2026年11月の大相撲九州場所(令和8年九州場所)が、11月8日(日)に福岡国際センターで初日を迎える。十両では千代翔馬、阿武剋、風賢央、翔猿、輝、正代らが顔をそろえ、幕内復帰や十両優勝をめぐる争いにも注目が集まる。
ただし、2026年10月31日現在、九州場所はまだ始まっていない。10月26日に発表された新番付によって東西の力士と地位は確定している一方、11月場所の実際の勝敗や優勝争いの最新成績は、初日以降の取組結果によって決まる。場所前の番付と場所中の星取表を区別して確認することが大切だ。
【2026年11月九州場所】十両星取表の最新状況と開催日程

令和8年九州場所の開催期間は2026年11月8日(日)から11月22日(日)までの15日間。会場は福岡国際センターだ。
日本相撲協会が公開している11月場所の星取表には、初日から千秋楽までの15日分の欄が用意されている。10月31日時点では、まだ本場所の取組が始まっていないため、11月場所の勝敗を示す確定記録は存在しない。
ここで押さえておきたいのが、番付表・取組表・星取表の違いである。
- 番付表:場所前に発表される力士の地位と東西の配置。
- 取組表:各日に対戦する力士の組み合わせ。
- 星取表:実際に行われた取組の勝敗を記録する一覧。
つまり、現段階で確認できる千代翔馬や阿武剋の十両筆頭という情報は、場所前の番付であって、九州場所の勝敗ではない。
日本相撲協会の公式スケジュールによると、初日の十両土俵入りは午後2時5分の予定。二日目以降は通常午後2時15分が目安となり、千秋楽は午後1時45分となっている。取組の進行状況によって前後するため、観戦時には当日の案内も確認したい。
場所中は、取組が成立するたびに各力士の勝敗が星取表へ反映されていく。十両取組結果速報を確認する場合も、対戦予定と実際の結果を混同しないことが基本となる。
【東西十両番付一覧】2026年11月場所の全28力士と前場所成績
日本相撲協会は2026年10月26日、九州場所の新番付を発表した。十両は東西それぞれ14枚、合計28人で構成される。
以下が2026年11月場所の十両番付と、直前の令和8年9月場所の成績を整理した一覧だ。新十両の旭富士と竜鳳については、前場所の幕下成績を記載している。
| 地位 | 東方 | 前場所成績 | 西方 | 前場所成績 |
|---|---|---|---|---|
| 十両筆頭 | 千代翔馬 | 5勝10敗 | 阿武剋 | 8勝7敗 |
| 十両2枚目 | 風賢央 | 8勝7敗 | 翔猿 | 4勝11敗 |
| 十両3枚目 | 輝 | 11勝4敗 | 正代 | 3勝12敗 |
| 十両4枚目 | 一意 | 6勝9敗 | 嘉陽 | 11勝4敗 |
| 十両5枚目 | 竜電 | 9勝6敗 | 若隆景 | 0勝0敗15休 |
| 十両6枚目 | 湘南乃海 | 3勝12敗 | 生田目 | 9勝6敗 |
| 十両7枚目 | 丹治 | 9勝6敗 | 日翔志 | 9勝6敗 |
| 十両8枚目 | 翠富士 | 7勝8敗 | 東白龍 | 8勝7敗 |
| 十両9枚目 | 御嶽海 | 5勝10敗 | 白熊 | 6勝9敗 |
| 十両10枚目 | 炎鵬 | 7勝8敗 | 若ノ勝 | 0勝0敗15休 |
| 十両11枚目 | 友風 | 5勝10敗 | 佐田の海 | 3勝12敗 |
| 十両12枚目 | 旭富士 | 幕下6勝1敗 | 玉正鳳 | 6勝9敗 |
| 十両13枚目 | 明生 | 7勝8敗 | 時不動 | 5勝10敗 |
| 十両14枚目 | 羽出山 | 4勝11敗 | 竜鳳 | 幕下4勝3敗 |
この番付で目を引くのは、幕内から十両へ移った力士と、前場所で好成績を残した力士が上位に並んでいることだ。
千代翔馬は前場所の西前頭14枚目から東十両筆頭へ。阿武剋は西十両3枚目から西十両筆頭へ上がった。風賢央は東十両4枚目から東十両2枚目に進み、翔猿は幕内から西十両2枚目に配置されている。
また、輝は前場所の11勝4敗という好成績を背景に、東十両3枚目まで番付を上げた。正代は西前頭11枚目から西十両3枚目となり、再び十両の土俵で戦うことになる。
なお、前場所成績と今回の番付は別々の情報である。前場所で負け越した力士が新場所で勝ち越すこともあれば、好成績だった力士が新場所で苦戦することもある。
【注目力士6人】千代翔馬・阿武剋・風賢央・翔猿・輝・正代の見どころ
2026年11月場所の十両は、上位に実績ある力士が集まった。なかでも注目したいのが、東西の筆頭から3枚目までに配置された6人だ。
千代翔馬:東十両筆頭から幕内復帰を狙う千代翔馬は九重部屋所属。今場所は東十両筆頭に位置する。
前場所は西前頭14枚目で5勝10敗。幕内から十両への降下を経験しただけに、九州場所は再浮上に向けた重要な15日間となる。
十両筆頭は幕内に近い位置であり、好成績を残せば翌場所の幕内復帰を争う立場に立てる。千代翔馬の星取表では、序盤から白星を積み重ねられるかに注目したい。
阿武剋:西十両筆頭で上位争いに挑む阿武剋は阿武松部屋所属。前場所は西十両3枚目で8勝7敗と勝ち越し、今場所は西十両筆頭に番付を上げた。
すでに前場所で勝ち越しを決めているだけに、今場所はさらに上の成績を残せるかが焦点になる。
千代翔馬と同じ十両筆頭に並んでいる点も見逃せない。両者の成績は幕内復帰をめぐる比較材料として注目される。
風賢央:東十両2枚目から上位定着を目指す風賢央は押尾川部屋所属。前場所は東十両4枚目で8勝7敗を記録し、今場所は東十両2枚目へと上がった。
前場所の勝ち越しを新番付につなげた形であり、今場所も安定して白星を重ねられるかがポイントだ。
十両上位では、相手も幕内経験者や実力者が多い。単純な勝ち星だけでなく、上位同士の対戦でどのような結果を残すかにも注目したい。
翔猿:幕内経験を生かして十両上位から再出発翔猿は追手風部屋所属。前場所は東前頭14枚目で4勝11敗となり、今場所は西十両2枚目となった。
幕内で培った経験を持つ力士だけに、十両の土俵でどこまで本来の力を発揮できるかが焦点になる。
番付上は上位に位置しているため、勝ち越しだけでなく二桁勝利を目指せるかも見どころだ。
輝:前場所11勝4敗の勢いを維持できるか輝は高田川部屋所属。前場所は東十両11枚目で11勝4敗を挙げ、今場所は東十両3枚目まで大きく番付を上げた。
前場所の成績は十両上位でも存在感を示す数字だ。九州場所では、前場所の好調を継続できるかが大きな注目点になる。
2026年9月場所では十両優勝決定戦にも進出しており、優勝争いの経験を持つ力士としても注目される。
正代:西十両3枚目から巻き返しを図る正代は時津風部屋所属。前場所は西前頭11枚目で3勝12敗となり、今場所は西十両3枚目に配置された。
幕内での実績を持つ力士だけに、十両での巻き返しに期待するファンも多いはずだ。
前場所の成績だけで今場所の結果を判断することはできない。序盤の勝敗、対戦相手、連勝や連敗の有無を追いながら、正代の調子を見極めたい。
【星取表の記号の見方】○・●・□・■・やの意味を解説
大相撲の星取表を読む際に、最初に覚えておきたいのが勝敗を示す記号だ。日本相撲協会の公式星取表では、次のように表記されている。
- ○:勝ち。白星を獲得したことを示す。
- ●:負け。黒星を記録したことを示す。
- □:不戦勝。相手の休場などによって対戦せずに勝ちとなったことを示す。
- ■:不戦敗。自分が休場するなどして不戦敗になったことを示す。
- や:休み・取組なしを示す。
- ×:引分を示す。
- △:痛分を示す。
特に間違えやすいのが、□と■の違いだ。
□は自分が勝ち星を得たケースであり、■は自分が不戦敗になったケースである。どちらも通常の立ち合いから勝負が決まったわけではないが、星取表では明確に区別される。
休場と不戦敗は同じ意味ではない休場は、力士が本場所の取組を休むことを意味する。不戦敗は、対戦が組まれた際に出場できず、勝負上の敗北として扱われるケースだ。
星取表の「や」は、公式の説明では休み・取組なしを示す。したがって、この記号だけを見て通常の取組に負けたと判断してはいけない。
また、途中休場の場合は、休場した日以降の記録にも注意が必要だ。休場力士の情報と星取表を照らし合わせれば、通常の黒星と不戦敗、休場による記録を区別しやすくなる。
星取表に☆や★が表示される場合一部の相撲情報サイトでは、勝敗記号とは別に☆を勝ち越し、★を負け越しの目印として使用する場合がある。
ただし、これは各サイトの表示方法による違いがある。日本相撲協会の公式星取表に掲載される○や●などの基本記号と混同しないようにしたい。
【十両の勝ち越し・負け越し】8勝が境目になる理由と優勝争い
十両は幕内と同じ関取の地位にあり、通常は15日間の本場所で毎日1番、合計15番の相撲を取る。
そのため、勝ち越しと負け越しの基準は明確だ。
- 勝ち越し:8勝以上。
- 負け越し:8敗以上。
- 8勝7敗:勝ち越し。
- 7勝8敗:負け越し。
- 10勝5敗:二桁勝利を達成。
15番のうち8番勝てば、勝ち数が負け数を上回る。反対に8敗を喫すれば、負け越しが決まる。
勝ち越しは番付上昇への重要な条件十両で勝ち越すことは、翌場所の番付を上げるための重要な材料になる。
ただし、8勝7敗なら必ず何枚上がる、10勝5敗なら必ず幕内に昇進するという単純な仕組みではない。
番付編成では本人の成績だけでなく、ほかの力士の成績や幕内・十両の定員、昇降の状況も関係する。特に十両筆頭や2枚目といった上位の力士にとっては、幕内から陥落する人数も重要な要素だ。
2026年11月場所の十両優勝争いはどう見る?10月31日現在、九州場所の優勝争いはまだ始まっていない。現段階で優勝候補の順位や優勝確率を確定的に示すことはできない。
ただし、前場所の実績から注目する力士を絞ることはできる。
前場所11勝4敗だった輝、9勝6敗だった竜電や生田目、9勝6敗の日翔志や丹治などは、九州場所でどのような星を積み上げるかが見どころとなる。
一方、阿武剋や風賢央のように前場所で勝ち越し、今場所の番付を上げた力士にも注目したい。
優勝争いを判断する際には、単純な勝ち星の比較だけでなく、次の3点を確認すると状況が分かりやすい。
- 勝ち星:優勝争いに参加する力士が何勝を挙げているか。
- 直接対決:上位力士同士の対戦で誰が勝ったか。
- 残りの取組:優勝争いの力士にどのような対戦が残っているか。
千秋楽まで同じ勝ち星の力士が並んだ場合には、優勝決定戦が行われることもある。2026年9月場所でも十両の優勝争いは決定戦にもつれ込み、輝もその一角に加わった。
【十両取組結果速報】初日から千秋楽まで星の動きを追う方法
九州場所が始まったら、星取表は初日から千秋楽まで毎日の勝敗を追うための基本資料になる。
15日間の見方を整理すると、次のようになる。
- 初日~5日目:各力士の序盤の調子と連勝・連敗を確認する。
- 6日目~中日:勝ち越しに向けた星の積み上がりを確認する。
- 9日目~12日目:勝ち越し・負け越しが決まる力士が増え、優勝争いも見え始める。
- 13日目・14日目:優勝争いの直接対決や上位陣の成績に注目する。
- 千秋楽:最終成績と優勝力士、勝ち越し・負け越しを確認する。
特に注目したいのは、中盤以降の星の動きだ。
例えば、序盤に5勝2敗と好調だった力士が、その後も白星を伸ばすのか。あるいは序盤に負けが先行した力士が後半に巻き返すのか。星取表を日ごとに確認すると、単なる最終成績では分からない調子の変化が見えてくる。
最新成績を確認する際の情報源十両の最新成績を確認するなら、まず日本相撲協会の公式サイトを基準にしたい。公式サイトでは番付、星取表、取組結果、休場力士情報などが掲載されている。
スポーツナビや大相撲関連の速報媒体も、十両の番付や勝敗を確認する際に利用できる。
ただし、速報情報を比較するときは、更新日時と対象場所を必ず確認したい。9月場所の星取表が表示されているページを、11月場所の最新成績と誤認するケースを避けるためだ。
また、場所前に発表された番付と、場所中に更新される星取表は別の資料である。千代翔馬や阿武剋の最新成績を調べる場合も、必ず「2026年11月場所」と表示されているか確認することが大切だ。
【プロの結論】2026年九州場所の十両は番付と星取表を分けて読む
2026年11月の九州場所で十両を見る際、最も大切なのは、場所前の評価と実際の勝敗を分けて考えることだ。
千代翔馬と阿武剋が十両筆頭に並び、風賢央と翔猿が2枚目、輝と正代が3枚目に配置された。番付だけでも注目力士の構図は見えてくるが、それだけで優勝や幕内復帰を予測することはできない。
星取表で本当に注目すべきなのは、15日間の勝敗の積み重ねだ。
読者が情報を見極める際には、次の判断基準を意識するとよい。
- 場所前の情報を探すなら、最新の番付表を見る。
- 当日の対戦相手を知りたいなら、取組表を見る。
- 勝敗を確認したいなら、対象場所の星取表を見る。
- 休場や不戦勝が発生したら、公式の休場情報と照合する。
- 優勝争いを見るなら、勝ち星だけでなく残りの取組も確認する。
十両は幕内への昇進を目指す力士と、関取の地位を守ろうとする力士が同じ土俵で競う階級だ。だからこそ、優勝争いだけでなく、勝ち越しをめぐる一番一番にも見応えがある。
【大相撲十両星取表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月九州場所の十両星取表はいつから確認できますか?
A1:九州場所の初日は2026年11月8日です。それ以前は東西の番付や前場所成績を確認できますが、11月場所の実際の勝敗は初日の取組開始後に記録されます。
Q2:2026年11月場所の十両力士は何人ですか?
A2:東西14枚ずつ、合計28人です。東十両筆頭は千代翔馬、西十両筆頭は阿武剋です。
Q3:十両の勝ち越しは何勝からですか?
A3:15日間で8勝以上を挙げると勝ち越しです。反対に8敗以上で負け越しが決まります。
Q4:星取表の□と■は何が違いますか?
A4:□は不戦勝、■は不戦敗です。相手の休場などによって勝ち星を得る場合が□、自分が不戦敗となる場合が■です。
Q5:2026年11月場所の十両優勝候補は誰ですか?
A5:10月31日時点では本場所が始まっていないため、優勝候補の最新順位はありません。前場所11勝4敗の輝や、十両筆頭の千代翔馬・阿武剋などが注目されますが、優勝争いは初日以降の成績によって判断する必要があります。
Q6:千代翔馬や正代の星取表はどこを見ればよいですか?
A6:日本相撲協会の公式星取表で対象場所を2026年11月場所に設定し、力士名を確認してください。場所前は番付と前場所成績、場所中は実際の勝敗を確認できます。
2026年11月場所の十両番付は10月26日に発表され、千代翔馬、阿武剋、風賢央、翔猿、輝、正代ら28人の顔ぶれが決まった。
開催期間は11月8日から22日まで。10月31日時点ではまだ本場所の勝敗はついておらず、場所前の番付と前場所の成績が確認できる段階だ。
星取表を見る際は、○と●の勝敗だけでなく、□の不戦勝、■の不戦敗、やの休み・取組なしという記号も理解しておきたい。
十両は8勝で勝ち越し、8敗で負け越しが決まる。幕内復帰を目指す上位力士の戦いと、関取の座を守るための攻防が交錯する九州場所。初日から千秋楽まで、力士別の星の動きを追うことで、十両ならではの競争の激しさが見えてくる。
2026年11月場所の十両星取表は、初日以降の最新成績を確認しながら、勝ち越し・優勝争い・幕内昇進の行方を追うことが最大の見どころとなる。
主な事実確認資料: 日本相撲協会公式サイトの2026年11月場所番付・星取表・開催日程、日刊スポーツの10月26日付新番付報道、スポーツナビの十両番付・前場所成績、日本相撲協会の勝ち越しに関する解説。