2026年7月28日から30日にかけて、ロサンゼルス・ドジャースとシアトル・マリナーズがドジャースタジアムで対戦した3連戦。初戦はマリナーズが7対6で競り勝ったものの、第2戦、第3戦はドジャースが連勝し、シリーズを2勝1敗で終えた。
この3試合では、大谷翔平が初戦で3安打3打点を記録し、アンディ・パヘスは第2戦で3安打2打点の活躍を披露。さらに第3戦では佐々木朗希が5回1/3を投げて7奪三振を記録した。一方、マリナーズではドミニク・キャンゾーンが初戦で2本塁打を放ち、フリオ・ロドリゲスやカル・ローリーも存在感を示した。
【3連戦の結果】初戦を落としたドジャースが2連勝で勝ち越し

2026年7月28〜30日の3連戦は、ドジャースが2勝1敗で勝ち越した。試合ごとのスコアを見ると、初戦は両チームの長打力がぶつかる乱打戦、第2戦はドジャースの先発投手が主導権を握る展開、第3戦は佐々木朗希の好投と打線の援護がかみ合う試合だった。
7月28日の初戦では、マリナーズが10安打で7得点。ドジャースも13安打を放ったが、6得点にとどまり、1点差で敗れた。マリナーズは5本塁打を放ち、長打によって効率よく得点を重ねた。
7月29日はドジャースが4対2で勝利。エリック・ラウアーが6回を1安打無失点に抑え、マリナーズ打線を封じ込めた。攻撃ではパヘスが3安打2打点を記録し、チームを引っ張った。
7月30日はドジャースが6対2で勝利。佐々木朗希が7奪三振を記録し、5回1/3を2失点でまとめた。打線も8安打で6得点を挙げ、試合の主導権を維持した。
MLB公式の試合記録によると、7月30日時点の両チームのレギュラーシーズン成績は、ドジャースが69勝40敗、マリナーズが53勝57敗。直接対決の2026年成績も、ドジャースの2勝1敗となった。
【試合別ボックススコア】3日間の得点・安打・主役を一覧比較
各試合のボックススコアを整理すると、3連戦の流れが明確になる。特に注目したいのは、ドジャースが初戦で安打数を上回りながら敗れ、その後は投手力と得点効率を改善して連勝した点だ。
| 日付 | 試合結果 | 安打数 | 主な選手データ |
|---|---|---|---|
| 7月28日 | マリナーズ 7-6 ドジャース | SEA 10 / LAD 13 | 大谷3安打3打点、キャンゾーン2本塁打3打点 |
| 7月29日 | マリナーズ 2-4 ドジャース | SEA 5 / LAD 11 | パヘス3安打2打点、ラウアー6回1安打無失点 |
| 7月30日 | マリナーズ 2-6 ドジャース | SEA 8 / LAD 8 | 佐々木5回1/3・7奪三振、ラッシング3打点 |
3試合の合計では、ドジャースが16得点32安打、マリナーズが11得点23安打。チーム打率を各試合の打数と安打数から算出すると、ドジャースは約.308、マリナーズは約.225となる。
一方、本塁打数は両チームとも5本で並んだ。つまり、ドジャースの勝ち越しは本塁打数だけで説明できない。単打を含む安打の積み重ね、先発投手の安定感、走者を得点に結びつける攻撃の効率が大きく影響した。
初戦のドジャースは13安打を放ちながら6得点で、残塁は8。対するマリナーズは10安打で7得点を挙げ、残塁は3だった。安打数の多さと得点力が必ずしも一致しないことを示す試合だった。
【打撃データ比較】大谷翔平・パヘス・キャンゾーンが残した数字
今回の3連戦で特に注目されたのが、大谷翔平、アンディ・パヘス、ドミニク・キャンゾーンの打撃成績だ。それぞれ異なる試合で結果を残し、シリーズの展開に影響を与えた。
大谷翔平:初戦で3安打3打点の活躍
7月28日の大谷は4打数3安打、1本塁打、3打点。初回にはルイス・カスティーヨから先制本塁打を放ち、マリナーズに先手を取った。さらに安打を重ね、初戦のドジャース打線をけん引した。
翌29日も3打数2安打1打点を記録。2試合合計では7打数5安打、1本塁打、4打点となった。打率換算では.714に相当する数字であり、出場した2試合で非常に高い安打生産力を示した。
ただし、大谷の活躍だけでは初戦の敗北を防げなかった。個人の打撃成績とチームの勝敗を分けて考える必要があることも、この試合から読み取れる。
アンディ・パヘス:第2戦の3安打2打点が勝利に直結
パヘスは7月28日に5打数1安打、29日に4打数3安打2打点、30日に4打数2安打を記録した。
3試合合計では13打数6安打、打率.462相当。さらに第2戦では本塁打も放っている。初戦では得点につながる働きが限定的だったが、第2戦では複数の安打と打点によって勝利に貢献した。
パヘスの特徴は、単純な安打数だけでなく、得点に直結するタイミングで結果を残したことにある。大谷が初戦で示した爆発力とは異なる形で、ドジャースの攻撃を支えた。
ドミニク・キャンゾーン:初戦の2本塁打でマリナーズを勝利に導く
マリナーズで最も強烈な打撃を見せたのはキャンゾーンだった。7月28日の試合で4打数2安打、2本塁打、3打点を記録。マリナーズの5本塁打のうち2本を一人で放った。
2本の本塁打は、いずれも先発ブレイク・スネルではなく、ドジャースの先発ジャスティン・ロブレスキーと救援投手から記録されたものだ。特に8回の本塁打は追加点となり、終盤のリードを広げる役割を果たした。
7月29日は1安打、30日は無安打だったものの、初戦の2本塁打だけで3連戦における存在感を十分に示した。
フリオ・ロドリゲス:初戦の本塁打が光る一方、後半は苦戦
フリオ・ロドリゲスは7月28日に4打数2安打1打点、本塁打1本を記録した。4回にはドジャースのロブレスキーから本塁打を放ち、マリナーズの攻撃を勢いづけた。
しかし、29日は4打数無安打、30日も5打数無安打。3試合合計では13打数2安打、1本塁打、1打点となった。初戦での長打力は際立ったものの、残る2試合ではドジャース投手陣に抑えられた。
カル・ローリー:初戦の本塁打と第3戦の打点
カル・ローリーは7月28日に4打数1安打1本塁打1打点。第2戦は3打数無安打、第3戦も3打数無安打ながら1打点を記録した。
3試合合計では10打数1安打、1本塁打、2打点。安打数だけを見ると厳しい結果だが、初戦の本塁打と第3戦の打点によって、得点への貢献は残している。
両チームの打者を比較すると、ドジャースは大谷とパヘスを中心に安打を積み重ね、マリナーズはキャンゾーンやロドリゲスの本塁打で一気に得点する構図だった。
【投手データ比較】佐々木朗希の7奪三振と先発陣の投球内容
3連戦の勝敗を左右したもう一つの要素が投手力だ。初戦では両先発が失点し、打撃戦になった一方、第2戦ではドジャースのラウアーが好投。第3戦では佐々木朗希が勝利投手となり、ドジャースの連勝を完成させた。
7月28日:ロブレスキーとカスティーヨがともに5失点
ドジャースの先発ロブレスキーは6回を投げ、7安打5失点、7奪三振。四球を与えなかったものの、マリナーズの長打攻勢を止めきれなかった。
マリナーズのカスティーヨも5回11安打5失点。ドジャース打線に多くの安打を許したが、後続の救援投手が追加失点を抑え、チームは7対6で逃げ切った。
7月29日:ラウアーが6回1安打無失点
第2戦の勝利を支えたのは、エリック・ラウアーの投球だった。6回を投げて被安打1、無失点、4奪三振。マリナーズ打線にほとんど反撃の機会を与えなかった。
マリナーズの先発エマーソン・ハンコックは5回8安打3失点、5奪三振。ドジャース打線の攻撃を完全には止められず、敗戦投手となった。
7月30日:佐々木朗希が5回1/3、7奪三振で勝利
第3戦の先発を務めた佐々木朗希は、5回1/3を投げて5安打2失点、3四球、7奪三振。今季5勝目を挙げた。
特に注目されたのは、持ち味であるスプリッターの制球と空振りを奪う能力だ。MLB公式の試合映像解説でも、特徴的なスプリッターの状態が取り上げられた。一方、6回には2失点を喫して降板しており、長いイニングを投げ切るには課題も残した。
対するマリナーズのブライアン・ウーは5回5安打5失点、8奪三振。奪三振数では佐々木を上回ったものの、失点が多く、試合の主導権をドジャースに渡した。
3試合の先発投手を比較すると、次のようになる。
- 7月28日・ロブレスキー:6回、7被安打、5失点、7奪三振
- 7月28日・カスティーヨ:5回、11被安打、5失点、2奪三振
- 7月29日・ラウアー:6回、1被安打、無失点、4奪三振
- 7月29日・ハンコック:5回、8被安打、3失点、5奪三振
- 7月30日・佐々木:5回1/3、5被安打、2失点、7奪三振
- 7月30日・ウー:5回、5被安打、5失点、8奪三振
救援投手を含む3試合の投手成績を合算すると、ドジャース投手陣は27イニングで11自責点、27奪三振。マリナーズ投手陣は27イニングで16自責点、24奪三振だった。
シリーズ全体の防御率に換算すると、ドジャースが3.67、マリナーズが5.33。先発の好投に加えて、救援陣がリードを守ったこともドジャースの勝ち越しにつながった。
【勝敗を分けたポイント】本塁打数が同じでもドジャースが上回った理由
今回の3連戦で興味深いのは、両チームの本塁打数が5本ずつだったことだ。長打力では互角だったにもかかわらず、最終的な得点はドジャース16点、マリナーズ11点と5点差がついた。
その理由は、主に3つある。
1つ目は、安打を得点につなげる能力の違いだ。
ドジャースは3試合で32安打を放ち、マリナーズの23安打を大きく上回った。特に第2戦では11安打で4得点を挙げ、序盤から着実にリードを広げた。第3戦も8安打で6得点を記録している。
2つ目は、先発投手の安定感だ。
第2戦のラウアーは6回1安打無失点という内容でマリナーズ打線を封じた。第3戦の佐々木も7奪三振を記録し、試合の流れを大きく崩さなかった。初戦で課題となった失点を、残り2試合では大幅に減らしている。
3つ目は、得点源が一人に偏らなかったことだ。
大谷、パヘス、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、ダルトン・ラッシングらが異なる試合で打点を記録した。第3戦ではラッシングが3打点を挙げ、ベッツも2打点を記録。主力打者だけでなく、複数の選手が得点に絡んだ。
マリナーズは初戦でキャンゾーンの2本塁打を中心に爆発したものの、29日と30日は合計4得点にとどまった。ロドリゲスやローリーも初戦以降は安打が出にくく、打線全体の継続性という面で差が生まれた。
つまり、マリナーズは一試合での破壊力を見せた一方、ドジャースは3試合を通して攻撃と投球のバランスを保った。この違いがシリーズの勝敗を決めた。
【プロの結論】2026年の選手データは個人成績と試合状況をセットで読む
今回のドジャース対マリナーズ3連戦から得られる最も重要な視点は、打率や本塁打数だけで選手の貢献度を判断しないことだ。
大谷翔平は2試合で5安打4打点を記録したが、チームは初戦で敗れている。キャンゾーンは1試合で2本塁打3打点という圧倒的な結果を残したが、その後の2試合では得点への貢献がなかった。
パヘスは第2戦で3安打2打点を記録し、ラウアーの好投とともに勝利を支えた。佐々木は7奪三振という数字だけでなく、5回1/3を2失点でまとめた点が評価の対象になる。
選手データを見る際には、次の基準が役立つ。
- 打者を評価する場合:打率、安打、本塁打、打点に加え、得点圏での成績や出塁状況を確認する。
- 先発投手を評価する場合:防御率、投球回、奪三振、被安打、与四球、失点を組み合わせる。
- 救援投手を評価する場合:登板回、失点、セーブ、ホールド、リードを守った状況を確認する。
- チームを評価する場合:総安打数、本塁打数、得点、残塁、投手陣全体の成績を比較する。
また、3連戦のような短期間の成績を、シーズン全体の実力と同一視するのも適切ではない。打者の好不調や投手の登板間隔、対戦相手との相性によって、短期的な数字は大きく変動する。
今回の結果であれば、大谷の5安打やパヘスの6安打は好調さを示す材料になる。一方、佐々木の7奪三振は1試合の結果であり、シーズン全体の防御率や投球回と併せて判断する必要がある。
試合別ボックススコアとシーズン累計成績を区別することが、2026年最新のMLB選手データを正確に読み解くための基本になる。
【ドジャース対マリナーズ試合選手データ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年7月28〜30日のドジャース対マリナーズの試合結果は?
A1:7月28日はマリナーズが7対6で勝利。7月29日はドジャースが4対2、7月30日はドジャースが6対2で勝利した。3連戦はドジャースの2勝1敗だった。
Q2:大谷翔平はマリナーズ戦で何安打、何打点を記録した?
A2:7月28日は4打数3安打3打点、7月29日は3打数2安打1打点。出場した2試合の合計は7打数5安打、1本塁打、4打点だった。
Q3:アンディ・パヘスは3連戦で何安打を記録した?
A3:7月28日は1安打、29日は3安打、30日は2安打。3試合合計で13打数6安打、1本塁打、2打点を記録した。
Q4:佐々木朗希の7月30日の投球成績は?
A4:5回1/3を投げ、5安打2失点、3四球、7奪三振。ドジャースの6対2の勝利に貢献し、今季5勝目を挙げた。
Q5:ドミニク・キャンゾーンは何本のホームランを打った?
A5:7月28日の初戦で2本塁打、3打点を記録した。いずれもマリナーズが7対6で勝利した試合で飛び出した本塁打だった。
Q6:フリオ・ロドリゲスとカル・ローリーの成績は?
A6:ロドリゲスは3試合で13打数2安打、1本塁打、1打点。ローリーは10打数1安打、1本塁打、2打点だった。
Q7:2026年のドジャース対マリナーズの対戦成績は?
A7:今回の3連戦終了時点ではドジャースが2勝1敗、マリナーズが1勝2敗。ドジャースがシリーズを勝ち越した。
2026年7月28〜30日のドジャース対マリナーズ3連戦は、初戦をマリナーズが7対6で制した後、ドジャースが4対2、6対2で連勝する展開となった。
打撃面では大谷翔平が2試合で5安打4打点、アンディ・パヘスが3試合で6安打2打点を記録。マリナーズではドミニク・キャンゾーンが初戦で2本塁打3打点を挙げ、フリオ・ロドリゲスとカル・ローリーも本塁打を放った。
投手面では、第2戦のラウアーが6回1安打無失点、第3戦の佐々木朗希が5回1/3、7奪三振、2失点と好投。3連戦全体でもドジャース投手陣が防御率3.67を記録し、マリナーズの5.33を下回った。
今回のシリーズを象徴するのは、初戦の本塁打攻勢だけではなく、2戦目以降に見せたドジャースの修正力だ。個人の打撃成績、先発投手の投球回、奪三振、チーム全体の得点効率を組み合わせると、2勝1敗という結果の背景が見えてくる。
今後のMLB観戦でも、試合結果だけでなく、選手別ボックススコアと投手成績を合わせて確認したい。2026年シーズンの両チームの戦いを追ううえでも、この3連戦は打撃力と投手力のバランスを考える好材料となった。
主なデータ参照:MLB公式サイトの2026年7月28日・29日・30日試合結果および試合映像解説、各試合のボックススコア、Baseball-Referenceの2026年ドジャース日程・対戦記録。