箱根駅伝に出場する大学はどこなのか。歴代で最も優勝回数が多い大学はどこなのか。そして、総合タイムや往路・復路、各区間の最速記録を持つ大学はどこなのか。こうした疑問を解く鍵となるのが、東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録だ。
2026年1月2日・3日に開催された第102回箱根駅伝では、青山学院大学が10時間37分34秒の大会新記録で総合優勝を達成。往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒も新記録となり、大学駅伝の歴史に新たな基準を刻んだ。関東学生陸上競技連盟と読売新聞社の公式記録、日本テレビの大会記録をもとに、2026年10月時点の出場校、大学別成績、歴代タイムランキングを整理する。
【2026年の箱根駅伝大学一覧】第102回大会の出場校20校を紹介

箱根駅伝は、関東学生陸上競技連盟に加盟する大学が出場を目指す大学対抗の駅伝大会だ。本大会に出場するのは原則20大学。前回大会の総合10位以内に入った大学がシード権を獲得し、残り10枠を予選会で争う仕組みとなっている。
第102回大会は2026年1月2日と3日に開催された。東京・大手町から神奈川県箱根町の芦ノ湖までを往復する全10区間、総距離217.1kmのコースで、往路107.5km、復路109.6kmを走った。関東学生連合もオープン参加し、合計21チームが襷をつないだ。
第102回箱根駅伝のシード校10大学前回の第101回大会でシード権を獲得した大学は次の10校だ。
青山学院大学、駒澤大学、國學院大學、早稲田大学、中央大学、城西大学、創価大学、東京国際大学、東洋大学、帝京大学。
青山学院大学は18年連続31回目、駒澤大学は60年連続60回目、早稲田大学は50年連続95回目の出場。中央大学も9年連続99回目となり、歴史ある大学の継続的な強さが目立った。
第102回箱根駅伝の予選会通過校10大学予選会を突破して本大会に進出したのは、中央学院大学、順天堂大学、山梨学院大学、日本大学、東海大学、東京農業大学、神奈川大学、大東文化大学、日本体育大学、立教大学の10校だ。
特に順天堂大学は15年連続67回目、日本体育大学は78年連続78回目の出場を果たした。長い歴史を持つ伝統校だけでなく、予選会から勝ち上がった大学にも注目が集まった。
なお、箱根駅伝の歴代大学一覧と、その年の本大会出場校一覧は別のデータだ。過去には明治大学、法政大学、専修大学、筑波大学など、多くの大学が本戦に出場している。大学の歴代出場実績を調べる場合は、年度ごとの出場校と累計出場回数を区別して確認したい。
出場校と出場回数については、日本テレビの第102回大会出場校一覧および東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの大学一覧に掲載されている。
【箱根駅伝歴代記録の上位10傑】総合・往路・復路の大学別タイムを比較
箱根駅伝大学ランキングをタイムで比較する際、まず確認したいのが総合記録、往路記録、復路記録の3項目だ。これらはチーム全体の走力や選手層、区間配置の完成度を評価するうえで欠かせない指標となる。
2026年の第102回大会では、青山学院大学が総合・往路・復路のすべてで歴代最速記録を更新した。特に総合10時間37分34秒は、前年の第101回大会で同大学が記録した10時間41分19秒を3分45秒上回る驚異的なタイムだった。
総合タイム・往路タイム・復路タイムの歴代10傑以下は現行コースを基準とした歴代上位10記録だ。総合・往路は第93回大会以降、復路は第91回大会以降を比較対象としている。順位は各項目で独立しており、同じ行の3項目が同一大会の成績という意味ではない。
| 順位 | 総合タイム10傑 | 往路タイム10傑 | 復路タイム10傑 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 10時間37分34秒 青山学院大学・2026年 |
5時間18分08秒 青山学院大学・2026年 |
5時間19分26秒 青山学院大学・2026年 |
| 2位 | 10時間40分07秒 國學院大學・2026年 |
5時間18分13秒 青山学院大学・2024年 |
5時間20分05秒 國學院大學・2026年 |
| 3位 | 10時間41分19秒 青山学院大学・2025年 |
5時間18分26秒 早稲田大学・2026年 |
5時間20分50秒 駒澤大学・2025年 |
| 4位 | 10時間41分25秒 青山学院大学・2024年 |
5時間19分44秒 中央大学・2026年 |
5時間21分18秒 青山学院大学・2025年 |
| 5位 | 10時間43分42秒 青山学院大学・2022年 |
5時間20分01秒 青山学院大学・2025年 |
5時間21分36秒 青山学院大学・2022年 |
| 6位 | 10時間43分55秒 順天堂大学・2026年 |
5時間20分02秒 國學院大學・2026年 |
5時間21分50秒 駒澤大学・2026年 |
| 7位 | 10時間44分07秒 駒澤大学・2025年 |
5時間20分20秒 城西大学・2026年 |
5時間22分06秒 順天堂大学・2026年 |
| 8位 | 10時間44分29秒 早稲田大学・2026年 |
5時間20分51秒 駒澤大学・2024年 |
5時間22分50秒 帝京大学・2026年 |
| 9位 | 10時間44分31秒 中央大学・2026年 |
5時間21分16秒 青山学院大学・2020年 |
5時間23分12秒 青山学院大学・2024年 |
| 10位 | 10時間44分50秒 駒澤大学・2026年 |
5時間21分30秒 城西大学・2024年 |
5時間23分47秒 東海大学・2020年 |
このランキングから読み取れるのは、青山学院大学の安定した記録力だ。総合タイムでは10傑のうち4記録を占め、往路では4記録、復路でも4記録がランクインしている。単発の好記録だけではなく、複数年度にわたって高水準を維持している点が際立つ。
一方、國學院大學は2026年の総合2位、往路4位、復路2位を記録した。総合10時間40分07秒は現行コースの歴代2位に相当する。順天堂大学も総合3位の10時間43分55秒を記録し、歴代6位に入った。
2026年大会の総合上位10校を見ても、青山学院大学、國學院大學、順天堂大学、早稲田大学、中央大学、駒澤大学、城西大学、創価大学、帝京大学、日本大学という顔ぶれが並ぶ。早稲田大学と中央大学の差はわずか2秒。大学別タイムを比較するときは、順位だけでなく実際の時間差にも注目したい。
これらの記録は、東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの歴代総合タイムランキングと大会別公式結果、日本テレビの大会記録、2026年までの歴代記録一覧を照合したものだ。
【箱根駅伝区間記録】10区間の歴代最速タイムと記録保持大学
箱根駅伝の醍醐味は、10人の選手がそれぞれ異なる特徴を持つ区間を走り、一本の襷をつなぐところにある。チーム総合力だけでなく、個々の選手が残した区間記録にも大学ごとの特色が表れる。
第102回大会までの区間記録を見ると、2026年に新記録が生まれた区間だけでなく、2020年、2022年、2023年、2025年の記録も現在の最速として残っている。
1区から10区までの歴代区間最高記録1区:青木瑠郁(國學院大學)
1時間00分28秒・第102回大会(2026年)。大手町から鶴見までの21.3kmで新記録を樹立した。序盤の集団の流れを左右する重要区間で、國學院大學が歴代最速記録を持つ。
2区:ヴィクター・キムタイ(城西大学)
1時間05分09秒・第102回大会(2026年)。鶴見から戸塚までの23.1kmを走る、通称「花の2区」。エースが集まる区間で、キムタイが歴代最速を更新した。
3区:イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)
59分25秒・第96回大会(2020年)。戸塚から平塚までの21.4kmで記録されたタイムだ。1時間を切る驚異的な記録が現在も残っている。
4区:イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)
1時間00分00秒・第99回大会(2023年)。平塚から小田原までの20.9km。3区に続いてヴィンセントが歴代最速を保持している。
5区:黒田朝日(青山学院大学)
1時間07分16秒・第102回大会(2026年)。小田原から芦ノ湖までの20.8kmを走る山上り区間で、大会の流れを大きく左右する。2026年に新たな区間記録が生まれた。
6区:野村昭夢(青山学院大学)
56分47秒・第101回大会(2025年)。芦ノ湖から小田原までの20.8kmを下る区間。下り坂でのスピードと安定した走りが求められる難所だ。
7区:佐藤圭汰(駒澤大学)
1時間00分43秒・第101回大会(2025年)。小田原から平塚までの21.3kmで記録された。駒澤大学の強力な選手層を象徴する記録の一つだ。
8区:塩出翔太(青山学院大学)
1時間03分45秒・第102回大会(2026年)。平塚から戸塚までの21.4kmで記録を更新した。青山学院大学は塩出が3年連続で区間賞を獲得し、8区での強さを示している。
9区:中村唯翔(青山学院大学)
1時間07分15秒・第98回大会(2022年)。戸塚から鶴見までの23.1kmを担当する復路の長距離区間で、歴代最速を保持している。
10区:佐藤圭汰(駒澤大学)
1時間07分31秒・第102回大会(2026年)。鶴見から大手町までの23.0km。最終区間で記録を更新し、駒澤大学の区間記録として残った。
以上の10記録は、日本テレビの第102回大会までの大会記録と、関東学生陸上競技連盟・読売新聞社の公式区間別歴代最速ランキングに掲載されている。
区間記録から分かる大学ごとの強み区間最速記録を大学別に整理すると、青山学院大学が5区・6区・8区・9区の4区間を占める。駒澤大学は7区・10区、東京国際大学は3区・4区でそれぞれ2区間の最速記録を持つ。國學院大學と城西大学も、2026年に1区・2区の新記録を生み出した。
この結果は、総合優勝校だけがすべての区間記録を独占しているわけではないことを示す。大学によって得意とする区間や選手の特徴が異なり、個人の区間最速とチームの総合優勝は別の評価軸になる。
【箱根駅伝大学別成績ランキング】歴代優勝回数トップ10を比較
タイムランキングとは別に、大学の歴史的な実績を測る指標が優勝回数だ。大会の長い歴史を通じて、何度総合優勝を達成したかを比較すると、近年の強豪校とは異なる伝統校の存在感が見えてくる。
箱根駅伝の歴代総合優勝回数ランキング第102回大会終了時点の優勝回数は次のとおりだ。
1位・中央大学:14回
1926年の第7回大会で初優勝。1960年代には連覇を含む強さを見せ、1996年の第72回大会でも優勝した。箱根駅伝の歴史を代表する大学だ。
2位・早稲田大学:13回
1922年の第3回大会で初優勝。2011年の第87回大会でも総合優勝を果たしている。出場回数も95回に達する伝統校だ。
3位・日本大学:12回
1935年の第16回大会で初優勝。1974年の第50回大会までに12回の総合優勝を積み重ねた。
4位・順天堂大学:11回
1966年の第42回大会で初優勝。2007年の第83回大会にも優勝し、長年にわたって上位争いに加わってきた。
5位・日本体育大学:10回
1969年の第45回大会で初優勝。2013年の第89回大会にも総合優勝を達成している。
6位・青山学院大学:9回
2015年の第91回大会で初優勝。2015年から2018年までの4連覇を含め、2026年の第102回大会までに9回の総合優勝を記録した。
7位・駒澤大学:8回
2000年の第76回大会で初優勝。2002年から2005年まで4連覇を達成した実績を持つ。
8位・明治大学:7回
1921年の第2回大会で初優勝。戦前から箱根駅伝を支えてきた伝統校の一つだ。
9位・東洋大学:4回、大東文化大学:4回
東洋大学は2009年から2014年にかけて4度の優勝。大東文化大学は1975年、1976年、1990年、1991年に優勝している。
10位・山梨学院大学:3回
1992年から1995年にかけて3度の総合優勝を記録。1990年代の箱根駅伝を語るうえで欠かせない大学だ。
このランキングは東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの優勝回数ランキングに基づく。なお、同じ4回の東洋大学と大東文化大学は同順位となる。
優勝回数と2026年の実力は同じではないここで注意したいのは、歴代優勝回数の順位と現在の競技力は一致しないという点だ。中央大学は優勝14回で歴代トップだが、2026年の第102回大会では総合5位。対して青山学院大学は優勝回数9回で歴代6位ながら、2026年には総合優勝と歴代最速記録を同時に達成した。
つまり、大学別成績を比較するときは、歴代の優勝実績、近年の総合順位、区間記録、シード権獲得回数を分けて見る必要がある。どのランキングを重視するかによって、評価される大学は変わってくる。
【箱根駅伝記録の正しい見方】コース変更と大学別タイムの注意点
箱根駅伝の歴代記録を調べるとき、単純に数字の小さい順に並べるだけでは正確な比較にならない。最大の理由は、長い大会の歴史の中でコースや区間距離が変更されていることだ。
区間距離が変わると歴代最速の比較条件も変わる公式の区間別歴代最速ランキングでは、各区間の距離変更を考慮し、集計対象となる大会を区間ごとに設定している。
例えば、1区と3区、8区は第55回大会以降、2区・7区・9区は第59回大会以降が対象となる。4区は第93回大会以降、5区と6区は第82回大会以降、10区は第75回大会以降の記録を集計している。
特に4区と5区は第93回大会からコース変更が行われている。山上りの5区は区間距離や高低差の影響が大きいため、変更前の記録と現在の記録を同じ条件で比べることはできない。
総合タイムも同様だ。今回の総合タイム10傑は第93回大会以降の現行コースを基準としている。古い大会の総合タイムをそのまま2026年の記録と比較するのは適切ではない。
往路と復路のタイムからチームの特徴を読み解く総合タイムは往路と復路の合計で決まる。往路は大手町から芦ノ湖までの5区間、復路は芦ノ湖から大手町までの5区間だ。
2026年の青山学院大学は、往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒を記録した。両方の区間で歴代最速を更新しているため、山上りだけ、あるいは復路だけの好調に頼った優勝ではないことが分かる。
一方、早稲田大学は往路5時間18分26秒で2位だったものの、復路は5時間26分03秒で8位。総合では4位となった。往路で優位に立っても、そのリードを復路で維持できるかが最終順位を左右する典型例だ。
また、帝京大学は往路5時間30分25秒で17位だったが、復路は5時間22分50秒で5位。往路と復路の順位に大きな違いが生じた。総合順位だけでは見えにくい各大学の特徴を把握するには、往路・復路の個別タイムが役立つ。
シード校と予選会通過校では出場までの道のりが異なる箱根駅伝におけるシード権は、前回大会の総合10位以内に入った大学に与えられる。11位以下の大学は原則として予選会から本大会を目指すことになる。
予選会では各大学の上位10人の合計タイムが選考の基準となる。個人のエースだけが速くても、チーム全体の層が薄ければ本大会出場は難しい。特に上位10人の安定した走力が求められる点に、予選会の厳しさがある。
なお、関東学生連合はオープン参加であり、通常の大学チームと同じ順位・総合記録の扱いにはならない。大学別の公式成績を比較する場合は、この違いも押さえておきたい。
【プロの結論】箱根駅伝で本当に強い大学を見極める3つの基準
箱根駅伝大学ランキングを調べる読者にとって、最も大切なのは「何をもって強い大学と判断するか」を明確にすることだ。歴代優勝回数だけを見れば中央大学がトップだが、2026年のタイム記録では青山学院大学が圧倒的な存在感を示している。
基準1:長期的な伝統と実績なら優勝回数を見る歴史的な強豪校を知りたい場合は、優勝回数が最も分かりやすい。中央大学、早稲田大学、日本大学、順天堂大学、日本体育大学は、長い期間にわたって大会を支えてきた大学だ。
ただし、優勝回数は過去の実績を示す指標であり、現在の選手層や翌年の優勝可能性を直接示すものではない。伝統校の評価には適しているが、直近の戦力比較には別のデータが必要だ。
基準2:現在のチーム力なら総合タイムと連続した順位を見る現在の競技力を比較するなら、総合タイムと直近数大会の順位を組み合わせるのが効果的だ。2026年の青山学院大学は、総合10時間37分34秒で大会新記録を達成しただけでなく、2024年、2025年に続く3連覇も実現している。
こうした複数年の成績は、一度だけの好記録よりもチームの継続的な強さを把握する材料になる。総合タイムに加え、往路と復路の両方で安定して上位に入っているかを確認したい。
基準3:選手個人の強さなら区間記録と区間賞を見る選手の能力や大学の育成力を比較する場合は、区間記録と区間賞が参考になる。青山学院大学は山上り・山下りを含む複数区間で最速記録を保持し、駒澤大学は佐藤圭汰が7区と10区で歴代最速を記録している。
一方、東京国際大学のイェゴン・ヴィンセントは3区と4区の両方で最速記録を保持する。こうした記録は、大学ごとの得意区間や過去の強力な選手の存在を知るうえで興味深い。
ランキングを見る人が注意したいポイント歴代記録を調べる目的によって、優先すべき情報は変わる。伝統校を知りたい人には優勝回数、現在の強豪校を知りたい人には直近の総合順位、選手の個人能力を知りたい人には区間記録が適している。
反対に、異なる距離の記録を単純比較したい人や、優勝回数だけで現在の実力を判断したい人には、単一のランキングだけを見る方法はおすすめできない。記録の対象期間、コース条件、オープン参加の扱いまで確認することで、数字の意味を正しく理解できる。
【箱根駅伝大学】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝に出場する大学は何校ですか?
A1:本大会に出場する大学は原則20校です。前回大会の総合10位以内のシード校10校と、予選会を通過した10校で構成されます。さらにオープン参加の関東学生連合が加わるため、第102回大会は21チームが出場しました。
Q2:箱根駅伝で歴代最多優勝の大学はどこですか?
A2:第102回大会終了時点で最多優勝は中央大学の14回です。2位は早稲田大学の13回、3位は日本大学の12回、4位は順天堂大学の11回です。青山学院大学は9回で歴代6位となっています。
Q3:2026年の箱根駅伝で総合優勝した大学はどこですか?
A3:青山学院大学です。第102回大会で10時間37分34秒を記録し、総合優勝を果たしました。往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒も歴代最速記録です。
Q4:箱根駅伝の総合タイム歴代最速記録は何時間ですか?
A4:第102回大会で青山学院大学が記録した10時間37分34秒です。現行コースを基準とした歴代総合タイムの1位に位置しています。
Q5:箱根駅伝の花の2区の歴代最速記録は?
A5:第102回大会で城西大学のヴィクター・キムタイが記録した1時間05分09秒です。2区は23.1kmの長距離区間で、各大学のエースが起用されることも多い注目区間です。
Q6:箱根駅伝の区間記録は大学ごとに比較できますか?
A6:比較できます。例えば青山学院大学は5区・6区・8区・9区、駒澤大学は7区・10区、東京国際大学は3区・4区で歴代最速記録を保持しています。ただし、各区間の距離変更前後では比較条件が異なるため、現行距離の記録を基準にする必要があります。
Q7:箱根駅伝の大学ランキングは何を基準に見るべきですか?
A7:歴代の強豪校を知りたい場合は優勝回数、現在の実力を比較したい場合は総合タイムや直近の順位、個人の能力を知りたい場合は区間記録を確認するのがおすすめです。複数の指標を組み合わせると、大学ごとの特徴がより明確になります。
第102回箱根駅伝までの歴代記録を振り返ると、2026年は青山学院大学が総合・往路・復路の歴代最速記録を更新した節目の大会となった。総合10時間37分34秒という記録は、現行コースにおける新たな基準だ。
一方、歴代優勝回数では中央大学が14回でトップを維持し、早稲田大学、日本大学、順天堂大学、日本体育大学が続く。総合タイム、優勝回数、区間記録という異なる指標を並べると、伝統校と近年の強豪校、それぞれの強みが見えてくる。
箱根駅伝大学一覧を確認する際は、その年の出場校と歴代出場校を区別すること。大学別成績を比較する際は、総合・往路・復路のタイムを確認すること。そして区間記録を見る際は、コース変更と距離の違いを考慮することが大切だ。
2027年の第103回大会に向けても、各大学の戦力や予選会の結果によって勢力図は変化していく。歴代記録という過去の実績と、新しい大会で生まれる記録の両方を追うことで、箱根駅伝の奥深さをより楽しめるはずだ。
参考資料:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト(過去の記録・大学一覧・優勝回数ランキング・区間別歴代最速ランキング・第102回大会公式結果)、日本テレビ「箱根駅伝」大会記録・出場校一覧、関東学生陸上競技連盟の大会情報、箱根駅伝の記録一覧(第102回大会まで)。