2026年10月31日現在、読売ジャイアンツの二軍はファーム・リーグ公式戦と第23回みやざきフェニックス・リーグの全日程を終えている。2026年の公式戦最終順位はファーム・リーグ中地区2位。さらに、10月28日に終了したフェニックス・リーグでは優勝を果たした。シーズンを通じて、石塚裕惺、浅野翔吾、三塚琉生、皆川岳飛、平山功太ら若手が打順や守備位置を変えながら出場機会を重ねた。
巨人二軍スタメンを調べる際に押さえたいのは、単なる9人の名前だけではない。日ごとの打順変更、選手の出場試合数、打率・出塁率・本塁打、そして一軍での出場状況を照合すると、チームがどの選手に経験を積ませ、どの選手を競争の中心に置いていたのかが見えてくる。2026年の実際の試合記録とNPB公式成績をもとに、その全体像を整理する。
【2026年最新】巨人二軍今日のスタメンと試合日程の現状

2026年10月31日時点では、巨人のファーム公式戦はすでに終了している。最終戦は9月27日のDeNA戦で、ジャイアンツタウンスタジアムで行われた。この試合で巨人は12対5と勝利し、公式戦を締めくくった。
その後、10月7日から28日まで第23回みやざきフェニックス・リーグに参加。こちらも全日程を終えている。そのため、10月31日の「今日の巨人二軍スタメン」に該当する公式戦の出場メンバーは存在しない。
直近の公式戦と秋季教育リーグを区別して確認することが大切だ。ファーム・リーグのスタメンとフェニックス・リーグのスタメンは、同じ巨人の育成・調整部門でも出場選手や試合目的が異なる。
2026年の主な試合日程と結果- 9月12日:ハヤテ戦に13対0で勝利。平山功太が1番右翼で先発。
- 9月13日:ハヤテ戦。前日と同じく平山が1番を務めた。
- 9月26日:DeNA戦に4対6で敗戦。三塚琉生が4番左翼で出場。
- 9月27日:DeNA戦に12対5で勝利。ファーム公式戦最終戦となった。
- 10月27日:フェニックス・リーグの斗山戦に2対0で勝利。優勝を決定づけた。
- 10月28日:ヤクルトとの最終戦は3対5で敗れたが、巨人の優勝は変わらなかった。
ファーム公式戦の試合情報は日本野球機構(NPB)の公式記録で確認できる。フェニックス・リーグについてもNPBの試合結果ページに日ごとの記録が掲載されている。
【試合別スタメン比較】2026年の巨人ファーム打順はどう変わった?
読売ジャイアンツファーム打順の特徴を理解するには、複数日のスタメンを比較するのが有効だ。2026年9月の試合を見ると、平山や三塚、皆川などの若手が継続的に起用される一方、吉川尚輝やリチャード、キャベッジら一軍経験者も加わり、打線の構成が変化していた。
9月12日・ハヤテ戦9月12日の巨人は、田中将大が先発。打線は平山功太を1番右翼に置き、吉川尚輝を2番三塁、ティマを3番指名打者、三塚琉生を4番左翼に配置した。
5番リチャード、6番皆川岳飛、7番岸田行倫、8番宇都宮葵星、9番増田大輝という構成だった。若手の平山と三塚を上位に置きながら、経験のある選手を中軸や守備の要所に配置した打線だった。
この試合は13対0で巨人が勝利。平山は1番として出場し、三塚も4番で適時打を記録している。
9月13日・ハヤテ戦翌13日も平山が1番を務め、吉川が2番に入った。3番ティマ、4番三塚、5番リチャードという中軸は継続したが、6番皆川の守備位置は右翼に変更。7番川原田純平、8番宇都宮、9番山瀬慎之助という構成になった。
捕手が岸田から山瀬に変わり、先発も田中将大から石川達也へ交代している。同じカードでも、捕手と投手の組み合わせを含めて日ごとの変更があったことが分かる。
9月26日・27日、シーズン最終カード9月26日は鈴木大和が1番右翼、川原田が2番遊撃、キャベッジが3番指名打者、三塚が4番左翼、リチャードが5番一塁だった。先発は育成の花田侑樹。
翌27日の最終戦では、キャベッジが1番中堅に入り、川原田が2番遊撃、中山礼都が3番左翼、三塚が4番指名打者となった。5番ティマ、6番荒巻悠、7番湯浅大、8番山瀬、9番鈴木大和という打順で、先発投手は育成の千葉隆広だった。
この2日間だけでも、1番から3番までの構成が大きく変わっている。一方で川原田や三塚など、連日の起用が見られる選手もいた。ファームの打順は固定された序列ではなく、選手の状態や試合ごとの編成によって変化していた。
こうした試合別の打順は、スポーツ報知の試合前スタメン報道やNPBの試合記録と照合できる。
【公式成績比較】石塚裕惺・浅野翔吾・三塚琉生ら若手5人の実力
2026年の巨人二軍で注目したいのが、石塚裕惺、浅野翔吾、三塚琉生、皆川岳飛、平山功太の5選手だ。NPBの2026年度ファーム・リーグ中地区個人打撃成績を比較すると、それぞれ異なる持ち味が表れている。
2026年ファーム公式戦の個人成績| 選手 | 出場試合 | 打率 | 出塁率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浅野翔吾 | 62 | .322 | .398 | 6 | 33 |
| 石塚裕惺 | 31 | .319 | .427 | 4 | 18 |
| 三塚琉生 | 74 | .252 | .313 | 6 | 36 |
| 皆川岳飛 | 84 | .297 | .388 | 3 | 28 |
| 平山功太 | 34 | .283 | .321 | 3 | 19 |
出典はNPB公式の2026年度読売ジャイアンツ個人打撃成績。いずれもファーム・リーグ公式戦の数字であり、フェニックス・リーグや一軍公式戦の成績とは別集計である。
石塚裕惺:出塁率.427が示す選球眼石塚はファーム公式戦31試合に出場し、打率.319、出塁率.427、本塁打4本、打点18を記録した。
特に注目したいのは出塁率だ。打率との差は1割以上あり、安打だけでなく四球などによって塁に出る能力も数字に表れている。2026年のファーム成績では、打席数111に対して四球16を記録した。
10月27日のフェニックス・リーグ斗山戦では5番三塁で先発。若手中心の打線の中でクリーンアップを任された。シーズンを通じた出塁能力と、秋季リーグでの中軸起用を合わせて見ると、打撃面での成長を追う価値がある選手だ。
浅野翔吾:ファーム打率.322、一軍との成績比較浅野はファーム公式戦62試合で59安打、打率.322、6本塁打、33打点、出塁率.398を記録した。
一方、NPBの一軍公式戦成績では9試合に出場し、打率.185、出塁率.214、本塁打1本だった。ファームで安定した打撃成績を残した一方、一軍では出場機会と結果の両面で別の課題があったことが分かる。
この違いは、二軍の数字だけで一軍での活躍を判断できないことを示す。投手のレベル、打席数、対戦環境が変わるため、昇格後の対応力も評価する必要がある。
また、10月5日に公表されたフェニックス・リーグ参加メンバーの一覧には浅野の名前が確認できない。石塚、三塚、皆川、平山らが参加メンバーに含まれていたこととは対照的だ。浅野の秋季リーグ出場を、他の4選手と同じ条件で比較することはできない。
三塚琉生:74試合出場と長打力三塚は2026年ファーム公式戦で74試合に出場し、58安打、打率.252、6本塁打、36打点を記録した。
打率だけを見ると浅野や石塚には及ばないが、打点36は5選手の中で最多。長打率も.404で、得点機に打点を挙げる能力が数字に表れている。
さらに、フェニックス・リーグでは本塁打4本を放ち、同大会の本塁打ランキング1位タイに入った。秋の実戦でも長打力を発揮したことは、2027年に向けた注目材料となる。
皆川岳飛:出場機会と安定した打撃皆川は84試合に出場し、82安打、打率.297、出塁率.388、3本塁打、28打点を記録した。
5人の中では出場試合数が最多で、安定した出場機会を得ていた。さらに17二塁打、3三塁打を記録しており、単打だけに依存しない打撃も特徴だ。
盗塁は15個。打撃に加えて走塁面でも貢献しており、外野手として攻撃の選択肢を広げる存在になっている。
平山功太:1番打者としての適性平山は34試合で打率.283、出塁率.321、3本塁打、19打点を記録した。
出場試合数は5選手の中で少ないが、9月12日と13日のハヤテ戦では連続して1番右翼で先発。さらに10月26日のフェニックス・リーグ阪神戦では3番中堅、27日の斗山戦では7番右翼で起用された。
このように、打順や守備位置を変えながら出場している。平山を見る際は打率だけでなく、上位打線での起用、走塁、守備位置への対応を含めて評価することが重要だ。
【フェニックスリーグ2026】巨人が優勝!石塚・三塚らの起用と打順
2026年10月の巨人二軍を語るうえで欠かせないのが、第23回みやざきフェニックス・リーグだ。開催期間は10月7日から28日までの22日間。NPB12球団などが参加した秋季教育リーグで、巨人は17試合を戦った。
最終成績は11勝3敗3分。巨人は10月27日の斗山戦に2対0で勝利し、最終戦を残して優勝を決めた。翌28日のヤクルト戦は3対5で敗れたものの、優勝チームとして大会を終えている。
10月27日の斗山戦スタメン優勝を決定した10月27日のスタメンは、若手と機動力を組み合わせた構成だった。
- 1番・遊撃:門脇誠
- 2番・中堅:佐々木俊輔
- 3番・二塁:小濱佑斗
- 4番・一塁:藤井健翔
- 5番・三塁:石塚裕惺
- 6番・左翼:竹下徠空
- 7番・右翼:平山功太
- 8番・指名打者:荒巻悠
- 9番・捕手:亀田啓太
- 先発投手:京本真
1、2番には門脇と佐々木、クリーンアップには小濱、藤井、石塚が並んだ。平山も7番右翼で出場している。
試合では京本が4回無安打無失点、6奪三振の好投。5回には平山の安打をきっかけに荒巻の適時二塁打などで得点し、2対0で勝利した。石塚も安打を記録している。
三塚琉生は大会本塁打ランキング1位タイ大会の個人記録で特に目立ったのが三塚だ。みやざきフェニックス・リーグ特設サイトの最終集計によると、三塚は4本塁打でランキング1位タイとなった。
同大会では全選手合計114本塁打が記録されている。三塚はこの中で最多タイの本数を記録した。ファーム公式戦の6本塁打に加え、秋季リーグでも長打力を示した点は見逃せない。
フェニックス・リーグ参加選手一覧と浅野の扱い10月5日に公表された巨人の参加メンバーには、投手、捕手、内野手、外野手を合わせて複数の選手が選ばれた。野手では石塚裕惺、小濱佑斗、平山功太、皆川岳飛、三塚琉生、荒巻悠らが名を連ねた。
浅野翔吾は公表された参加メンバー一覧には含まれていない。参加選手は変更になる可能性があり、選手によって参加日程も異なるとされていたため、発表時のメンバーと実際の各試合の出場者は区別して見る必要がある。
また、フェニックス・リーグは通常のファーム公式戦とは別の大会だ。公式戦の打率や本塁打数に大会成績をそのまま加算してはいけない。三塚の4本塁打も、ファーム公式戦の6本とは別の記録である。
【ファーム・リーグ中地区成績】巨人二軍の2026年シーズンを分析
個人の活躍と同時に、チーム全体の成績も確認しておきたい。NPB公式の2026年度ファーム・リーグ中地区最終順位によると、巨人は124試合で75勝47敗2分、勝率.615。首位DeNAの74勝40敗8分、勝率.649に及ばず、3ゲーム差の2位となった。
巨人はDeNAより1勝多く挙げているが、敗戦数も多く、引き分け数が少なかった。順位は単純な勝利数ではなく勝率で決まるため、勝ち星が多くても優勝できなかった。
巨人とDeNAのチーム成績比較- 巨人:124試合、75勝47敗2分、勝率.615
- DeNA:122試合、74勝40敗8分、勝率.649
- 巨人のチーム打率:.256
- 巨人のチーム出塁率:.338
- 巨人のチーム本塁打:80本
- 巨人のチーム盗塁:174個
- 巨人のチーム防御率:2.74
打撃面では、巨人の80本塁打は中地区のDeNAの58本を上回った。盗塁も巨人174個に対してDeNA140個で、走力を生かした攻撃が数字に表れている。
一方、チーム打率はDeNAの.269に対して巨人は.256。出塁率もDeNAの.354に対して巨人は.338だった。巨人は長打と機動力を備えていたものの、出塁の安定性では首位チームに差をつけられていた。
投手陣は防御率2.74。DeNAの2.57には及ばなかったが、中地区2位の成績を残している。攻撃力だけでなく、投手陣の安定性もシーズンを評価するうえで重要な指標となる。
【プロの結論】巨人二軍スタメンと一軍昇格を読み解く3つの視点
二軍のスタメンから一軍昇格の可能性を考える場合、打率だけを見て判断するのは不十分だ。実際の2026年の成績と起用状況からは、少なくとも3つの評価軸が浮かび上がる。
1. 打率だけでなく出塁率と打席数を見る石塚の打率.319、出塁率.427は、安打と出塁の両方で結果を残したことを示している。一方、三塚は打率.252ながら36打点、6本塁打を記録した。
両者は同じ打者でも求められる役割が異なる。石塚は出塁能力、三塚は長打と得点圏での貢献というように、数字を複数組み合わせて評価する必要がある。
2. 打順と守備位置の変化を見る1番に入る選手は出塁や走塁、3番から5番は得点への貢献、下位打線は守備や打席経験など、起用には複数の目的がある。
ただし、特定の打順に入ったからといって、球団が一軍昇格を確約しているわけではない。平山が1番から3番、7番まで異なる打順を経験したように、複数の役割に対応できるかも評価材料になる。
3. 一軍成績と二軍成績を分けて比較する2026年の浅野はファームで打率.322を記録した一方、一軍では.185だった。石塚もファームで.319、一軍では.216という成績だった。
この差は、二軍での好成績がそのまま一軍での打撃成績につながるとは限らないことを示している。昇格後は、より高い投球レベルへの対応や、限られた打席での結果が問われる。
なお、ファーム公式戦の個人成績に名前があることと、現在の一軍登録・二軍登録の状態は別の情報だ。登録選手一覧を確認する際は、NPBの出場選手登録公示、球団の選手情報、実際の試合メンバーを分けて確認したい。
2026年の巨人はファーム公式戦で中地区2位、フェニックス・リーグで優勝した。個人の育成とチームの競争力という2つの観点から見れば、秋まで実戦経験を積んだ選手たちの2027年シーズンへの期待は大きい。
【巨人二軍スタメン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月31日の巨人二軍今日のスタメンは?
A1:10月31日時点では、ファーム公式戦は9月27日に終了し、フェニックス・リーグも10月28日に全日程を終えている。そのため、当日に該当する公式戦のスタメンはない。
Q2:2026年の巨人二軍で打率が高かった若手は誰?
A2:今回取り上げた5選手では、浅野翔吾が打率.322、石塚裕惺が.319、皆川岳飛が.297だった。いずれも2026年ファーム公式戦の成績である。
Q3:三塚琉生の2026年本塁打数は?
A3:ファーム公式戦では6本塁打。さらに第23回みやざきフェニックス・リーグでは4本塁打を記録し、大会の本塁打ランキング1位タイとなった。
Q4:石塚裕惺はフェニックス・リーグで何番を打った?
A4:10月27日の斗山戦では5番・三塁で先発した。クリーンアップの一角を担い、チームは2対0で勝利している。
Q5:巨人二軍の登録選手一覧とスタメン一覧は同じ?
A5:異なる。登録選手の情報は選手の登録状況を示し、スタメン一覧は特定の試合で先発出場する選手と打順を示す。試合ごとに変更されるため、当日の試合情報と公式公示を分けて確認する必要がある。
Q6:2026年の巨人二軍はファーム・リーグで優勝した?
A6:中地区2位だった。75勝47敗2分、勝率.615で、優勝したDeNAとは3ゲーム差。なお、10月に開催されたフェニックス・リーグでは11勝3敗3分で優勝している。
2026年の巨人二軍は、ファーム・リーグ中地区2位という成績で公式戦を終え、秋のフェニックス・リーグでは優勝を果たした。
個人成績では浅野翔吾の打率.322、石塚裕惺の出塁率.427、三塚琉生の公式戦6本塁打とフェニックス・リーグ4本塁打、皆川岳飛の84試合出場、平山功太の複数打順での起用が注目材料となった。
また、9月の公式戦と10月のフェニックス・リーグでは打順や守備位置が変わっており、巨人の若手起用は固定的なものではなかった。試合ごとのスタメンとシーズン成績を照らし合わせることで、選手それぞれの役割と成長の方向性をより具体的に把握できる。
今後の注目点は、2026年に積み重ねた実戦経験を2027年の一軍争いにつなげられるかどうかだ。二軍のスタメンを追う際は、打率だけでなく出塁率、本塁打、出場試合数、守備位置、一軍での出場実績まで確認することが、若手の現在地を正しく理解するための判断基準となる。