日本代表 vs ガーナ代表
日本
2

試合結果
−
ガーナ
0
開催日
2025年11月14日(金)
キックオフ
19時20分
会場
豊田スタジアム(愛知県)
観客数
40,030人
大会
キリンチャレンジカップ2025
出典:JFA公式記録、Jリーグ公式試合データ。
この試合は前半1-0、後半1-0というスコアで終了しました。日本は前後半に1点ずつを挙げ、ガーナにゴールを許しませんでした。
試合の基本データを一覧にすると、次のとおりです。
特に注目したいのは、シュート数でも日本が13対5と上回った点です。得点差だけではなく、試合全体で主導権を握っていたことが数字にも表れています。
【日本対ガーナの試合経過】南野の先制弾から堂安の追加点まで
前半16分:南野拓実が冷静なフィニッシュで先制試合の均衡を破ったのは、キャプテンマークを巻いて先発した南野拓実でした。
前半16分、日本は佐野海舟のインターセプトから攻撃を開始。右サイドで堂安律や久保建英がボールをつなぎ、再びボールを持った佐野がゴール前のスペースへ走り込む南野にパスを送りました。
南野は相手GKとの1対1を迎えると、慌てることなく相手の動きを見極めてシュート。ボールをゴールに流し込み、日本が1-0とリードします。
この得点には、日本の攻撃における複数の強みが詰まっていました。
- 佐野海舟のボール奪取能力
- 堂安と久保による右サイドの連係
- 佐野が再び攻撃に参加する運動量
- 南野のゴール前での判断力
南野にとって、このゴールはブラジル戦に続く代表戦での得点でした。また、代表通算26得点目となり、木村和司氏に並ぶ日本代表歴代8位タイの記録となりました。
前半終了:日本が攻守で優位を維持先制後も日本は積極的なプレスを続けました。
ガーナは身体能力を生かした攻撃やサイドチェンジで反撃を試みましたが、日本の中盤での守備と素早い切り替えに苦しみます。
前半26分には、ガーナがクロスからブランドン・ソロモン・トーマスアサンテのシュートを狙い、さらにコーナーキックからゴール前でチャンスを作りました。
しかし、得点には至らず、日本が1点リードで前半を終えました。
後半60分:堂安律が左足で追加点後半の大きな見せ場は60分でした。
日本は左サイドで鈴木淳之介がインターセプトに成功。その後、中村敬斗、上田綺世を経由して久保建英へボールが渡ります。
久保はペナルティーエリア右側に顔を出した堂安へパス。堂安は迷わず左足を振り抜き、鋭いシュートをゴールに突き刺しました。
スコアは2-0。
この得点は、単純な個人技だけで生まれたものではありません。守備でボールを奪い、複数の選手が連動して前進し、最後に堂安が仕留めるという一連の流れが見事でした。
堂安にとっては、2024年6月のシリア戦以来となる代表ゴールでした。
終盤:交代選手を投入して試合を締めくくる2点リードを確保した日本は、68分から交代を実施しました。
75分には南野、上田、久保を下げ、安藤智哉、後藤啓介、北野颯太を投入。82分には中村敬斗に代わって佐藤龍之介が出場しました。
ガーナも反撃を試みましたが、64分にカマルディーン・スレマナが放ったシュートはGK早川友基がセーブ。
日本は最後まで集中を切らさず、2-0のまま試合を終えました。
【サッカー日本代表のスタメン】森保監督が選んだ11人とガーナ代表メンバー
今回の日本代表は、森保一監督が継続している3バックを採用しました。
JFA公式記録による先発メンバーは以下のとおりです。
日本代表のスターティングメンバー| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 早川友基 |
| DF | 谷口彰悟 |
| DF | 渡辺剛 |
| DF | 鈴木淳之介 |
| MF/FW | 南野拓実(主将) |
| MF/FW | 堂安律 |
| MF/FW | 上田綺世 |
| MF/FW | 田中碧 |
| MF/FW | 中村敬斗 |
| MF/FW | 佐野海舟 |
| MF/FW | 久保建英 |
この試合の日本は、3-4-2-1を基本形とする布陣でした。
日本代表の基本配置イメージ
上田綺世
1トップ
南野
シャドー
久保
シャドー
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早川友基
GK
配置の概念図。選手の並びは説明用で、実際の試合中は流動的に変化します。
この布陣では、堂安と中村がウイングバックとして幅を確保し、田中と佐野が中盤を支えます。
前線では南野と久保が自由に動き、上田が相手DFラインを押し下げる役割を担いました。
ブラジル戦から変更されたポイントJFAの試合レポートによると、10月のブラジル戦から変更された先発選手は2人です。
- GK:鈴木彩艶から早川友基へ
- ボランチ:鎌田大地から田中碧へ
その他の主力は基本的に継続起用されました。
GK早川に国際Aマッチで経験を積ませながら、田中碧を中盤に加えた点は、ワールドカップを見据えた選手層の確認という意味でも注目できます。
ガーナ代表のスターティングメンバーガーナ代表の監督はオットー・アッド。日本戦では5バックを軸にした守備的な布陣を採用しました。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | ジョセフ・テッテ・アナン |
| DF | デリック・アーサー・コーン |
| DF | ジェローム・オポク |
| DF | ジョナス・アジェイ・アジェティー |
| DF | カレブ・イレンキー |
| DF | コジョ・ペプラ・オポン |
| MF | フランシス・アブ |
| MF | クワシ・シボ |
| MF | カマルディーン・スレマナ |
| FW | アントワヌ・セメンヨ |
| FW | ブランドン・ソロモン・トーマスアサンテ |
ガーナには、プレミアリーグでも存在感を示していたアントワヌ・セメンヨをはじめ、欧州クラブでプレーする選手が複数いました。
また、当時のガーナ代表にはモハンメド・クドゥスやトーマス・パーティーなど、実力ある選手も所属していました。ただし、この2人は今回の来日メンバーには含まれていません。
来日メンバーを確認する際は、代表チーム全体の所属選手と、実際に試合に出場した選手を区別する必要があります。
主な交代選手と交代時間JFAの公式記録に掲載された日本の交代は次のとおりです。
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| 68分 | 堂安律 | 菅原由勢 |
| 68分 | 田中碧 | 藤田譲瑠チマ |
| 75分 | 南野拓実 | 安藤智哉 |
| 75分 | 上田綺世 | 後藤啓介 |
| 75分 | 久保建英 | 北野颯太 |
| 82分 | 中村敬斗 | 佐藤龍之介 |
特に注目されたのは、後藤啓介と北野颯太の代表デビューです。
佐藤龍之介も82分から出場し、若い選手に国際舞台の経験を積ませる機会となりました。
【日本代表の勝因・戦術分析】森保一監督の采配で機能した3つのポイント
今回の2-0という結果を分析すると、日本の勝因は大きく3つに分けられます。
1.前線からのプレスでガーナの攻撃を制限最も大きかったのは、守備の連動性です。
日本は前線の選手だけに守備を任せるのではなく、中盤と最終ラインが連動して相手のパスコースを制限しました。
ガーナは身体能力の高さとスピードを武器に、カウンターや背後へのボールで攻撃を仕掛けるチームです。
しかし、日本はボールを失った直後の切り替えが速く、ガーナが前を向いて攻撃を始める前にプレッシャーをかけました。
JFAの試合レポートでも、序盤からの連動したプレスと素早い切り替えが試合の主導権につながったと評価されています。
2.佐野海舟と田中碧が中盤で存在感を発揮今回の試合で、得点者以外に高く評価したいのが佐野海舟です。
南野の先制点では、佐野のインターセプトが攻撃の起点になりました。
さらに佐野は、ボールを奪った後も攻撃に参加し、南野へのラストパスを供給しています。
田中碧も中盤でボールを動かし、守備と攻撃のバランスを整えました。
この2人の組み合わせは、攻撃的な選手を多く配置する3-4-2-1において、非常に重要な役割を果たしました。
森保監督が中盤の組み合わせを試したことは、ワールドカップ本大会に向けた選択肢の拡大という意味でも収穫です。
3.GK早川友基と3バックの安定感2点を取った攻撃陣だけでなく、守備陣の働きも見逃せません。
ガーナは後半64分にスレマナがシュートを放つなど、反撃の機会を作りました。
しかし、早川友基が落ち着いたセーブを披露。谷口彰悟、渡辺剛、鈴木淳之介の3バックも相手の攻撃に対応しました。
日本は最終的にシュートを13本に抑えられたのではなく、ガーナのシュートを5本に抑える試合運びを実現しています。
この数字が示すのは、単にGKが好セーブを連発したということではありません。相手に決定的なシュートを打たせない守備が機能したということです。
森保一監督の采配をどう評価するか今回の采配で評価したいのは、主力の連係を維持しながら、複数のポジションで競争を促した点です。
ブラジル戦から大幅にメンバーを入れ替えるのではなく、基本的な戦い方を維持しつつ、GKと中盤に変更を加えました。
さらに2点リードした段階で若手を投入し、試合の勝利と選手の経験値獲得を両立させました。
ただし、親善試合での勝利がそのままワールドカップ本大会での成功を保証するわけではありません。強度の高い相手に対しても同じプレスと守備の連動を再現できるかが、次の評価ポイントになります。
【日本対ガーナの過去対戦成績】2022年の4-1から2025年の2-0へ
日本とガーナは、長い対戦の歴史を持つ組み合わせです。
JFAが2025年11月の試合前に公表した対戦記録では、日本の通算成績は5勝0分3敗でした。
この記録には、1964年の東京オリンピックでの対戦も含まれています。
その後、2025年11月14日の勝利を加えると、JFAの対戦記録に基づく通算成績は6勝0分3敗となります。
主な過去の対戦| 年月日 | 大会 | 日本の結果 |
|---|---|---|
| 1964年10月16日 | 東京オリンピック | 2-3で敗戦 |
| 1994年7月8日 | アシックスカップ | 3-2で勝利 |
| 1994年7月14日 | アシックスカップ | 2-1で勝利 |
| 2006年10月4日 | キリンチャレンジカップ | 0-1で敗戦 |
| 2009年9月9日 | 国際親善試合 | 4-3で勝利 |
| 2013年9月10日 | キリンチャレンジカップ | 3-1で勝利 |
| 2018年5月30日 | キリンチャレンジカップ | 0-2で敗戦 |
| 2022年6月10日 | キリンカップ | 4-1で勝利 |
| 2025年11月14日 | キリンチャレンジカップ | 2-0で勝利 |
直近の前回対戦となった2022年6月10日のキリンカップサッカーでは、日本がガーナに4-1で勝利しました。
この試合では久保建英が国際Aマッチ初ゴールを記録しています。
それから約3年5カ月後となる2025年の再戦では、久保が南野と堂安の得点を演出する役割を担いました。
代表チームにおける久保の成長や、周囲の選手との連係の進化を振り返るうえでも興味深い対戦です。
ガーナ代表はFIFAワールドカップ2026の出場国今回の試合で忘れてはならないのが、ガーナ代表の立ち位置です。
ガーナは2025年10月に終了したFIFAワールドカップ2026アフリカ予選のグループIを首位で突破し、2大会連続5度目となる本大会出場を決めていました。
予選では一時苦戦したものの、オットー・アッド監督の復帰後に立て直し、最終的にはグループ首位を獲得しました。
攻撃面ではジョルダン・アユー、アントワヌ・セメンヨ、モハンメド・クドゥスらが存在感を示していました。
つまり、日本が対戦したのは単なるアフリカの親善試合相手ではなく、すでにワールドカップ出場を決めていた代表チームだったのです。
その相手に無失点で勝利したことは、日本の強化という観点からも意味のある結果でした。
【日本対ガーナの放送・見逃し配信】TBS・TVerと公式ハイライトの視聴方法
2025年11月14日の日本対ガーナ戦は、テレビとインターネットの両方で生中継されました。
当日のテレビ放送・ネット配信| 視聴方法 | 放送・配信内容 |
|---|---|
| TBS系列 | 全国生中継 |
| TVer | 無料ライブ配信 |
| DAZN | この試合の中継予定なし |
| NHK BS | この試合の中継予定なし |
TVerが2025年11月14日に公表した配信案内によると、ガーナ戦は同日18時30分から無料ライブ配信されました。
テレビ放送はTBS系列による全国生中継で、キックオフは19時20分でした。
2026年現在、見逃し配信はどうなっている?ここで注意したいのが、ライブ配信と見逃し配信は別のサービス提供形態だという点です。
TVerは通常の番組について見逃し配信を提供していますが、スポーツのライブ配信が終了後も必ずフル映像で残るわけではありません。
2026年11月時点で試合全編を視聴したい場合は、TVerの番組ページに現在も配信が残っているかを確認する必要があります。
試合ハイライトはJFA公式JFATVで公開試合のゴールシーンや主要なプレーを確認したい人には、日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル「JFATV」が公開したハイライトがおすすめです。
動画タイトルは「【ハイライト】日本代表vsガーナ代表|2025 11.14 豊田スタジアム」。
2025年11月14日に公開された約3分28秒の映像で、試合の主要シーンを振り返れます。
また、ハイライトとフルマッチ映像は別物です。得点シーンだけでなく、守備の連係や交代後の戦い方まで確認したい場合は、試合全編の映像が視聴できるかを確認するとよいでしょう。
【プロの結論】日本対ガーナから見えた2026年への収穫と課題
今回の試合を評価する際に、最も重要なのは2-0という数字だけで判断しないことです。
日本はガーナに対して、前線からの守備、中盤でのボール奪取、素早い攻撃への切り替えを高い水準で実行しました。
その結果として、南野の先制点と堂安の追加点が生まれ、守備でも無失点を達成しました。
特に注目したい収穫は次の4点です。
第一に、攻守の切り替えが得点に直結したこと。
南野のゴールは佐野のインターセプトから始まり、堂安のゴールも鈴木のボール奪取が起点でした。守備から攻撃へ移るスピードが、日本の強みとして表れています。
第二に、中盤の選手層が広がったこと。
佐野と田中の組み合わせが機能し、従来の主力とは異なる中盤の構成でも試合をコントロールできました。
第三に、若手選手に国際経験を積ませたこと。
後藤啓介、北野颯太らの投入は、単なる時間稼ぎではありません。代表チームの競争力を高めるための経験獲得という意味を持ちます。
第四に、無失点で試合を終えたこと。
得点力だけではなく、相手の攻撃を抑える組織的な守備が機能した点は、ワールドカップを戦ううえで大きな材料になります。
一方で、今後の課題もあります。相手がさらに強いプレスを仕掛けてきた場合のビルドアップや、守備ブロックを崩せない時間帯での攻撃の選択肢などは、引き続き改善が求められます。
【日本対ガーナ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本対ガーナの試合結果は何対何でしたか?
A1:2025年11月14日のキリンチャレンジカップ2025で、日本がガーナに2-0で勝利しました。前半16分に南野拓実、後半60分に堂安律が得点しています。
Q2:日本対ガーナの得点者は誰ですか?
A2:南野拓実と堂安律です。南野は佐野海舟のパスから先制点を決め、堂安は久保建英のパスを受けて左足で追加点を決めました。
Q3:日本代表のスタメンは誰でしたか?
A3:GK早川友基、DF谷口彰悟、渡辺剛、鈴木淳之介、MF/FW南野拓実、堂安律、上田綺世、田中碧、中村敬斗、佐野海舟、久保建英の11人です。
Q4:日本対ガーナはどこで開催されましたか?
A4:愛知県豊田市の豊田スタジアムです。2025年11月14日19時20分にキックオフされ、観客数は40,030人でした。
Q5:日本対ガーナのテレビ放送はどこでしたか?
A5:TBS系列で全国生中継されました。インターネットではTVerが無料ライブ配信を実施しました。
Q6:日本対ガーナのハイライトはどこで見られますか?
A6:日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル「JFATV」で公開された試合ハイライトを確認できます。試合全編の見逃し配信については、現在の配信状況を別途確認してください。
Q7:日本とガーナの過去の対戦成績はどうなっていますか?
A7:JFAの記録では、2025年11月14日の試合前は日本の5勝0分3敗でした。今回の2-0の勝利を加えると、通算6勝0分3敗となります。
2025年11月14日に豊田スタジアムで開催されたキリンチャレンジカップ2025。日本代表はガーナ代表に2-0で勝利し、南野拓実と堂安律がそれぞれゴールを決めました。
今回の試合で際立ったのは、前線からのプレス、中盤のボール奪取、守備から攻撃への素早い切り替えです。
森保一監督の3-4-2-1を軸とする戦術が機能し、早川友基を中心とする守備陣も無失点に貢献しました。
さらに、後藤啓介や北野颯太ら若手選手の起用は、2026年のワールドカップを見据えたチーム強化という意味でも重要な出来事でした。
日本対ガーナの2-0は、得点力・守備力・選手層の3つを確認できた一戦です。 南野と堂安のゴールだけでなく、佐野海舟や久保建英らの連係にも注目すると、この試合の価値がより明確になります。