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【東京六大学野球とは】参加大学一覧と100年を超える歴史

紫藤 健太 紫藤 健太 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

東京六大学野球とは、東京都内にある6大学の硬式野球部が参加する大学野球リーグです。運営するのは、一般財団法人東京六大学野球連盟。大学野球の中でも特に長い歴史と伝統を持つリーグの一つです。

2025年には連盟結成100周年を迎え、2026年は101年目のシーズンに当たります。

東京六大学野球の参加大学一覧

参加するのは、次の6大学です。

1. 早稲田大学野球部(早大)
2. 慶應義塾大学野球部(慶大)
3. 明治大学野球部(明大)
4. 法政大学野球部(法大)
5. 立教大学野球部(立大)
6. 東京大学野球部(東大)

この6校は、創設以来の伝統を受け継ぎながら、春季・秋季のリーグ戦で優勝を競っています。

東京六大学野球の歴史を時系列で整理

現在のリーグが成立するまでには、早慶戦を中心とした大学間の交流がありました。

- 1903年(明治36年): 早稲田大学と慶應義塾大学による第1回早慶戦が開催。
- 1914年(大正3年): 早稲田・慶應・明治の3大学でリーグ戦を組織。
- 1917年(大正6年): 法政大学が加入。
- 1921年(大正10年): 立教大学が加入。
- 1925年(大正14年)9月20日: 東京帝国大学が加わり、6大学によるリーグが成立。
- 1926年(大正15年): 明治神宮野球場が完成し、神宮での六大学野球が始まる。
- 1943年(昭和18年): 第二次世界大戦の影響でリーグが解散。
- 1946年(昭和21年): リーグ戦が再開。
- 2025年(令和7年): 東京六大学野球連盟が結成100周年を迎える。
- 2026年(令和8年): 神宮球場が開場100周年を迎える。

東京六大学野球連盟の公式沿革によると、最初の六大学リーグ戦は1925年9月20日の明治大学対立教大学の試合です。この試合は明治大学が7対1で勝利しました。

注目したいのは、早慶戦が六大学リーグの成立よりも前から存在していた点です。

つまり、東京六大学野球は単に6校が集まって始まった大会ではありません。大学間の対抗戦が積み重なり、現在のリーグへ発展した歴史があります。

【リーグ戦の仕組み】勝ち点制が優勝争いを左右する

東京6大学野球

東京六大学野球の大きな特徴は、トーナメント方式ではなく、勝ち点制によって順位を決定することです。

初めて観戦する人が理解しておきたいのは、1試合の勝敗だけでなく、同じ大学との対戦シリーズ全体で勝ち点を獲得する仕組みです。

6大学総当たりの対戦方式

リーグ戦では、各大学が残り5大学と対戦します。

同じ大学同士の対戦は、どちらかが2勝するまで実施する方式です。

例えば、早稲田大学と慶應義塾大学が対戦する場合、次のようになります。

- 1回戦:早稲田大学が勝利
- 2回戦:慶應義塾大学が勝利
- 3回戦:早稲田大学が勝利

この場合、早稲田大学が2勝を挙げたため、勝ち点1を獲得します。

一方、最初の2試合で同じ大学が連勝すれば、3回戦を行わずにシリーズが終了します。

順位は勝ち点、勝率の順で決まる

東京六大学野球連盟の公式規定では、順位は以下の順序で決定されます。

1. 勝ち点の多い大学が上位。
2. 勝ち点が同じ場合は勝率の高い大学が上位。
3. 1位の大学が勝ち点・勝率ともに並んだ場合は優勝決定戦を実施。

勝率の計算では引き分けを試合数に含めません。

このため、単純に勝利数だけを比較しても正確な順位は分かりません。

例えば、勝ち点が同じ大学同士でも、勝率によって順位が入れ替わる可能性があります。

春季リーグと秋季リーグの違い

東京六大学野球には、毎年2回の主要なリーグ戦があります。

項目 春季リーグ 秋季リーグ
開催時期 4月〜6月 9月〜11月
参加校 6大学 6大学
対戦方式 勝ち点制 勝ち点制
主な目的 春季シーズンの優勝争い 秋季シーズンの優勝争い
会場 明治神宮野球場 明治神宮野球場

春季と秋季はそれぞれ独立したリーグ戦です。

春季リーグで優勝した大学が、秋季リーグでも自動的に優勝するわけではありません。各シーズンで勝ち点を獲得し直す必要があります。

また、リーグ戦とは別に新人選手を中心とするフレッシュトーナメントも開催されています。こちらの優勝校と春季・秋季リーグの優勝校は区別して見る必要があります。

【6大学の優勝実績】歴代優勝校と強豪大学を比較

東京六大学野球を理解するうえで欠かせないのが、各大学の歴代優勝回数です。

2026年春季リーグ終了時点の公式記録室のデータでは、早稲田大学が最多優勝回数を誇り、法政大学、明治大学が続いています。

歴代優勝回数ランキング

2026年春季リーグ終了時点。秋季リーグの優勝回数は含まない。

大学 歴代優勝回数 直近の優勝
早稲田大学 49回 2025年春
法政大学 46回 2020年春
明治大学 44回 2025年秋
慶應義塾大学 41回 2026年春
立教大学 13回 2017年春
東京大学 0回 優勝なし

出典:東京六大学野球公式記録室「BIG6 Scorebook」。昭和15年春には優勝預かりが1回ある。

ここからは、各大学の野球部と実績を見ていきます。

早稲田大学野球部


早稲田大学

歴代最多49回優勝
直近優勝:2025年春季
東京六大学野球を代表する伝統校。慶應義塾大学との早慶戦は、大学野球を象徴する対戦として知られています。

早稲田大学は、歴代49回のリーグ優勝を誇ります。

特に早慶戦は、単なる勝敗を超えた歴史的なライバル関係を背景に持っています。1903年に始まった対抗戦が、現在まで続く大学野球文化の象徴になっています。

2026年秋季リーグでも、最終週に慶應義塾大学との対戦が予定されています。

慶應義塾大学野球部


慶應義塾大学

2026年春季リーグ優勝
歴代41回優勝
2026年春季リーグを制した大学。早稲田大学との伝統的なライバル関係でも注目されています。

慶應義塾大学は、2026年春季リーグで10勝3敗、勝ち点5を獲得し、5季ぶり41回目の優勝を達成しました。

同大学は春季リーグの代表として全日本大学野球選手権大会にも出場。2026年の大会では決勝まで進み、関西大学に1対2で敗れて準優勝となりました。

リーグ優勝と全国大会優勝は別のタイトルです。この違いも押さえておきたいところです。

明治大学野球部


明治大学

2025年秋季リーグ優勝
歴代44回優勝
2025年秋季リーグで優勝した実績を持つ強豪校。2026年秋季も優勝争いの中心にいます。

明治大学は歴代44回の優勝を記録しています。

2025年秋季リーグでは10戦全勝で優勝。2026年春季リーグでも2位に入り、安定した成績を残しました。

2026年秋季リーグでは、10月31日の立教大学戦に4対3で勝利。優勝争いにおいて重要な結果を残しています。

法政大学野球部


法政大学

歴代46回優勝
直近優勝:2020年春季
歴代優勝回数はリーグ2位。長年にわたって優勝争いに加わってきた伝統校です。

法政大学は歴代46回の優勝を記録しています。

2026年春季リーグは4位でしたが、秋季リーグでは勝ち点3を獲得し、上位争いを続けています。

2026年秋季の東京大学戦では、10月27日に15対0で勝利しました。

立教大学野球部


立教大学

歴代13回優勝
直近優勝:2017年春季
2026年春季リーグでは3位。春季フレッシュトーナメントでは優勝を果たしています。

立教大学の歴代優勝回数は13回です。

2026年春季リーグでは5勝6敗で3位となりました。また、同年の春季フレッシュトーナメントでは20季ぶり17回目の優勝を達成しています。

リーグ戦とは異なる大会でも実績を残しており、若手選手の成長にも注目が集まります。

東京大学野球部


東京大学

六大学の正式加盟校
リーグ優勝0回
1925年から続く加盟校の一つ。優勝経験はありませんが、現在も他の5大学と同じリーグで戦っています。

東京大学野球部は、六大学リーグの正式な加盟校です。

これまでリーグ優勝はありませんが、ほかの大学と同じ条件でリーグ戦に参加しています。

東京大学が参加していることは、東京六大学野球の特徴の一つです。単に優勝回数だけでなく、大学間の競争や選手たちの挑戦という視点からも観戦する価値があります。

【2026年最新】春季・秋季リーグの順位表と試合結果

2026年の東京六大学野球では、春季リーグを慶應義塾大学が制しました。

秋季リーグは9月12日に開幕し、10月31日現在、優勝校は決まっていません。

2026年春季リーグの最終順位

春季リーグは4月11日から6月1日まで開催されました。

慶應義塾大学が10勝3敗、勝ち点5で優勝。明治大学が勝ち点4で2位となりました。

2026年秋季リーグの最新順位

以下は、公式記録室の10月29日終了時点の順位表に、10月31日の立教大学対明治大学戦の結果を反映した成績です。



2026年秋季リーグ暫定順位
10月31日終了時

順位は勝ち点、勝率の順。10月31日の立大・明大戦は明大4対3立大。

順位 大学 勝ち点 勝敗
1 明治大学 3 9勝3敗
2 慶應義塾大学 3 7勝3敗
3 法政大学 3 7勝5敗1分
4 早稲田大学 2 5勝5敗
5 立教大学 2 4勝6敗1分
6 東京大学 0 0勝10敗

※10月29日時点の公式記録室の順位表と、10月31日の試合結果をもとに更新。秋季リーグは開催途中のため暫定順位。

明治大学と慶應義塾大学が勝ち点3で並んでいますが、明治大学が勝率で上回っています。

ただし、まだ消化していない対戦カードがあるため、最終順位は確定していません。

2026年秋季リーグの直近試合結果

10月31日には、立教大学と明治大学が対戦しました。


2026年10月31日・第8週

立教大学


3 - 4


明治大学勝利

明治大学


会場:明治神宮野球場

明治大学が1点差で勝利し、優勝争いに向けて重要な1勝を挙げました。

2026年秋季リーグの今後の試合日程

10月31日時点で予定されている主な残り試合は次のとおりです。

日程 対戦カード 開始予定
11月1日(日) 明治大学-立教大学 13:00
11月7日(土) 早稲田大学-慶應義塾大学 13:00
11月8日(日) 慶應義塾大学-早稲田大学 13:00

11月7日・8日の早慶戦は、2026年秋季リーグの最終週に当たります。

天候などによって日程が変更されることもあるため、観戦当日は東京六大学野球連盟の公式日程や明治神宮野球場のイベント情報を確認するのが確実です。

【東京六大学野球の観戦ガイド】神宮球場・チケット・応援の楽しみ方

東京六大学野球の主な舞台は、東京都新宿区にある明治神宮野球場です。

神宮球場は1926年に完成し、東京六大学野球とともに歩んできた歴史ある球場です。

連盟の公式沿革によると、1952年に神宮球場が明治神宮へ返還された後、春季・秋季リーグの全試合が同球場で開催されるようになりました。

2026年は球場開場100周年という節目でもあります。

2026年秋季リーグのチケット料金

東京六大学野球連盟が公表している2026年秋季リーグ第1週から第8週までの料金は次のとおりです。

席種 料金
内野席 2,000円
学生内野席 1,000円
外野席 1,000円
応援席・一般 1,000円
応援席・学生 500円
ファミリーシート5名BOX 12,500円
ファミリーシート4名BOX 10,000円
ペアシート2名 5,000円

※2026年秋季リーグ第1〜8週の公式料金。第9週の早慶戦は別の席種・料金体系です。

学生向けの料金設定があるため、大学生や高校生にとっても観戦しやすい大会です。

初めて観戦するならどの席がおすすめ?

座席選びでは、試合をじっくり見たいのか、大学の応援文化を体験したいのかによって選択が変わります。

- 内野席: 試合展開や選手の動きをじっくり観察したい人向け。
- 外野席: 比較的手頃な料金で観戦したい人向け。
- 応援席: 各大学の応援団や応援活動を体験したい人向け。
- ファミリーシート: 家族やグループで観戦したい人向け。

特に応援席では、応援団・応援部の誘導に従って応援活動に参加することが連盟から案内されています。

静かに試合を見たい人と、応援を楽しみたい人では、適した座席が異なります。

また、チケットは1人につき1日限り有効で、入場後の再入場はできない規定です。試合が雨天中止になる場合の振替対応も、事前に確認しておきましょう。

【試合日程・順位表の調べ方】公式情報を確認する3つの方法

東京六大学野球の情報を探す際は、速報性と正確性を重視して情報源を使い分けることが大切です。

1. 東京六大学野球連盟の公式サイト

連盟公式サイトでは、次の情報を確認できます。

- 春季・秋季リーグの日程
- 各大学の対戦カード
- 試合結果
- 勝敗表と順位
- 選手名鑑
- リーグ規定
- チケット情報

特に順位表を調べる場合は、勝ち点と勝率の両方を見ることが重要です。

2. BIG6 Scorebook(公式記録室)

BIG6 Scorebookは、東京六大学野球の公式記録を確認できるサービスです。

試合結果だけでなく、個人の打撃成績や投手成績なども掲載されています。

例えば、2026年秋季リーグでは、10月31日終了時点の個人打撃成績や投手成績も公開されています。

選手個人の打率、本塁打、防御率などを調べたい場合に便利です。

3. 明治神宮野球場の公式イベント情報

球場の公式イベント情報では、開催日や開始時刻、試合結果などを確認できます。

特に雨天中止や試合日程の変更が発生した場合は、連盟と球場の両方の発表を確認することで、観戦予定を立てやすくなります。

情報を確認する際のポイントは、更新日時です。

検索結果に表示される順位表が数日前の情報であることもあります。最新順位を知りたい場合は、掲載日や試合終了時刻まで確認しましょう。

【東京六大学野球】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:東京六大学野球に参加している大学はどこですか?

早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学の6大学です。各大学の硬式野球部が東京六大学野球連盟に加盟しています。

Q2:東京六大学野球の優勝はどのように決まりますか?

6大学による総当たりのリーグ戦で、対戦相手から2勝を挙げると勝ち点1を獲得します。勝ち点の多い大学が上位となり、勝ち点が同じ場合は勝率で順位を決めます。

Q3:東京六大学野球の2026年春季リーグの優勝校はどこですか?

慶應義塾大学です。2026年春季リーグで10勝3敗、勝ち点5を記録し、5季ぶり41回目の優勝を達成しました。秋季リーグは10月31日時点で優勝校が決まっていません。

Q4:東京六大学野球はどこで開催されますか?

主な開催会場は東京都新宿区の明治神宮野球場です。春季・秋季リーグともに神宮球場を舞台に開催されています。

Q5:東京大学は東京六大学野球で優勝したことがありますか?

2026年春季リーグ終了時点で、東京大学のリーグ優勝回数は0回です。ただし、東京大学は正式な加盟校であり、他の5大学と同じ条件でリーグ戦に参加しています。

東京六大学野球は、早稲田・慶應・明治・法政・立教・東京の6大学が参加する、1925年創設の歴史ある大学野球リーグです。

試合を楽しむために、特に押さえておきたいポイントは3つあります。

1. 6大学による総当たり戦であること。 同じ相手に2勝すると勝ち点1を獲得する。
2. 順位は勝ち点と勝率で決まること。 単純な勝利数だけでは優勝校を判断できない。
3. 春季と秋季は別々のリーグ戦であること。 それぞれのシーズンで優勝校が決まる。

2026年春季リーグでは慶應義塾大学が41回目の優勝を達成しました。一方、秋季リーグは10月31日時点で明治大学が暫定首位に立ち、11月1日の明治・立教戦、そして11月7日・8日の早慶戦を残しています。

【プロの結論】

東京六大学野球を深く楽しむなら、勝敗表を見るときに勝ち点を最初に確認することが大切です。勝率だけを見ていると、優勝争いの構図を見誤る可能性があります。

また、早慶戦の歴史、各大学の優勝実績、神宮球場の応援文化を知ってから観戦すると、1試合の背景にある大学同士の伝統まで感じられます。

2026年は連盟結成101年目、神宮球場開場100周年という節目の年です。残る秋季リーグの試合結果と、次のシーズンに向けた各大学の動向にも注目したいところです。

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デジタルマーケター 紫藤 健太
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プロ野球とサッカーを中心に、試合結果と選手コメントを公式記録で裏取りして書いています。数字は必ず一次記録から拾います。

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