「ひらのるか」と検索されているのは、スノーボード男子ハーフパイプ日本代表として世界のトップで活躍する平野流佳(ひらの・るか)選手です。2002年3月12日生まれ、大阪府出身。太成学院大学を卒業後、INPEXに所属し、ワールドカップでは3シーズン連続の種目別総合優勝を達成しました。
2025年の世界選手権では銀メダルを獲得し、2026年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは男子ハーフパイプで4位、91.00点を記録。惜しくもメダルには届きませんでしたが、3本すべての演技を成功させた滑りは大きな注目を集めました。現在の所属やスポンサー、家族、学歴、得意技まで、2026年10月時点の情報を整理します。
【平野流佳のプロフィール】年齢・生年月日・出身地・所属を紹介

平野流佳選手は、日本を代表するスノーボード・ハーフパイプのトップライダーです。同じ「平野」という名字を持つ平野歩夢選手と混同されることもありますが、もちろん別の選手です。
平野流佳選手は2002年3月12日生まれ。2026年10月31日時点で24歳です。大阪府出身で、報道各社の選手紹介では大阪市出身とされています。
日本オリンピック委員会(JOC)の公式プロフィールでは、最終学歴は太成学院大学、所属先はINPEXと記載されています。INPEXのアスリート紹介では、競技種目、身長166cm、体重66kgなどの情報も公開されています。
基本プロフィールをまとめると、次のとおりです。
- 名前:平野流佳(ひらの・るか)
- 英語表記:Ruka Hirano
- 生年月日:2002年3月12日
- 年齢:24歳(2026年10月31日時点)
- 出身地:大阪府大阪市
- 身長:166cm(INPEX公表値)
- 体重:66kg(INPEX公表値)
- 学歴:太成学院大学 人間学部健康スポーツ学科卒業
- 所属:株式会社INPEX
- 競技:スノーボード男子ハーフパイプ
なお、2026年2月の五輪開会式時点では23歳でした。3月12日の誕生日を迎え、現在は24歳になっています。大会当時の年齢と現在の年齢を区別しておくと、プロフィールの数字に混乱しません。
【家族構成と学歴】父親・母親の影響で始めたスノーボード
平野流佳選手の競技人生を語るうえで欠かせないのが、幼少期からの家族のサポートです。
本人が自身の活動について紹介したGLOBAL WiFiのインタビューでは、6歳のときにスノーボードをしていた両親に連れられて初めて山へ行き、7歳から競技を始めたと説明しています。
雪がほとんど降らない大阪で育ちながら、毎週のようにスキー場へ連れて行ってもらったというエピソードも紹介されています。家族がスノーボードに親しんでいたことが、競技との出会いにつながりました。
父親と母親については、競技を始めるきっかけをつくったことが本人の紹介から分かります。一方、両親の氏名や職業、詳しい経歴などは、INPEXやJOCの公式プロフィールでは公表されていません。
また、検索されることの多い弟の存在や兄弟の詳しい構成についても、公式プロフィールから確定できる情報はありません。家族の情報は、本人が公に紹介している競技との関わりを中心に捉えるのが適切です。
太成学院大学での学生生活も、平野選手の経歴を理解するうえで重要です。
同選手は太成学院大学の人間学部健康スポーツ学科に在籍し、2024年3月に卒業しました。大学は2026年1月の公式発表でも、平野選手を同学科の卒業生として紹介しています。
競技活動と大学生活を両立し、卒業後の2024年4月にはINPEXに入社。学生アスリートから企業所属のトップ選手へと活動の基盤を移しました。
大阪で競技を始め、大学卒業後も世界の舞台に立ち続けるキャリアは、競技への長期的な取り組みを示しています。
平野流佳選手の最大の実績は、FISスノーボードワールドカップの男子ハーフパイプで2022/23、2023/24、2024/25の3シーズン連続で種目別総合優勝を果たしたことです。
ここでいう3連覇は、単一大会で3回連続優勝したという意味ではありません。シーズンを通じたワールドカップの種目別総合ランキングで、3年連続1位になったことを指します。
2025年2月のカルガリー大会最終戦では93.00点を記録して優勝。これにより3季連続の種目別王者を確定させ、通算7勝目を挙げました。ヨネックスやJOCも、この快挙を公式ニュースで伝えています。
その後、2025年3月29日にスイスのエンガディンで開催された世界選手権では、男子ハーフパイプ決勝で92.25点を獲得して銀メダルを獲得しました。優勝したスコッティ・ジェームズ選手の95.00点に続く2位で、戸塚優斗選手も3位に入り、日本勢が表彰台に立っています。
主な競技経歴を時系列で整理すると、以下のとおりです。
| 時期 | 出来事・大会 | 結果・内容 |
|---|---|---|
| 6歳 | スノーボードとの出会い | 両親に連れられて雪山へ |
| 7歳 | 競技開始 | ハーフパイプに取り組み始める |
| 2020年 | ローザンヌ冬季ユースオリンピック | 金メダル |
| 2022年 | 北京冬季オリンピック | 男子ハーフパイプ12位 |
| 2022/23シーズン | FISワールドカップ | 種目別総合優勝 |
| 2023/24シーズン | FISワールドカップ | 種目別総合2連覇 |
| 2024年 | X Games | 準優勝 |
| 2024年4月 | INPEX入社 | 企業所属選手として活動 |
| 2024/25シーズン | FISワールドカップ | 種目別総合3連覇 |
| 2025年3月 | 世界選手権 | 銀メダル・92.25点 |
| 2026年2月 | ミラノ・コルティナ五輪 | 4位・91.00点 |
| 2026年3月 | 札幌ワールドカップ | 4位 |
特に注目したいのは、ワールドカップでの安定した成績です。2022/23シーズンから2024/25シーズンまで、異なる開催地や大会環境の中で総合ランキング1位を維持しました。
さらに、世界選手権でも銀メダルを獲得したことで、シーズンを通じた安定感だけでなく、一発勝負の大舞台でも結果を残せる選手であることを示しました。
これらの戦績は、INPEXの選手紹介、ムラサキスポーツのライダープロフィール、FIS公式選手データベースなどでも確認できます。
【2026年最新】ミラノ・コルティナ五輪4位・91.00点の演技を振り返る
2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックは、平野流佳選手にとって2大会連続の五輪出場となりました。
北京2022では決勝12位。そこからワールドカップ3連覇や世界選手権銀メダルを積み重ね、メダル候補としてイタリアの舞台に臨みました。
男子ハーフパイプ決勝で平野選手が記録したベストスコアは91.00点で、最終順位は4位でした。
日刊スポーツの大会報道によると、平野選手は決勝の3本すべてで演技を成功させています。各ランの得点は次のとおりです。
- 1本目:90.00点
- 2本目:90.00点
- 3本目:91.00点
3本とも90点以上を記録し、最後のランで自己ベストとなる91.00点をマークしました。難度の高い技に挑戦する選手が転倒する場面もあった決勝で、3本をまとめ切ったことは大きな意味を持ちます。
一方、メダル争いは非常にハイレベルでした。
- 金メダル:戸塚優斗選手・95.00点
- 銀メダル:スコッティ・ジェームズ選手・93.50点
- 銅メダル:山田琉聖選手・92.00点
- 4位:平野流佳選手・91.00点
銅メダルとの差はわずか1.00点でした。あと一歩で表彰台という結果です。
試合後の平野選手について、日刊スポーツは、順位が確定した後に涙を流し、取材エリアでも目元を押さえていた様子を報じています。
五輪4位はメダル獲得ではありません。しかし、世界選手権銀メダリストであり、ワールドカップ3連覇を達成した選手が、五輪でも91点を獲得したという事実は、世界トップクラスの実力を裏付けています。
また、INPEXの公式アスリート紹介には、五輪結果とともに「4年後絶対リベンジします」というコメントが掲載されています。2026年大会の悔しさを次の目標につなげる姿勢がうかがえます。
【強さの秘密】得意技トリプルコーク1440とスイッチスタンスの技術
平野流佳選手の強さを理解するには、単純に回転数の多い技を成功させるという視点だけでは足りません。注目すべきなのは、高難度の技を左右のスタンスで使い分けられる技術です。
代表的な大技が「トリプルコーク1440」です。
これは縦方向に3回転、横方向に4回転する高難度の空中技です。ハーフパイプの壁から高く飛び出し、空中で複雑な回転を行ったうえで、次のエアにつなげられるよう着地する必要があります。
2026年1月31日のテレビ朝日のスポーツ報道では、平野選手がトリプルコーク1440を2連続で組み込む技術を進化させていることが紹介されました。
この技術を支えているのが、スイッチスタンスです。
スノーボードでは、普段の滑走時に前にする足によってスタンスが異なります。逆の足を前にして滑ることをスイッチスタンスと呼びます。
平野選手は、得意な左足前だけでなく、逆の右足前でも高難度の技を繰り出せることが強みです。通常のスタンスとスイッチスタンスを切り替えながら大技を連続させることで、演技の構成に幅を持たせています。
テレビ朝日の報道では、平野選手自身も逆足が前のときの技術に注目してほしいという趣旨のコメントをしています。小学5年生から指導している青木亮コーチも、さまざまな動きを反復練習できる努力家として評価しています。
ここから分かるのは、平野選手の武器が単なる身体能力ではないということです。
ハーフパイプでは、空中技の難易度だけでなく、エアの高さ、着地の完成度、技の多様性、演技全体の流れが評価されます。難しい技を1回成功させても、次の技につながらなければ高得点には結び付きません。
左右のスタンスを使い分ける能力は、演技の選択肢を広げるだけでなく、複数の高難度技を組み合わせるうえでも大きな強みとなっています。
五輪で3本すべてを成功させた安定感も、この技術的な幅と無関係ではありません。高難度と完成度の両方を追求することが、平野選手の競技スタイルの特徴です。
【現在の所属・スポンサー】INPEX、YONEX、ムラサキスポーツとの関係
2026年10月現在、平野流佳選手の所属先は株式会社INPEXです。2024年4月に入社し、企業所属のアスリートとしてスノーボード競技に取り組んでいます。
INPEXの公式アスリート紹介では、平野選手の競技種目をスノーボード・ハーフパイプと紹介。2022/23~2024/25シーズンのワールドカップ総合ランキング1位や、2026年ミラノ・コルティナ五輪4位などの実績も掲載されています。
競技活動を支えるスポンサー・サポート企業として知られているのが、YONEXとムラサキスポーツです。
YONEX(ヨネックス)はスノーボード用品を展開するスポーツブランドで、平野選手は同社のスノーボードチームに所属するライダーとして紹介されています。公式選手ページでは、SMOOTHのボードやECLIPSION BOAのブーツなど、使用用具も確認できます。
ムラサキスポーツも平野選手と契約しているライダー企業の一つです。同社の公式プロフィールには、2022/23から2024/25シーズンまでのワールドカップ3連覇や2025年世界選手権2位などの実績が掲載されています。
なお、INPEXは所属先・勤務先、YONEXやムラサキスポーツは競技活動を支えるブランド・契約ライダーという位置付けです。それぞれの役割を混同しないことが、選手プロフィールを正確に理解するポイントです。
2026年の競技結果については、FIS公式選手データベースに、1月のワールドカップ、2月の五輪、3月の札幌ワールドカップなどが記録されています。3月の札幌大会では4位、全日本選手権では2位でした。
五輪後も競技を続け、国内外の大会に出場していることから、4位という結果だけでキャリアを評価するのは早計です。世界選手権銀メダルとW杯3連覇の実績を持つ選手として、今後の国際大会でも上位争いが期待されます。
【平野流佳】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:平野流佳は現在何歳ですか?
A1:2002年3月12日生まれです。2026年10月31日時点で24歳です。2026年2月のミラノ・コルティナ五輪開催時は23歳でした。
Q2:平野流佳は2026年ミラノ・コルティナ五輪で何位でしたか?
A2:男子ハーフパイプで4位でした。ベストスコアは91.00点で、決勝の3本すべてを成功させています。銅メダルの92.00点とは1.00点差でした。
Q3:平野流佳の2025年世界選手権の結果は?
A3:男子ハーフパイプで92.25点を獲得し、銀メダルを獲得しました。優勝はスコッティ・ジェームズ選手で、戸塚優斗選手が3位でした。
Q4:平野流佳の家族構成は?弟はいますか?
A4:本人は両親の影響で6歳からスノーボードに親しんだことを明かしています。ただし、父母の詳しいプロフィールや弟を含む兄弟構成は、公式プロフィールでは確認できません。
Q5:平野流佳の現在の所属先とスポンサーは?
A5:所属先はINPEXです。YONEXやムラサキスポーツも競技活動を支えるブランドとして知られ、ムラサキスポーツの公式プロフィールでは契約ライダーとして紹介されています。
平野流佳選手は、2002年3月12日生まれ、大阪府大阪市出身のスノーボード男子ハーフパイプ選手です。太成学院大学人間学部健康スポーツ学科を卒業し、2024年4月からINPEX所属のアスリートとして活動しています。
主な実績は、FISワールドカップ3季連続種目別総合優勝、2025年世界選手権銀メダル、2026年ミラノ・コルティナ五輪4位です。特にトリプルコーク1440やスイッチスタンスを生かした演技構成は、世界のトップ選手と戦ううえで大きな武器となっています。
2026年の五輪では91.00点を記録し、あと1点でメダルという悔しい結果に終わりました。しかし、3本すべてを成功させた実績や、その後も国内外の大会に出場していることを踏まえると、今後の成長にも期待が持てます。
平野流佳選手を評価する際は、五輪の順位だけでなく、シーズンを通した成績、技の難易度、左右のスタンスを使い分ける技術、演技の完成度まで見ることが大切です。
ワールドカップ3連覇を達成した実力者が、次の国際大会でどのような演技を見せるのか。2026年の悔しさを糧に、再び世界の頂点を目指す平野流佳選手の挑戦から目が離せません。
主な情報確認資料
- 日本オリンピック委員会(JOC):選手プロフィール・五輪成績
- INPEX:アスリート公式プロフィール・戦績
- FIS:公式選手データベース・競技結果
- 太成学院大学:2026年五輪出場に関する卒業生紹介
- ヨネックス:ワールドカップ3季連続優勝の発表
- ムラサキスポーツ:契約ライダープロフィール・スポンサー情報
- テレビ朝日:2026年1月31日放送のハーフパイプ技術解説
- 日刊スポーツ:2026年五輪決勝の演技・得点報道