィール、公式SNSの確認ポイントまで、競技人生と現在の活動を整理する。
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> - プロフィール: 1991年5月24日生まれ、北海道北見市出身。ロコ・ソラーレ所属のスキップ。
> - オリンピック実績: 2018年平昌五輪で銅メダル、2022年北京五輪で銀メダルを獲得。
> - 2026年の現在: ミラノ五輪出場を逃した後も現役を続行。新生ロコ・ソラーレで2030年フランスアルプス五輪を目指している。
【藤澤五月のプロフィール】北海道北見市出身のカーリング選手

藤澤五月(ふじさわ・さつき)は、1991年5月24日生まれのカーリング選手。北海道北見市出身で、2026年10月31日現在35歳となる。
所属チームはロコ・ソラーレ。試合ではスキップを務め、チーム全体の戦術を組み立てながら、重要な局面で最後のショットを担当する。
ロコ・ソラーレの公式プロフィールには、身長155.9cm、カーリングを始めた年齢は5歳、2015年のチーム加入などが掲載されている。
また、所属企業は株式会社コンサルトジャパン。2026年5月のFRIDAYの密着取材でも、地元北見に戻っている期間には保険会社の社員として働く一面が紹介された。競技だけでなく、地域に根差した仕事も続けている選手だ。
藤澤五月の基本プロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 氏名 | 藤澤五月 |
| 読み方 | ふじさわ さつき |
| 生年月日 | 1991年5月24日 |
| 年齢 | 35歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 北海道北見市 |
| 出身高校 | 北海道北見北斗高校 |
| 身長 | 155.9cm |
| 所属チーム | ロコ・ソラーレ |
| 所属企業 | 株式会社コンサルトジャパン |
| ポジション | スキップ |
| 愛称 | さっちゃん |
| 競技開始 | 5歳 |
| ロコ・ソラーレ加入 | 2015年 |
出典はロコ・ソラーレ公式プロフィールおよび日本オリンピック委員会(JOC)の選手紹介。なお、JOCのプロフィールには2021年7月23日時点と記された基本情報もあるため、現在の所属についてはチーム公式情報を併せて確認する必要がある。
【経歴年表】5歳からオリンピックメダリストになるまで
藤澤五月の競技人生を語るうえで欠かせないのが、幼少期から積み重ねてきたカーリング経験と、所属チームを移った2015年の転機だ。
5歳でカーリングを始めた少女時代藤澤がカーリングを始めたのは5歳のとき。両親の影響を受け、北海道で競技を始めた。
地元で競技経験を重ね、北海道北見北斗高校を卒業。その後、2009年から中部電力で活動するようになる。
中部電力時代には、国内トップクラスのスキップとして頭角を現した。
中部電力時代の日本選手権4連覇JOCの北京五輪メダリストインタビューに掲載された経歴によると、藤澤は2011年から2014年まで日本カーリング選手権で4連覇を達成している。
しかし、国内で結果を残しても、当時の目標だったソチ五輪への出場は実現しなかった。
この経験は、藤澤にとって大きな競技人生の転換点となった。
2015年、ロコ・ソラーレへ移籍2015年に藤澤は中部電力を離れ、ロコ・ソラーレへ加入した。
新しいチームで仲間と連係を築き直し、翌2016年には世界女子カーリング選手権で銀メダルを獲得。
2018年の平昌五輪では日本代表のスキップとして出場し、女子団体戦で銅メダルを獲得した。
その後も国際大会で実績を積み、2022年北京五輪では銀メダルという成果を残している。
藤澤五月の主な競技経歴
| 時期 | 出来事 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 5歳 | カーリングを始める | 競技人生のスタート |
| 2009~2014年 | 中部電力で活動 | 国内トップ選手として成長 |
| 2011~2014年 | 日本選手権 | 4連覇 |
| 2015年 | ロコ・ソラーレ加入 | 新たな競技環境へ |
| 2016年 | 世界女子選手権 | 銀メダル |
| 2018年 | 平昌オリンピック | 銅メダル |
| 2022年 | 北京オリンピック | 銀メダル |
| 2026年 | 世界女子選手権 | 4位 |
| 2026年 | 新シーズン開始 | 2030年五輪を目指す新体制へ |
この経歴から分かるのは、藤澤がオリンピックで突然注目された選手ではないということだ。国内選手権での連覇、世界選手権での準優勝を経て、国際舞台で結果を出せる選手へと成長してきた。
【オリンピック成績】平昌五輪銅メダルと北京五輪銀メダル
藤澤五月の知名度を大きく押し上げたのが、2018年平昌オリンピックと2022年北京オリンピックでの活躍だ。
JOCの公式選手プロフィールには、オリンピック出場大会として平昌2018冬季、北京2022冬季が掲載されている。
メダルの内訳は、銀メダル1個、銅メダル1個。日本のカーリング女子を代表する実績だ。
2018年平昌五輪:日本カーリング史上初の銅メダル2018年の平昌五輪では、藤澤がスキップを務める日本女子代表が銅メダルを獲得した。
これは日本カーリング史上初となるオリンピックのメダルだった。
ロコ・ソラーレの選手たちは、試合中の明るいコミュニケーションや、選手同士の掛け合いでも注目を集めた。
特に藤澤は、重要な局面でのショットと、チームをまとめる判断力によって存在感を発揮した。
この大会をきっかけに、カーリングを知らなかった層にも藤澤五月の名前が広く知られるようになった。
2022年北京五輪:日本女子初の銀メダル2022年の北京五輪では、藤澤を中心とする日本代表が再びメダルを獲得した。
結果は銀メダル。
平昌大会の銅メダルを上回る成績であり、藤澤自身も2大会連続のオリンピックメダリストとなった。
JOCが2022年6月に公開したメダリストインタビューでは、藤澤、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花、石崎琴美の5人が北京大会を振り返っている。
注目したいのは、スキップだけの功績ではなく、チーム全員で獲得したメダルとして語られている点だ。
カーリングは、ストーンを投げる技術だけで勝敗が決まる競技ではない。スイーパーとの連係、氷の状態の読み取り、相手の配置を踏まえた戦術判断など、複数の要素が組み合わさって結果が生まれる。
藤澤の強みは、こうした要素を総合的に判断し、最終ショットに反映できるところにある。
JOC掲載のオリンピックメダル実績
- 2018年平昌五輪:女子団体戦・銅メダル
- 2022年北京五輪:女子団体戦・銀メダル
- オリンピック通算:銀1個、銅1個
【2026年現在】ミラノ五輪を逃した藤澤五月と新生ロコ・ソラーレ
2026年の藤澤五月を理解するうえで重要なのが、ミラノ・コルティナ五輪への出場を逃した経緯と、その後のチーム再編だ。
ミラノ・コルティナ五輪は代表決定戦で敗退ロコ・ソラーレは2025年9月、2026年ミラノ・コルティナ五輪に向けた日本代表決定戦に出場した。
しかし、9月13日のタイブレークでフォルティウスに2対7で敗れ、代表決定戦への進出を逃した。
その結果、藤澤は2026年2月のミラノ・コルティナ五輪に出場していない。
平昌、北京と2大会連続でメダルを獲得したチームにとって、大きな転換点となった。
2026年6月の日本選手権でも予選敗退2026年6月に開催された日本カーリング選手権横浜大会でも、ロコ・ソラーレは苦戦した。
中部電力との試合に4対9で敗れ、1勝3敗で1次リーグ敗退。A組5位という結果だった。
日刊スポーツの報道では、藤澤はチームの不振について自らの責任にも言及し、チームづくりとメンタル面を見直す考えを示している。
一方、2026年3月の世界女子カーリング選手権では4位に入っている。国内大会の結果だけで国際競技力を判断できないことも、このシーズンの特徴だ。
吉田知那美の退団と松澤弥子の加入2026年はロコ・ソラーレ自体も大きく変化した。
12年間にわたってチームを支えてきた吉田知那美が、2026年3月末をもって退団。
その後、6月24日にチーム公式サイトが、育成チームのロコ・ステラで活動していた松澤弥子の正式加入を発表した。
新しいチームの基本構成は次のとおり。
- リード:吉田夕梨花
- セカンド:鈴木夕湖
- サード:松澤弥子
- スキップ:藤澤五月
新加入の松澤は、これまでチームのフィフスとして参加してきた選手。吉田知那美が担っていたポジションを引き継ぐ形となった。
シーズン序盤には吉田夕梨花が国内大会への出場を見送り、藤澤、鈴木、松澤の3人で戦った時期もあった。10月からの海外遠征には吉田夕梨花も合流している。
2026年10月の海外大会でも現役続行を証明藤澤は新体制で国内大会だけでなく、海外大会にも積極的に参加している。
ロコ・ソラーレ公式サイトに掲載された2026年秋の主な結果は次のとおり。
| 大会 | 開催時期 | 結果 |
|---|---|---|
| St. Paul Cashspiel | 10月8~11日 | 準優勝 |
| GSOC CO-OP Invitational | 10月13~18日 | 予選敗退 |
| RBC Dominion Securities Western Showdown | 10月29日~11月1日 | 10月31日時点で予選2勝 |
| GSOC Masters | 11月3~8日 | 出場予定 |
特にSt. Paul Cashspielでは決勝まで進出し、準優勝を記録した。
一方、カナダで開催されたGSOC CO-OP Invitationalでは予選敗退。国際大会での競争力を高めるための課題も残った。
10月31日更新の公式試合結果では、RBC Dominion Securities Western ShowdownでAshley Olson、Kayla MacMillanに連勝している。次のGSOC Mastersも11月に予定されており、海外での実戦経験を積み重ねるシーズンとなっている。
【さっちゃんの由来と鈴木夕湖との関係】Instagramの公式情報も確認
藤澤五月を調べると、競技成績以外にも「さっちゃん」「鈴木夕湖とはとこ」「Instagram」といったキーワードがよく見られる。
愛称「さっちゃん」の由来「さっちゃん」は、藤澤五月の名前に由来する親しみを込めた愛称だ。
「五月(さつき)」を短く、呼びやすくした呼び方であり、平昌五輪や北京五輪の報道でも広く使用されてきた。
韓国の中央日報による平昌五輪当時の紹介記事でも、日本での愛称として「さっちゃん」が取り上げられている。
特別な競技上の称号というわけではなく、名前から自然に生まれた呼び方と理解すればよい。
鈴木夕湖とは親戚?実は「はとこ」の関係藤澤五月とチームメイトの鈴木夕湖は、単なる同じチームの選手ではない。
2人ははとこにあたる親戚関係だ。
その理由は、藤澤と鈴木の父親同士がいとこにあたるため。
整理すると、次のようになる。
- 藤澤五月の父親と鈴木夕湖の父親がいとこ同士。
- その子どもにあたる藤澤五月と鈴木夕湖がはとこ。
同世代で、同じ北海道を拠点とし、長年にわたって同じチームで競技を続けてきた2人。
こうした関係はロコ・ソラーレの人間関係を知るうえでも興味深いポイントだ。
ただし、競技上の信頼関係は血縁だけで生まれるものではない。長年同じ氷上でプレーし、勝敗を共有してきた経験も大きな意味を持っている。
藤澤五月の公式Instagramは?Instagramでは藤澤五月の名前を使ったアカウントや関連投稿を見つけることができる。
ただし、検索結果に表示されたアカウント名やフォロワー数だけでは、本人の公式アカウントだと確定できない。
ロコ・ソラーレの公式サイトには、チームの公式Instagramを含む公式SNSの案内ページがある。
個人アカウントを探す場合は、本人や所属チームの公式発信から直接案内されているかを確認するのが確実だ。
特に、ファンアカウントや写真転載アカウントと本人の公式発信を混同しないことが大切になる。
【2030年フランスアルプス五輪への展望】藤澤五月が目指す次の4年間
2026年の藤澤五月にとって、最も大きな目標となるのが2030年フランスアルプス五輪だ。
2026年9月17日公開の集英社「web Sportiva」のインタビューでは、藤澤が次の4年間に向けた考えを語っている。
当初、2030年大会への挑戦については「まずはチームと相談します」と慎重な姿勢を見せていた。
しかし、新体制での活動が始まった後のインタビューでは、2030年大会を見据えた準備について明確に言及している。
2030年五輪の代表選考はどうなる?日本カーリング協会は2025年10月6日、フランスアルプス冬季五輪の日本代表候補チーム選考方法を発表した。
今回の選考で重要なのは、2026年から2029年までの4年間にわたる実績が対象になることだ。
女子4人制の代表候補決定戦に進むための主な条件は次のとおり。
- 2026~2029年の日本カーリング選手権優勝チーム
- 2026~2029年の世界カーリング選手権出場チーム
- 2029年の日本選手権直前における、一定のポイント基準を満たした国内最上位の世界ランキングチーム
代表候補決定戦は、2029年9月末までに開催する予定となっている。
さらに、資格を得た時点の4人または5人のメンバーのうち、少なくとも3人が代表候補決定戦に出場できることも条件だ。
これはチーム競技であるカーリングの特性を踏まえた仕組みといえる。
ロコ・ソラーレには2030年への道が残されている注目したいのは、ロコ・ソラーレが2026年世界女子カーリング選手権に出場していることだ。
日本カーリング協会の選考規定では、2026年世界選手権への出場が2030年代表候補決定戦の参加資格の一つに含まれている。
したがって、2026年6月の日本選手権で予選敗退したからといって、2030年への道がすべて閉ざされたわけではない。
ただし、2029年の日本選手権への出場やメンバー構成など、今後満たすべき条件は残っている。
これは、藤澤にとって国内大会での優勝だけでなく、海外大会での安定した成績も求められることを意味する。
【プロの結論】2030年に向けて注目すべき3つのポイント藤澤五月の次の4年間を評価するなら、単純な勝敗だけでなく、次の3つに注目したい。
1. 新チームの連係とメンバーの継続性
吉田知那美の退団と松澤弥子の加入によって、ロコ・ソラーレは新しいチームづくりに取り組んでいる。
新加入選手の技術を既存メンバーの戦術にどう組み込むかが重要だ。
特に2030年の代表候補決定戦には、一定数の同一メンバーが必要となるため、長期的なチーム構成も競技力と同じくらい重要になる。
2. 国際大会での安定した結果
2026年のSt. Paul Cashspielでは準優勝を果たした一方、GSOC CO-OP Invitationalでは予選敗退となった。
海外の強豪と対戦する機会を通じて、ショットの精度や戦術の幅を広げられるかが問われる。
2030年を見据えるなら、日本選手権だけでなく、世界選手権や世界ランキングにつながる大会での実績が必要だ。
3. スキップとしてのメンタル面の強化
2026年9月のSportivaのインタビューで、藤澤は日本選手権で自分に自信を持てない状態だったことを振り返り、氷上練習とは別にメンタルを整える時間が必要だと語っている。
これは非常に重要なポイントだ。
カーリングのスキップは、試合中に何度も難しい判断を迫られる。技術があっても、プレッシャーのかかる場面で判断やショットの精度が揺らげば、勝利をつかむことは難しい。
藤澤自身がこの課題を認識していることは、次の成長を考えるうえで注目すべき材料となる。
【藤澤五月】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:藤澤五月は現在何歳で、現役を続けていますか?
A1:1991年5月24日生まれで、2026年10月31日現在35歳です。ロコ・ソラーレのスキップとして現役を続けており、2026-27シーズンも国内外の大会に出場しています。
Q2:藤澤五月は2026年ミラノ・コルティナ五輪に出場しましたか?
A2:出場していません。2025年9月の日本代表決定戦でフォルティウスに敗れ、五輪出場への道が途絶えました。なお、2018年平昌五輪では銅メダル、2022年北京五輪では銀メダルを獲得しています。
Q3:藤澤五月は2030年フランスアルプス五輪を目指していますか?
A3:はい。2026年9月のインタビューでは、次の4年間を見据えた準備について語っています。新体制のロコ・ソラーレで競技力を高め、2030年大会を目指す方針を明らかにしています。
藤澤五月は、北海道北見市で5歳からカーリングを始め、中部電力時代の日本選手権4連覇を経て、2015年にロコ・ソラーレへ加入した選手だ。
2018年平昌五輪の銅メダル、2022年北京五輪の銀メダルという2大会連続のメダル獲得は、日本女子カーリングの歴史に残る実績となっている。
2026年はミラノ・コルティナ五輪への出場を逃し、チームの再編や日本選手権での予選敗退も経験した。しかし、海外大会への挑戦は続いており、10月にはSt. Paul Cashspielで準優勝を記録した。
さらに、松澤弥子の加入による新体制の構築、鈴木夕湖らとの連係強化、メンタル面の改善など、取り組むべき課題も明確になっている。
藤澤五月の2026年は、引退ではなく次の4年間に向けた再出発の年だ。
2030年フランスアルプス五輪で再び日本の頂点を目指せるのか。2大会連続メダリストの経験と、新しいロコ・ソラーレの成長に注目したい。