2026年の読売ジャイアンツで背番号9を着用しているのは、外野手の松本剛(まつもと・ごう)です。NPB(日本野球機構)が公表する2026年度の支配下選手登録と選手一覧の両方で、背番号9と松本剛の名前が確認できます。
巨人の背番号9は、1930年代から続く長い歴史を持つ番号です。藤尾茂、吉田孝司、村田真一、清水隆行、亀井善行といった選手が受け継ぎ、2022年には松原聖弥も着用しました。一方、2023年から2025年までは着用者がいない期間が続いています。松本剛への継承によって、背番号9の歴史に新たな章が加わりました。
【2026年最新】巨人の背番号9は松本剛!NPB公式名簿で確認

2026年の巨人で背番号9を背負う選手は、松本剛です。NPBの「2026年度 支配下選手登録(読売ジャイアンツ)」には、外野手・背番号9・松本剛と掲載されています。
さらに、NPBの「読売ジャイアンツ 2026年度 選手一覧」でも、背番号9の登録選手は松本剛です。支配下選手登録は70名となっており、その中に松本の名前が記載されています。球団の背番号を調べる際に、公式名簿を根拠にできる明確な情報です。
松本は1993年8月11日生まれ。右投右打の外野手で、帝京高校から2011年ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。
日本ハム時代の2022年には、打率3割4分7厘を記録し、パ・リーグ首位打者を獲得しています。長年プレーした日本ハムを離れ、巨人で新たな挑戦を始めることになりました。
2025年11月27日の巨人入団会見では、背番号9を着用することが発表されました。これにより、2022年の松原聖弥以来、空いていた巨人の背番号9に新しい選手が入ることになったのです。
なお、NPBの支配下選手登録と一軍の出場選手登録は別の制度です。支配下登録は球団に所属する選手の登録状況を示し、一軍登録は試合に出場できる選手の登録状況を示します。背番号の現役保持者を確認する場合は、年度別選手一覧と支配下選手登録の両方を見ると判断しやすくなります。
【歴代選手一覧】巨人の背番号9は誰が着用してきた?
巨人の背番号9は、球団創設期から複数の選手に受け継がれてきました。歴代の背番号変遷資料を確認すると、戦前の選手から藤尾茂、吉田孝司らの捕手、村田真一、清水隆行、亀井善行といった後年の主力選手まで、幅広い顔ぶれが並びます。
以下は、歴代背番号資料と球団選手名簿などを照合した着用年の整理です。
| 着用期間・年度 | 選手名 | 主な位置・備考 |
|---|---|---|
| 1935年 | 青柴憲一 | 初期の着用者 |
| 1936~1942年 | 山本栄一郎 | 初期の歴代選手 |
| 1943年 | 大屋克己 | 戦前の着用者 |
| 1944年 | 記録資料なし | 着用状況を特定できない年度 |
| 1945年 | 公式戦なし | 戦争による中断 |
| 1946年 | 渡部弘・小池繁雄 | 戦後の着用者 |
| 1947年 | 橋沢俊夫 | 戦後の着用者 |
| 1948~1950年 | 藤原利美 | 戦後の着用者 |
| 1951年 | 南温平・長島進 | 着用記録あり |
| 1952年 | 長島進・久保木清 | 着用記録あり |
| 1953年 | 山崎弘美・藤尾茂 | 藤尾は同年から着用 |
| 1953~1965年 | 藤尾茂 | 捕手 |
| 1966~1968年 | 田中久寿男 | 内外野でプレー |
| 1969~1984年 | 吉田孝司 | 捕手 |
| 1985年 | 確認できる着用者なし | 歴代資料上の空白 |
| 1986~1989年 | 有田修三 | 捕手 |
| 1990年 | マイク・ブラウン | 外国人選手 |
| 1991~2001年 | 村田真一 | 捕手 |
| 2002~2008年 | 清水隆行 | 外野手 |
| 2009~2012年 | 亀井義行 | 外野手 |
| 2013~2021年 | 亀井善行 | 外野手・同一人物の登録名変更後 |
| 2022年 | 松原聖弥 | 外野手 |
| 2023~2025年 | 空白期間 | 着用者なし |
| 2026年~ | 松本剛 | 外野手・現役選手 |
この一覧で注意したいのは、1944年と1945年の扱いです。歴代資料では1944年の名簿を確認できず、1945年は試合が行われていません。そのため、両年を通常の意味での背番号9の空白期間と同じ扱いにはできません。
また、1953年には山崎弘美の着用記録もあります。歴代選手一覧では同じ年度に複数の名前が記録される場合があるため、年度単位の一覧と個々の選手の着用期間は区別して見る必要があります。
特に注目したいのは、1969~1984年の吉田孝司、1991~2001年の村田真一、2002~2008年の清水隆行、2009~2021年の亀井善行という長期の継承です。背番号9は一時的に使われる番号ではなく、複数の時代の主力選手が着用してきた番号でもあります。
【歴代の主要選手】藤尾茂・吉田孝司・村田真一・清水隆行・亀井善行
歴代の着用者の中でも、巨人ファンにとって印象深いのが藤尾茂、吉田孝司、村田真一、清水隆行、亀井善行の5人です。それぞれ異なる時代にプレーし、背番号9のイメージを形作ってきました。
藤尾茂(1953~1965年)
藤尾茂は、巨人の背番号9を長期間着用した初期の代表的な選手です。ポジションは捕手。NPBの個人年度別成績にも1953年からの巨人での出場記録が残っています。
背番号9の歴史を振り返ると、藤尾の時代は、後に続く捕手たちへ番号が受け継がれていく流れの出発点の一つです。13シーズンにわたる着用期間は、歴代でも特に長い部類に入ります。
吉田孝司(1969~1984年)
吉田孝司は1965年に巨人へ入団した捕手です。背番号9を着用したのは1969年から1984年まで。V9時代を含む巨人の歴史を知るうえで欠かせない選手です。
週刊ベースボールONLINEの選手プロフィールによると、吉田は1984年限りで現役を引退。その後も巨人でバッテリーコーチなどを務めました。選手としてだけでなく、指導者としても捕手陣を支えた人物です。
村田真一(1991~2001年)
村田真一も捕手として背番号9を着用しました。1980年代は背番号56を着け、1991年に9へ変更。2001年まで11年間にわたって同じ番号でプレーしています。
2000年には通算1000試合出場を達成。捕手として長くチームを支えた選手であり、引退後も巨人のコーチを務めるなど、球団との関係を続けました。
藤尾、吉田、村田と捕手が背番号9を受け継いできたことは、この番号の歴史を語るうえで大きな特徴です。
清水隆行(2002~2008年)
2002年から背番号9を着用したのが外野手の清水隆行です。ここで背番号9のイメージは、捕手から外野手へと移っていきます。
清水は2002年に139試合へ出場し、打率.314、191安打、14本塁打を記録しました。2004年にも打率.308、178安打を残しています。安打を積み重ねる打撃で存在感を示した選手です。
背番号9を着用した7年間は、巨人の攻撃陣を支えた時期と重なります。捕手が長く受け継いだ番号を、外野手として新しい印象に変えた存在でした。
亀井義行・亀井善行(2009~2021年)
清水の後を引き継いだのが亀井善行です。2009年から2021年まで、巨人の背番号9を着用しました。
ただし、歴代一覧では「亀井義行」と「亀井善行」という2つの名前が登場します。これは別人ではありません。同一人物であり、2013年に登録名を亀井義行から亀井善行へ変更しています。
日刊スポーツの2013年1月の報道でも、本人の希望による登録名変更が伝えられています。したがって、2009~2012年の亀井義行と2013~2021年の亀井善行は、連続した一つの着用期間として理解するのが正確です。
亀井は2009年に134試合へ出場し、打率.290、25本塁打、71打点を記録しました。その後も長く巨人でプレーし、背番号9を象徴する選手の一人となりました。
【松原聖弥の背番号9】2022年だけの着用と2023~2025年の空白
歴代の継承を理解するうえで、見落とせないのが松原聖弥です。松原は2022年に背番号9を着用しましたが、翌2023年からは59へ変更しています。
松原は2016年の育成ドラフト5位で巨人に入団。育成選手として経験を積み、2018年に支配下登録されました。2021年には一軍135試合に出場し、118安打、12本塁打、15盗塁を記録しています。
この活躍を受け、2022年から背番号9を着用することになりました。しかし、2022年は一軍出場が50試合に減少。日刊スポーツの2022年11月26日の報道では、契約更改時に背番号を9から59へ変更することが伝えられています。
巨人が2022年12月15日に公表した翌シーズンの背番号変更でも、松原聖弥は「59(9)」と記載されました。つまり、松原が背番号9を着用したのは2022年の1シーズンです。
その後、2024年6月24日に巨人と西武の間で松原と若林楽人のトレードが合意。翌25日には西武が松原との契約締結を発表し、背番号35を付けることになりました。
こうした経緯から、松原が59を着用していた2023年以降、巨人の背番号9は空いた状態になりました。2024年の松原の移籍後も、巨人で背番号9を受け継ぐ選手は現れず、2025年まで空白期間が続いています。
この空白は、松原の移籍と背番号変更を区別して考えることがポイントです。松原が巨人を離れたから初めて9番が空いたのではなく、9番は2023年の時点ですでに空いていたのです。
【背番号9の変遷を分析】捕手から外野手へ、永久欠番ではない理由
巨人の背番号9の歴史を整理すると、大きく3つの特徴が見えてきます。
1.捕手の番号から外野手の番号へ
1950年代の藤尾茂、1969年からの吉田孝司、1991年からの村田真一と、背番号9は長い期間、捕手に受け継がれてきました。
ところが、2002年に清水隆行が着用を始め、2009年には亀井義行が引き継ぎます。以降は松原聖弥、松本剛と外野手が着用しており、ポジションの面でも時代の変化が表れています。
背番号は必ずしも特定の守備位置に固定されるものではありません。巨人の9番も、捕手の系譜から外野手の系譜へと変化してきました。
2.長期着用と短期着用が混在している
背番号9には、藤尾茂の約13年間、吉田孝司の16年間、亀井善行の13年間という長期着用の歴史があります。一方、松原聖弥のように1シーズンだけ着用した選手もいます。
そのため、背番号9を一人の選手だけに結びつけて覚えると、歴代の変遷を正確に理解できません。どの年度に誰が着用していたのかを確認することが大切です。
3.背番号9は巨人の永久欠番ではない
巨人には、球団の歴史を象徴する永久欠番が6つあります。
- 背番号1:王貞治
- 背番号3:長嶋茂雄
- 背番号4:黒沢俊夫
- 背番号14:沢村栄治
- 背番号16:川上哲治
- 背番号34:金田正一
この一覧に背番号9は含まれていません。したがって、9番は正式な永久欠番ではなく、球団が選手に割り当てることのできる番号です。
2023~2025年に着用者がいなかったことも、永久欠番に指定されたことを意味しません。実際、2026年には松本剛が新たな着用者となっています。
この点は、ネット上で歴代背番号を調べる際に混同しやすい部分です。番号が空いていることと、永久欠番として保護されていることは、まったく異なる意味を持ちます。
【巨人背番号9】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、巨人の背番号9は誰ですか?
A1:外野手の松本剛です。NPBの2026年度支配下選手登録と読売ジャイアンツの年度別選手一覧の両方で、背番号9として掲載されています。
Q2:巨人の背番号9を着用した歴代選手で有名なのは誰ですか?
A2:藤尾茂、吉田孝司、村田真一、清水隆行、亀井善行、松原聖弥などです。特に亀井は2009~2021年の長期間、背番号9を着用しました。
Q3:松原聖弥が巨人の背番号9を着用したのは何年間ですか?
A3:2022年の1年間です。2023年から背番号59に変更され、2024年6月には西武へ移籍しました。そのため、巨人の背番号9は2023~2025年に空白期間となっています。
2026年の巨人の背番号9は、松本剛です。NPBの公式選手名簿でも登録が確認でき、2025年11月の入団会見で決まった番号を2026年シーズンに着用しています。
歴史を振り返ると、藤尾茂、吉田孝司、村田真一という捕手の時代を経て、清水隆行、亀井善行という外野手が番号を受け継ぎました。2022年には松原聖弥が着用し、2023~2025年の空白を経て松本剛に引き継がれています。
巨人の背番号9を調べる際に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 現役の着用者:2026年は松本剛。
- 歴代の主要選手:藤尾茂、吉田孝司、村田真一、清水隆行、亀井善行、松原聖弥。
- 番号の空白期間:2023~2025年。
今後の注目は、松本剛が巨人の背番号9をどのような実績とともに受け継いでいくかです。歴代の名選手が着用してきた番号だけに、2026年以降の活躍と背番号9の新しい歴史に注目が集まります。
なお、背番号の変更や新たな継承が発表された場合は、巨人の公式発表とNPBの年度別選手名簿を確認することで、最新の着用状況を把握できます。
主な確認資料: NPB「2026年度 支配下選手登録」「読売ジャイアンツ 2026年度 選手一覧」、NPB個人年度別成績、読売巨人軍の背番号変更発表、日刊スポーツ、週刊ベースボールONLINE、歴代背番号変遷資料。