巨人の2026年レギュラーシーズン最終戦は、10月3日に東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズ戦だった。試合結果は巨人2-5 DeNA。巨人の先発投手は井上温大で、敗戦という形で公式戦の日程を終えた。
NPBの10月公式記録を確認すると、巨人のシーズン最終盤は次のような結果だった。
- 10月1日:阪神戦 2-2(引き分け)
- 10月2日:ヤクルト戦 1-5(敗戦)
- 10月3日:DeNA戦 2-5(敗戦)
最終戦の相手がDeNAだったことは、ポストシーズンを考えるうえでも興味深い。レギュラーシーズン終了後、巨人は同じDeNAとCSファーストステージで再び対戦することになった。
なお、10月3日はあくまでレギュラーシーズンの最終戦であり、巨人の2026年シーズン最後の試合ではない。10月10日と11日にCSを戦っている。
【2026年セ・リーグ順位表】巨人は76勝64敗3分で2位

2026年のセ・リーグ最終順位では、阪神タイガースが首位、読売ジャイアンツが2位、横浜DeNAベイスターズが3位となった。
NPB公式記録による最終順位は以下のとおり。全6球団が143試合を消化している。
出典:日本野球機構(NPB)2026年度セントラル・リーグ公式戦成績。
巨人は阪神に2.5ゲーム差をつけられて2位となった。一方、3位DeNAとは5ゲーム差があり、レギュラーシーズンでは一定の差をつけてCS進出を決めている。
注目したいのは阪神との直接対決だ。NPBのチーム勝敗表では、巨人の対阪神戦は8勝16敗1分。25試合の対戦で負け越しており、首位とのゲーム差を縮められなかった要因の一つとして浮かび上がる。
阪神は79勝を挙げて勝率.560を記録したのに対し、巨人は76勝で.543。勝利数の差は3勝だが、引き分け数の違いも含めて最終的な勝率に差が生じた。
【2026年シーズン成績を分析】巨人の強みは投手力と機動力
巨人の2026年シーズンを評価するうえでは、勝敗だけでなくチーム打撃と投手成績を合わせて見る必要がある。
NPBの年度別成績によると、巨人は打率.234、486得点、103本塁打を記録。投手陣は防御率2.80、失点444という数字を残した。
特に投手成績はリーグ優勝の阪神とほぼ互角だった。阪神のチーム防御率が2.79だったのに対し、巨人は2.80。失点も阪神439に対して巨人444と、わずか5点差だった。
一方、得点力には差があった。
- 巨人:486得点
- 阪神:518得点
- DeNA:557得点
阪神とは32得点、DeNAとは71得点の差がある。打率も阪神とDeNAがともに.246だったのに対し、巨人は.234。シーズンを通じた攻撃面の数字では、上位2球団に及ばなかった。
ただし、巨人には別の強みもあった。チーム盗塁数は99個で、セ・リーグ最多。単純な長打力だけではなく、走塁によって得点機会を作る能力も備えていた。
先発投手・救援陣の成績にも注目個人投手成績では、井上温大が大きな存在感を示した。2026年の井上は10勝8敗、防御率2.02を記録。規定投球回到達者のリーグ防御率ランキングで3位に入っている。
チーム投手成績では、巨人の救援陣も注目に値する。セーブ数は47、ホールドポイントは185。優勝した阪神の43セーブ、133ホールドポイントと比較しても、救援投手の数字は高かった。
このデータから読み取れるのは、巨人が投手力を土台にして143試合を戦った一方、攻撃面では優勝球団との差を埋め切れなかったという構図だ。防御率だけを見れば優勝争いにふさわしい水準だったが、得点力の差が最終順位にも表れている。
井上の安定感や救援陣の働きは収穫だったものの、来季に向けては打線全体の得点効率をどう改善するかが大きなテーマになる。
【巨人対DeNAのCS結果】1-2、1-4の連敗でファーストステージ敗退
2026年の巨人にとって、レギュラーシーズン終了後の最大の山場となったのが、横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズ・ファーストステージだった。
セ・リーグ2位の巨人は、3位DeNAを東京ドームに迎えて対戦。しかし、結果は2試合連続の敗戦となり、ファイナルステージ進出を逃した。
試合結果:巨人1-2 DeNA
2026年10月10日・東京ドーム
巨人先発:井上温大
DeNA先発:東克樹
勝利投手:浜地/敗戦投手:マルティネス
第1戦は、巨人が1-2で惜敗した。DeNAは初回に牧秀悟のソロ本塁打で先制。巨人もその裏に1点を返して同点としたが、その後は両チームとも得点できない展開が続いた。
試合が動いたのは9回表。DeNAの度会隆輝がマルティネスからソロ本塁打を放ち、勝ち越しに成功した。巨人は6安打を記録したものの、得点は初回の1点にとどまった。
試合時間は2時間37分、入場者数は42,232人。終盤まで競り合った試合だったが、巨人は最後の1点を守り切れなかった。
第2戦:10月11日 巨人1-4 DeNA
試合結果:巨人1-4 DeNA
2026年10月11日・東京ドーム
巨人先発:竹丸和幸
DeNA先発:石田裕太郎
勝利投手:石田裕/敗戦投手:竹丸
後がなくなった第2戦でも、巨人はDeNAに1-4で敗れた。
DeNAは初回に2点を先制。巨人は4回裏に1点を返したものの、7回と8回にもDeNAに追加点を許した。最終的な安打数はDeNAの9本に対して巨人は5本。攻撃面でも相手を上回れなかった。
試合時間は3時間1分で、入場者数は42,248人。巨人の先発を務めた竹丸は敗戦投手となった。
これで巨人は2連敗。3試合制のファーストステージは第2戦で終了し、DeNAがファイナルステージ進出を決めた。
レギュラーシーズン2位でもCSで敗退した理由今回の結果で押さえておきたいのは、レギュラーシーズンの順位とポストシーズンの結果は別の評価軸だという点だ。
巨人は143試合で76勝を挙げ、DeNAに5ゲーム差をつけて2位となった。しかし、短期決戦では2試合の結果がそのままシーズンの終わりにつながった。
第1戦は9回に勝ち越し本塁打を許し、第2戦は初回からリードを奪われた。両試合とも巨人の得点は1点。シーズンを通じて課題となった得点力の不足が、短期決戦でも表れた形だ。
レギュラーシーズンの成績だけでは測れない試合終盤の対応力や、限られた好機を得点につなげる力が問われたCSだった。
【巨人の試合速報・2026年試合日程】公式記録の確認方法
2026年11月1日時点で、巨人の2026年レギュラーシーズンとCSはすべて終了している。したがって、現在の巨人に関してはリアルタイムの試合速報よりも、確定した試合結果や年度別成績を確認する段階にある。
巨人の試合結果を調べる場合、確認する情報によって参照先を使い分けるとよい。
- NPB公式サイトの試合結果:試合日、対戦球団、スコア、勝敗、先発投手などを確認できる。
- NPB公式の年度別成績:チーム勝敗表、打撃成績、投手成績をまとめて確認できる。
- NPB公式の試合速報:試合中のスコア、イニング別得点、投打成績などを確認できる。
- 球団公式の試合情報:読売ジャイアンツのチーム発表や試合関連情報を確認する際に役立つ。
特に注意したいのは、レギュラーシーズンの76勝64敗3分と、CSの2敗を混同しないことだ。前者は143試合の公式戦成績であり、後者はポストシーズンの結果である。
検索結果で「巨人の最終成績」と表示されている場合も、それが公式戦の数字なのか、CSを含むシーズン全体の振り返りなのかを区別する必要がある。
また、2026年の公式戦日程は3月から10月まで組まれており、巨人のレギュラーシーズンは10月3日、ポストシーズンは10月11日に終了した。次のシーズンの日程と、終了した2026年の試合日程を取り違えないことも大切だ。
【野球巨人の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年最終順位は何位ですか?
A1:セ・リーグ2位です。143試合で76勝64敗3分、勝率.543を記録しました。優勝した阪神とは2.5ゲーム差でした。
Q2:巨人の2026年レギュラーシーズン最終戦の結果は?
A2:2026年10月3日のDeNA戦で、巨人は2-5で敗れました。東京ドームで行われた試合で、巨人の先発投手は井上温大でした。
Q3:巨人は2026年のクライマックスシリーズでどうなりましたか?
A3:DeNAとのファーストステージで2連敗し、敗退しました。10月10日は1-2、10月11日は1-4で、2試合とも東京ドームで行われました。
Q4:巨人と阪神の2026年の成績にはどれくらい差がありましたか?
A4:阪神は79勝62敗2分、巨人は76勝64敗3分でした。阪神が3勝多く、勝率でも.560対.543と差をつけています。
Q5:巨人の2026年シーズンで注目された投手は誰ですか?
A5:井上温大です。10勝8敗、防御率2.02を記録し、セ・リーグの規定投球回到達者の防御率ランキングで3位に入りました。
読売ジャイアンツの2026年は、公式戦76勝64敗3分、セ・リーグ2位という成績で幕を閉じた。阪神との優勝争いでは2.5ゲーム差で及ばなかったものの、投手陣はチーム防御率2.80を記録し、リーグ上位の力を示した。
一方、攻撃面では486得点、打率.234にとどまり、阪神やDeNAとの差が数字に表れた。井上温大の安定した投球や救援陣の成績は明るい材料だったが、優勝を狙うには得点力の底上げが必要になる。
そして、シーズン最後の大きな舞台となったDeNAとのCSでは、1-2、1-4の連敗。レギュラーシーズン2位という実績をポストシーズンの勝利につなげられなかった。
2026年の巨人を評価するなら、投手力と機動力は収穫、打線の得点力と短期決戦への対応は課題という整理が妥当だろう。76勝という数字だけで判断するのではなく、阪神との直接対決、チーム打撃、投手成績、CSの試合内容まで合わせて見ることで、今季の巨人が残した成果と課題がより明確になる。
2027年に向けて注目したいのは、強みである投手力を維持しながら、接戦を勝ち切るための攻撃力をどこまで高められるかという点だ。
主な記録出典:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、読売ジャイアンツ月別試合結果、クライマックスシリーズ公式試合結果。