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【往路から総合順位はどう変わった?】復路で明暗を分けた上位校

紫藤 健太 紫藤 健太 • 更新: • 公開: • 読了約 8 分
目次

往路の順位がそのまま総合順位になるわけではない。第102回大会は、そのことをはっきり示す結果となった。

2026年1月3日の復路を終えた最終結果では、青山学院大学が総合優勝。往路4位だった國學院大學が総合2位、往路6位だった順天堂大学が総合3位に浮上した。一方、往路2位の早稲田大学は総合4位、往路3位の中央大学は総合5位でフィニッシュしている。

東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録に掲載された最終成績は以下のとおりだ。

- 総合1位・青山学院大学:10時間37分34秒
- 総合2位・國學院大學:10時間40分07秒
- 総合3位・順天堂大学:10時間43分55秒
- 総合4位・早稲田大学:10時間44分29秒
- 総合5位・中央大学:10時間44分31秒
- 総合6位・駒澤大学:10時間44分50秒

青山学院大学は往路、復路、総合のすべてで大会新記録を樹立。3年連続9回目の総合優勝を果たした。総合タイム10時間37分34秒は、第101回大会の従来の大会記録10時間41分19秒を大きく更新する数字だ。

國學院大學は往路4位から総合2位へ

特に評価したいのが國學院大學の復路である。

往路では5時間20分02秒で4位だったが、復路は5時間20分05秒を記録。往路より順位を2つ上げ、総合2位に入った。総合タイム10時間40分07秒は大会新記録であり、大学としても箱根駅伝史上最高順位となった。復路の走りがチームの歴史を塗り替える結果につながった。

順天堂大学も往路6位から総合3位へ躍進。復路4位の5時間22分06秒でまとめ、上位3校に食い込んだ。往路で上位4校に入っていなかった大学が、復路で順位を押し上げた好例である。

早稲田大学と中央大学は復路で順位を落とす

一方、早稲田大学は往路2位の5時間18分26秒という好成績を残しながら、復路は5時間26分03秒で8位。最終的には総合4位となった。

中央大学も往路3位から総合5位へ後退。復路は5時間24分47秒で6位だった。往路で区間賞を獲得した本間颯の活躍は光ったものの、10区間を通した総合順位では青山学院大学や國學院大學に及ばなかった。

この結果から見えてくるのは、往路の順位だけではチームの総合力を判断できないということだ。5区までに築いたリードを守る力と、復路109.6kmで順位を上げる力は別の競争でもある。

【復路出発順位と優勝争い】第102回大会のスタート時刻を振り返る

箱根駅伝往路結果

箱根駅伝の復路は、往路の着差を反映した時刻差でスタートする。第102回大会では、青山学院大学が最初に芦ノ湖を出発し、早稲田大学は18秒後、中央大学は1分36秒後にスタートした。

関東学生陸上競技連盟が公表した復路出発時刻は次のとおりだった。

- 1位・青山学院大学:8時00分00秒
- 2位・早稲田大学:8時00分18秒
- 3位・中央大学:8時01分36秒
- 4位・國學院大學:8時01分54秒
- 5位・城西大学:8時02分12秒
- 6位・順天堂大学:8時03分41秒
- 7位・駒澤大学:8時04分52秒
- 8位・創価大学:8時05分54秒
- 9位・日本大学:8時06分52秒
- 10位・東海大学:8時08分02秒
- 11位・中央学院大学:8時08分14秒
- 12位・山梨学院大学:8時09分20秒
- 13位・東京農業大学:8時09分54秒

14位の神奈川大学から20位の立教大学までは、8時10分00秒の一斉スタートとなった。関東学生連合も同時刻の出発だった。

復路の優勝争いで注目すべきだった3つのポイント

第102回大会の復路を振り返ると、優勝争いを読み解くうえで重要だったのは次の3点だ。

1. 青山学院大学が18秒のリードをどう守るか

往路2位の早稲田大学とはわずか18秒差。序盤の区間で逆転される可能性もある状況だった。しかし青山学院大学は復路も5時間19分26秒の大会新記録で走り切り、総合優勝を決めた。

2. 國學院大學が上位との差を縮められるか

往路4位からの出発だった國學院大學は、復路で安定した走りを見せた。復路2位のタイムでまとめ、最終的に総合2位まで順位を上げている。

3. 順天堂大学や駒澤大学が上位に食い込めるか

往路6位の順天堂大学は総合3位に浮上。往路7位の駒澤大学も復路3位の5時間21分50秒を記録し、総合6位まで順位を上げた。往路で出遅れた大学にも、復路で順位を挽回する余地があったことが分かる。

なお、これらは2026年1月3日にすでに決着したレースの振り返りである。復路の実際の成績まで含めて評価すると、青山学院大学の強さは往路の5区だけでなく、復路でも記録を更新した総合力にあった。

【箱根駅伝往路結果】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:第102回箱根駅伝2026の往路優勝はどこの大学?

A1:青山学院大学。2026年1月2日の往路で5時間18分08秒を記録し、従来の往路記録を5秒更新した。早稲田大学が18秒差の2位、中央大学が3位だった。

Q2:2026年の箱根駅伝往路で区間賞を獲得した選手は?

A2:1区は國學院大學の青木瑠郁、2区は城西大学のヴィクター・キムタイ、3区は中央大学の本間颯、4区は早稲田大学の鈴木琉胤、5区は青山学院大学の黒田朝日。青木、キムタイ、黒田の3人は区間新記録を樹立した。

Q3:往路2位の早稲田大学は総合何位になった?

A3:総合4位だった。往路5時間18分26秒に対して復路は5時間26分03秒。最終的な総合タイムは10時間44分29秒となった。

Q4:2026年の箱根駅伝で総合優勝した大学は?

A4:青山学院大学。往路・復路ともに大会新記録を樹立し、総合10時間37分34秒で3年連続9回目の優勝を果たした。

Q5:関東学生連合は往路の順位に含まれる?

A5:含まれない。関東学生連合はオープン参加であり、20校の正式順位とは別に記録が掲載される。第102回大会の往路タイムは5時間32分02秒だった。

第102回箱根駅伝の往路は、青山学院大学が5時間18分08秒の往路新記録で制した。早稲田大学、中央大学、國學院大學が続き、上位4校が1分54秒以内にひしめくハイレベルな展開となった。

個人記録では、青木瑠郁、ヴィクター・キムタイ、黒田朝日が区間新記録を樹立。特に黒田朝日の5区での走りは、16位からスタートした青山学院大学を往路優勝へ導く決定的なパフォーマンスとなった。

一方、最終的な総合順位では國學院大學が2位、順天堂大学が3位に浮上。往路2位の早稲田大学は4位、3位の中央大学は5位となった。往路順位と総合順位を区別して確認することが、第102回大会を正しく理解するポイントだ。

【プロの結論】今回の大会で評価すべきなのは、単なる往路優勝や区間新記録の数だけではない。青山学院大学が序盤の遅れを取り戻して往路を制し、さらに復路でも大会記録を更新したこと、國學院大學が復路で順位を上げて大学最高の総合2位に入ったことに、駅伝という競技の奥深さが表れている。

記録を調べる際は、往路順位・復路順位・総合順位を混同せず、関東学生陸上競技連盟の公式記録と東京箱根間往復大学駅伝競走の大会別記録を照合するのが確実だ。2026年の第102回大会は、青山学院大学の圧倒的な総合力と、各大学の復路での巻き返しが記憶に残る大会となった。

主な参照資料:関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走」往路公式記録・往路区間賞一覧・復路出発時刻一覧、東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト「第102回大会記録」、日本テレビ箱根駅伝番組公式サイト「大会記録・歴代優勝校」。

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紫藤 健太
デジタルマーケター 紫藤 健太
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プロ野球とサッカーを中心に、試合結果と選手コメントを公式記録で裏取りして書いています。数字は必ず一次記録から拾います。

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